【ワンパンマン】S級ヒーローの順位一覧!総勢17名のプロフィールと経歴

漫画「ワンパンマン」に登場するS級ヒーローはヒーロー協会の最高戦力です。

では、一体全部で何人おり、どのような人物が在籍しているのでしょうか。

今回はシンプルに総勢17名のS級ヒーローを一覧にして紹介したいと思います。

S級ヒーローとは

ヒーロー協会立ち上げ当初はS級という枠はありませんでした。

しかし、これまでランキング上位をキープしていたA級の者達が束になってようやく退治できる怪人・災害レベル「鬼」の登場に際し、単独で倒せる者が出現します。

彼等は皆一様に自分の順位に固執せず手柄を挙げようと一足先に現着したヒーロー達が全滅した頃にマイペースに現れては勝利するのです。

彼等の存在はヒーロー活動を積極的に行うランキング制により埋もれていましたが、彼等の存在に気付いた協会はこのままでは稀有な才能の確保が難しいと判断し戦闘能力に特化しそれ個人で国が有事に編成する軍隊の一個師団並の戦力を有すると認めたヒーローに別枠として「S級ヒーロー」というランクを新設しました。

成りあがる為にプロヒーローの門を叩く野心家が多い中、S級ヒーローは一度最強を目指した男達が畏敬を表す存在であり、世間一般の共通認識として「S級は壊れている」そうです。

ただし、個人の戦闘力は災害レベル「竜」に余裕で勝てる者から敗北する者とかなり差があります。

S級1位【ブラスト】

【ヒーロー名】 ブラスト
【ランキング推移】 S級1位
【本名】 不明 【年齢】 不明
【身長】 不明 【体重】 不明
【戦闘スタイル】 時空操作 【地区】 不明
【初登場】 漫画版:30撃目
web版:106撃目
【声優】 未定

ブラストはトップランカーでありながら命令では動かない完全自由意志でヒーロー活動を行う消息不明のヒーローです。

その正体は時空を操る能力を保有している事から未知の敵である「カミ」と人知れず20年もの間戦っている中年程の男性であり、2年前に「カミ」に接触された事を理由に別次元の仲間達と共に現在も「カミ」と戦い続けています。

活動内容は「カミ」が通信・接触に使用する為にばら撒いているキューブの回収と分析であり、現在は「カミ」以外の問題に関わっていません。

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その為、本編での救援要請は不通であるものの、地球が崩壊し兼ねない脅威に晒された場合は亜空間ゲートを開いて転移してくるようです。

S級2位【戦慄のタツマキ】

【ヒーロー名】 戦慄のタツマキ(せんりつのたつまき)
【ランキング推移】 S級2位
【本名】 タツマキ 【年齢】 28歳
【身長】 不明 【体重】 不明
【戦闘スタイル】 超能力 【地区】 不明
【初登場】 漫画版:30撃目
web版:32撃目
【声優】 悠木碧

小学生から中学生程度の外見をした少女風のヒーローです。

実態は28歳の成人女性であり強力な超能力を用いるエスパーであり、その強大な力はブラストを除けばS級最強で別格の力を持ちます。

18年前(8歳当時)には両親に売られて研究機関「ツクヨミ」の実験体として軟禁生活を送っており、いつしか力を使わなければお払い箱になって施設から放り出されると考えていましたが、合成獣のサンプルが暴走した際にも超能力を使わず窮地に陥りました。

その際、タツマキを救い出したのがブラストであり、ブラストはタツマキに「君を必要としている人はいる」「家族を守ってやりなさい」「大きすぎる力を持つ者の心得としていざという時に誰かが助けてくれると思ってはいけない」と述べた為、ブラストはタツマキにとって恩人であり自分を認めてくれる唯一の大人である一方、意図に反して誰にも頼らずに一人で戦うという思考を植え付けた加害者でもあるのです。

その為、自由になったタツマキは溺愛する妹・フブキを守る事に固執しており、周囲に頼るという行動を捨てています。

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なお、サイタマとの出会いで初めて自分が全力を出してもびくともしない人間と出会い、フブキ組の弱いにもほんのわずかに寛容になりました。

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S級3位【シルバーファング】

【ヒーロー名】 シルバーファング
【ランキング推移】 B級77位→S級3位→引退
【本名】 バング 【年齢】 81歳
【身長】 165㎝ 【体重】 55kg
【戦闘スタイル】 素手 【地区】 Z市
【初登場】 漫画版:21撃目
web版:20撃目
【声優】 山路和弘

