【ワンパンマン】タツマキは死亡した?強さや出演したCMの内容

タツマキはS級の中でも別格の力を持つ超能力者ですが、推定災害レベル「竜」以上の怪人がうようよと蠢く怪人協会との戦いで初めて苦戦しています。

では、タツマキは怪人協会との戦いで敗北し死亡してしまったのでしょうか?

そこで今回は、

  1. タツマキは死亡したのかどうか
  2. タツマキの強さ
  3. タツマキのプロフィール
  4. タツマキのフブキの関係
  5. タツマキとサイタマの関係
  6. タツマキのCM出演について

など、タツマキの生死や強さ、そしてタツマキのプロフィールなどを紹介したいと思います。

タツマキは死亡したのか

ガロウ編ではヒーロー協会に対する怪人協会の登場により、災害レベル「竜」クラスの怪人が大量に出現する事となり、S級ヒーロー達が初めて命の危機に瀕する異常事態となりました。

命の危機に瀕したのはS級最強格のタツマキも例外ではなく、推定災害レベル「竜」のサイコスが推定災害レベル「竜」の怪人王オロチと合体したものと交戦した結果、一度に力を使い過ぎた為に目・鼻・口から出血する事態に追い込まれるのです。

また、意識を失いながらもサイコスを逃がさない為にZ市を覆う程の巨大バリアを形成する等、タツマキもまたいつ敗北してもおかしくない状況の中、他のヒーローと連携し接戦の末に勝利しました。

しかし、サイコス討伐後に災害レベル「竜」の中でも上位の怪人であるホームレス帝・黒い精子・ブサイク大統領・ハグキ・エビル天然水が活動を始めるとS級ヒーロー達は悪戦苦闘し、タツマキもまた力を使い切った所にホームレス帝の光の玉の集団に狙われてしまいます。

一度フブキの前に現れた時には既に満身創痍であり、ブサイク大統領と交戦中には遂に出力の限界が訪れるとブサイク大統領の一撃で岩盤に叩きつけられて虫の息となってしまうのです。

タツマキはS級ヒーロー達に助けられるがダウン

完全にガス欠状態となったタツマキはブサイク大統領とハグキに囲まれた状態で倒れていましたが、S級3位のシルバーファングとS級14位の鬼サイボーグが現着しブサイク大統領とハグキを跳ね除けた為、無事に救助されました。(同じく瀕死のタンクトップマスターも一緒に救助)

しかし、個体一つ一つがS級ヒーローと張り合える実力の黒い精子が無数に分裂しタツマキを抱えて離脱するバングとジェノスを襲撃する為、依然ピンチは免れません。

S級4位のアトミック侍がかなりの量の黒い精子を引き受けるもタツマキを追いかける黒い精子は大勢おり絶体絶命な状況下でしたが、タツマキは最後の力を振り絞るように超能力で黒い精子の大群の動きを止めるとより重傷のタンクトップマスターを医療班の下へ離脱させる為にジェノスの退路を開くのです。

再起したタツマキはいつもの強がりと痩せ我慢で血を流しつつも出力を上げて黒い精子の動きを止めていましたが、大群のごり押しの最中、一際巨体となった黒い精子の集合体の一つに鷲掴みされると念動力で辛うじてガードする程度しか出力が出ず再び窮地に陥ってしまいます。

この窮地は戻ってきたジェノスの助太刀により免れますが、タツマキの消耗は著しく黒い精子の大群や他の災害レベル「竜」の怪人の猛攻にヒーロー達は劣勢に追い込まれていくと、遂にタツマキは倒れてしまうのでした。

そして、四肢が破損したジェノスがタツマキの襟を咥えてナメクジのように這って必死に逃げようとしますが、無数の黒い精子に取り囲まれてしまうという最大の窮地に立たされてしまうのです。

タツマキはキングに救助される

意識が朦朧とする中、ジェノスだけでも逃げるようにとタツマキは伝えますが最早ジェノスに逃げるという手段も方法も無くただタツマキに覆いかぶさって黒い精子の攻撃を凌ぐ壁となる事に務めており、他のヒーローも絶望的な状況でした。

