BLEACHに於いて死神の相棒となる斬魄刀ですが、その能力や外見は所有者によって全て異なります。
そこで、登場した斬魄刀の中から特に優れた最強の斬魄刀をピックアップしたので、ランキング形式で見ていきましょう。
- 1 最強の斬魄刀ランキングTOP20!
- 1.1 第20位 平子真子の斬魄刀「逆撫」
- 1.2 第19位 山田花太郎の斬魄刀「瓠丸」
- 1.3 第18位 綾瀬川弓親の斬魄刀「瑠璃色孔雀」
- 1.4 第17位 狛村左陣の斬魄刀「天譴」
- 1.5 第16位 涅マユリの斬魄刀「疋殺地蔵」
- 1.6 第15位 朽木ルキアの「袖白雪」
- 1.7 第14位 檜佐木修兵の斬魄刀「風死」
- 1.8 第13位 浦原喜助の斬魄刀「紅姫」
- 1.9 第12位 京楽春水の斬魄刀「花天狂骨」
- 1.10 第11位 市丸ギンの斬魄刀「神鎗」
- 1.11 第10位 更木剣八の斬魄刀「野晒」
- 1.12 第9位 朽木白哉の斬魄刀「千本桜」
- 1.13 第8位 痣城剣八の斬魄刀「雨露柘榴」
- 1.14 第7位 綱彌代時灘の斬魄刀「艶羅鏡典」
- 1.15 第6位 日番谷冬獅郎の斬魄刀「氷輪丸」
- 1.16 第5位 山本元柳斎重國の斬魄刀「流刃若火」
- 1.17 第4位 刳屋敷剣八の斬魄刀「餓樂廻廊」
- 1.18 第3位 黒崎一護の斬魄刀「斬月」
- 1.19 第2位 兵主部一兵衛の斬魄刀「一文字」
- 1.20 第1位 藍染惣右介の斬魄刀「鏡花水月」
- 2 最強の斬魄刀ランキングについてのまとめ
最強の斬魄刀ランキングTOP20!
このランキングでは主に能力の強さや応用力そして将来性等を加味して順位付けしていますが、殆どの斬魄刀が素晴らしい能力を秘めている為にランキング圏外と言って決して弱い訳ではありません。
ランキングに掲載する斬魄刀は強さは勿論話題性や人気等そして独断と偏見を含んだものとなるので、皆様の想像の一助となれば幸いです。
それでは、最強の斬魄刀ランキングTOP20を見ていきましょう。
第20位 平子真子の斬魄刀「逆撫」
- 持ち主:平子真子(ひらこしんじ)
- 解号:「倒れろ、逆撫」
- 始解:逆撫(さかなで)
- 卍解:逆様邪八宝塞(さかしまよこしまはっぽうふさがり)
- 長所:対象が認識している感覚を全て逆に錯覚させる
- 短所:鏡花水月に埋もれがち
始解の能力 | 4.5 |
卍解の能力 | 3.5 |
影響力・効果範囲 | 4.0 |
扱いやすさ | 2.5 |
オサレ値 | 4.0 |
総合評価 | 3.5 |
第20位は、空座町決戦時で黒崎一護の味方として登場した、平子真子の斬魄刀「逆撫」です。
大きなリングのついた柄尻と等間隔に空いた刀身の穴が特徴的な斬魄刀で、上下左右前後及び見えている方向や斬られる方向感覚の全てを逆に錯覚させる事ができる為、対象は目に見える視覚情報全てが逆さまになるといったややこしい現象に陥ります。
したがって対象が容易に攻略できる筈はないのですが、同じ神経を支配する斬魄刀を持つ藍染には相性が悪かったのか即座に対応されてしまい不憫なお披露目となりました。
また、卍解「逆様邪八宝塞」は敵と味方の認識を逆転させるもので、京楽の卍解同様に味方を巻き込むデメリットが危惧される事から集団戦や総力戦等では発揮できないものの、孤立無援となる単騎での戦場に於いては相手が多ければ多いほど有効打となるなど、極めて性悪な斬魄刀故に屈服が難しいのが玉に瑕です。
しかし、藍染がイレギュラーなだけで大半の相手は始解だけでかなり優位に立ち回れる性能を有している事から、斬魄刀の中では当たりの部類かもしれませんね。
第19位 山田花太郎の斬魄刀「瓠丸」
- 持ち主:山田花太郎(やまだはなたろう)
- 解号:「満たせ、瓠丸」
- 始解:瓠丸(ひさごまる)
- 卍解:未登場
- 長所:傷の治療、蓄積ダメージの放出
- 短所:ダメージを蓄積しなければ攻撃に転用できない
始解の能力 | 3.5 |
卍解の能力 | 0.0 |
影響力・効果範囲 | 2.0 |
扱いやすさ | 3.0 |
オサレ値 | 2.0 |
総合評価 | 3.5 |
第19位は、天然ヘタレの真面目な四番隊三席、山田花太郎の斬魄刀「瓠丸」です。