流水の動きで相手を翻弄し激流の如き一撃をもって巨岩をも粉砕する武術の達人です。

小高い山の天辺で道場を構え流水岩砕拳を主軸とする護身術の拳法を弟子に教える師範ですが、実力派の弟子達は全てガロウに再起不能にした為に他の門下生も揃って辞めてしまい現在はチャランコが一番弟子となります。

なお、門下生を再起不能にしたガロウはバングがボコボコにして破門にしました。

隕石事件からサイタマの強さを初見で見抜き「ワシが出会ってきた中でおそらく最も強い」と独白しており、サイタマを道場に勧誘する素振りもありましたが以降は新フブキ組(加入した覚えは無し)として度々サイタマ・ジェノス・キング・フブキらと行動を共にする場面が増えています。

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ガロウ編後はヒーローを引退し後進の育成に励んでいますが、漫画版では原作に先駆けてガロウと再会し共に謝罪の行脚に出掛けており、いずれはガロウをシルバーファングの後継としてヒーローデビューさせようと画策しているようです。

S級4位【アトミック侍】

【ヒーロー名】 アトミック侍
【ランキング推移】 S級4位
【本名】 カミカゼ 【年齢】 37歳
【身長】 177㎝ 【体重】 71.3kg
【戦闘スタイル】 【地区】 不明
【初登場】 漫画版:30撃目
web版:32撃目
【声優】 津田健次郎

屈指の剣豪が集う剣聖会の一人であり刀を主体に戦うヒーローです。

A級2位イアイマン、A級3位オカマイタチ、A級4位ブシドリルを弟子に持ち、ボロス編で片腕を失ったイアイマンを見て剣の道を終わらせないと彼を見捨てない言動から師としては理想の存在になります。

一方で、ヒーローに属しているのはライバル視する強者シルバーファングと競い合う為であり、バングと張り合うように常に高みを目指して剣を磨いてきました。

しかし、ガロウ編終盤辺りから他のS級ヒーロー同士との共闘を経て独りよがりな性分が薄れていき、彼等との共闘では他では得られないものを感じているとして学習から精神的にも成長しました。

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バング引退後は今後の身の振り方を求めてキングに接触しますが、彼が自分の剣技を超える実力を秘めていると目の当たりにした後は弟子と共に再び修行に明け暮れる為に活動休止しています。(なお、キングはいつもの勘違いにより勝手に持ち上げられているだけ)

S級5位【童帝】

【ヒーロー名】 童帝(どうてい)
【ランキング推移】 S級5位→ネオヒーローズへ移籍
【本名】 イサム 【年齢】 10歳
【身長】 135㎝ 【体重】 35㎏
【戦闘スタイル】 発明品 【地区】 Y市
【初登場】 漫画版:30撃目
web版:32撃目
【声優】 高山みなみ

数々の発明品を開発する天才少年です。

S級6位メタルナイト(ボフォイ博士)の元助手であり、用心深いメタルナイトとも連絡手段を持ち通信する程の仲ですが、ヒーロー協会内部に内通者がいる懸念からボフォイ博士の行動を疑っています。

10歳でありながらS級が出揃う会議や作戦ではまとめる立場についており、的確な作戦を展開させるものの本人は度々自分の力不足を嘆き、何度も活力をくれた精神的支柱であるゾンビマンをヒーローになくてはならない人材として特別視しているようです。

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ガロウ編以降、自分のヒーロー名「童帝」の呼び名の本当の意味を知ると意見書に目を通さず不正や汚職まみれのヒーロー協会に愛想をつかしネオヒーローズへ移籍しています。

S級6位【メタルナイト】

【ヒーロー名】 メタルナイト
【ランキング推移】 S級7位→S級6位
【本名】 ボフォイ 【年齢】 不明
【身長】 不明 【体重】 不明
【戦闘スタイル】 兵器 【地区】 不明
【初登場】 漫画版:20撃目
web版:21撃目
【声優】 玄田哲章

高火力の兵器で敵を周囲の建物ごと粉砕するヒーローです。

メタルナイトとして公の場に登場しているのは機械であり、ボフォイ博士が遠隔操縦しています。

ヒーロー活動として戦場に赴く際には新兵器の実験の為が殆どであり、ヒーロー活動に命を懸けている訳でもなく、ただ合理的・現実的・能率的・建設的な思考力故に一つの人命よりも被害拡大を危惧し未然に防ごうとする思想を持っているようです。

