千年血戦篇の大戦によって多くの戦死者を出した護廷十三隊ですが、今回は霊王護神大戦終結後の「3年後・10年後・獄頤鳴鳴篇」を含めた最新の護廷十三隊隊長副隊長一覧を紹介したいと思います。
- 1 最新!10年後の護廷十三隊と隊長副隊長一覧
- 1.1 一番隊隊長「京楽春水(きょうらくしゅんすい)」
- 1.2 一番隊副隊長「伊勢七緒(いせななお)」
- 1.3 一番隊副隊長「沖牙源志郎(おききばげんしろう)」
- 1.4 二番隊隊長「砕蜂(そいふぉん)」
- 1.5 二番隊副隊長「大前田希千代(おおまえだまれちよ)」
- 1.6 三番隊隊長「鳳橋楼十郎(おおとりばしろうじゅうろう)」
- 1.7 三番隊副隊長「吉良イヅル(きらいづる)」
- 1.8 四番隊隊長「虎徹勇音(こてついさね)」
- 1.9 四番隊副隊長「虎徹清音(こてつきよね)」
- 1.10 五番隊隊長「平子真子(ひらこしんじ)」
- 1.11 五番隊隊長「雛森桃(ひなもりもも)」
- 1.12 六番隊隊長「朽木白哉(くちきびゃくや)」
- 1.13 六番隊副隊長「阿散井恋次(あばらいれんじ)」
- 1.14 七番隊隊長「射場鉄左衛門(いばてつざえもん)」
- 1.15 七番隊副隊長「輪堂与ウ(りんどうあたう)」
- 1.16 八番隊隊長「矢胴丸リサ(やどうまるりさ)」
- 1.17 八番隊副隊長「八々原熊如(ややはらゆゆ)」
- 1.18 九番隊隊長「六車拳西(むぐるまけんせい)」
- 1.19 九番隊副隊長「檜佐木修兵(ひさぎしゅうへい)」
- 1.20 十番隊隊長「日番谷冬獅郎(ひつがやとうしろう)」
- 1.21 十番隊副隊長「松本乱菊(まつもとらんぎく)」
- 1.22 十一番隊隊長「更木剣八(ざらきけんぱち)」
- 1.23 十一番隊副隊長「班目一角(まだらめいっかく)」
- 1.24 十二番隊隊長「涅マユリ(くろつちまゆり)」
- 1.25 十二番隊副隊長「阿近(あこん)」
- 1.26 十三番隊隊長「朽木ルキア(くちきるきあ)」
- 1.27 十三番隊副隊長「小椿仙太郎(こつばきせんたろう)」
- 2 最新10年後の護廷十三隊の隊長副隊長一覧についてのまとめ
最新!10年後の護廷十三隊と隊長副隊長一覧
霊王護神大戦から10年~12年の歳月を経て新たな隊士を加え護廷十三隊の構成メンバーがほぼ定着されてきましたが、大戦で多くの隊長格と席官が戦死した為に空位・人事異動・昇格等で構成メンバーに大幅な変化が見られました。
また、その間に起きた正史の時系列としては、
- 大戦直後から半年後→「BLEACH Can't Fear Your Own World」
- 3年後→「BLEACH WE DO knot ALWAYS LOVE YOU」
- 10年後→原作74巻の最終話
- 12年後→「獄頤鳴鳴篇」
となっていますので、未読の方は興味があればご購読をオススメ致します。
それでは最新の護廷十三隊の構成メンバーを見ていきましょう。
一番隊隊長「京楽春水(きょうらくしゅんすい)」
- 斬魄刀:花天狂骨(かてんきょうこつ)
- 卍解:花天狂骨枯松心中(かてんきょうこつからまつしんじゅう)
- 役職:一番隊隊長兼総隊長継続
- 備考:右目損傷
千年血戦篇で戦死した山本元柳斎重國に代わり一番隊に就任した後、現在も継続しています。
大戦から半年後には、京楽や浮竹の同期である四大貴族「綱彌代時灘」が引き起こそうとした世界崩壊を招きかねない動乱に先手を討つべく立ち回っており、死神・滅却師・破面・完現術者を集め対立の垣根を超えて同盟を組み、時灘の野望を撃ち砕く事に注力しました。
また、3年後には大戦時「神掛」を行う前に浮竹に託された十三番隊の隊首羽織を挙式後のルキアに譲渡しており、自分の実力や資格に未だ疑問を持つルキアに充分に資格があると思っているから渡したと語っています。
