【BLEACH】涅マユリは超有能!被造死神ネムやザエルアポロの幻影

BLEACHの一、二を争う有能キャラ「涅マユリ」ですが、マユリがどうして全編を通して屈指の有能キャラと読者に評価されるのか、

  • 涅マユリが有能だったエピソードと発明品
  • 涅マユリが見たザエルアポロの幻影
  • 涅マユリが造り出した被造死神「涅ネム」

以上、本編でのマユリの活躍をまとめたエピソードやペルニダ戦で見せたザエルアポロの幻影、そして副官でもあるネムを通して紹介したいと思います。

目次

涅マユリが有能なエピソードと発明品の数々

涅マユリの初登場した際の自己紹介場面

引用元:BLEACH

マユリと言えばやはり戦闘で発明品を駆使して次から次へと相手の手札を潰しては煽るといった戦闘術で、対策の徹底ぶりは浦原に引けを取りませんが、二大有能キャラの浦原とマユリは作中や読者からもよく比較されている事から、マユリも浦原にだけは対抗心を剥き出しにしています。

それでは、有能キャラとして浸透したマユリが読者から何を以てして有能と持て囃されるのか、その理由を作中のエピソードから紐解いていきましょう。

石田雨竜に射貫かれた腕を補肉剤で再生

  • 原作15巻126話

対雨竜戦はマユリの初戦闘という事もあり、護廷十三隊隊長兼科学者キャラとして登場したマユリの技術力を誇示するように様々な発明品が披露されました。

蛇腹腕での捕縛術はうまくいきませんでしたが、補肉剤での肉体再生や疋殺地蔵の四肢麻痺効果などは生け捕りに最適な能力であり、その中でも最たる技術力「肉飛沫」の液体化能力は攻撃できない代わりに攻撃を受け付けないという観点から見て最良の逃走手段でしょう。

また、生け捕りを諦めさえすれば金色疋殺地蔵の毒効果でマユリ自身が逃走しようが相手はやがて毒で事切れる側面から、後手に関して対策を講じるのに余念の無さが感じられます。

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石田雨竜のアイキャッチ

 

発明品①「蛇腹腕(じゃばらかいな)」

腕の中にワイヤーを仕込み、アンカーに見立てた腕を標的に射出し捕縛します。

尚、この段階では巻き戻し機能が備わっていない為、自ら腕を切り離す事で解除しました。

 

 発明品②「補肉剤(ほじくざい)」

スポイド型容器に入った薬品で、欠損した部位に打ち込めば直ちに失った肉体の再生が始まるBLEACH屈指の便利アイテムです。

ザエルアポロ戦は石田雨竜に感染させた監視用の菌で事前準備

  • 原作34巻~35巻

マユリは上述で触れた雨竜戦を始めとするあらゆる対戦相手に監視用の菌を感染させています。

菌によって対象の位置や能力そして情報を収集する事が出来るので、菌の保有者と再戦する際や菌の保有者が戦っている相手の情報を断片的に読み取り対策を講じる等、マユリの観測は多方面に渡っていました。

また、雨竜に菌を感染させていた事で、作中ではザエルアポロと対峙するまでに対抗策を練る時間を作る等、敵の能力が未知数であっても事前に対策が出来る所がマユリの有能を示すのでしょう。

 

「バンビーズの監視に有効活用」

霊王護神大戦後では、対峙したジゼルに監視用の菌を感染させていた事からバンビーズのその後の動向も監視していたようで、小説「BLEACH Can't Fear Your Own World」の物語後に解放したバンビーズにも同様の菌を感染させいつでも収集できるようにある種の首輪を着けていました。

 

「瀞霊廷中に投影虫を配備?」

獄頣鳴鳴篇では、4枚の羽根が生えた人面を模した拳大の虫を瀞霊廷中にばら撒いており、虫から放たれた光からホログラムでの立体映像を中継する事ができます。

恐らくはこの虫から盗聴盗撮等をしていると思われ、またこの虫を破壊しても代わりはそこら中に撒いてあるとの事です。

 

更に上述に加え、金色疋殺地蔵がザエルアポロを捕食した際には、肉体が喰われると同時に融解し対象の神経に侵入するといったザエルアポロの特性上、ザエルアポロに支配された疋殺地蔵がマユリへ襲い掛かるのですが、マユリは事前に万一所有者に噛みついたら自滅するよう改造していた事で強制解除を謀ります。

