【BLEACH】市丸ギンは本当にクズ?乱菊との恋はどうなった?

護廷十三隊三番隊隊長の市丸ギンと言えば、作中でのクズ行為や乱菊との関係に焦点が当てらた重要なキャラクターの一人です。

そこで以下に挙げられる、

  • 市丸ギンがクズと呼ばれる理由
  • 市丸ギンと松本乱菊の関係
  • 市丸ギンと松本乱菊の恋の結末や最期

主な項目を踏まえて、市丸ギンのクズなエピソードやその裏に抱えていた乱菊への思い等を見ていきたいと思います。

市丸ギンがクズと呼ばれるエピソード5選

市丸ギンの初登場シーンのコマ

引用元:BLEACH

  • 名前:市丸ギン
  • 誕生日:9月10日
  • 身長:185cm
  • 体重:69kg
  • 所属:元護廷十三隊三番隊隊長、虚圏(藍染惣右介一派)
  • 趣味:人間観察
  • 好きな食べ物:干し柿
  • 嫌いな食べ物:干し芋
  • 初登場:8巻
  • 声優:遊佐浩二

流魂街出身の市丸ギンは護廷十三隊三番隊隊長として初登場し、尸魂界編開始時点で数々のミスリードを差し込まれた事で一時は黒幕だと予想されていました。

一人称は「ボク」で口調は京都弁に近く、心情を読み取れない薄ら笑いを浮かべた表情に細目が特徴の青年ですが、非常に残忍な性格を有している事から特に関係の無い相手には遠慮なく毒を吐き斬り捨てる性質があります。

一方で、信念に真っ直ぐな黒崎一護や唯一大事な存在である松本乱菊、部下の吉良イヅル等の一部の人間に対しては、心を悪に完全に染め上げる事が出来ずに相手を見逃すといった同情的な部分が混在する二面性を持った性格です。

市丸ギンの斬魄刀についてはこちらから。

それでは、そんな命の線引きが極端なギンが見せた、作中の容赦ないクズなエピソードをまとめたので見ていきましょう。

ギンは白道門で兕丹坊の腕を斬り落としている

  • 原作9巻74話

尸魂界に旅禍が侵入したルキア奪還編初期、白道門の番人・兕丹坊が一護に敗れた事で懐柔され通行を許した所、白道門を開けた際、門の奥には市丸ギンが既に待ち構えており旅禍に侵入を許した兕丹坊の左腕を容赦なく切断したのです。

 

兕丹坊が悪いのでセーフ?

この件に関しては、護廷十三隊の隊長として旅禍の侵入は看過できないもので、当然の責務を全うしたのではないでしょうか。

ただし、

  • 旅禍自体を捕縛しなかった事
  • 兕丹坊の腕を切断したのはやりすぎ?

など、旅禍の見逃しに対し問責されたり、兕丹坊への処置は少しやりすぎな所が目立ちますね。

ギンは冬獅郎との戦闘中に雛森桃殺害未遂を犯している

  • 原作16巻132話

黒幕の藍染の計画通り藍染暗殺周知から犯人がギンであると一部の思考を誘導する事に成功しており、特に雛森を錯乱させる事で日番谷冬獅郎や吉良イヅルを疑心暗鬼にさせる等、手筈通りとは言えかなり非道な事をしています。

そして、藍染殺害犯人が冬獅郎であると画策した後、雛森に冬獅郎を討ち取るよう誘導した戦いの場に登場すると、冬獅郎の怒りを買い戦闘となりますが、神槍の直線状に雛森を捉える事でどさくさ紛れに殺害しようとしたのです。