獄頤鳴鳴篇では、戦死した隊長の魂を尸魂界の大地に還す儀式「魂葬礼祭」の真実が戦死した隊長を地獄に堕とす儀式であると言った眉唾な話を持ち出しますが、魂葬礼祭当日にそれが本当であると知りました。
大戦で失った右目は技術開発局や井上織姫の能力で治療していないのか眼帯を着けたままであり、嘗ての山本元柳斎重國の様に戒めとして残している節があります。
一番隊副隊長「伊勢七緒(いせななお)」
- 斬魄刀:神剣「八鏡剣」
- 役職:一番隊副隊長・八番隊副隊長兼任→一番隊副隊長に就任
千年血戦篇で一番隊の隊長副隊長が戦死した事で京楽が総隊長なり一番隊副隊長に指名されますが、緊急性と人材不足の観点から八番隊の副隊長と兼任していました。
ですが、12年の間に八番隊の副隊長が決まった事で八番隊副隊長を辞退した後に一番隊副隊長に就任しています。
霊王護神大戦後は、綱彌代時灘が引き起こした動乱にも参戦しており、私情で京楽を護る為に戦う姿勢を見せた他、3年後には雛森と共に復隊した矢胴丸と何十年振りに語らう描写が描かれました。
一番隊副隊長「沖牙源志郎(おききばげんしろう)」
- 斬魄刀:不明
- 備考:一番隊三席→一番隊副隊長昇進
一番隊三席を長らく務める老人の死神で、千年血戦篇では雀部長が戦死した事で繰り上げで一番隊副隊長へ昇進します。
その後、元柳斎までも戦死しますが、京楽が一番隊隊長兼総隊長を引き継いだ事でそのまま一番隊副隊長を継続しており、現在も伊勢七緒と二人体制で一番隊副隊長を務めている他、小説「BLEACH Can't Fear Your Own World」や小説「BLEACH WE DO knot ALWAYS LOVE YOU」でも僅かながら登場していました。
二番隊隊長「砕蜂(そいふぉん)」
- 斬魄刀:雀蜂(すすめばち)
- 卍解:雀蜂雷公鞭(じゃくほうらいこうべん)
- 家柄:下級貴族「蜂家」の九代目当主
- 備考:砕蜂ガチ勢が限界突破
霊王護神大戦後は藍染の再収監に立ち会った後、半年後には綱彌代時灘を監視する為に警護の名目で接近し、その場で夜一や隠密機動衆と共に時灘を狙う暗殺者集団を迎撃しました。
また、亡くなった砕蜂の兄弟達が時灘の捨て駒として戦死していた事実が発覚すると共に、夜一に対しての敬愛が最早計測不能となり夜一を以てして呆れさせる領域まで発展しています。
3年後には恋次とルキアの結婚に興味は無いものの参列しており、10年後にはユーハバッハの力の残滓の反応を計測した十二番隊の情報を掴み、他の隊長達へと連絡する仕事ぶりを発揮する等、大戦後も変わりない様子です。
二番隊副隊長「大前田希千代(おおまえだまれちよ)」
- 本名:大前田日光太郎右衛門美菖蒲介希千代(おおまえだ にっこうたろうえもんよしあやめのすけまれちよ)
- 斬魄刀:五形頭(げげつぶり)
- 家柄:貴族、金持ち
- 続柄:大前田家長男
- 役職:隠密機動第二分隊「警邏隊」隊長、男性死神協会理事、大前田宝石貴金属工場社長
特に変化は無いものの、大前田宝石貴金属工場が人狼族と取引している事が判明しています。
また、獄頤鳴鳴篇では高そうな貴金属を身に付けている事から贅沢な生活は変わり無い様でした。
三番隊隊長「鳳橋楼十郎(おおとりばしろうじゅうろう)」
- 斬魄刀:金沙羅(きんしゃら)
- 卍解:金沙羅舞踏団(きんしゃらぶとうだん)
- 備考:三番隊隊長継続
10年前と変わりなく、霊王護神大戦後にはマユリによってゾンビ化を解除され、その後はリハビリして復帰しています。
3年後には恋次とルキアの結婚報告を受けて祝福している姿があり、10年後にルキアが十三番隊隊長に就任した際に参列、獄頤鳴鳴篇では地獄の燐気が発生した場面でも見切れていました。
三番隊副隊長「吉良イヅル(きらいづる)」