また、ザエルアポロが「受胎告知」の能力でネムを母体として復活を遂げた際にも、事前にネムの体内に常に薬を幾つか仕込んでおく事でネムを喰うか体内に侵入すれば対象者に投薬できるよう細工していました。

その為、ザエルアポロが侵入し卵を植え付けた場所には「超人薬」が仕込まれており、ザエルアポロは感覚が極限まで研ぎ澄まされる時間感覚の延長を体験する薬を盛られ、全ての感覚がスローモーションに陥る中で刺殺されたのです。

 

発明品④「超人薬(ちょうじんやく)」
  • 1秒が百年程に感じる程の時間感覚の延長

超人が刹那の瞬間に体験する「時間が止まって見える」という感覚を誰でも簡単に手に入れられる薬で、幼児の目にも銃弾が止まって見えるような感覚を何倍にも何万倍にも何兆倍にもできる効果を有しており、一滴を二十五万倍に希釈するのが適量な所ザエルアポロには原液を使用しました。

その結果、ザエルアポロには1秒が百年程に感じるように見えたのです。

また、超絶的に研ぎ澄まされた感覚が捕える「動き」に肉体が置いてけぼりを喰らう為、辛うじて切っ先を手で止めようともその手を刃が貫く感覚や投げかけた言葉を対象者が知るのは百年後になります。

ザエルアポロの保管庫から破面の遺骸を回収し涅骸部隊設立

  • 原作35巻306話

ザエルアポロ戦、マユリはネムを復活させて崩壊した落盤の下敷きとなったザエルアポロの研究室の一室「保管室」を掘り出しています。

原作35巻ではシルエットと登場したザエルアポロの研究材料として宙吊りにされていた複数の被検体は、後にマユリの手によって改造手術を受け再起動を果たします。

その正体は雨竜や一護達が虚圏で戦った十刃落ちの破面達の遺骸であり、後の戦いで「涅骸部隊」として大活躍するのです。

 

「涅骸部隊」
  • 構成メンバー:破面4名(ルピ、ドルドーニ、チルッチ、クールホーン)

マユリの改造を受け大幅に強化された状態で復活を遂げた元十刃落ちや破面の遺骸であり、護廷十三隊に敗戦した後にザエルアポロの研究室に持ち帰られ被検体として格納されていました。

尚、命令違反や口答え等すると脳に直接苦痛を与える電撃をマユリがボタン一つで発動する等、逆らえないよう細工しているのですが、クールホーンだけは平然と電撃を浴び続けています。

黒腔を解析して一護と卯ノ花を空座町へ送る

  • 原作44巻381話

破面の遺骸を手に入れたマユリは上機嫌な面持ちで一護達の前にやってくると、ミス無く半永久に黒腔の機構を解析したと語り、白哉や一護の無礼な物言いも意に介さず聞き流す器量を見せます。

表向きは黒腔の解析に伴う被検体として一護と卯ノ花を空座町へ送り届けたマユリですが、浦原喜助と似た節があると揶揄われた事に激昂し戦いが終わった後に恐怖に陥れてやるといったセリフや大戦後に現世にいって死体になった連中を調べさせもらうといったセリフ等から、一護が勝利すると信じているように聞こえると白哉に指摘されるのです。

結果として、一護は最後の月牙天衝を会得し藍染を封印する一助となったのでマユリの貢献は大きなものになりました。

魂魄矯正の為に流魂街の住民二万八千を独断で消去

  • 原作55巻489話

原作55巻にて一番隊隊舎に現れて宣戦布告した滅却師の襲撃後、

  1. 賊軍侵入
  2. 虚の大量消失
  3. 流魂街の民衆失踪

の三つの事件が同時期に起きた事から全てが繋がっているかのように副隊長同士の会話で考察されていましたが、実際は前者二つが繋がったもので、失踪に関しては十二番隊の報告により単なる民衆同士の仲違いだと早々に操作は打ち切られました。

その真実はマユリが十二番隊隊士を動員し魂魄均衡矯正の為に流魂街の民衆二万八千を無許可で抹消したもので、許可を申請し降りるのを待っていれば緊切以上の事態に陥ると判断したからです。

この報告をマユリ自ら受けた元柳斎は技術開発局の報告と対処が迅速ならば今回の事態も未然に防げた可能性もあると責任を押し付けるような発言を零しましたが、マユリはそれを否定し、旅禍として石田雨竜が瀞霊廷に現れた時点で今回の事態を予見し進言していたと過去に提言していた事を告白すると、加えてその進言を杞憂の一言で聞き捨てたのが元柳斎本人であると苦言を呈します。

また、滅却師の侵攻の元凶を招いたのは1000年前に元柳斎自身がユーハバッハを殺しきれなかった為だと暴露するのです。

このエピソードは元柳斎の落ち度が際立った為かマユリの有能ぶりが高く評価される最大の要因になったように思えます。

吉良イヅルに死鬼術式を施し死人として蘇生

  • BLEACH 13 BLADEs.