駆動騎士から故郷を滅ぼした暴走サイボーグの作成者と疑われており、ヒーロー協会の情報を怪人協会へ流したスパイとして童帝に疑われる等、ボフォイ博士への嫌疑は物語が進行するに連れて膨れていきますが、ヒーロー協会本部においては彼の能力なしでは生活できないレベルに達しているのでボフォイの息がかかった幹部が紛れているのではないかと言われています。

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数多の破壊兵器を抱えている現状からして、ボフォイの戦力は一個師団を優に超えているようです。

S級7位【キング】

【ヒーロー名】 キング
【ランキング推移】 S級6位→S級7位
【本名】 不明 【年齢】 29歳
【身長】 187㎝ 【体重】 不明
【戦闘スタイル】 なし 【地区】 M市
【初登場】 漫画版:13撃目
web版:32撃目
【声優】 安元洋貴

人類最強・地上最強の男と言われる圧倒的強者の貫録を持つヒーローです。

彼が戦闘態勢に入った時に鳴る「ドッドッドッ」という音はキングエンジンと呼ばれており、その音を聞いて生きて帰った怪人はいないと言われています。

しかし、その正体はオタクで引きこもりのただの無職であり、キングエンジンとはただビビりすぎて鼓動の音が他人にまで聞こえてしまうというものでした。

キングは、たまたま目の前に災害レベル鬼~竜の凶悪な怪人が現れては目を閉じている間に誰かがやっつけてくれるという場面に立て続けに遭遇しただけの一般人でしたが、その手柄をキングのものと勘違いした協会が数々の功績を讃えて勝手にS級ヒーローの証を送り付けて誕生したものです。

ある時、サイタマと出会いこれまでの功績が彼のものであり、キング自身もサイタマに命を救われた事があると思い出した後は事情を白状しますが、サイタマに「強くなればいい」と言われてヒーローを継続しています。

以降もキングの威光は周囲が勘違いして盛られており、何かと危険に巻き込まれるとその都度ビビりながらも自分に出来る事を成していますが、誰もキングの正体には気付いていません。

しかし、キングが舞台に上がるだけで自体が好転するという悪運から彼への評価は本人の意志とは裏腹に上がっていくのでした。

因みに、あのタツマキでさえもキングには一目置いています。

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ガロウ編後、強くなる為にシルバーファングに全てを話して師事しようとしますがキング程の男に今更護身術となる流水岩砕拳を教えてもプラスにならないと意図が伝わらず勘違いされて門前払いに遭うなど、苦労しているようです。

S級8位【ゾンビマン】

【ヒーロー名】 ゾンビマン
【ランキング推移】 S級8位
【本名】 不明 【年齢】 不明
【身長】 174㎝ 【体重】 65kg
【戦闘スタイル】 武器 【地区】 不明
【初登場】 漫画版:29撃目
web版:32撃目
【声優】 櫻井孝宏

S級ヒーローの中で唯一無二の不死身能力を持つヒーローです。

例え頭や肉体が磨り潰されようとも回復する時間さえあれば元通りに復活する文字通り不死身の能力を持っている為、ゾンビマンを相手にする際には体力勝負となります。

その正体は怪人ではなく進化の家の被検体でありジーナス博士の実験体サンプル66号でした。

彼は10年以上前にジーナス博士の下で不死身シリーズで唯一の成功例でしたが突如研究所を破壊し姿を晦ませており、その後はゾンビマンとしてS級ヒーローになったのです。

S級の中では人格者であり何かにかけて心労を用いている童帝を気遣う他、ヒーローとしての立ち振る舞いにも問題の無い比較的まともな性格をしています。

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ガロウ編後は災害レベル「竜」との戦いで思う所があったのかジーナス博士の下でリミッター解除に務めており、今後の展開次第では能力の向上が見込める注目の人物です。

S級9位【駆動騎士】

【ヒーロー名】 駆動騎士(くどうきし)
【ランキング推移】 S級9位
【本名】 ゼロ 【年齢】 不明
【身長】 182㎝ 【体重】 不明
【戦闘スタイル】 変形 【地区】 不明
【初登場】 漫画版:30撃目
web版:32撃目
【声優】 上田燿司