- 斬魄刀:侘助(わびすけ)
- 卍解:未習得
- 状態:死人
- 趣味:辺境警備
死鬼術式で「死人」として復活したまま健在で、術後の放熱問題で穴をそのままにしていたものの現在も相変わらず穴は開きっぱなしで生活しています。
霊術院の特別講師を務める一方で、同期である真央霊術院学院長「石和厳兒」と大戦を生き残った者同士込み入った話をする他、獄頤鳴鳴篇では辺境警備を趣味として虚を狩っている様子が描かれました。
尚、一時噂となった夜一との熱愛関係のせいで砕蜂に睨まれています。
四番隊隊長「虎徹勇音(こてついさね)」
- 斬魄刀:凍雲(いてぐも)
- 卍解:不明
- 備考:四番隊副隊長→四番隊隊長就任
卯ノ花烈の死亡により千年血戦篇後に四番隊隊長を引き継ぐ形で昇進しており、髪型もおかっぱ頭程度に伸びています。
隊長に就任した事から卍解を習得していると予想できますが、更木剣八の例もあるので必ずしも習得が条件ではないのでしょう。
四番隊副隊長「虎徹清音(こてつきよね)」
- 斬魄刀:不明
- 備考:十三番隊三席→四番隊副隊長就任
千年血戦篇から3年後には姉の勇音を支える為に四番隊に配属され副隊長に就任しますが、元来回道に長けていた事から元柳斎自ら浮竹の容態の為にと清音を十三番隊に配属させていた事が判明しました。
その為、回復専門の四番隊でも充分にやっていける素質があります。
五番隊隊長「平子真子(ひらこしんじ)」
- 斬魄刀:逆撫(さかなで)
- 卍解:逆様邪八宝塞(さかしまよこしまはっぽうふさがり)
- 備考:バンビエッタがトラウマ
霊王護神大戦から半年後、綱彌代時灘が引き起こした動乱の最中、已己巳己巴が生み出した無数の生物を相手に卍解を披露しました。
作中で披露できなかった「逆様邪八宝塞」の能力は敵味方の認識を逆さまにするもので、同士討ちを誘発する能力故に本編での使用が控えられていたと判明します。
尚、始解も卍解も介さないバンビエッタとはとことん相性が悪いと思い知らされたのか、小説で再会した際には苦手意識を持っていました。
五番隊隊長「雛森桃(ひなもりもも)」
- 斬魄刀:飛梅(とびうめ)
- 卍解:未習得
- 役職:瀞霊廷通信挿絵制作担当
特に変化がありませんが、千年血戦篇時よりも後ろ髪が伸びて纏めており、初登場時よりも性格が明るくなっている事から藍染の洗脳も殆ど解けている印象です。
元々仕事ぶりは優秀なのか平子の指示が無くとも自発的に行動している様子が小説版で描かれている他、七緒やリサ等の女性死神とも会話を楽しんでいる日常風景等から藍染と出会う以前の本来の姿が窺えるものの、不当に経費を使用しようとした平子に忠告する際には暗黒面に堕ちた様な微笑みを見せた事で平子やリサから一目置かれる事になりました。
六番隊隊長「朽木白哉(くちきびゃくや)」
- 斬魄刀:千本桜(せんぼんざくら)
- 卍解:千本桜景厳(せんぼんざくらかげよし)
- 家柄:四大貴族朽木家28代目当主
- 続柄:朽木銀嶺の孫、朽木蒼純の息子
霊王護神大戦後は特に目立った活躍は無く、綱彌代時灘の動乱の際には、時灘が大戦の英雄である黒崎一護を引き合いに出して志波家を五大貴族に復活させる会議を開いた事で夜一と共に出席し、時灘の嫌味に怯む事無く冷静に受け答えしていました。
3年後にはルキアと恋次の結婚報告を受けた後、人知れず結婚の祝福や挙式の準備を執り行っており、その盛大な祝い方と不器用なやり方から多くの隊長副隊長を困惑させると共に呆れさせています。
六番隊副隊長「阿散井恋次(あばらいれんじ)」
- 斬魄刀:蛇尾丸(ざびまる)
- 卍解:双王蛇尾丸(そうおうざびまる)
- 備考:朽木ルキアと結婚、一人娘苺花が誕生
霊王護神大戦から3年後、朽木ルキアと婚約を発表した事で復興の象徴して盛大な結婚式が執り行われ、晴れてルキアと夫婦になりました。