原作56巻、滅却師の一度目の侵攻を受けた際に殉職した吉良でしたが、原作72巻にて復活を遂げています。

滅却師が撤退した後に本編で語られなかった裏側でマユリは吉良の遺体を回収しており、発明の傍らで吉良の再起動を計っていたマユリは侵攻時に殺害された隊士達の魂魄を吉良に使用して死したまま生きる死人として蘇る「死鬼術式」を施したのです。

その為、72巻で再登場した吉良の肉体は死亡時に負った腹の穴や削げ落ちた腕は応急処置程度の支え棒が刺さったままの恰好であり、吉良自身が「死人」と名乗っていました。

これらの出来事は「BLEACH 13 BLADEs.」に書き下ろしで掲載された短編小説で描かれていますので、未読の方はご購読をお勧めいたします。

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滅却師が影から自由に出入りする事を看破し研究室や自身を光輝かせる

  • 原作61巻547話

一番隊舎に侵入して宣戦布告した時も滅却師による襲撃が行われた一度目の侵攻も、ユーハバッハ率いる見えざる帝国が何処から現れたのか皆目見当もつかなかった死神側でしたが、後にユーハバッハやアスキンの口から1000年前に滅却師が破れた際に最も警戒されていない瀞霊廷内の影の中へと逃げ込み霊子による空間を創っていた事が判明します。

マユリは滅却師の侵攻を受けた戦いの中で影が関係している事を掴んでおり、その情報を基に技術開発局の研究室内部には一切の影を作らないよう改造しておいたのです。

また、自身もネムとセットで発光する衣装を着込む事で影を生み出さないように万全を期す事で、技術開発局に出現したアスキンを牽制するのですが、アスキンはマユリ相手だと倒すパターンが多すぎて時間が掛かると判断し撤退し、マユリもアスキンの霊圧を解析するのに時間が惜しい為に敢えて追わない等、両者共に会話のみのやり取りの中に心理戦を交えた読み合いをしていました。

 

発明品⑤「爆発反応装甲」

マユリが着込む光輝く衣装ですが、後のペルニダ戦で防衛時に突然爆発した事から爆発反応装甲だという事が判明しました。

ジゼル戦では事前準備していた発明品や涅骸部隊を投入

  • 原作65巻590話~66巻596話

マユリとジゼル戦では互いに伏兵を仕込んでいた事から活躍が多い為、大きく三つに分けて有能ぶりを解説したいと思います。

一つ目は「バンビエッタを霊子固定装置で無力化」させた事で、マユリはネムに持ち運ばせていた鞄から霊子固定装置を取り出させると設定時間を3秒に合わせてバンビエッタの霊子爆弾へ向けばら撒きました。

マユリは事前に発明していた霊子固定装置を使い接触した霊子の働きを設定した時間だけ遅らせバンビエッタの「爆撃」を完全に無効化します。

 

発明品⑥「霊子固定装置」

接触した霊子の働きを設定した時間だけ停止させる事ができる小型の道具で、バンビエッタ戦では複数個をばら撒いてバンビエッタの霊子爆弾を全て遅延させていました。

 

二つ目は「涅骸部隊の投入」でジゼルのゾンビ兵及びバンビエッタを戦闘不能に追い込んだ事です。

ザエルアポロの研究室で獲得した破面の遺骸はマユリによって改造されており、ジゼル戦で初投入されると大幅強化を加えられたようでジゼルのゾンビ兵を次々に撃ち落としていき、クールホーンに至っては劣化しているとは言え聖十字騎士団のバンビエッタを圧倒していました。

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三つめは「冬獅郎含む4名の隊長格の対処」で、ゾンビ兵と成り下がった隊長格(冬獅郎、乱菊、六車、鳳橋)4名の対処です。

現時点で出せるジゼルの奥の手及び最強の伏兵でしたが、マユリは事前に斬魄刀に仕込んでいた自動防衛システムのようなもので冬獅郎の斬撃を悉く防ぐと、破面達の体液に投薬していた「過去を見通す力」の副作用で冬獅郎の平衡感覚を麻痺させた後、疋殺地蔵の能力で完全に四肢を麻痺させ無力化させました。

