怪人協会編にて、ガロウが大怪蟲ムカデ仙人と戦う最中に豚神が痩せた姿が描かれました。
では、豚神の痩せた姿が描かれたのは何話なのか、また一体なぜ豚神は痩せたのでしょうか。
そこで今回は、
- 豚神が痩せた姿と痩せた理由
- 豚神のプロフィール
- 豚神の独り言について
- 豚神の声優について
など、豚神が痩せた理由に合わせプロフィールや独り言について紹介したいと思います。
豚神が痩せた姿
豚神の痩せた姿が描かれたのは157撃目(第204話)「祝福」になります。
災害レベル「不明」大怪蟲ムカデ仙人が大暴れしガロウと金属バットが交戦した際、Z市ゴーストタウンは一部水没したり地表が更地に変わったりと災害級の被害を被りました。
一方で、ブサイク大統領に身体を引き裂かれたアマイマスクが復活し破れた衣服の代わりを探し求めていた所、見た事も無いスラっと痩せた成人男性が座り込んでいたのです。
アマイマスクは彼をマスコミ関係者か何かと勘違いして声を掛けると緊急事態と伝えて近くに置いてあったテントを腰蓑代わりに拝借させてもらうと、一般人の保護を行おうとしますが、その男性はお腹が空いた音を鳴らしながら「もうちょっと腹ごしらえしないと動けないなあ」と言いつつアマイマスクの目の前で災害レベル「竜」のハグキの遺体を食べ始めるのでした。
思わず戦慄するアマイマスクですが、見た所男性が怪人ではない事は明白だったので不気味に思いつつも「じゃあ用心したまえ」とその場を後にします。
しかし、158撃目(第205話)「分水嶺」にてガロウが大怪蟲ムカデ仙人を倒した衝撃で津波が発生した際、津波に巻き込まれたヒーロー達の下に駆けつける豚神が痩せた男性と同じシャツを着ていた事から痩せた男性の正体が豚神であると判明しました。
実は豚神と痩せた男性が来ているシャツには共に「BUTA」と文字が書かれており、アマイマスクがテントと勘違いしたのは豚神が着ていた大柄な上着だったのです。
豚神はとある理由で体力を消耗してすっかり痩せ細ってしまったので元の姿に戻る為にハグキを食べていた訳ですが、僅か1話の間に元通りの体系に戻ると津波に巻き込まれそうになったヒーロー達を口の中に詰め込んで救助しました。
では、なぜ豚神は痩せてしまったのでしょうか。
豚神が痩せた理由
B級1位の地獄のフブキは自分の体力を消費する事で他人を回復させる術を持っており、S級14位鬼サイボーグを回復させましたが、ブサイク大統領に敗北し瀕死状態にあったS級15位タンクトップマスターを回復する体力が殆ど残っていませんでした。
そんな中、他人の体力を借りるという手段を用いて、S級3位シルバーファングの兄ボンブの体力を借りてタンクトップマスターをある程度回復させますが、タンクトップマスターの一命を取り留めた段階でガロウの襲撃を受けた為、ボンブはガロウと交戦し戦力外のフブキはその場でへたり込んでいます。
そして147撃目(第191話)「劇物」では、その場に偶然現れたのが豚神であり、豚神はタンクトップマスターの無惨な姿を見て駆け寄るとフブキは何かを閃いたように「お願い!手を貸してくれる?」と豚神に協力を要請したのです。
その後、157撃目(第204話)「祝福」にて豚神が既に痩せた姿で描かれていますが、タンクトップマスターはどうなったのかと言えば、158撃目(第205話)「分水嶺」にてタンクトップマスターがぷくぷくに太った姿で再起し要救助者を担いでいるの様子が描かれています。
約10話越しの復活なので瀕死状態だったタンクトップマスターが突然太って再登場した為に困惑した読者も多いかと思われますが、どうやらフブキが豚神の体力を借りて回復させた影響で太ったようですね。
その代わり、タンクトップマスターに体力を殆ど持って行かれた豚神が極端に痩せてしまったのかハグキを食べて体力を取り戻していたという事情になります。
なお、Gブサイク大統領に下半身の大部分を溶かされたニチリンもバネヒゲと共にフブキ達に保護されていたので、ニチリンが生きていたのも豚神の体力を借りてフブキが死なない程度に回復させたからかもしれませんし、ガロウに敗れたバングやボンブもタンクトップマスターが抱えているので豚神の体力はこういった要救助者に充てられて消耗したものと考えれるでしょう。