10年後には一人娘の苺花が死神見習いとなり、お盆の季節に現世の一護の実家へ挨拶の訪問に登場する他、小説では一護に織姫の対する気持ちをはっきりさせて後押したり、獄頤鳴鳴篇に於いても一護に浮竹の魂葬礼祭に参加しないかという誘いの連絡を取っています。
七番隊隊長「射場鉄左衛門(いばてつざえもん)」
- 斬魄刀:不明
- 卍解:不明
- 備考:七番隊副隊長→七番隊隊長昇進
千年血戦篇で人化の術を使用した副作用で完全な獣と化した狛村の後釜として七番隊隊長を引き継いでいますが、尚も斬魄刀の始解及び卍解は謎に包まれたままで、そもそも卍解を習得しているのかさえ不明です。
現在も狼となった狛村とは進行があり、四番隊から移籍した伊江村八十千和を副隊長として迎え入れていますが、伊江村の回道を無茶な修行の治療に活用していました。
伊江村八十千和
- 備考:四番隊第三席→七番隊隊長昇進→不明
元四番隊第三席「第一上級救護班班長」兼「男性死神協会副会長」を務めていましたが、千年血戦篇から3年後時点には七番隊に配属となり副隊長に昇進しています。
しかし、12年後の「獄頤鳴鳴篇」では七番隊副隊長に輪堂与ウが就任していた事から所属が不明となっており、現在は七番隊の席官を続けているのか、はたまた別の隊に異動しているのか分かっていません。
狛村が狼となった事を知る数少ないキャラクターなので詳細が気になります。
七番隊副隊長「輪堂与ウ(りんどうあたう)」
- 斬魄刀:不明
- 卍解:不明
- 備考:獄頤鳴鳴篇で登場
12年後を描く獄頤鳴鳴篇で登場した新キャラクターで声が出せない若い男性死神です。
動物に好かれる体質が影響しているのか、斬魄刀の能力も式神の様な札から鳥を召喚する等、謎が多い人物でした。
八番隊隊長「矢胴丸リサ(やどうまるりさ)」
- 斬魄刀:鉄漿蜻蛉(はぐろとんぼ)
- 卍解:不明
- 備考:八番隊副隊長→除名→破面の軍勢→八番隊隊長就任
仮面の軍勢として藍染惣右介と戦った後は死神側との遺恨も少しづつ晴れていったのか、千年血戦篇では護廷十三隊と協力して戦っていました。
霊王護身大戦後は京楽春水が戦死した元柳斎の一番隊と総隊長職務を引き継いだ為、霊王護身神大戦から3年後時点でリサは空位だった八番隊の隊長に復隊及び就任しています。
因みに死覇装は110年前同様ミニスカートタイプの袴を履き、上はへそ出しとなっていました。
八番隊副隊長「八々原熊如(ややはらゆゆ)」
- 斬魄刀:不明
- 備考:獄頤鳴鳴篇で登場
現世のギャルにかぶれたこてこての黒ギャル風死神ですが、一護曰く「現世にいねーよ、こんなギャル」と少々時代錯誤のさばさばした死神です。
小説「BLEACH WE DO knot ALWAYS LOVE YOU」にて、空位の八番隊副隊長を誰にするか決め兼ねていたリサは七緒や雛森に良い人材が居ないか話し合いますが何れも気に入らなかったので拒否していました。
しかし、獄頤鳴鳴篇で登場した新副隊長八々原の容姿からして、リサと近しい部類を選んだのでしょう。
九番隊隊長「六車拳西(むぐるまけんせい)」
- 斬魄刀:断地風(たちかぜ)
- 卍解:鐡拳断風(てっけんたちかぜ)
- 備考:九番隊隊長継続
霊王護神大戦後は、マユリによってゾンビ化の解除が行われており、僅か半年足らずで現場に復帰しています。
綱彌代時灘の動乱にも参加しており、時灘との戦いでは卍解を習得していないと思っていた檜佐木の心配をしている様子が描かれていましたが、実はとっくに習得していたと檜佐木から聞かされた時には呆れていました。
九番隊副隊長「檜佐木修兵(ひさぎしゅうへい)」
- 斬魄刀:風死(かぜしに)
- 卍解:風死絞縄習得
- 役職:瀞霊廷通信編集長
霊王護神大戦後、重傷から起き上がりすぐに収監される藍染の下へと駆けつけ東仙について非難しますが、藍染が東仙を殺害したのは慈悲だと聞かされます。