ジェノスと同じく身体改造手術により全身の殆どを機械化させたサイボーグ人間であり、携帯するボックスにより臨機応変な形態に変形する戦術を得意としたヒーローです。

怪人のデータを取る為に先駆けたヒーローの戦闘を遠方から観測し有用化させる合理的思考かつ冷静沈着な一面を持っていますが、メタルナイトと違って犠牲を覚悟で怪人を倒し人命を守る事を心掛けていまおり、単独行動の調査で得た情報は協会へ報告し共有しています。

ジェノスと接触した際にはメタルナイトに気を付けるように忠告を促していますが、その真意は彼自身もジェノス同様に暴走サイボーグに故郷を滅ぼされた被害者であるというもので、彼曰く暴走サイボーグの作成者はボフォイ博士ではないかと疑っているようです。

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その為、同じ境遇のジェノスには何かと友好的であり、後に協力を要請しています。

S級10位【豚神】

【ヒーロー名】 豚神(ぶたがみ)
【ランキング推移】 S級10位
【本名】 不明 【年齢】 不明
【身長】 不明 【体重】 不明
【戦闘スタイル】 食べる 【地区】 不明
【初登場】 漫画版:30撃目
web版:32撃目
【声優】 浪川大輔

肥満体のヒーローです。

会議中や移動中であっても常に何かを食べている彼の能力は「とにかく何でも平らげる特異体質」であり、巨大な怪人であっても問題なく食べて討伐するといった独自の戦闘スタイルを確保しています。

ある程度の毒にも耐性があるのか丸呑みしても平気な体質である他、呑み込んだ生物が体内から攻撃して身体を貫通しても怪我が治る訳でもないのに問題ないという良く分からない肉体構造です。

消化スピードは災害レベル「竜」のハグキに劣るものの、豚神は口内に複数の人間を取り込む一時的なシェルターのような役割もこなせる為、彼の特異体質は人命活動にも有用でしょう。

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ガロウ編ではフブキに協力してタンクトップマスターの回復を手伝った為に体力を消費しすぎて中肉中背の体系に変化している事から、ある程度の消費により体系が変化すると予想されます。

S級11位【超合金クロビカリ】

【ヒーロー名】 超合金クロビカリ
【ランキング推移】 C級383位→S級11位→引退→ネオヒーローズトレーナー
【本名】 不明 【年齢】 27歳
【身長】 235㎝ 【体重】 250㎏
【戦闘スタイル】 体術 【地区】 A市
【初登場】 漫画版:30撃目
web版:32撃目
【声優】 日野聡

巨体で筋肉隆々のボディビルダーのようなヒーローです。

鋼鉄以上の硬度を誇る鍛え抜かれた筋肉による防御力はS級ヒーロー中トップであり、災害レベル「竜」のエビル天然水が放つ高圧水鉄砲をも余裕で受け止めるボディを持っている事から逆に彼が防げない攻撃は大抵のヒーローに通用してしまうものと思われます。

絶対的な防御力を持ちながらもガロウとの一騎打ちで心を折られてしまい、怪人協会相手に立ち回る最中に災害レベル「竜」の黄金精子に完膚なきまでに叩きのめされて精神的に再起不能になりました。

ガロウ編後はヒーローを引退しトレーナーとしてネオヒーローズに引き抜かれ後進教育に励んでいますが、依然、怪人に立ち向かう勇気を失ったままとなっています。

S級12位【番犬マン】

【ヒーロー名】 番犬マン
【ランキング推移】 C級301位→S級12位
【本名】 不明 【年齢】 不明
【身長】 不明 【体重】 不明
【戦闘スタイル】 素手 【地区】 Q市
【初登場】 漫画版:20撃目
web版:32撃目
【声優】 うえだゆうじ

犬の着ぐるみを着た何もかも謎に包まれたヒーローです。

普段は番犬マンが縄張りにしているQ市にて忠犬ハチ公像の如く見張り台に鎮座していますが、災害発生件数・出現怪人の平均レベルともに県内屈指でありながら怪人が出現すると真っ先に彼が駆けつけ討伐する為、一番平和な市として広まり市内のシェルターよりもQ市の方が安全として避難してくる住人もいます。

その為、Q市の土地は高騰化しているそうです。

縄張りのQ市から出る事は殆ど無いらしく、怪人協会襲来時も応援要請には従わず変わらずにQ市に留まりました。

優れた嗅覚や脚力は勿論の事、パワーや戦闘スタイルは野生を通り越したバケモノクラスと言われており、特別な技を使用している訳でもなく怪人化前のガロウを表情一つ変えずに返り討ちにしています。

