星十字騎士団に所属する女性滅却師「ミニーニャ・マカロン」は、おっとりした性格に肉付きの良いルックスが可愛いと話題になった人気キャラです。
そこで今回は、
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など、ミニーニャの能力や可愛さについてまとめたので見ていきましょう。
ミニーニャ・マカロンのプロフィール
【名前】 | ミニーニャ・マカロン |
【愛称】 | ミニー |
【性別】 | 女 |
【聖文字】 | P |
【能力】 | 力 |
【所属】 | 滅却師、星十字騎士団 、バンビーズ |
【初登場】 | 原作61巻 |
【声優】 | 未定(※2022年8月現在) |
濃いピンク色の長髪と肉付きのよい豊満な胸に高身長な女性で、ミニスカートから覗く太ももとニーハイが色っぽい滅却師です。
基本的に語尾を伸ばす傾向があるおっとりとした性格の持ち主で、思っている事をそのまま口に出すせいか度々辛辣な言葉が飛び出る他、軍服の胸部には大きな赤いリボン、斜めに被った軍帽とパフスリーブに誂えた肩袖、もこもこなフリルがついたミニスカートを着用しています。
また、ハート型のバックルが特徴のベルトはバンビーズとお揃いの品で、バンビーズ内の力の序列はバンビエッタやリルトットに次ぐ事を示唆していました。
ミニーニャ・マカロンの能力「力」
- 初出:原作64巻586話
ミニーニャの能力はシンプルに「力」であり、可憐な容姿とかけ離れた桁外れの怪力はただの殴打が破壊力抜群の必殺技並に強化されます。
本編では、グレミィ戦で消耗していた剣八を軽く殴っただけで地面へ叩きつける腕力を見せている他、その怪力を活かして銀架城の建造物を地盤事持ち上げると護廷隊士達へ投げつけ圧殺するといった少し残忍な攻撃手段を用いていました。
ミニーニャの滅却師完聖体は不明
- 原作65巻586話
ミニーニャの完聖体はハートが連結した様な翼が生える事は分かっていますが、戦闘描写が一切ないので能力や性能等の詳細は明らかにされていません。
より一層「力」の能力が増すのかは分かりませんが、他の滅却師と比べて外見で判断しづらい能力なので予想が難しいですね。
ミニーニャの霊子兵装
- 原作65巻582話
ベルト中央のハートのバックルから小さな羽の生えたハート型のアイテムを取り出しており、それが霊子兵装になります。
ミニーニャの可愛いシーン一覧
次にミニーニャの可愛さが際立ったシーンを幾つかピックアップしたので見ていきましょう。
冷静なツッコミが可愛い
- 原作61巻544話
イケメンの男性滅却師を自室に呼んで殺害する事で欲求不満を満たすバンビエッタに対し、バンビーズの面々はその趣向に各々意見を放っています。
その最中、飽くまで殺人行為によって室内が血で汚れた事でバンビーズは「ソトとかナカ」でやる話をするのですが、ミニーニャは「せめて外でやればいいんじゃないかと思うの…」と殺人自体は問題では無い様な発言をおっとりとした顔で発言しました。
卑猥な会話ではないものの、どことなくバンビーズの生々しい会話が皮肉にも初登場シーンとなった事で、この時の会話は印象に残りやすいですね。
素直な感想をこぼす
- 原作65巻583話
黒崎一護が霊王宮から瀞霊廷に降りてきた際、バンビーズは4人掛かりで強襲しました。
しかし、全員で神聖滅矢を叩きこんだにも関わらず一護が無傷で立っていた事から、ミニーニャも「ムカつきますねぇ…」と辛辣な感想を口にしたのです。
ジゼルの「死んじゃえばいいのに」も相当なものですが、基本的にバンビーズは例外なく全員口が悪い事を実感しました。
キモい奴にはキモいと言う
- 原作66巻594話