通常時は斬魄刀の柄に赤いゲージが表示されており、切り付けた対象の傷を取り込んで治癒するといった回復術の能力を持っている反面、取り込んだダメージが一定量を超えると手術用のメス型斬魄刀「朱色瓠丸」に変貌して蓄積したダメージを放出する事ができます。
何れも花太郎が使用した場合、瓠丸はほどほどの治癒性能を見せ、朱色瓠丸はギリアン級大虚へ大ダメージを与える程度でしたが、時灘が模倣した際は完治に近い治癒力と隊長格を迎撃できるほどの反撃を行ていた事から、使用者の実力で性能のふり幅が決定的に違う斬魄刀だと判明しました。
元々治療に於いては優秀な斬魄刀なので、花太郎が強くなればかなり厄介な斬魄刀になることでしょう。
第18位 綾瀬川弓親の斬魄刀「瑠璃色孔雀」
- 持ち主:綾瀬川弓親(あやせがわゆみちか)
- 解号:「裂き狂え、瑠璃色孔雀」
- 始解:瑠璃色孔雀
- 卍解:未登場
- 長所:相手の霊圧を吸い取り相手を衰弱させる
- 短所:瑠璃色孔雀が面倒な性格
始解の能力 | 4.0 |
卍解の能力 | 0.0 |
影響力・効果範囲 | 3.0 |
扱いやすさ | 2.0 |
オサレ値 | 3.5 |
総合評価 | 3.5 |
第18位は、ナルシストな十一番隊五席綾瀬川弓親の斬魄刀「瑠璃色孔雀」です。
特徴としては斬魄刀自身が「高飛車で偉そうで自分のことを世界一の美形だと思っている」とのことで、屈服させるのにかなりの手間がかかることでしょう。
事実として弓親自身も卍解に至っていないことからその扱いは非常にデリケートなものだと推測できます。
しかし、始解の瑠璃色孔雀は相手の霊力を吸い取るといったチート性能を誇っており、綱彌代時灘が模倣した際に「瞬閧使いや鬼道衆あるいは特殊な斬魄刀の力を持つ奴にはこの手の鬼道系の能力が覿面に効く」と発言している事や、弓親が痣城剣八にダメージを与えている点や模倣した時灘が実際に道羽根アウラを戦闘不能にするといった描写から、瑠璃色孔雀は斬魄刀の中でもダークホースでしょう。
卍解したらどうなるのか楽しみな斬魄刀の一つでもあります。
第17位 狛村左陣の斬魄刀「天譴」
- 持ち主:狛村左陣(こまむらさじん)
- 解号:「轟け、天譴」
- 始解:天譴(てんげん)
- 卍解:黒縄天譴明王(こくじょうてんげんみょうおう)
- 長所:巨大な天譴の召喚と攻撃規模
- 短所:天譴のダメージを共有
- 備考:所有者が回復すれば斬魄刀も回復
始解の能力 | 3.0 |
卍解の能力 | 3.5 |
影響力・効果範囲 | 3.5 |
扱いやすさ | 3.0 |
オサレ値 | 3.0 |
総合評価 | 3.5 |
第16位 涅マユリの斬魄刀「疋殺地蔵」
- 持ち主:涅マユリ(くろつちまゆり)
- 解号:「掻き毟れ、疋殺地蔵」
- 始解:疋殺地蔵(あしそぎじぞう)
- 卍解:金色疋殺地蔵(こんじきあしそぎじぞう)
- 長所:四肢の動きを封じる、改造により性能上昇など
- 短所:マユリの改造が必須
始解の能力 | 3.5 |
卍解の能力 | 4.0 |
影響力・効果範囲 | 4.0 |
扱いやすさ | 4.0 |
オサレ値 | 3.5 |
総合評価 | 4.0 |
第16位は、千年血戦編で有能ぶりを発揮した尸魂界の立役者、涅マユリの斬魄刀「疋殺地蔵」です。
歪な三本の刀身を持った形状の斬魄刀で、刀身の結合部には赤子の顔が浮かんだ鍔があり、斬りつけた対象の脳から出る「四肢を動かせ」という信号のみを遮断し動きを封じる事ができますが、使用時に赤子部分から悍ましい泣き声が上がるなど少し見た目や人道的な観点から扱いづらさを感じさせます。
加えて、卍解すると腹部に無数の刃を携えたイモムシのような巨大な赤子「金色疋殺地蔵」と変貌し、周囲100間にマユリの血から生成された致死毒を散布させたり、刃による刺殺や巨躯による圧殺、そしてまさかの赤子自らが対象を貪り喰らうといった変種に富んだ戦闘法を用いるのです。
更に、金色疋殺地蔵は所有者のマユリが戦闘データを基に改造を施す事でその都度有効な性能を付加しており、神経攻撃を扱うペルニダ戦では体表に七万の神経の層を持つ改造卍解「魔胎伏印症体」として披露していました。