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恋次たちに声をかける雛森桃の初登場シーン

尚、乱菊の加勢により攻撃は食い止められたので未遂に終わります。

ギンが雛森を黒幕の藍染の下へ誘導し間接的に殺害に関与

  • 原作20巻169話

四十六室の為の居住区域「清浄塔居林」まで雛森を誘い出したギンは、暗殺された筈の藍染と邂逅させる力添えをしました。

しかし、実際には藍染が雛森を処分するシナリオであり、ギンは内情を知りながらもただ処分される運命の雛森を淡々と運んできたので、冷酷さは健在です。

ギンは懺罪宮でルキアを精神的に追い詰め弄ぶ

  • 原作17巻145話

罪人として移送中のルキアは生きる希望や理由もすべて捨てて死への覚悟を決めていたのですが、そんなルキアに接触したギンは特に意味もなく「意地悪をしに」と真意のわからない行動を取りました。

同時刻、阿散井恋次の敗北やルキアを助けに来た旅禍の相次ぐ脱落があり、僅かに霊圧の変化を感じ取ったルキアは自責の念で苦しんでいましたが、ギンは旅禍の現状を報告して更に狼狽えるルキアを見据え、ただ一言「助けたろか?」と護送兵がその場に居るにも関わらず脱獄を持ち掛けたのです。

ギンの思惑は分かりませんが二番隊隊長としての実力はルキアも認める所であり、そんなギンが手を差し伸べてくれるのなら事態は好転し生存の可能性が見えてきます。

あまりにもギンにメリットがない提案にルキアは暫く逡巡するのですが、諦めかけていた生きる希望が再燃してしまったのです。

しかし、ルキアが生きる道を選択しそうになった直後、ギンは「嘘」と一言添えて踵を返し、次は双極で会おうとルキアの前から立ち去っていくのでした。

たった数十秒の面会でしたが、ギンは難なくルキアの心情を読み取り獄中で心を殺してまで決心した覚悟を瓦解させ弄んだことで、読者の中でもギン随一のクズエピソードとして語り継がれる事になったのです。

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朽木ルキアが袖白雪を構える扉絵

尚、この行為の意図は名言されておらず、本当にただ性格が悪いか若しくは初期でのキャラ付けの演出だったのかもしれませんが、ルキア曰く「日常の小さな亀裂を毒気で溶かされ、知らぬ間に病のようにぬるりと奥底へと入りこまれる、そういう恐怖をこの男に感じていた」と語っている事から元々ギンの性格が歪んでいると考えられます。

ギンは藍染の命令で朽木ルキアを殺害しようとした

  • 原作20巻176話

ルキアの体内から浦原が隠した崩玉を回収した藍染は、用済みとなったルキアの処分をギンに任せ、ギンは神槍をルキアに放ちました。

しかし、駆けつけた白哉がルキアを庇い神槍の餌食となったので、結果的にルキアを殺害するに至りませんでしたが、代わりに白哉が致命傷を負った事で朽木ルキア殺害未遂から朽木白哉殺害未遂に変動します。

尚、ルキアに対しては二度目の仕打ちなので、この行為はギンのクズ度を語る上で外せないエピソードでしょう。

ギンは空座町決戦にて不意打ちで猿柿ひよ里を両断している

  • 原作43巻377話

藍染が用意した十刃が全滅した空座町決戦終盤、仮面の軍勢の一人・猿柿ひよ里が積もる憎悪を堪え切れず藍染へと先走った所、文字通り横槍を入れるようにギンが神槍でひよ里を横真っ二つに両断するのです。

これまで作中に何度か殺害未遂をしてきたギンですが、このエピソードでは初めて明確な致命傷を与えた描写であり、明確な悪として認識される一幕でもありました。

尚、有昭田鉢玄の鬼道で何とか延命させる事で卯ノ花烈の到着まで命を繋ぎ止め、大戦後、卯ノ花によってひよ里は治療されたので生存しています。

ただ、鉢玄や卯ノ花の到着が遅ければひよ里は確実に死んでいた為、ギンの行動は極めて悪質である事には違いありません。

ギンは黒崎一護や三番隊には若干優しい?