ただ、ハグキを食べただけで元通りの体系と体力に戻れる豚神もやはり何処かおかしいですね。
豚神のプロフィール
【ヒーローネーム】 | 豚神(ぶたがみ) |
【ランキング推移】 | S級10位 |
【初登場】 | 漫画版:30撃目 web版:32撃目 |
【声優】 | 浪川大輔 |
豚神の能力と強さ
豚神は怪人を捕食し消化する大食いのヒーローです。
強さは災害レベル「竜」に少し届かない程度であり、捕食・消化速度は災害レベル「竜」のハグキに劣ります。
しかし、災害レベル「竜」のエビル天然水の残骸を捕食した際に体内から水鉄砲で撃ち抜かれても治療もせずに日常生活に戻るという異常な耐久性、ある程度の毒の耐性、寡黙ながら献身的にヒーロー活動及び仲間の救助活動に励む人間性の徳の高さは読者間でも高評価です。
また、痩せた状態では割とイケメンなのでS級ヒーローの中ではかなりの常識人という事も合わさり、怪人協会編にて印象ががらりと変わりました。
なお、常に何かを食べているのは燃費やルーティンではなく単純にお腹が空いているからだそうです。
豚神の独り言
144撃目(第188話)「シルバーファング」では、豚神はタンクトップマスターの助力を得てナリンキ私設部隊の救助を果たし後衛のヒーロー達に要救助者を託しました。
そして、問題のシーンが豚神が再び前線に戻る際の一コマであり、前線へ赴く豚神に無免ライダーが「豚神さん!気を付けて…」と見送った所、豚神は「今やった方がいいのか…?いや…これはまだ予言の時じゃない。ボクの力は最後まで温存しなきゃ…」と意味深な独り言を呟いたのです。
この独り言の真相は現在も明かされていませんが、預言というキーワードから大予言者シババワが遺した「地球がヤバい」という予言に関係している事は明らかでしょう。
その為、
- 豚神が「カミ」と関係してるのでは?
- 豚神とブラストに関係があるのでは?
- 「地球がヤバい予言緊急対策チーム」として何か秘匿しているのでは?
などの予想が蔓延っているのです。
豚神は救助活動にも積極的ですし他のヒーローの心を支える言葉を投げかけている描写から「敵」ではないと考えられますが、一体S級ヒーロー活動の裏で何の役割を与えられているのかと読者は煩悶としています。
原作web版でも今の所豚神のエピドードは無いので、まだまだ豚神の独り言の真相が明かされる事はないのかもしれません。
豚神の声優
【名前】 | 浪川大輔(なみかわだいすけ) |
【所属】 | ステイラック代表取締役 |
【誕生日】 | 1976年4月2日 |
【代表作】 |
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【来歴】 | 東京都出身の声優・俳優・歌手で、アクロスエンタテインメント円満退社後にステイラックを立ち上げて代表取締役を務めています。
子供時代にはアメリカのテレビドラマ「白バイ野郎パンチ&ボビー」の子役役の日本語吹き替えでデビューしており、東京国際大学福祉心理学科卒業後に7年間アパレル関連の会社で働いていました経歴もあります。
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豚神が痩せた理由と能力や強さについてのまとめ
- 豚神が痩せた姿が描かれたのは157撃目(第204話)「祝福」
- 豚神は、重体のタンクトップマスターを助ける為に地獄のフブキに協力して体力を消費し痩せた
- 痩せた豚神は災害レベル「竜」のハグキの亡骸を食べて元の体系に戻る
- 豚神はナリンキ私設部隊を救助して前線に戻る際に意味深な独り言を述べた為、「カミ」やブラストに関係しているのではないかと考察されている
- 豚神の声優は「浪川大輔」さん
一見して太った巨漢の大食いヒーローでありそこまで言葉数も多いほうではない地味になキャラクターの豚神でしたが、怪人協会編ではヒーローらしく正面から怪人に立ち向かう姿や仲間を救助し励ます姿が垣間見れ、「イケメン」「かっこいい」等の感想が散見され一躍人気キャラの仲間入りとなりました。
また、意味深な独り言を呟いた為に豚神は誰と繋がっているのかという考察が立てられる程注目人物となっており、今後の動向が注視されています。
彼の動向からは味方にしか思えませんが、豚神が予言の際に何をする気なのかとても気になりますね。