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恐らく登場キャラの中ではサイタマに続き詳細不明のキャラクターです。

S級13位【閃光のフラッシュ】

【ヒーロー名】 閃光のフラッシュ
【ランキング推移】 S級13位
【本名】 不明 【年齢】 25歳
【身長】 172㎝ 【体重】 65㎏
【戦闘スタイル】 剣術、体術、忍術 【地区】 不明
【初登場】 漫画版:30撃目
web版:32撃目
【声優】 鳥海浩輔

スピードに自信を持つS級内でもトップの実力を持つヒーローです。

元々は孤児を集めて暗殺者に育て上げる「忍者の里」の出であり音速のソニックとは「終わりの44期」の同期にあたりますが、フラッシュは16歳の卒業検定の日に教官・役員・同期生・施設関係者を皆殺しにしています。(※ソニックは除外)

その後、ヒーロー協会設立の噂を聞きつけて職業ヒーローとして力を振るうようになりましたが、ヒーロー活動の裏で自分に向けられた刺客は殺害しているようです。

ガロウ編でサイタマと遭遇した際に怪人と誤解して斬りかかった所あっさりと回避された為にサイタマに一目置くようになり、以降はサイタマにヒーロー像を高説し弟子にしようと付き纏っています。

なお、サイタマの実力を目の当たりにしながらも上から目線は変わりません。

S級14位【鬼サイボーグ】

【ヒーロー名】 鬼サイボーグ
【ランキング推移】 野良→S級17位→S級16位→S級14位
【本名】 ジェノス 【年齢】 19歳
【身長】 178㎝ 【体重】 不明
【戦闘スタイル】 サイボーグ 【地区】 Z市
【初登場】 漫画版:5撃目
web版:5撃目
【声優】 石川界人

サイタマと共にヒーロー活動を始めたサイボーグ人間です。

本編開始4年前、15歳まで家族と共に平穏な日々を送っていたところ、暴走したイカれたサイボーグが町を襲撃し全てを破壊し尽してしまった為、故郷と家族を失いました。

奇跡的に生き残ったジェノスでしたが廃墟の町で力尽きる寸前にクセーノ博士に拾われており、暴走サイボーグの凶行を止める為に旅を続けるクセーノ博士に頼み込み身体改造手術を受けてサイボーグとなります。

その為、ジェノスの目的は暴走サイボーグの破壊になります。

身体の大部分が機械であるためパーツを取り換えれば忽ち修復可能です。

本編では、Z市にて災害レベル「鬼」相当のモスキート娘に敗北し自爆を覚悟した際にサイタマに救われる事となり、サイタマの一撃を目の当たりにして「この人の下で学ぶしかない」と奮い立ち以降は彼を「サイタマ先生」と慕い師事するようになりました。

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サイタマの下で日々精進するものの未だサイタマの強さに近づけるイメージが全く湧かずに焦燥しますが、痛み分けでありながら単独で災害レベル「竜」に勝利するなど着実に成長を遂げている新人ヒーローです。

S級15位【タンクトップマスター】

【ヒーロー名】 タンクトップマスター
【ランキング推移】 S級14位→S級15位
【本名】 不明 【年齢】 不明
【身長】 230㎝ 【体重】 157kg
【戦闘スタイル】 タンクトップパワー 【地区】 不明
【初登場】 漫画版:30撃目
web版:32撃目
【声優】 小西克幸

タンクトップをこよなく愛し、同じくタンクトップを愛し愛用するタンクトッパー軍団をまとめる肉体派のトップヒーローです。

S級の中では比較的まともに対話が出来る他、常識的かつ人道的な一面がある為、読者視点では人柄が好きという意見が多いキャラクターとなります。

着用するタンクトップ自体にも機能性や伸縮性等により能力が変わるようで、タンクトップマスターはその都度別のタンクトップを着ていますが、これらの力は彼曰く「タンクトップパワー」また「タンクトップマジック」らしく原理は不明です。

定期的にタンクトップ集会なるものを主催し第37回ではタンクトップの伸縮性を議題に抱えている様子が描かれている他、タンクトップの可能性を日々模索し様々な効果を発揮しています。