第15位 朽木ルキアの「袖白雪」
- 持ち主:朽木ルキア(くちきるきあ)
- 解号:「舞え、袖白雪」
- 始解:袖白雪(そでのしらゆき)
- 卍解:白霞罸(はつかのとがめ)
- 長所:美しい刀、氷雪系の技の映像美など
- 短所:氷輪丸に埋もれがち
- 備考:卍解に於いて扱いが難しい
始解の能力 | 4.0 |
卍解の能力 | 4.0 |
影響力・効果範囲 | 3.0 |
扱いやすさ | 4.0 |
オサレ値 | 5.0 |
総合評価 | 4.0 |
第15位は、BLEACHの顔でもある死神キャラ、朽木ルキアの「袖白雪」です。
特徴としては、何といっても現在尸魂界で最も美しいとされる刀身も鍔も柄も純白の白で統一された見た目と、氷雪系の攻撃を活かした白が映える原作やアニメでの演出など、オサレ値に限れば突出していることから斬魄刀の人気投票で常に上位に君臨する斬魄刀ですね。
所有者自身の体温を氷点以下にする事で、霊子を制御して一時的に肉体を死亡させ肉体の中の分子運動を停止させたり、体温を氷点以下にまで馴染ませた後には卍解が使用でき、その際は活動限界4秒という制限がありながら温度を絶対零度まで下げる事ができます。
また、卍解時には氷像のように純白の美しい着物姿となる事からオサレ値メーターを振り切っており、能力に関しても卍解の解放と同時に冷気を周囲に放つ事で瞬時に凍てつかせる氷雪系の極致へ踏み込んでいました。
ただし、使用者が未熟だと解除の際に体組織の崩壊を招くなど危険性をはらんだ欠点があるため、扱いが難しい事から会得まで苦労を強いられます。
第14位 檜佐木修兵の斬魄刀「風死」
- 持ち主:檜佐木修兵(ひさぎしゅうへい)
- 解号:「刈れ、風死」
- 始解:風死(かぜしに)
- 卍解:風死絞縄(ふしのこうじょう)
- 長所:始解は近距離と高速の遠距離攻撃可能、卍解は力量差相手でも霊圧を均等化し互いに不死になる
- 短所:霊圧の均等化と不死にはなるものの、霊力が尽きれば互いに死ぬ
- 備考:斬魄刀の主となるのは鎖部分
始解の能力 | 4.0 |
卍解の能力 | 3.0 |
影響力・効果範囲 | 3.0 |
扱いやすさ | 3.5 |
オサレ値 | 4.0 |
総合評価 | 4.0 |
第14位は、小説「BLEACH Can't Fear Your Own World」で卍解に至った瀞霊廷通信の編集長でもある、檜佐木修兵の斬魄刀「風死」です。
作中では地味な役回りが多かった事から目立ちはしなかったものの、鎖鎌の要領で遠心力のまま投擲する刃は縦横無尽に高速で転回して操る事ができ、その精度は使用者の意のままに操る事ができます。
そして、最も厄介なのが卍解であり、その能力は使用者と対象の霊圧量を均等化させて共有し、互いに不死になるといったもので、四肢や胴体をいくら斬り落としてもすぐさま再生し復活を遂げるのです。
感覚はそのままなので、死の恐怖や痛覚を伴いながら均等化された霊圧が尽きるか使用者が解除するまでこの死の領域が続く他、霊圧が尽きると両者死亡のまま幕引きとなるえげつない能力でした。
今のところ卍解は使用者を含め二名のみにしか該当していないので評価しづらいですが、将来的に自分を含め複数を対象にできる可能性や、そもそも仲間が居れば強敵を卍解の能力で弱らせた後解除して袋叩きにすればいいだけなので、実は使い勝手がいい能力なのではと思ってしまいますね。
第13位 浦原喜助の斬魄刀「紅姫」
- 持ち主:浦原喜助(うらはらきすけ)
- 解号:「起きろ、紅姫」
- 始解:紅姫(べにひめ)
- 卍解:観音開紅姫改メ(かんのんびらきべにひめあらため)
- 長所:技が多彩で応用力がある
- 短所:使用者が出し惜しみしすぎ問題
始解の能力 | 3.5 |
卍解の能力 | 4.5 |
影響力・効果範囲 | 3.5 |
扱いやすさ | 4.0 |
オサレ値 | 4.0 |
総合評価 | 4.0 |
第13位は、我らがドラえもん的万能お助けキャラ、浦原喜助の斬魄刀「紅姫」です。
仕込み杖から抜かれる鍔の無い直刀は浦原の怪しい見た目と馴染んでおり、一護同様に霊圧を斬撃にして飛ばす攻撃や、防壁を張る「血霞の盾」、対象を拘束する「縛り紅姫」、拘束した状態から爆発を起こす「火遊紅姫数珠繋」など、数多の技を披露している事から他にも多くの引き出しがあると推察されます。