リルトットがペペの事を話題にだした際、ミニーニャは心底嫌そうな態度で「あの人きもいから居てもいなくてもいいと思うの」と率直な感想を述べています。
あのミニーニャが不快感を示す程嫌っているペペは一体星十字騎士団でどういう扱いなのか気になる一コマでした。
無慈悲な台詞を喋る場面でも可愛い
- 原作64巻544話
瀕死の剣八の所へ駆けつける十一番隊隊士ですが、ミニーニャはすかさず建造物を投げ付けて圧殺すると共に進路を妨害すると、建造物の上にピョンと登り「隊長さんはもう死ぬんですぅ。かけつけたってムダですよぉ~~~~~><」と殺風景な表情のまま告げるのです。
まさかの顔文字の使用は予想外であり、読者の何割かはこの時のコマでハートを射止められたかもしれません。
天然ボケをかます場面も可愛い
- 原作64巻586話
グレミィ戦後、キャンディスの雷で完全に身動きがとれなくなった剣八に対し、誰が止めを刺すのか口論するバンビーズは公平にグッパーで代表を決める事にしました。
しかし、キャンディスがグーとパーのどちらが勝ちになるか訊ねると、ミニーニャは「じゃあグーで」と声に出した事で全員がグーを出すだろうとツッコミを受けています。
キャンディスをお尻で押し潰す
- 原作65巻583話
黒崎一護戦、一護によって吹き飛ばされたバンビーズはキャンディスを筆頭に建物へと叩きつけられます。
しかし、叩きつけられたキャンディスが起き上がろうとした所にジゼルがぶつかってきて、次にミニーニャがお尻からぶつかってくるとキャンディスは「ぶお」と押し潰されるのでした。
やや大き目なお尻とミニスカートの絶対領域から覗く太ももが際どく描かれてこのシーンはミニーニャ好きには必見です。
ペペに操られたミニーニャのハート目
- 原作66巻594話
ペペの「愛」の能力を回避できず頬に受けてしまったミニーニャは、さんざんキモいと嫌悪感を露にしていたペペの虜となり、乙女チックに潤ませた瞳と色気のある唇に艶を浮かせた恍惚な表情へと一変します。
この時のハート目は背徳的なエロさを醸し出す事になり、瞬く間に読者を魅了するのでした。
ミニーニャの千年血戦篇の活躍
残念ながらミニーニャの戦闘シーンはそれほど多くなく、決まった対戦相手が居なかった為、戦闘描写そのものが他の星十字騎士団やバンビーズと比べて少ないのです。
ミニーニャ対黒崎一護
- 原作65巻585話
グレミィ戦を経て重傷を負った剣八をバンビーズは奇襲しています。
ミニーニャは剣八を地面に叩きつけて行動不能に陥れる活躍を見せましたが、剣八の加勢にやってきた一護と交戦した際にはバンビーズと共闘して白兵戦に挑むも軽くあしらわれる他、神聖滅矢を一斉に撃ち込んでもダメージを与える事はできませんでした。
そんな中、バズビーを始めとする数名の星十字騎士団が戦場に駆け付けると、8人掛かりで特記戦力の一護を倒す功績を奪い合う事になります。
星十字騎士団が一護と対峙する最中、ユーハバッハが霊王宮への侵攻を宣言すると、一護はすかさずユーハバッハを食い止める為に駆け出しますが、駆け出した一護の隙を突く様にミニーニャは一護の側頭部を掴み壁面に叩きつけるとそのまま滑走し建物を破壊しながら引き摺った後、上空へ殴り飛ばすのです。
ただし、ミニーニャの殴打を受けても一護にはさほどダメージが無い様子で、ミニーニャは特に目立った傷跡を付ける事が出来ませんでした。
ミニーニャの最後
- 原作66巻594話
星十字騎士団対死神の集団戦は何組かで分断されたらしく、ミニーニャはリルトットと共に白哉と対峙します。
白夜は既に星十字騎士団を三名戦闘不能にしていましたが、そこにペペに操られた檜佐木が白夜に斬りかかる様に参戦した事でミニーニャ達はその異常性から瞬時にペペの介入を示唆すると、ペペが登場しました。