ボロス編でタツマキの超能力とメタルナイトの機械力に圧倒された後は打倒・超能力、打倒・機械力を掲げて日々鍛錬に励むも、ガロウ編でも目覚ましい活躍は無く、ガロウ編後もジェノスの力を目の当たりにして改めて打倒・機械力を掲げて鍛錬するもののその度に不甲斐なさを痛感しました。

ネオヒーローズ編でも戦力外通告を受けて無力感に打ちのめされていますが、タンクトップマスターの精神力はS級でもかなり強い方で常に向上心を持ち人望にも恵まれているので現在も精進中です。

S級16位【金属バット】

【ヒーロー名】 金属バット
【ランキング推移】 C級223位→S級15位→S級16位→ネオヒーローズ移籍
【本名】 バッド 【年齢】 17歳
【身長】 168cm 【体重】 67.3kg
【戦闘スタイル】 金属バット 【地区】 不明
【初登場】 漫画版:32撃目
web版:30撃目
【声優】 羽多野渉

リーゼント頭と金属バットが特徴的な喧嘩最強の不良風ヒーローです。

ヒーロー名通り武器は金属バットを愛用し態度や口調も野蛮そのものですが、物事の道理には筋を通すタイプかつ「気合い」があれば大抵の問題は解決すると考える短絡的な思考を持ちます。

異常なタフネスにより負傷し追い詰められる程底力が湧く気合いと根性の塊である為、通常時はそこまで強い印象はなくとも戦闘が長引く程パワーアップしますので充分にバケモノクラスです。

しかし、災害レベル「竜」上位を個人で撃破する程の戦闘力が無い為、現段階ではS級でも下位に相当すると思われます。

ガロウ編以降は留守中の自宅の警護や猫の世話等の追加条件が響いたのかヒーロー協会からネオヒーローズへと移籍しました。

妹のゼンコの前では暴力を振るわないと約束している為、例え怪人を自称するガロウとの攻防の際であってもゼンコの前では攻撃をしません。

S級17位【ぷりぷりプリズナー】

【ヒーロー名】 ぷりぷりプリズナー
【ランキング推移】 S級16位→S級17位
【本名】 不明 【年齢】 33歳
【身長】 220㎝ 【体重】 不明
【戦闘スタイル】 素手 【地区】 臭蓋獄
【初登場】 漫画版:24撃目
web版:25撃目
【声優】 小野坂昌也

現役服役中の囚人のS級ヒーローです。

普段は看守の手に負えない凶悪な犯罪者の収容施設「臭蓋獄」に収監される犯罪者達のボスであり、一年前にA級賞金首の犯罪者を捕まえて自ら監獄にやってきましたが、その目的は彼が男好きであり「一般男子を襲うのは許されない事だが犯罪者男子なら成敗も兼ねて一石二鳥であり誰も文句言わない」という恐ろしい思想を閃き実行したからでした。

収監中の身でありながら報道で好みの男(犯罪者)を見つけては度々脱獄して捕縛し監獄に戻ってくるという奇行を繰り返し自分だけのハーレムを作っています。

プリズナー曰く彼等は「彼氏」だそうです。

緊急時には普通に応援要請がかかりヒーロー協会の召集にも参加していますが、格好は主に囚人服に足枷(鉄球)を付けたままとなります。

S級ヒーロー一覧のまとめ

  1. S級1位【ブラスト】
  2. S級2位【戦慄のタツマキ】
  3. S級3位【シルバーファング】
  4. S級4位【アトミック侍】
  5. S級5位【童帝】
  6. S級6位【メタルナイト】
  7. S級7位【キング】
  8. S級8位【ゾンビマン】
  9. S級9位【駆動騎士】
  10. S級10位【豚神】
  11. S級11位【超合金クロビカリ】
  12. S級12位【番犬マン】
  13. S級13位【閃光のフラッシュ】
  14. S級14位【鬼サイボーグ】
  15. S級15位【タンクトップマスター】
  16. S級16位【金属バット】
  17. S級17位【ぷりぷりプリズナー】

ヒーローの殆どは出自が不明だったり秘密を抱えていますが、未だ目的が見えてこないボフォイ博士を除けば何れも強大な力を持ちながら正義の為に力を振るっています。

ランキングはあくまでも力ではなく主に貢献度が指標になるそうなので、下位でも閃光のフラッシュのように上位の実力を有する有能もいればタツマキのように唯我独尊で共闘を嫌うタイプなど様々な人種が属しているようです。

中でも番犬マンは何もかも謎に包まれているのでいつか情報が開示されるといいですね。

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