また、半年後には瀞霊廷通信編集長という立場から綱彌代時灘に大々的な報道をする様に利用された事がきっかけとなり、公平なジャーナリスト精神からインタビューを続ける内に知らず知らず尸魂界の根幹に関わる歴史を知る事になると共に、物語の鍵を握る小説での主人公を演じました。
実は卍解自体は千年血戦篇で既に習得済みだったのですが、それに本人は気付かずにずっと風死の形や死のトラウマに怯えていたせいで発揮できなかったと判明します。
十番隊隊長「日番谷冬獅郎(ひつがやとうしろう)」
- 斬魄刀:氷輪丸(ひょうりんまる)
- 卍解:大紅蓮氷輪丸(だいぐれんひょうりんまる)
特に変わりありませんが、霊王護神大戦から3年後のルキアと恋次の結婚発表の場では二人を祝福し、白哉の不器用な祝い方にも白哉の心情を汲み取ってルキアに代弁する形で真意を伝えていました。
また、流魂街では志波岩鷲と出逢い、嘗ての隊長である一心を思い出す様子が描かれています。
十番隊副隊長「松本乱菊(まつもとらんぎく)」
- 斬魄刀:灰猫(はいねこ)
- 卍解:不明
千年血戦篇にてゾンビ化解除されてからは実は瓦礫の撤去等の裏方として活動していたと小説版で明らかとなり、決して何もしていなかった訳ではありませんでした。
3年後ではルキアと恋次の婚約発表を受けて、復興の象徴として盛大に祝言を挙げようと提案した一人であり、実は単に酒が呑みたいだけだと看破されるもルキア達を丸めこんで結婚式へと発展させる他、大戦時の冬獅郎の大人化を他の副隊長達と共に揶揄っています。
10年後では檜佐木に対し「卍解するする詐欺」という名言を生み、獄頤鳴鳴篇では益々お姉さんらしさが増した容姿となっていました。
十一番隊隊長「更木剣八(ざらきけんぱち)」
- 斬魄刀:不明→野晒(のざらし)
- 卍解:未習得→名称不明
- 備考:やちると会話可能
千年血戦篇にて、始解から卍解まで駆け足で習得したものの卍解は未完成だった事から不完全燃焼で終わりましたが、剣八の成長は霊王護神大戦後も続いており、半年後には産絹彦禰と戦っています。
また、草鹿やちるが野晒の力の一部と判明した以降はやちるは基本的に斬魄刀に戻っていますが、剣八とは気楽に会話していました。
十一番隊副隊長「班目一角(まだらめいっかく)」
- 斬魄刀:鬼灯丸(ほおずきまる)
- 卍解:龍紋鬼灯丸(りゅうもんほおずきまる)
- 備考:十一番隊三席→十一番隊副隊長昇進
同隊の隊長更木剣八を慕うスキンヘッドの死神で、気に喰わない相手には喧嘩腰で迫る一方、実力を認めた相手とは正々堂々と殺し合いを楽しむ性分です。
当時三席と言う立場でありながら卍解を習得していたからその事をひた隠しにしていましたが、千年血戦篇にて草鹿やちるが消失した後に副隊長に昇進しました。
尚、エドラド戦で破壊された斬魄刀はそのままと言う設定ですが、現在修復できたのかは語られていません。
十二番隊隊長「涅マユリ(くろつちまゆり)」
- 斬魄刀:疋殺地蔵(あしそぎじぞう)
- 卍解:金色疋殺地蔵(こんじきあしそぎじぞう)
- 役職:技術開発局二代目局長
- 備考:ネムの喪失で研究に没頭
千年血戦篇でネムを失った後は回収した大脳から新たなに眠八號を作り出し、成長するまで側にネムが居ない不満から研究に没頭する姿勢が窺えます。
半年後の綱彌代時灘の動乱では、星十字騎士団の生き残りを研究し涅骸部隊として活用したり護廷隊等を叫谷へと送り届けるゲートを創造したりと相変わらず貢献度が高い他、尸魂界の宿業ともいえる時灘の最期を見届けました。
3年後にはネムが歩けるようになった事で七緒等の女性隊士達が良く会いに行くようになり、マユリも態度こそいつも通りながらネムの成長を喜ぶ様子が描かれています。