ペペの能力「愛」はペペから放出されたハートに触れた対象を支配するもので、ペペは敵味方関係なくハートを飛ばした所、瞬時に回避したリルトットの後ろに佇んでいたミニーニャに命中すると、瞬く間にペペの愛の支配下となり洗脳されてしまうのです。
ペペに操られたミニーニャは色艶のあるトロンとした目を浮かべつつ、「力」のリミッターを解除したのか肥大化した筋肉を纏った腕でリルトットを殴り飛ばしたのを最後に本編から退場しました。
ミニーニャのその後については原作67巻時点でリルトットが触れており、曰く「ミニーはペペに操られて俺がやった」と言及されている他、死んではいないと明言されています。
しかし、その直後にユーハバッハが聖別を行ったので力を全て吸い取られたミニーニャが果たして生き残れたのかどうかを知る術は読者にありませんでした。
ミニーニャのその後
ミニーニャファンの皆様安心してください、ミニーニャは本編終了後も生存していることが小説「bleach can't fear your own world」にて判明しています。
大戦後、ミニーニャとキャンディスはユーハバッハの聖別で完聖体の能力を失っていた所を十二番隊に捕縛されたと綴られており、涅マユリの捕虜兼実験体として多くの非人道的な行為をその身に受けている様子でした。
また、ほぼ死体だった状態を再起動し半分死体だった間に解剖などあらゆる実験を行ったとマユリが発言している事から、監視用の菌を始めとする制御用の装置が体内に組み込まれている事は確実です。
小説では、涅骸部隊の破面同様にマユリの間使いとして銀城空吾の捕縛を命じられましたが、執拗に感電させて焼き殺そうとするキャンディスに対し冷静に「捕獲任務なのに殺しちゃ駄目だと思うの」と何度もツッコミを入れていました。
戦闘面では、本編で見せたようにへし折った巨木を片手に持ち上げ飛び上がるといった描写が綴られており、叩きつけられた巨木を沓澤ギリコが潰した事から、ミニーニャとギリコの怪力が似ている事をキャンディスが比較して言及しています。
戦闘の際に膨張した筋肉ゴリラのギリコを見たミニーニャは「あそこまで筋肉が膨らむのはきもいと思う…」と自分が能力を発動した際の容姿を意識していない発言を零している事から、その真横で「…ミニィも全力出しゃ、腕とか結構ああなるぞ?」と控えめながらツッコミを挟むキャンディスとのやり取りは衝撃でした。
その後、別口で生存していたリルトットとジゼル、ゾンビ状態のバンビエッタと合流したミニーニャとキャンディスは、マユリの涅骸部隊と同行し瀞霊廷の敵である綱彌代時灘一派との死闘を経て、捕虜から無事解放され現世へ帰還します。
↓バンビーズのその後についてはこちら
千年血戦篇で登場した星十字騎士団の中でも特に印象的だった5人組の女性滅却師「バンビーズ」は、多くのファンがいると思います。 作中ではリーダーのバンビエッタが真っ先に退場してしまいましたが、その後、大戦が佳境に入ると他のメンバーも順次敗[…]
ミニーニャ・マカロンの能力や可愛さのまとめ
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ミニーニャは以上の理由から千年血戦篇で退場しています。
小説にて生存が判明する一方で、十二番隊の捕虜として実験体となっている事や本気を出せばゴリラの様に筋肉質になる事が加筆されると、あまり想像できない筋肉ゴリラ姿を見てみたいと思ったものです。
ただ、割と人気があるキャラにしては戦闘描写も少ない上にまともな能力の使用が無いまま退場したにも関わらず実は生存していたという稀有なキャラである為、千年血戦篇が映像化した際にはアニオリでもいいので活躍を増やしてくれる事を願います。
↓バンビースについてはこちら