その後、冬獅郎と同じ対処を涅骸部隊の手を借りながら残りの3名の隊長格に行い無力化させると、マユリは自身の血液から生成した薬剤を冬獅郎達に投与し血液組成を改変しゾンビの主従関係をジゼルから奪い取り、ゾンビをマユリの支配化に置き換えたのです。

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発明品⑦「過去を見通す力」

使用者にあるポイントを通過する度に過去の一定の地点に立ち戻る効果を与える薬で、この薬は短期記憶を司る海馬にしか作用しない為、使用者は何度過去へ立ち戻ったか記憶できないといった不完全なものでした。

そして、記憶の立ち戻りが10回を越えると脳の平衡感覚を司る部位が30秒ほど完全に麻痺する重篤な副作用が起きるのですが、作中でマユリはその副作用を利用して冬獅郎の動きを制御し加えて疋殺地蔵の四肢麻痺効果を上乗せし戦闘不能に追い込みます。

冬獅郎含む4名の隊長格のゾンビ化解除

  • 原作71巻644話

グレミィの「夢想家」の能力で心停止した鳳橋と六車の二名と、蒼都とバズビーによって瀕死状態だった冬獅郎と乱菊の二名は、何れもジゼルの手によってゾンビにされたわけですが、マユリがジゼルからゾンビの支配権を乗っ取る事でジゼル撃破後に4人のゾンビ化を解除しました。

ただし、冬獅郎に関しては死ぬ以前にゾンビ化させられたので寿命を大きく削る事を代償に生き返りましたが、乱菊や六車に鳳橋は死亡描写があった事からどうやって蘇生させたかのかはよく分かっていません。

冬獅郎と同じ様に寿命は大きく消費したのは確実だと思われますが、死にたてほやほやであった為心肺蘇生が間に合ったのかはたまた吉良同様の死鬼術式の応用なのかは不明ですが、吉良の様に言及がない事から後者でない事は間違いないでしょう。

ただ、冬獅郎の復活に助力しただけでも尸魂界の大きな貢献の一つです。

霊王宮へ繋がる門の制作時に増幅器を用意

  • 原作68巻617話

滅却師の襲撃を一区切りつくまで抑え込んだ護廷十三隊は瀞霊廷での戦いの後、浦原の収集を受けて十二番隊の研究室へ集います。

ユーハバッハと親衛隊が霊王宮を制圧した為、浦原は四楓院夕四郎に持ち込ませた天賜兵装と涅マユリが作った台座、そして集結した生き残った隊長格の膨大な霊力を使い霊王宮へ繋がる門を造ろうとしました。

しかし、同時刻に霊王大内裏で一護が霊王を殺害した為に霊圧量の高い浮竹が「神掛」を行いミミハギ様を解放した為に抜けてしまい、結果的に門を生成し維持するための霊圧が足りなくなってしまうアクシデントに陥るのですが、そんな事態の中、冬獅郎達や吉良の治療に一段落ついたマユリが現れると研究室を操作し「霊圧の増幅器」を取り出したのです。

これにより護廷は霊王宮へ突入する為の門を生成する事ができた為、ここでもマユリは尸魂界存続に貢献した事になりますね。

 

発明品⑧「霊圧の増幅器」

技術開発局にあるマユリの研究室の制御盤の奥に隠された「霊圧の増幅器」で、マユリが制御盤をちょちょいと操作すると隠し扉の要領で姿を見せました。

藍染惣右介の拘束具はマユリ作

  • 原作69巻623話

尸魂界を救うために半ば強制的に藍染の助力を独断で取り入れた京楽ですが、他の護廷隊士の猛反発を受けながらも目論見通り、藍染は台座に拘束されたまま強大な霊圧で放たれる「黒棺」によって霊王宮から降り注ぐユーハバッハの力で生まれた生物の襲撃を一纏めに押し潰したのです。

更に、藍染は亀裂の入った天蓋から霊王宮を撃ち落とそうと霊力を込めると、その影響でせっかく隊士総出で生成した門が消し去ってしまいそうになるのですが、拘束具により霊圧を放つ事が出来ずに霊力が霧散しました。

藍染が身に付ける拘束具はマユリの技術開発局の結晶でもあり、最初から霊圧を消す事に力を注いでいる訳では無く、技術力の全ては身体ごと霊圧を拘束する事に総力を費やしていたのです。