藍染に復讐する為に一定の信頼を築き上げようとするギンですが、その過程でなかなかエグいことを平気で行っている印象です。

しかし、藍染への対抗策又は切り札となると踏んでいたのか、最初から一護には目を掛けており、

  • 原作9巻、白道門で一護を見逃す
  • 原作46巻、一護が藍染に敵わないと悟ると逃走を唆す

など、作中でギンは一護を殺す素振りはなく逃がす方向へ口添えしている言動が目立ちます。

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黒崎一護が斬月を抱え瞑想しているシーン

また、吉良イヅルを筆頭に意外にも三番隊隊士からの支持率が高く尊敬されている事が判明しており、霊術院時代の吉良は現世遠征時に起きた巨大虚襲撃事件でギンに助けられた経緯からギンを慕っていました。

三番隊では毎年干し柿を作る恒例行事があるなど、プライベートのギンの素顔は割と親しみやすいキャラクターなのかもしれませんね。

尚、尸魂界編ではそんな吉良をも計画の駒として使い捨てていますが、藍染が雛餅を処分をするように、ギンがイヅルを手に掛けなかった事からそれなりに三番隊には思うところがあったのでしょう。

市丸ギンと松本乱菊の関係性や目的と恋について

空腹で倒れている乱菊に挨拶する市丸ギンの初めての出会い

引用元:BLEACH

  • 原作15巻129話

ギン乱菊は幼少期に東流魂街62地区「花枯」にて出会いました。

空腹で倒れていた乱菊にギンが声を掛け助けた事で二人は一時期共同生活を送ります。

その為、ギンと乱菊の関係は幼馴染であり、家族であり、死神としては同期に当たる事から、ギンにとって乱菊は家族以上に大切な存在なのです。

しかし、ギンが死神になる為に流魂街を出て行った為、共同生活は突然終わりを告げるのでした。

ギンが死神になった目的は「乱菊が取られたもの」を取り戻すため

  • 原作48巻416話

ギンが幼少期に突然家を出て行き死神を目指した理由は乱菊が取られたもの「魂魄」を取り戻すためでした。

416話の回想で、ギンは複数名の死神が流魂街の住人から魂魄を回収して藍染へと献上している現場を茂みから目撃し、その時近場で横たわっている少女・乱菊を一瞥した後、すぐに首謀者が藍染であると見抜き、その瞬間から魂魄を取り戻す算段を巡らせていたのです。

その為に乱菊との共同生活を投げ捨て真央霊術院へ入学し、僅か1年で卒業した後は五番隊に入隊しその頭角を現すと目論み通り藍染に気に入られるのですが、実力を示す試験として当時の三席を躊躇いなく殺害するなど、復讐の為なら一切の情を感じさせない冷酷な本性が窺えました。

しかし、藍染を殺す機会を窺っていたにせよ、

  • 101年前の魂魄消失事件に加担
  • 尸魂界編にて藍染離反に加担し冬獅郎・雛森・吉良・ルキア等を弄ぶ等
  • 破面編にて猿柿ひよ里を殺人未遂

等の擁護しようのない悪逆非道な一面が目立つため、元々の性格は善人ではない事が見受けられます。

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ギンの目的
  1. 藍染に取られた「乱菊の魂魄」を取り戻す為
  2. 乱菊が泣かなくても済む世界を作る為

作中を通してギンが藍染に付き従っていた理由は、全て乱菊の為だけに一貫しており、藍染が隙を見せる一瞬の機会の為だけに護廷を裏切っていたのです。

乱菊が取られたものは「霊王の欠片を宿した魂魄」

上記で説明した通り、ギンは乱菊の魂魄を取り戻す為に藍染に復讐を誓っていましたが、実は乱菊が取られた魂魄に「霊王の爪」が宿っていた事が小説「BLEACH Can't Fear Your Own World」で判明しました。

小説内で語られた過去の会話にて、「魂を大幅に奪ったにもかかわらず、死にもせず、その少女はいまだに死神の素質を持ち合わせたままだ」と藍染が言及している少女は十中八九少女時代の乱菊の事を指しているのだと推察できます。