しかし、そんな局面に現れたのが史上最強の男S級7位のキングであり、キングの登場によりホームレス帝はゾンビマンが対処、白金精子となった黒い精子はキングの煉獄無双爆熱波動砲により吹き飛ばされると、一気に状況が好転しタツマキを含めたS級ヒーロー達は命拾いします。(なお、白金精子等の怪人を吹き飛ばしたのが覚醒ガロウ)

この時、タツマキは気を失っていましたが気が付くとブラストに化けた「カミ」の接触を受けており力を付与されそうになっていましたが、かつてブラストに言われた「いざという時に誰かが助けてくれると思ってはいけない」という言葉を思い出し目の前の人物がブラストの偽物と見抜くと「あんた誰?」と力の譲渡を跳ね除けるのでした。

またすぐに気を失うと本物のブラストが時空移動で登場しタツマキの安否を確認した後、タツマキをキングに託します。

そしてその後は目覚めて参戦するという事もなくキングに御姫様抱っこされたままサイタマが覚醒ガロウを倒すまで目覚める事はありませんでした。

その為、最終的には気絶したままですがキングに抱えられて生存しています。

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タツマキは一度死亡している?

ガロウ編の最後は改心したガロウの技をサイタマがコピーする事で時間逆行し解決しています。

しかし、時間を戻す前は覚醒ガロウが放つ宇宙放射線を浴びてしまった者はブラストとサイタマを除いて皆死亡しており、タツマキもまたキングとフブキに覆いかぶされるような状態で白目を向き絶命していました。

その為、覚醒ガロウが誕生した段階で一度死んでいるのですが、サイタマが時間逆行し覚醒ガロウをすぐに退治したので正史としては生存しています。

タツマキの強さ

タツマキは、普段ブラストが表に出ず召集に応じない事から事実上ヒーロー協会の最高戦力と位置付けられています。

タツマキは強力な超能力者であり、低級の怪人なら指を動かすだけで簡単に退治出来ますし、ボロス編ではA市を消滅させる弾頭を複数個も同時に念動力で停止させたり地上の瓦礫を逆流星群の如く打ち上げて巨大戦艦を撃墜させる等、バケモノと言われるS級ヒーローの中でも別格の力の持ち主です。

また、推定災害レベル「竜」クラスの怪人もほんの少し出力を上げるだけで捻り潰し丸める事が可能であり、推定災害レベル「竜」のサイコスと怪人王オロチが合体した「竜」以上の怪人が相手でも本気を出せば勝ててしまうので、タツマキの強さは規格外のサイタマや未知のブラストを除けばトップでしょう。

ガロウ編では、合体したサイコスと怪人王オロチが地中に張る根を断つ為にZ市そのものをねじって地形を変えています。

これらの実力から人質救出作戦でタツマキが述べていたように、人質さえ居なければタツマキが怪人協会をアジトごと更地に変えるだけで殆どの怪人が討伐できたかもしれません。

なお、ガロウ編後にサイタマと戦った際には自分の全力をぶつけられる相手など居ないと書かれている事から、怪人協会の怪人達も単体ではタツマキよりも弱い可能性がある他、仮に全力を出せるとすれば相手はブラストだけだと思っていたという解説からタツマキ自身がブラストと同等もしくはブラストの方が上だと思っているようです。

ただし、サイタマにおいてはタツマキの全力でも傷一つ与える事が出来ない他、宇宙空間まで吹っ飛ばせる出力でも僅かに浮かせる程度であった為、タツマキとサイタマではかなりの実力差があります。

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タツマキのプロフィール

【ヒーロー名】 戦慄のタツマキ(せんりつのたつまき)
【ランキング推移】 S級2位
【年齢】 28歳
【戦闘スタイル】 超能力
【初登場】 漫画版:30撃目
web版:32撃目
【声優】 悠木碧

タツマキはヒーロー協会に所属するトップヒーローS級の第2位のプロヒーローです。

実年齢は28歳でありながらその容姿は小学生の童帝とさほど変わらない背丈をした少女であり、初見では子供に間違われる事がある他、23歳の妹・フブキの「妹」とも間違われます。