10年後には少しやんちゃに成長してしまったネムに溜め息をつく様子が描かれており、獄頤鳴鳴篇ではいつもの様に常人では理解できない恰好をしていました。
十二番隊副隊長「阿近(あこん)」
- 斬魄刀:不明
- 備考:技術開発局副局長→副局長、十二番隊副隊長昇進
涅マユリ同様に蛆虫の巣から連れ出された死神で、当時は子供ながらマユリの助手として研究の手助けをしていました。
浦原喜助が追放処分を受けた後は、マユリが局長の座を引き継いだ事で自然と阿近が副局長となり、千年血戦篇ではマユリの指示を待たずに独断で黒崎一護に救援を求める等、自分の意志で行動する節が目立ちます。
また、ネムにはマユリの気持ちを代弁する様に胸中を話しており、蛆虫の巣に収容されていたにしては割と常識人の様な印象が窺えました。
千年血戦篇でネムの肉体が死亡し現在は八號として生まれ変わるも年齢が幼い為、獄頤鳴鳴篇時点で十二番隊副隊長には阿近が就任しています。
十三番隊隊長「朽木ルキア(くちきるきあ)」
- 斬魄刀:袖白雪(そでのしらゆき)
- 卍解:白霞罸(はっかのとがめ)
- 備考:十三番隊副隊長→十三番隊隊長昇進、阿散井恋次と結婚、娘の苺花誕生
霊王護神大戦から3年後、阿散井恋次との婚約を発表した事がきっかけとなり、乱菊を筆頭に盛大に挙式をあげる運びになると白哉によって大規模な結婚式へと発展し、見事恋次と夫婦になりました・
また、京楽から手渡されたルキアへ用意された隊首羽織には、本来ならば志波海燕へ贈る為に仕立てた羽織が海燕の戦死によりずっと保管されたままとなっていた所、日に日に成長するルキアを見て次世代の隊長はルキアにと浮竹が誂え直したモノであり、亡き浮竹十四郎の思いが込められています。
そして、霊王護神大戦から10年後に朽木ルキアは十三番隊隊長に就任し、娘の苺花が誕生していた事が判明しました。
十三番隊副隊長「小椿仙太郎(こつばきせんたろう)」
- 斬魄刀:不明
- 続柄:
- 備考:十三番隊三席→十三番隊副隊長昇進
110年前に七番隊副隊長を務めた小椿刃右衛門の息子です。
志波海燕の死後、長らく空位となる穴を埋める様に仙太郎と清音の三席二人体制で浮竹の身の回りの世話をしていましたが、浮竹を慕うせいで清音とは常に競い合う仲となっています。
霊王護神大戦後は浮竹が死去した事で自ずと朽木ルキアが十三番隊隊長に就任し、清音も四番隊へと異動した為、空位となった十三番隊副隊長に仙太郎が就任しました。
清音とは飽くまでも浮竹を慕う気持ちでの張り合いであり、任務等に於いては仲間として信頼し、負傷すれんば心配する描写もあります。
※護廷十三隊の「初代と110年前」と「本編開始から千年血戦篇」の構成メンバーについてはこちら。
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最新10年後の護廷十三隊の隊長副隊長一覧についてのまとめ
最新の情報では本編開始時と比較すると隊長副隊長共に半数程度が入れ替わっている事が窺えました。
また、獄頤鳴鳴篇で加入した新キャラについては未だ実力は不明ながら、この世代の護廷十三隊は更木剣八や日番谷冬獅郎等の未だ発展途上ながら未知数の実力を眠らせている猛者が居る事や、恋次や檜佐木といった副隊長ながら強力な卍解を習得している者も居ます。
それでも元柳斎や藍染の様な真のバケモノ級の存在が居ない事が悔やまれますが、決して弱い世代という訳では無いでしょう。
まして、三界が平和になった今、現世には黒崎一護や浦原喜助、虚圏にはグリムジョー等の元十刃が存在する事から、この世代の護廷十三隊は割と人脈が上手い事繋がっている為、ユーハバッハの様な明確な敵が襲撃してきてもどうにかなりそうだと感じさせてくれますね。
寧ろ、浦原と実質仲直りした分、マユリと浦原の二人体制で大体の事は解決しそうです。