意図していなかったにせよ、乱菊から奪った魂魄の中に偶然霊王の欠片があったと言うだけですが、魂魄を奪われたにも関わらず死神として活躍できている一方で死神の資質とは別で何か失っている可能性にも言及していました。

未読の方は小説「BLEACH Can't Fear Your Own World」もおすすめです。

乱菊の誕生日を決めたのはギン

乱菊の誕生日を自分と出会った日に決める市丸ギン

引用元:BLEACH

  • 原作20巻12.5話

雛森の提案で冬獅郎の誕生日を祝う為に、乱菊は冬獅郎を、雛森は藍染を誘い隊舎西修練場の屋根に上り夜空に打ち上げられた花火を眺めるといったほんわかとした日常回が収録されています。

しかし、生まれが流魂街の死神にとって誕生日を知る術がなかった事から、「…皆同じさ自分が生まれた日が何時かなんて憶えている人は誰もいない」「ただ自分が信頼する人が告げた日をそのまま信じるしかないんだ」と藍染は諭し、その言葉を受けた乱菊は嘗てギンと過ごした記憶を呼び起こすのです。

幼少期、不意にギンから誕生日を訊ねられた乱菊は、ギンと出会うまで日にちを数えられるような生活が出来なかった事から知らないと答えるのですが、「…なら、ボクと会うた日が乱菊の誕生日や」とギンが乱菊の誕生日を決めるのでした。

そして現在、藍染は知っている誕生日が本当かどうかが問題ではなく自分の誕生日を知っていること自体が既に幸せなのだと語るのです。

作中のギンから想像もできなかった在りし日の優しい一面が窺える閑話でしたね。

市丸ギンは真意を伝えず松本乱菊に看取られながら死亡

市丸ギンの死に目に立ち会い号泣する乱菊

引用元:BLEACH

  • 原作48巻416話~417話

100年以上にわたるギンの復讐劇は、これまで隠し通してきた真の卍解「神殺鎗」を以てしても崩玉と完全融合した藍染を倒すにはほんの僅かにタイミングがずれた事で失敗に終わり、藍染の手に掛けられるといった結末を迎えました。

しかし、返り討ちに遭い瀕死となったギンの下へ乱菊が駆けつけ、乱菊はギンの真意を知る事も無く死に目に立ち会い泣き崩れるのです。

一方で、そんな乱菊の泣きっ面を薄れる意識下で見据えたギンは、「ああ、やっぱり謝っといて良かった」と、安心した心理描写が大きなコマ割りで差し込まれています。

そして、死の間際に最後の月牙天衝を習得した黒崎一護が駆けつけた姿を捉えると、以前と全く異なる強い眼になったと密かに安堵し、全てを一護に任せて事切れるのでした。

乱菊の恋心にギンが気づいたかは不明のまま

  • 原作48巻423話

ギンと乱菊の恋愛感情についてはこれといって名言されて来ませんでしたが、幼少期に同居していた経緯から鑑みて最低限家族愛が芽生えている事は確実です。

しかし、破面編のエピローグにて、多くの課題と向き直るきっかけでもあった大戦後、冬獅郎や同期の死神が前に向かって鍛錬に励んでいる姿を見ている一方で、乱菊は未だ一人前に進めない状態でした。

その際、乱菊はギンの後ろ姿を思い起こしており、消えてしまうのに形見一つ残してくれないところが嫌いであると独白した後、もしも形見を残していたら乱菊がそこからいつまでも動けずにいるであろう事もギンならば見抜いていたと乱菊は心の中で綴っています。

そして、乱菊はギンのそういうところが好きだったと気づくのです。

この事から見て、最終的には少なくとも乱菊はギンへ恋愛感情を抱いていた事になるのではと思いますが、ギンに至っては乱菊を一番大切に思っている描写はあるものの、それが恋愛感情なのかどうかは言明されていません。