そして、卍解「観音開紅姫改メ」は触れた物を作り変える能力を有しており、目や腕など損傷した部位をその場で瞬時に作り替える事で修復するなど、その能力が自身の肉体含め対象や周囲の無機物にまで及ぶ事から対抗策を練る事が難しい性能です。
アスキンが繰り出した脱出不可能の猛毒領域に出入口を新たに作った経緯から、例えば、記事内で触れた風死や花天狂骨そして東仙の清虫のような領域型の卍解にも脱出口を作る事で回避できるのだとしたらかなり脅威な能力でしょう。
何が出来て何が出来ないのか、まだまだ未知な部分が多いためこの順位とさせていただきました。
第12位 京楽春水の斬魄刀「花天狂骨」
- 持ち主:京楽春水(きょうらくしゅんすい)
- 解号:「花風紊れて花神啼き、天風紊れて天魔嗤う、花天狂骨」
- 始解:花天狂骨(かてんきょうこつ)
- 卍解:花天狂骨枯松心中(かてんきょうこつからまつしんじゅう)
- 長所:子供の遊びが楽しそう、オサレ値が高い
- 短所:味方を巻き込む為卍解使用に制限あり
始解の能力 | 4.0 |
卍解の能力 | 4.5 |
影響力・効果範囲 | 4.0 |
扱いやすさ | 3.0 |
オサレ値 | 5.0 |
総合評価 | 4.5 |
第12位は、護廷十三隊新総隊長を務める少しスケベな色男、京楽春水の斬魄刀「花天狂骨」です。
尸魂界で二つしか存在しない二刀一対の一つという物珍しい斬魄刀は解号のセリフと合わさり佇まいは壮観なもので、始解時に於いても子供の遊びを模した数々の能力は双方に効力を発揮するといったフェアな精神がうかがえます。
また、卍解「枯松心中」の演出は白黒を巧みに組み込んだ松の陰影が多くの読者から絶賛されており、卍解後に詠われた流れるようなセリフが一段目・二段目・三段目・〆の段と続く事で、あまりに飛び抜けたオサレ具合に読者は卒倒したに違いありません。
しかし、始解は自身にも遊びのルールが適用されたり、卍解に至っては一定範囲に居る味方を巻き込む可能性があるため展開ができないといった制約が目立つ為、中々に扱いの難しい性能となっています。
ただ、花天狂骨が擬人化した「お花」と「狂骨」が可愛いのでそれだけで御釣りがくるかもしれませんね。
第11位 市丸ギンの斬魄刀「神鎗」
- 持ち主:市丸ギン(いちまるぎん)
- 解号:「射殺せ、神鎗」
- 始解:神鎗(しんそう)
- 卍解:神殺鎗(かみしにのやり)
- 長所:音速程度の速度で伸縮可能の斬撃、魂魄を溶かす猛毒
- 短所:手を叩く音の500倍速く伸縮しないし、13km伸びない
始解の能力 | 4.0 |
卍解の能力 | 4.5 |
影響力・効果範囲 | 3.5 |
扱いやすさ | 4.0 |
オサレ値 | 4.0 |
総合評価 | 4.5 |
第11位は、乱菊の為に護廷十三隊を裏切った市丸ギンの斬魄刀「神槍」です。
特徴としては始解も卍解もあまり変化はありませんが、卍解に至っては刀身の長さを短刀ほどの短さから数キロに及ぶ長さまで伸縮可能で、その伸縮速度は手を叩く音の500倍であり、最長13kmまで伸びると自己申告されたものの、何れも虚偽であると判明します。
本来の卍解の性能は刀身の内部に魂魄の細胞を溶かし崩す猛毒が含まれている事から、相手を突き刺した後伸縮する際に破片を体内に残す事で内部から崩壊させることができるのです。
作中では、崩玉と融合した藍染にも有効打であったことから、例えば砕蜂の雀蜂が霊圧で抑え込められるケースとは異なり、藍染のような化け物染みた霊圧量の塊のような相手にも効果があると実証されました。
空座決戦偏では、空座町のビル群を数百メートルと一度に薙ぎ払うといった爽快な場面があるものの、如何せん、能力自体が伸縮のみといった地味な絵面ばかりだったため性能は強いものの映像映えはしないのでランキングは低めとなります。
第10位 更木剣八の斬魄刀「野晒」
- 持ち主:更木剣八(ざらきけんぱち)
- 解号:「呑め、野晒」
- 始解:野晒(のざらし)
- 卍解:名称不明
- 長所:破壊力の塊のような力を引き出せる?