性格は生意気で高飛車かつ強大な超能力を有する唯我独尊タイプである事から、他者を寄せ付けないように威嚇する完全個人主義です。

肉体美が協調されるタイトな黒い洋服はスカート部分が十字に広がるスリットになっている為、付け根の辺りから脚線美が見られる衣装となっていますが、漫画版ではそれが顕著に描かれてのでかなり際どいセクシーな衣装となっています。

タツマキとフブキの関係

タツマキはフブキの実姉です。

タツマキは8歳の頃に親に売られて研究機関「ツクヨミ」の実験体として牢獄のような場所で暮らしていましたが、ブラストに救助されてからは彼に言われた「家族を守ってあげなさい」という言葉に触発され、「ツクヨミ」から解放された後は大人に利用されないようにフブキを迎えに行きました。

しかし、「ツクヨミ」からの刺客は続いており、何も知らないフブキの目の前で刺客を殺害し血に染まった手で迎え入れようとした為にフブキが拒絶し、その際にフブキの力が目覚めてしまったのです。

タツマキは力を利用としようと付け狙う大人達からフブキを守ろうとして迎えに行きましたが結果的に妹を過酷な運命に引きずり込んでしまった為、ブラストに言われた「いざという時に誰かが助けてくれると思ってはいけない」という言葉が呪いとなり誰にも頼らずフブキを守る責任を果たそうとしています。

ですが、タツマキの度を越した溺愛はフブキを周囲から孤立させようとした為、フブキはタツマキを怖がり徒党を組み力で跳ね除けようとフブキ組を結成したのです。

ただ、フブキはタツマキを恐れながらも、タツマキも信頼できる強い仲間を集めてひとりぼっちにさせないように迎えに行くという考えがあり、タツマキが出来ない方法で今度は自分が姉を助けようとしていました。

フブキ曰くブラストは確かにタツマキの命の恩人だが心に呪いをかけていると独白しています。

なお、ガロウ編後は一緒に食事したりと少しは姉妹仲が改善されているようです。

タツマキとサイタマの関係

二人が初めて顔を合わせたのはボロス編冒頭のS級非常招集時であり、ヒーロー協会本部で鉢合わせた際のタツマキの第一声は「ちょっと誰よ、B級の雑魚なんて連れてきたの!」「不愉快、消えて」と不機嫌なものでした。

対してサイタマは生意気な迷子の子供と認識していましたが、ジェノスに正体を説明された後は何故か突っかかれても無視を徹底しており、ボロス戦後も無視を決め込んだ事から「ハゲ!タコ!ゆでたまご!電球!アボガド!間抜け顔!妖怪!虫!」等と罵倒された為、弟子のジェノスに対応を任せた所、ジェノスが瓦礫にめり込まされるというオチで収束します。

しかし、二人はガロウ編後、サイコスを奪取する為にタツマキとフブキが一芝居打ち回収する際に邂逅しており、タツマキがフブキが研究機関「ツクヨミ」に対し後れを取る原因を生んだフブキ組の部下を排除しようとした所、フブキ達を庇い妨害に入ったサイタマと交戦する事になったのです。

サイタマは妹の説教にしてはやりすぎだと主張しますが、タツマキは妹のフブキに馴れ馴れしい態度のサイタマに敵愾心を抱くと、サイタマがフブキとくっつく資格があるかどうかをテストする為に全力をぶつけるのでした。

しかし、サイタマの頑丈さはタツマキの想定外であったものの、いつしかサイタマとの戦闘は自分の全力をぶつけられる相手として楽しい時間であり、出力限界を見誤る程熱中します。

タツマキにとって自分を自由にしてくれた大人はブラストだけであり、妹を守る為に怖がられないと昔のように利用されるとして周囲を寄せ付けないようにしていましたが、そんな中でもブラストなら強くなった自分を認めてくれる筈だと過度に期待を寄せていました。

ですがサイタマとの戦闘後、サイタマは人のいない場所で暴れさせるつもりだったが止めきれなかったと述べており、超能力のトレーニングがどんなものかは分からないが「大したもんだ」と称賛したのです。