マユリの拘束具の性能と藍染の全力の霊力とでどちらが耐えきれるのかは介入したナナナのせいでハッキリしませんでしたが、黒棺を受けて壊れない台座と拘束具の頑丈さや藍染レベルの強者が溜め込んだ霊力を拡散させる技術力はマユリの能力の高さを示しているでしょう。

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無間収監中も椅子に座っているだけで霊圧が増している藍染

 

発明品⑨「拘束具」

死神の霊圧は心臓が動いている限り延々と湧き出てくる為、心臓を止める事なくその霊圧を止める事は不可能とされています。

その為、無間の罪人は何らかの理由で命を絶てない者ばかりであり、罪人の心臓を止められる刑吏が尸魂界に居ない事から最初から霊圧を消す事に重きを置かず技術力の全てを身体ごと霊圧を拘束する事に費やして開発されたのが、藍染が身に付けさせられた拘束具なのです。

また、この拘束具を開発したマユリは霊圧を拘束する匙加減を調節できるボタンの様なものを持参している事からして、かなりの権限を有している事になります。

ペルニダに殺されかけた更木剣八を救助し治療

  • 原作70巻636話

真世界城と同化した霊王宮へ進軍した際、マユリと剣八他数名はユーハバッハの親衛隊の一人ペルニダと対峙する事となり、案の定剣八が先走って斬りかかるのですが、一太刀浴びせた代わりに右腕を骨折させられます。

ペルニダの能力は「強制執行」であり、神経を飛ばして無機物有機物問わず侵入した対象の肉体を操作する事にあり、剣八は右腕を折り畳まれると自ら千切り、再び一太刀浴びせる為に接近して叩き込むものの、今度は両足を骨折させられるとそのまま四肢を始めとする肉体が徐々に折り畳まれていくのです。

しかし、ペルニダの能力が神経に作用するものだと瞬時に見破ったマユリは、背後から剣八を斬魄刀で突き刺し疋殺地蔵の能力で肉体を麻痺させて神経の命令を遮断し救いました。

その後、ペルニダ戦を終えた後もネムに運ばせた肉体保護瓶で剣八と自身の治療を施し、大戦の鍵を握る一人でもある剣八を復活させ再び戦場に送り出すのです。

実際問題としてマユリが居なければ剣八はペルニダに殺されていた為、マユリは剣八の命の恩人であると共に、間接的に尸魂界を救った立役者でもあるわけですね。

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眼帯を外して全ての霊圧を攻撃に回す更木剣八

 

発明品⑤「肉体保護瓶」

人一人が入るカプセル型の装置で持ち運び可能であり、作中でマユリが使用した例は、

  • 冬獅郎と乱菊のゾンビ化解除
  • マユリの治療とネムの大脳の保全
  • 剣八の治療

である為、恐らく傷ついた肉体を治療及び保全する機能だと思われます。

強制細胞分裂加速器官を取り込んだペルニダを過剰成長で自爆させる

  • 原作70巻635話

ペルニダ戦に於いては、序盤は謎の人面傘や人面ロープ等の発明品を駆使しペルニダ相手に優勢に立ち回っていたマユリですが、「強制執行」による神経の侵食と純粋な滅却師の能力との併用で次第に追い詰められていくと、ネム自身がマユリを助けるべく独断で加勢し、マユリと共闘します。

そして、ネムと共闘しペルニダに神経凝固剤を投薬したものの、ペルニダは剣八の神経伝達速度まで成長且つマユリが使用した魔胎伏印症体の体表の能力を吸収していた事で脱皮し神経凝固剤から脱すると、油断したマユリの隙を狙い攻撃をしました。

そのマユリの窮地を救ったのがネムであり、ネムはマユリを救出後に魂魄の6%を削って義魂重輪銃を放ちペルニダを撃ち抜くのですが、飛散した肉片からペルニダが分裂を果たし、墜落するネムを「強制執行」の能力で貫き木端微塵に破裂させたのです。

マユリの改造卍解や発明品を受けて尚も成長し続ける事で立ち向かってくるペルニダに、これまでの技術力の結晶体でもある被造死神ネムまで破壊されて一度は絶望してしまったマユリですが、ザエルアポロの幻影に心裡を突かれて目を覚ますと、ネムの遺骸を貪り喰らうペルニダから大脳だけは取り戻す事に成功します。

尚且つ、無我夢中でネムを捕食し取り込んだペルニダに、ネムの脳下垂体に被造魂魄細胞の分裂限界を突破する為の「強制細胞分裂加速器官」が埋め込まれている事を話すと、成長させ続ける為に常時機能を暴走させている事から大脳で制御していたと続ければ、制御器官である大脳を有していないペルニダは過剰成長による膨張が加速し瞬く間に破裂し自滅するのでした。