- 短所:力を引き出しすぎると持主の肉体が自壊(卍解時)
始解の能力 | 4.5 |
卍解の能力 | 4.5 |
影響力・効果範囲 | 4.0 |
扱いやすさ | 2.0 |
オサレ値 | 3.5 |
総合評価 | 4.5 |
第10位は、十一代目剣八の名を継承した更木剣八の斬魄刀「野晒」です。
特徴としては解号と同時に巨大な刀身をつけた斧や鉞に似た形状に変化する事と、剣八の並外れた力の権化を象徴したような圧倒的な佇まいでしょう。
作中では、星十字騎士団最強と自称するグレミィの放った巨大隕石を野晒の一振りで粉砕したバケモノ性能を見せつけていましたが、そもそも解号以前から剣八の力任せな攻撃に耐える強靭な耐久力を秘めていたので、封印前からある意味規格外でしたね。
しかし、強力な性能に引き換え、持主である剣八の肉体が斬魄刀に追いつかないことから卍解時に自壊したため、未だ野晒の性能を引き出せていない状況であることから、卍解の能力はよく分かっていません。
それでもBLEACH上位陣に引けを取らないばかりか逆に押している事が多い事から「野晒」の性能は上位であると考えられます。
剣八の成長次第ではもっと上位を狙える優良株でしょう。
第9位 朽木白哉の斬魄刀「千本桜」
- 持ち主:朽木白哉(くちきびゃくや)
- 解号:「散れ、千本桜」
- 始解:千本桜(せんぼんざくら)
- 卍解:千本桜景厳(せんぼんざくらかげよし)
- 長所:攻守一体の性能、始解と卍解に差異が少ない
- 短所:自身を巻き込まない無傷圏
- 備考:折れても修復可能
始解の能力 | 4.5 |
卍解の能力 | 4.5 |
影響力・効果範囲 | 4.5 |
扱いやすさ | 5.0 |
オサレ値 | 5.0 |
総合評価 | 4.5 |
第9位は、一護の味方であり不器用なシスコン代表の朽木白哉の斬魄刀「千本桜」です。
特徴としては、数万から数億を超える桜の花びらを模した無数の刃を自在に操るといった優美な姿形が印象的で、破壊力・攻撃範囲・牽制など汎用性の高い性能を誇る、作中でも何度か登場した優遇された斬魄刀ですね。
そして、何といっても卍解「千本桜景厳」が放つ数々の技のレパートリーは明媚な始解と打って変わり、数万もの刃が背景として展開して立ち並ぶ様は圧巻の光景でした。
デメリットとしては月島秀九郎に見破られた無傷圏という自身を傷つけない為に生じた空間が存在しますが、月島戦以降はその弱点を突かれていないことから霊王宮の修行でより緻密に制御できるよう克服したものと思われます。
また、修行後は始解の段階で操る枚数が卍解時に引けを取らないほど増えており、恐らく威力も向上していると推察できますので、使用者の能力次第でまだまだ伸びしろがありそうな斬魄刀ですね。
第8位 痣城剣八の斬魄刀「雨露柘榴」
- 持ち主:痣城剣八(あざしろけんぱち)
- 解号:未登場
- 始解:未登場
- 卍解:雨露柘榴(うろざくろ)
- 長所:あらゆる物質・生物と融合し支配できる
- 短所:生物と融合すると反動を受ける、霊子の吸収に弱い、雨露柘榴がうるさい
始解の能力 | 0.0 |
卍解の能力 | 5.0 |
影響力・効果範囲 | 4.5 |
扱いやすさ | 4.0 |
オサレ値 | 4.0 |
総合評価 | 4.5 |
第8位は、魂魄改造計画を押し切ろうとしたものの自ら無間入りしら八代目剣八、痣城剣八の斬魄刀「雨露柘榴」です。
先ず特徴的なのがこれまで在り得なかった唯一始解が判明していない斬魄刀であり、使い始めた時から卍解を引き出せた為、解号のセリフも分からないといった稀有な登場をしています。
しかしながら、卍解の能力はあらゆる物質や生物と自らの肉体を融合する事で融合した対象を霊子単位で操り支配するといったもので、大気中の空気に同化して攻撃を回避したり、逆に相手の体内に入り込んで斬り刻む等、考え付いてもやらないであろう残虐な手法で手に掛ける事もできるのです。
また、融合する猶予さえあれば尸魂界全土と融合する事で、その範囲内での情報を全て収集できるのと共に好きな場所に瞬時に移動し出現するといった事も可能でした。
ただし、自我のある生物との融合には拒絶反応が表れ自身に反動のダメージを受ける事や、融合中に霊子を吸収するタイプの攻撃を受けると魂魄に深刻なダメージを受ける等の点が弱点として存在する為、一概に融合が最強とはいきません。
因みに、使用者のみが見える雨露柘榴が具象化した女性が煩いのも一応欠点かもしれませんね。
第7位 綱彌代時灘の斬魄刀「艶羅鏡典」
- 持ち主:綱彌代時灘(つなやしろときなだ)
- 解号:「四海啜りて天涯纏い、万象等しく写し削らん、艶羅鏡典」
- 始解:艶羅鏡典(えんらきょうてん)
- 卍解:未登場
- 長所:使用者が知る斬魄刀の始解を模倣できる
- 短所:魂魄の消耗や、能力は使用者の力量に比例する
- 備考:始解すると刀身が消え失せ鍔と柄だけとなるのがオサレ
始解の能力 | 5.0 |
卍解の能力 | 0.0 |