そして、サイタマが「暴れたいなら人のもん壊すな。そこだけ守れば大したヒーローだと思うぜ、俺は」と頭を撫でるとタツマキは憑き物が落ちたような表情でサイタマを見上げました。

また、サイタマが強くなる前は災害レベル「狼」にも勝てない雑魚だったと知ると、心境の変化かフブキ組の面々がフブキに付き従うのを許容し素直に立ち去るのです。

タツマキにとってサイタマとは自分の全力をぶつけられる数少ない人間であり、自分の力や努力を認めてくれた二人目の大人なのかもしれません。

その為か、タツマキはサイタマに興味を示しており、あくまでもフブキとくっつく資格があるのか見定める為に気が向いた時にテストをするというツンデレムーブをかましていますが、サイタマに普通に断られて激怒しました。

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タツマキがCM出演

新人ヒーロー募集に際しヒーロー協会からタツマキにCM出演の依頼が来た為、タツマキはCMに出演する事になりました。

CMに釣られる雑魚を集めた所で意味が無いとして当初は依頼を断るタツマキでしたが、サイタマの「オレもちょっと前まではレベル狼にも勝てなかったんだ」という言葉を思い出して渋々承諾すると、志願者にヒーローの何たるかを伝えるにはいい機会だとポジティブに考え直します。

そして、CM撮影当日はヒーロー業はハンパな覚悟では務まらない事、常に死と隣り合わせの過酷な世界である事、求められる実力の水準を目一杯伝える為にS級ヒーロー代表としてカメラの前でタツマキを巻き起こすのでした。

しかし、タツマキがテレビをつけると軽快なリズムに合わせてキャピキャピとポーズを決めるタツマキが「あなたの熱いハートで私をセンリツさせてね♡応募してくれなきゃ、ねじるわよ☆」と指をねじる動作をとる姿が放映されたのです。

このCMはプロデューサー(アマイマスク)の意向で撮影時の素材からAI生成された紛い物であり、CMを視聴したタツマキは激怒し電話でその事実を知りますが、タツマキが文句を綴っている最中に通話が切られたのでやり場の無い怒りで家を破壊しています。

なお、CMを見たフブキが「お姉ちゃん!CM見たわよ。すっごい可愛かった」とウキウキな様子でタツマキの下を訪れている他、世間的にもタツマキの可愛らしいCMは大好評なのでした。

因みにCMを見たサイタマは飲んでいたお茶を吹き出しています。

タツマキの死亡や強さについてのまとめ

  1. タツマキはS級2位の超能力使い
  2. タツマキはB級1位地獄のフブキの実姉だが、子供のような容姿から妹と勘違いされる
  3. タツマキは事実上ヒーロー協会の最高戦力であり、その強さはサイタマとブラストを除外すればトップ
  4. タツマキはサイコス相手に力を使い果たした後、推定災害レベル「竜」上位のホームレス帝達に追い詰められて戦闘不能に陥る
  5. タツマキは、ジェノスやバングを筆頭とする他のS級ヒーロー達に窮地を救われて命を繋げた後、キングの登場により無事生存する事が出来た
  6. ガロウ編後には研究機関「ツクヨミ」からサイコスの身柄を守る為に一芝居打ち拉致するが、その際にサイタマと交戦し興味を持ち始める
  7. ヒーロー協会新人ヒーロー募集の広告塔としてCM出演のオファーを受けるが、本CMは撮影時の素材からAI生成されたタツマキが可愛く指をねじる動作を取り媚びたものに出来上がった

タツマキは単独でも推定災害レベル「竜」のサイコスと怪人王オロチが合体した災害レベル「竜」を超えた怪人に勝利する程の強さを持っていますが、ガロウ編では人質を取られた上に他のヒーローを気遣い全力を出せない中、多勢に無勢によりボコられて敗北しかけました。

タツマキは確かにサイタマを除けば最強クラスですが、サイタマと違って意外と要救助者に気を遣うので全力を出せずに窮地に陥ってしまったようです。

しかし、我らがキングの登場により窮地を打開する事となり、タツマキは何とか生存する事が出来たので、結果的に格を保ちつつ収束したのではないでしょうか。

CM映像はAI生成ですが可愛かったですね。

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