結果的に言えばネムに仕込んでいた制細胞分裂加速器官を取り込んだペルニダの自滅ではあるものの、被造死神製造にあたってマユリが開発した技術を詰め込んだ細工である為、ネムを犠牲にしましたがマユリの発明品が招いた勝利でしょう。

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ペルニダの中の霊王の左腕が目覚めた場面

 

発明品⑩「謎の傘」

ペルニダの神経攻撃を防ぐために取り出した謎の紐の生えた球体で、頭上で展開すれば傘のように広がり、その広がりには人の顔の様なものが窺えました。

ペルニダの神経攻撃を受けると「イギャアアアア」と不気味な悲鳴を上げながら折り畳まれていた為、恐らく人体実験で発明した一品だと思われますが、攻撃を防いだ後には見向きもせず放り投げていたので思い入れはないのでしょう。

 

発明品⑪「謎のロープ爆弾」

ペルニダを被検体として確保する為に小指を切断するのに用いた道具で、長いロープ状の物をペルニダに投げつけると自動的に小指に巻き付くのですが、その先端にはどう見ても人の頭が生えており、「いやああああああ」と悲鳴を上げています。

そして起爆スイッチらしきボタンも人の顔を模したもので、マユリがボタンを潰すとロープが爆発する仕組みになっていました。

 

発明品⑫「神経凝固剤」

ペルニダに使用した薬剤で、文字通り神経の伝達を凝固させ、凝固させた神経の繋がるあらゆる器官を薬剤の到達瞬間のまま強制的に停止させるもので、行き届いた瞬間に開いた瞼は閉じず縮んだ心臓は含まらず開いた口も塞がらなくなり、果ては血流そのものを凝固させて殺害できます。

ただ、麻酔の様に神経の伝達を阻害して脱力させる性能はありません。

 

「強制細胞分裂加速器官」

ネムの脳下垂体にある器官で被造魂魄細胞の分裂限界を突破する為の装置であり、細胞分裂を成長させ続ける為に常時機能を暴走させている特殊な器官である為に本来は大脳基底核を通じて頭頂葉と直結させる事で制御しています。

その為、ネムの大脳とセットで扱わなければ過剰成長でペルニダのように自滅してしまうのです。

小説では滅却師の残党の改造や叫谷へ続く出入口の生成に貢献

小説「BLEACH Can't Fear Your Own World」では、自らの分身体を造り出す技術を開発し実用化している事から分身体のマユリが作中で行動しており、叫谷へ逃げ込んだ綱彌代時灘を負うために叫谷へ通じる出入り口の生成をマユリが一任されています。

加えて、霊王護神大戦で得た被検体として滅却師を3名確保しており、実験後に涅骸部隊として小間使いよろしく下働きをさせていました。

 

発明品⑬「分身体」

一見して本物か偽物か見分けのつかない分身体であり、どう操作しているのか不明ですがマユリそのものの言動を発している謎の技術ですが、残念ながら戦闘シーンが無い為に戦闘能力があるのかわかりません。

 

「涅骸部隊最新バージョン」

破面4名に続き、霊王護神大戦で獲得した滅却師の生存者及び遺体メンバーであり、以上の3名を捕虜として獲得した後に改造や実験を行い再起動させたもので、小説での騒動後にはキャンディスとミニーニャは監視用の菌を感染させた後に形としては解放しています。

【BLEACH】 Can’t Fear Your Own World
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霊王護神大戦は終結した。しかし世界には、未だ戦いの火種がくすぶり続けている。四大貴族の一角・綱彌代家の新当主・時灘による“霊王”を巡る目論みを震源として、三界にわたる新たな闘争が始まろうとしていた。その戦いの鍵を握るのは、九番隊副隊長・檜佐木修兵。死神の矜持を持って彼は征く……!!