影響力・効果範囲 | 4.5 |
扱いやすさ | 4.0 |
オサレ値 | 5.0 |
総合評価 | 4.5 |
第7位は、小説「BLEACH Can't Fear Your Own World」で登場した四大貴族筆頭、綱彌代時灘の「艶羅鏡典」です。
艶羅鏡典は厳密に言えば、伊勢家に伝わる神器のように、綱彌代家の当主へと代々受け継がれてきた斬魄刀なので時灘本人の斬魄刀ではありませんが、作中では当主へ上り詰めた際に時灘が使用しています。
先ず、特筆すべき特徴が始解すると刀身が消え去ることにあり、使用者が知っている他人の始解の能力を模倣するという性質上、模倣した斬魄刀の刀身を写すなど最高にオサレ値の高い演出となっている他、模倣する能力は複数同時行使可能なところがチート級にぶっ壊れていますね。
しかしながら、模倣した能力は何れも使用者の霊圧に比例するのでオリジナルより劣化することも逆に強化されることもあり、同時使用の際には配分する霊圧量の調整等で考える事が多いなど、非常に扱いが難しい能力でもあります。
そして最大のデメリットとなるのが消耗した魂魄は二度と元に戻らないことにあり、それ故に歴代の綱彌代当主は命欲しさに艶羅鏡典の使用を敬遠していました。
ただ、命を投げ捨てる覚悟があるのならば、これ以上に便利な斬魄刀もないでしょうね。
第6位 日番谷冬獅郎の斬魄刀「氷輪丸」
- 持ち主:日番谷冬獅郎(ひつがやとうしろう)
- 解号:「霜天に坐せ、氷輪丸」
- 始解:氷輪丸(ひょうりんまる)
- 卍解:大紅蓮氷輪丸(だいぐれんひょうりんまる)
- 長所:天候に影響を与える、始解と卍解の差異が少ない、折れても水分があれば復活する
- 短所:流刃若火の影響を受けると氷が使えなくなる
- 備考:氷雪系最強の斬魄刀
始解の能力 | 4.5 |
卍解の能力 | 5.0 |
影響力・効果範囲 | 4.5 |
扱いやすさ | 5.0 |
オサレ値 | 5.0 |
総合評価 | 5.0 |
第6位は、シロちゃんこと最年少の隊長、日番谷冬獅郎の斬魄刀「氷輪丸」です。
氷雪系最強の斬魄刀と謳われる冬獅郎の刀は、天候を支配し溢れ出す霊圧が触れる全てのものを凍らせる氷や竜を創り操る事ができます。
千本桜と同様に始解と卍解の差異が少ない事から、始解の状態でも使用者の能力次第で多くの氷を操る事ができ、千年血戦編では灰猫と合作した真空多層氷壁を編み出し多くの隊士を護り抜きました。
そして、特出すべき点は卍解時に咲く三つの氷の花の結晶が散った時氷輪丸の真の姿が完成されるといった隠し要素で、大紅蓮氷輪丸が完成すると全ての物質を停止させられる他にも地水火風そのものを凍らせることができるようになるのです。
始解時ですら対象が刀身に触れたら凍る性質があるのですが、完成した卍解状態では使用者自身に触れると瞬時に凍り付く性能を付加しており、攻防と鬼道の性質を秘めたその凍結範囲や氷結性能から鑑みて氷雪系最強の斬魄刀の名は伊達ではないでしょう。
しかし、完成以前の卍解では流刃若火の影響で氷輪丸の氷が使えなくなると発言していたことから、真の卍解状態で流刃若火に対抗できるのかは定かではありません。
第5位 山本元柳斎重國の斬魄刀「流刃若火」
- 持ち主:山本元柳斎重國(やまもとげんりゅうさいしげくに)
- 解号:「万象一切灰燼と為せ、流刃若火」
- 始解:流刃若火(りゅうじんじゃっか)
- 卍解:残火の太刀(ざんかのたち)
- 長所:天候を支配する天相従臨、圧倒的な火力など
- 短所:周囲への影響が大きいため使用に制限あり
- 備考:焱熱系最強最古の斬魄刀
始解の能力 | 5.0 |
卍解の能力 | 5.0 |
影響力・効果範囲 | 5.0 |
扱いやすさ | 3.5 |
オサレ値 | 4.5 |
総合評価 | 5.0 |
第5位は、護廷十三隊延いては真央霊術院を設立した総隊長、山本元柳斎重國の斬魄刀「流刃若火」です。
普段は木の杖の形状に封印して持ち歩いているのが特徴的ですが、一度始解すれば炎を纏った刀身へと早変わりする様はまさに圧巻の一言でした。
焱熱系最強と謳われる通り、始解ですら広範囲を覆う炎で焼き尽くす事ができる為、流刃若火の解放だけで天候に影響を与えてしまう等まさかの強力すぎて本気を出しづらいと言った点があり、藍染を以てしても最強と評価される斬魄刀です。
また、卍解「残火の太刀」を解放すれば、尸魂界中の水分を奪ってしまう事から自身の肉体と尸魂界を滅ぼす危険性をはらんでおり、卍解後はその身と刃に太陽を纏っているのと同義であると発言している等、流刃若火の規格外な性能を感じ取る事ができますね。
炎の全てを鋒に集中させることで触れたものを消し飛ばす残火の太刀・東「旭日刃」、1500万度の熱を纏う事で相手の攻撃を消失させる残火の太刀・西「残日獄衣」、過去に斬り捨てた者たちの灰に熱を与え亡者の軍団として召喚する残火の太刀・南「火火十万億死大葬陣」、強力な一閃で相手を屠る残火の太刀・北「天地灰尽」等、隙の無い攻防一体の能力は戦闘映えに加えかなりオサレポイントの高い仕様になっていました。