ですが、恐らくは乱菊同様に根本にあるのは恋愛感情かもしれませんね。

また、乱菊が私財を投じて二人が出会った東流魂街62地区花枯にギンの墓を建てた事が小説「BLEACH The Death Save The Strawberry」で触れられています。

 

ギンが乱菊に見せた優しさ
  • 原作16巻133話

ギンと冬獅郎の戦闘にて、冬獅郎の隙を突いて意識の無い雛森を狙うギンでしたが、乱菊の加勢によりギリギリの所で雛森は命を救われました。

やはりギンは乱菊と戦うのが嫌なのか、呆気なく刀を納めその場を立ち去ります。

ただ、冬獅郎と雛森には手厳しい一面でしたね。

  • 原作20巻178話

藍染同様に大虚が放つ光「反膜」に包まれたギンから反射的に手を放す乱菊ですが、ギンは去り際にもうちょっと捕まっていても良かったと零した後に乱菊に「ご免な」と謝罪します。

しかし、この時の表情は心底残念そうな事から、これからギンがやる事と失敗時も含めて乱菊に辛い思いをさせる事に対しての最初で最後の本音だったのではないでしょうか。

  • 原作47巻412話

空座町決戦終盤、乱菊はアヨンに受けた傷を治療したものの疲労困憊のまま藍染の前に立ちはだかりますが、見兼ねたギンは長年築いてきた信頼が瓦解する危険を顧みず、藍染の前から乱菊を引き離す事で間接的に命を助けました

市丸ギンのクズ行為と乱菊との恋の結末についてのまとめ

 

  • 市丸ギンは、乱菊の一件とは無関係に多くの殺害未遂と煽りをしていた真性の悪
  • 市丸ギンは、黒崎一護や三番隊隊士にはそれなりに優しく振る舞っていた
  • 市丸ギンが藍染惣右介に付き従った理由は松本乱菊の取られたものを取り戻す為
  • 松本乱菊の取られたものは魂魄であり、乱菊の魂魄には「霊王の爪」が宿っていた
  • 市丸ギンは最期まで何も告げずに乱菊に看取られて死亡する

尸魂界編序盤、黒幕のミスリード演出や時にはヒール役として登場したせいか極悪非道な行いをしていた市丸ギンですが、その行動理念は全て松本乱菊が取られた魂魄や乱菊が泣かなくてもすむ世界に作り替える為に注がれていました。

しかし、その過程で行って来た数々の殺害未遂や煽りは看過できないギン本来の悪性であるのは確かで、一護に肩入れした理由はあくまでもギンが藍染殺害に失敗した時の保険や乱菊を任せられる人材だったからだと推察できます。

その為、最終的には藍染を裏切ったり、一護を逃がそうとした経緯から読者の中でも悪人でありながら何処か憎み切れない人気キャラとなったのでしょう。

また、幼少期を乱菊と過ごしながらも何を伝えず一人で片づけようとする悪癖から、ギンと乱菊の間にちょっとした蟠りがありながらも芯には互いに互いの事を想っている描写があり、恋愛描写の少ないBLEACHに於いてギンと乱菊の恋模様の動向は読者の目を離せないものとなりました。

結果的にギンが討死した事で乱菊はギンの本意を知る事ができませんでしたが、何とも切ない幕切れが返って読者の心にも響いたのではないでしょうか。

普段のギンはそこまで非道ではない為、藍染関連の事件が無ければ乱菊が良い緩衝材となり、護廷十三隊の中で屈指の常識人キャラになっていた可能性もあったかもしれませんね。

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【完結済み】BLEACH
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黒崎一護・15歳・ユウレイの見える男。その特異な体質のわりに安穏とした日々を送っていた一護だが、突如、自らを死神と名乗る少女と遭遇、「虚」と呼ばれる悪霊に襲われる。次々と倒れる家族を前に一護は!?
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