涅マユリが見たザエルアポロの幻影の意味

ネムの死亡を受け絶望したマユリが見たザエルアポロの幻影

引用元:BLEACH

  • 原作71巻643話

原作70巻から始まったペルニダ戦で、ネムは初めてマユリの命令ではなく使命として自立行動を取り死神の能力をフル稼働させマユリを護る事で成長を見せると、マユリはネムに戦いを預ける日が来た事に屈辱だと零すもその表情は何処か達観していました。

しかし、ネムの攻撃で分裂したペルニダによって四散したネムを見てマユリは心の中にぽっかりと穴が空いたように俯いた所、マユリの意識の中で嘗て倒した筈のザエルアポロの幻影が現れると「今絶望したか?」としっとり囁きかけるのです。

ザエルアポロとの戦いで、「科学者にとって完璧とは無意味」「完璧とは絶望」「私は完璧を嫌悪する」と豪語したマユリのセリフを復唱し煽ると、死んだという事は完璧ではなかったと示し、それはつまり更に良いものを造る余地があると力説した後、科学者としての講釈を垂れたマユリならばこう言うと思っていたと呆れます。

そして、尚も反論しないマユリに「君は彼の出来損ないの肉人形を完璧だと思い始めていた訳だ」と核心を突くのでした。

マユリは万策尽きて孤立無援となった上に知らずに自分自身で完璧だと思い込んでいたネムを破壊された事で絶望し、これもまた知らずに自惚れと怠慢に身を窶していたのです。

このザエルアポロの幻影を見たマユリは、不甲斐なくもザエルアポロの言葉で自らの怠慢に気づかされたマユリは体たらくを認めた後、幻影を払い除けてネムの大脳の回収とペルニダの処理に立ち向かいました。

涅マユリが造り出した涅ネムとは

ネムの大脳を抱えながら進化する被造魂魄の完成を喜び眠りにつく涅マユリ

引用元:BLEACH

  • 原作70巻642話

ネムの基となっているのは被造魂魄計画「眠」の研究成果であり、最初は立て続けに失敗していた所に四號でようやく脳髄が誕生し、その技術力で隊士の頭を修繕したりと医療にも技術転用していました。

そして続く五號で胎児まで進化する事が叶い、その技術では斬魄刀の改造が出来るようになり、マユリは隊長の座に就く事ができたのです。

六號は二歳児相当まで成長するもそこで細胞が分裂しなくなり死亡し被造魂魄細胞の寿命の壁にぶち当たったのですが、眠七號がその寿命を大きく超えて成長した際にはマユリの喜び様が半端じゃなかったと阿近が語っています。

その為、ネムとはマユリが造り出した被造魂魄の死神というわけです。

ネムの治し方

  • 原作35巻306話

ザエルアポロの「受胎告知」を受け母体にされたネムは、生命力の全てを吸い取られてミイラの如くカラカラに干乾びてしまい瀕死状態に陥った所、めんどくさそうなマユリの手によって自主規制のもと数コマで完全復活を遂げていました。

その際、ネムの喘ぎ声の様なものと恋次と雨竜が頬を染めて唖然と凝視している事や、「今映せないことしてただけじゃないか!」との雨竜の目撃証言から少年誌では見せられないような何かが行われていたのは確実ですが、その詳細は語られる事はありません。

余談ですが、復活を遂げたネムの肌艶は輝いていました。

「被造魂魄計画眠(ねむり)」は涅マユリの夢

眠七號が少女くらいに成長した時期からマユリは彼女の事を「ネム」と愛称で呼ぶようになり、ネム自身眠七號が自分の本名であると思っていた為かマユリが名前で呼んでくれなくなった事に疑問を感じていました。

なぜマユリが眠七號と呼んでくれなくなったのかを阿近に訊ねるネムでしたが、阿近はただ単純に恥ずかしいのではと凡そマユリが持ち得ないだろう感情を回答した事でネムは否定的に捉えたものの、以前に「無から新たな魂を造る被造死神は全死神の夢だヨ」とマユリが楽し気に語っていた事を話します。

しかしながら、マユリが起きたまま見る夢など馬鹿気ている事から「眠計画」と名付けた事で、阿近は被造死神は全死神の夢ではなくマユリ自身の夢ではないかと推測しました。

ネムが食べて寝て息をして日々何か学んで成長するその間マユリはずっと夢の中に居ると話し、その事をネムに気づかれるのが恥ずかしくて、日に日に賢くなっていくネムに何れ気付かれると思い「ネム」と愛称呼びに変えたと読み解きます。

そしてネムは自分が無知のままだったらマユリが七號と呼んでくれただろうかと訊ねれば、阿近はネムはマユリの最高傑作だから成長しないなんて事は有り得ないと誇らしげに返すのでした。

マユリはネムと二人で浦原喜助を超えた?