自身の肉体の損傷や周囲に影響を与えて消滅させる危険性がデメリットとして挙げられますが、間違いなく戦闘では最強の名に相応しい能力でしょう。
第4位 刳屋敷剣八の斬魄刀「餓樂廻廊」
- 持ち主:刳屋敷剣八
- 解号:「瑞祥屠りて生まれ出で、暗翳尊び老いさらばえよ、餓樂廻廊」
- 始解:餓樂廻廊(ががくかいろう)
- 卍解:餓樂廻廊(ががくかいろう)
- 長所:始解で既に卍解クラスの性能
- 短所:卍解使用に制限(四十六室からの規制)あり
始解の能力 | 5.0 |
卍解の能力 | 5.0 |
影響力・効果範囲 | 5.0 |
扱いやすさ | 4.5 |
オサレ値 | 4.0 |
総合評価 | 5.0 |
第4位は、零番隊から勧誘された逸話を持つ七代目剣八、刳屋敷剣八の斬魄刀「餓樂廻廊」です。
先ず特筆すべきは、生物系の斬魄刀であることから始解すると口を備えた白い巨大な生物を無数に召喚し対象を喰らい尽くすといった、他の卍解と比較しても差し支えない絶大な戦闘力を誇る能力でしょう。
一騎打ちでの戦いでも充分に魅力的な戦術ですが、集団戦に於いても始解の能力は特段優秀で、生物を無数に召喚する事で対象の攻撃や敬遠を一度に行えます。
更に、卍解の能力は地中から巨大な顎を出現させ半径数霊里を丸ごと呑み込むといったもので、その力は使用者以外の全てを喰らいつくす凶悪な能力で敵味方一切関係なく巻き込んでしまうことから四十六室から瀞霊廷内での使用を禁止されるほどでした。
しかし、始解だけでも攻防と牽制を担えるほど優秀なので、餓樂廻廊を相手取る事自体が既に厄介極まりなく、使用者が周囲の影響を顧みない冷酷無比な性格だとしたらかなりえげつない性能となります。
第3位 黒崎一護の斬魄刀「斬月」
- 持ち主:黒崎一護(くろさきいちご)
- 解号:なし
- 始解:斬月(ざんげつ)
- 卍解:天鎖斬月(てんさざんげつ)
- 長所:高密度の斬撃を飛ばす、高速戦闘を可能にした卍解など
- 短所:技が月牙天衝しかない
- 備考:一護が死神と虚と滅却師の因子を受け継いでいる為、生まれが特殊
始解の能力 | 4.0 |
卍解の能力 | 4.5 |
影響力・効果範囲 | 3.0 |
扱いやすさ | 5.0 |
オサレ値 | 5.0 |
総合評価 | 5.0 |
第3位は、我らが主人公黒崎一護の斬魄刀「斬月」です。
特徴としては、常時開放型の大きな出刃包丁のような危なっかしい見た目、鞘代わりに布を巻いて携帯している物珍しさ、そして、卍解後はすらっとした黒い刀と黒装束のコートに死覇装へと変貌するといったギャップが読者に大うけでした。
技自体は月牙天衝と呼ばれる使用者の霊圧を喰らった刀を通して高密度の霊圧を斬撃にかえて放出するものだけですが、本作では一護が虚化して扱う事で色が黒く変化したり、霊圧の上がり様でより禍々しい霊圧へと変化して放出されるといった、威力や演出を含めて文句なしの性能を持っています。
最終章では、自身のルーツを理解して、死神の力と溶け込んだ虚の力を有した長刀と滅却師の力である斬月のおっさんの力を有した短刀に分かれた二刀一対の斬月となり、虚の力を解放した後に月牙天衝と織り交ぜる事で王虚の閃光を放つこともできるようになりました。
また、死神能力を失う事と引き換えに、最後の月牙天衝である「無月」を習得することもでき、無月習得状態では膂力のみで崩玉と完全融合した藍染を圧倒し、更に無月を放つ事で藍染の無尽蔵に近い霊力をごっそりと消耗させた経緯から、恐らく作中では敵なしの最強形態だと思われます。
しかしながら、無月発動後は割とすぐに後遺症が訪れた事、不死身の藍染を倒すに至らなかった事、そして真の卍解をユーハバッハに未来で折られたことで披露できなかった点から成長性を考慮して3位に位置付けました。
第2位 兵主部一兵衛の斬魄刀「一文字」
- 持ち主:兵主部一兵衛(ひょうすべいちべえ)
- 解号:「黒めよ、一文字」
- 始解:一文字(いちもんじ)
- 真打:しら筆一文字(しらふでいちもんじ)
- 長所:名を斬る、名を奪う、名を書き換える、あらゆる黒を力にかえるなど
- 短所:特になし
始解の能力 | 5.0 |
卍解の能力 | 5.0 |
影響力・効果範囲 | 5.0 |
扱いやすさ | 4.5 |
オサレ値 | 5.0 |
総合評価 | 5.0 |
第2位は、霊王直属零番隊のリーダーで尸魂界開闢以前から存在する原初の死神の一人、兵主部一兵衛の斬魄刀「一文字」です。
何といっても大きな筆の形を模した斬魄刀は初見でオサレ値を大きく稼ぎ、墨を扱った能力で白黒主体の漫画媒体を活かしたディティールの表現法に読者の度肝を抜くと、始解で毛筆部分のみが刃へ変貌するといった変則的な斬魄刀にオサレ値が暴走してしまいました。
そして、特徴的なのが真打・しら筆一文字になると墨の色が白へ変化することでしょう。
- 解放前は名前を斬る事ができ、例えば腕を斬れば「うで」の「う」が残り能力も筋力も半分になる
- 始解後はこの世のあらゆる黒を支配でき、墨で塗り潰された者は名前を失う
- 真打解放後は、扱う墨が白く変化し、一文字で黒く塗り潰された者に白い墨で新たな名前に書き換える事ができる
加えて以上のように、段階続きで様々なチート能力を扱う事ができるため、ユーハバッハ相手に名前を奪い黒蟻へ乏した事や、過去にバラガンと並び立つ中級大虚の名前を奪い已己巳己巴と名付けた事があるなど、名前を奪い新たな名前を名付けるという能力のチート性がBLEACHの世界でゆるぎないものだと感じ取る事ができます。
また、一文字の墨から発生した「不転太殺陵」と呼ばれる対象の血と肉と骨など何もかもを黒く潰して無に還し転生すらさせない技を披露した際には、百年後の尸魂界から夜を百夜奪って拵えたと言っていたことから、一文字の性能の異常ぶりを再認識させられました。
恐らく、一文字の能力の全てを本編で見せていないと思われるので、まだ読者の知らないチート技が存在する可能性もありますが、判明している性能を考慮した結果第2位となります。
第1位 藍染惣右介の斬魄刀「鏡花水月」
- 持ち主:藍染惣右介(あいぜんそうすけ)
- 解号:「砕けろ、鏡花水月」
- 始解:鏡花水月
- 卍解:未登場
- 長所:完全催眠で対象を支配し誤認させる
- 短所:刀身に触れている間は発動できない
- 備考:完全催眠には始解を見せる必要がある
- オサレ値:限界突破
始解の能力 | 5.0 |
卍解の能力 | 0.0 |
影響力・効果範囲 | 5.0 |
扱いやすさ | 5.0 |
オサレ値 | 5.0 |
総合評価 | 5.0 |
栄えある第1位は、やはりBLEACH界のヨン様こと、藍染惣右介の斬魄刀「鏡花水月」です。
解放の瞬間を一度でも目にした者の五感全てを支配して一つの対象の姿・形・質量・感触・匂いに至るまで敵に誤認させる能力により、蝿を龍に、沼地を花畑に見せるなどできます。
一見、ただの幻覚の一つに思える能力ですが、実際に相対すれば使用者が一体いつどのタイミングで鏡花水月を解放したのか、そもそも戦ってる相手が使用者なのかさえ疑わなければならないなど、対人戦において非常に厄介なのが特徴です。
一方で実際に、鏡花水月を模倣した時灘が炎と見せかけた速度で斬撃を飛ばすなど、攻撃に転用する物体や物質の速度や規模といった特性を実物の物と誤認させる戦法をとっていたので、恐らく藍染が本気で鏡花水月を扱えばそれを凌ぐえげつない手法を取ると予想できます。
また、鏡花水月をアニメで視聴したファン達は、そのパリンと砕け散る音と共に水が砕けるような演出と爽快感の虜となり、幾度となく自ら完全催眠にかかりにいったことでしょう。
しかしながら、発動前に刀身に触れていれば完全催眠にかからない点や視覚を通した能力故に東仙のような盲目の相手に無意味な点、そして具体的な理由は明かされないながらも痣城剣八に通用しないといったイレギュラーな相手が散見する為、一概に最強とは言えないのも事実です。
ですが、一部の存在を除けばほぼ全ての相手に有効打となる性能はチート揃いの上位層トップの名に相応しい能力だと断言できます。
因みに、藍染以外が使用する際に限り使用者を上回る霊圧があれば発動を抑え込む事ができるなど致命的な弱点が生じますが、使用者が藍染でなくとも隊長格上位を簡単に完全催眠下に陥れる事ができる性能なのは変わらない為、鏡花水月の性能自体がチートであることに違いはありません。
最強の斬魄刀ランキングについてのまとめ
最強の斬魄刀ランキングは、完全催眠能力を有する「鏡花水月」となりました。
やはり、対象が認識するものを錯覚させる能力は対人戦や集団戦に関わらずどんな戦況下でも圧倒的に便利ですし、唯一発動条件となる解放の瞬間を逃れる対策が目を瞑るか鏡花水月の刀身に触れるしかなく、前者は目を瞑った瞬間に追撃を受ける事になりますし後者に至っては戦闘中に相手の斬魄刀に触れるのは至難の業であると共に触れ続けなければならない為に現実的ではありません。
藍染以外が使用すると霊圧量で発動自体を抑え込む事も可能ですが、更木剣八や道羽根アウラと行った崩玉融合時の藍染と同等以下程の霊圧量が必要な為、殆どのキャラクターが単騎で攻略できないなど、格下が使用した場合でも格上に通用する最強に相応しい性能です。
そして、第2位以下の上位の斬魄刀は、所有者自身に特筆すべき事由を含んだ斬魄刀ばかりであったり、天候を支配する自然系や能力そのものが異質で規格外なものが多く、その中でも敵味方区別無く巻き込んでしまう能力や斬魄刀自体を改造して性能を付加するマユリの例もあるなど、まさにチートのオンパレードでしたね。
また、紹介した斬魄刀の中には未だ始解及び卍解が不明なものがある為、今後の成長を加味すれば一概に記事内の順位が正しい訳でもありません。
本ランキングを通して皆様の斬魄刀ランキングの一助になれば幸いです。