  • 原作71巻644話

ペルニダ戦で自ら進化し自立行動を取るようになったネムは残念ながらペルニダに殺害されてしまいましたが、ペルニダ撃破後にネムの大脳を回収し肉体保護瓶へ入ったマユリは、自ら進化する魂魄を零から造り上げた達成感から歓喜に震えていました。

浦原喜助を超えた被造死神の完成にマユリは想像のつかない浦原の悔しがる顔を見据えながら「次に会った時は私とお前の差を見せつけてやる」とネムの大脳を抱えながら眠りにつくのです。

その際に呟かれた「私とお前の…二人でだ…」のセリフはネムと共に進化した姿を浦原に見せつけてやるとの意思表示である事から、マユリがネムを虐待していた14巻と比較してもその成長ぶりに感動を覚えた事でしょう。

涅マユリとネムは大戦後に生存している

原作71巻でペルニダに殺害されたネムと重傷を負ったマユリですが、マユリは治療を終え生存しており、ネムもまたマユリが大脳を回収していた事で大戦後には大脳から新たな被造死神「眠八號」を造り出しています。

大戦直後から半年を描いた小説「BLEACH Can't Fear Your Own World」では、未だネムが幼い為に側に居ない寂しさからか研究に身を置いたり行動が強硬的になっていましたが、3年後を描いた小説「BLEACH WE DO knot ALWAYS LOVE YOU」では、3歳になったネムを一目見ようと女性死神がわいわいはしゃいでいたりとマユリがネムの面会を許している様子が窺えました。

また、原作最終74巻では10歳相当のネムが死覇装を着てマユリに追従している事から嘗てのように出歩いているものの、返事が大きく活発な様子から七號と少しだけ性格に差異が見られるようで、マユリが「全くお前は…どうしてこうなってしまったのかネ…」とぼやいています。

 

眠八號の成長具合
  • 霊王護神直後:胎児かどうか不明で、マユリはネムが居ない寂しさから研究に没頭
  • 3年後:3歳になったネムが可愛いと女性死神で噂になる
  • 10年後:少し活発になった性格のネムに溜め息をつくマユリ

涅マユリの有能エピソードや発明品とザエルアポロやネムについてのまとめ

  • 涅マユリは事前に情報収集をして対策を講じる為、後手に回っても対処が可能
  • 涅マユリは、護廷十三隊の面々をサポートしており命も何度も助けている事から尸魂界に貢献している
  • 涅マユリの発明品の殆どが敵の能力封じにドンピシャの為、自他共に認めるチート扱い
  • ペルニダは涅マユリを以てして辛勝した相手であり、ネムを破壊された唯一の相手
  • 涅マユリはいつしかネムに完璧を求めていた事からネムの死亡を前に絶望しザエルアポロの幻影を見た
  • 被造魂魄計画眠は涅マユリの夢の果てであり、ペルニダ戦で自ら進化するネムを見て夢の一端を叶えた

マユリはBLEACHきっての酔狂な科学者キャラである事から戦闘に於いて様々な発明品を駆使する事で他の死神と差別化を図っており、情報収集能力によって未知の敵にも対抗策を講じて戦う為、戦いに絶対勝つといった安心感を持って見られる存在でした。

また、マユリ自身が戦いで欠損しようとも補肉剤ですぐに再生し、四番隊に変わって改造という手段で治療を施す事も可能な多岐にわたった有能キャラであり、倫理観の無い利己的な欲求を持ちながらも護廷十三隊の本懐を誰よりも理解して尸魂界を何度も助けている立役者でもあります。

そんなマユリでさえ手を焼いたのが霊王の左腕でもあるペルニダとの戦いであり、その戦いでネムを失った事から一時は絶望し心にぽっかりと穴が空いたように呆けていると、嘗ての敵ザエルアポロが幻影として登場し「完璧を嫌悪」していた筈のマユリがいつしかネムに完璧を求めていたと自覚させると共に、マユリが自惚れて怠慢に身を窶していた事を認めさせ立ち直るきっかけを与えたのです。

そして、ネムに関しては、被造魂魄計画眠の七体目の完成体である事が判明し、ネムが日に日に成長していく姿を見てマユリは喜んでいた事を阿近がネムにばらしました。

千年血戦後にはマユリは傷を癒し生存し、ネムはマユリが回収した大脳から眠七號として復活している事からマユリの夢にまだまだ終わりは見えそうにないようなので今後も二人の進化には期待してしまいますね。

【完結済み】BLEACH
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黒崎一護・15歳・ユウレイの見える男。その特異な体質のわりに安穏とした日々を送っていた一護だが、突如、自らを死神と名乗る少女と遭遇、「虚」と呼ばれる悪霊に襲われる。次々と倒れる家族を前に一護は!?