【ワンパンマン】ゾンビマンは死亡した?正体や童帝の関係と登場回一覧

S級8位のゾンビマンは他のS級と違い協調性のある者には理解を示す調和を保つタイプであり、不死身の特異体質を利用した持久戦が得意なヒーローです。

しかし、ガロウ編では不死身能力を以ってしても到底届き得ない災害レベル「竜」クラスの怪人と相対し、再生する時間も無い程に肉体を滅茶苦茶に破壊されてしましました。

果たしてゾンビマンは怪人協会との戦いを生き残る事が出来たのでしょうか。

そこで今回は、

  1. ゾンビマンの生死について
  2. ゾンビマンの正体
  3. ソンビマンと童帝の関係
  4. ゾンビマンの登場回一覧

など、ゾンビマンの生死や童帝との関係を紹介したいと思います。

ゾンビマンは死亡したのか

結論から述べるとゾンビマンは生きています

ゾンビマンは怪人協会突入後に災害レベル「鬼」のバンパイアや数多の雑魚怪人を掃討しましたが、災害レベル「竜」のホームレス帝に手も足も出ずに敗北しました。

しかし、タツマキが全ヒーローを協会内から地上へ避難させ本部をZ市の地盤ごと捩じった際に豚神に救出されて地上へ脱出しています。

ですが、今度は童帝を庇った為にホームレス帝の光の玉を受けて肉体の大部分を蒸発させられると、童帝に引きずられている最中にブサイク大統領に踏み潰されて原型を留めなくなりました。

流石に原型が無くなる程に潰されれば不死身のゾンビマンも死亡したのではと思った矢先、他のS級ヒーロー達がホームレス帝・黒い精子・ブサイク大統領・エビル天然水に蹂躙される最中、キングの登場により怪人の動きが硬直すると、ゾンビマンは肉体を復活させ瓦礫の下から這い出ると隙だらけのホームレス帝を拘束するのです。

また、拘束したホームレス帝に神通力を付与した「カミ」について尋問すると、ホームレス帝が「カミ」に力を没収されて灰と化す姿を目の当たりにしており、少なくともホームレス帝に力を与えた「カミ」という存在が何処かで糸を引いていると知ります。

怪人協会掃討作戦後は、「カミ」に関する情報を得たヒーローの緊急招集会議が開かれており、ゾンビマンはホームレス帝の神通力が「カミ」に与えられた力である他、目の前でその力を没収されたホームレス帝が灰に化したという事実を共有しました。

ゾンビマンの正体

ゾンビマンの正体はジーナス博士が組織した進化の家の「実験体サンプル66号」であり、不死身シリーズで唯一成功した例だったものの10年以上前に突如研究所を破壊し姿を消した後にヒーローになりました。

ゾンビマンは現在も進化の家を人類を駆逐し世界を塗り替えようと企む史上最悪の組織と認識し怪人協会の背景にも彼等が関与していると推察しましたが、10年越しに見つけた進化の家は既にサイタマによって潰されており、ジーナス博士自身「わたしの研究は負けた」として余生を送っていた為、復讐心は薄れます。

なお、ジーナス博士が「まさかS級ヒーローの有名人ゾンビマンの正体が進化の家の被験体だったとは」と述べる他「…お前は自分を変えることができたんだな」と発言している事から、有名人のゾンビマンの正体に気付かない辺り当時被験体としての風貌から様変わりしているのかもしれません。

現在はジーナス博士を見逃しており、必要な時には情報収集の為に訪れているようです。

ゾンビマンのリミッター解除

怪人協会掃討作戦後、ゾンビマンはジェノスの証言や状況から覚醒ガロウを一撃で倒した存在に着目しジーナス博士の下を訪れます。(web版ではサイタマのちゃぶ台返しを目撃)

単行本18巻89撃目「リミッター」でジーナス博士が述べていたように実際にリミッターが外れていた者を目撃したゾンビマンは「ジーナス、俺のリミッターを外してみろ」とジーナス博士に実験を迫ると地下室でリミッター解除に挑むのでした。

原作web版130撃目では大量に吐血し腕が千切れ骨が見えている姿が描かれる他、138撃目には性能テストとして超重量級の怪人と実践させられる姿が描かれる為、次に公の場に姿を見せる時には文字通りリミッターを外した状態かもしれません。

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ゾンビマンと童帝の関係性

怪人協会本部突入までゾンビマンと童帝の距離感はよく分かりませんでしたが、突入後、フェニックス男と対峙した童帝がヒーロー協会上層部の悪事を知った事で疑心暗鬼に陥った所、敵がメタルナイトのシステムを流用し兵器を用意している事を予想し設計上の弱点を端末で共有していた事に対しゾンビマンから感謝の連絡が来た為、童帝はゾンビマンのように真面目にヒーローに取り組む大人も居る事を受け止めて前向きになれました。

また、ゾンビマンは「大の大人が揃いも揃ってお前に頼りっぱなしですまん、皆に代わって礼を言うぜ。ありがとう、お前がいてくれてよかったよ」「お互い無事に帰ったらムルクセーキで一杯やろう、おごるぜ」と童帝を気遣う言葉を投げかける等、ゾンビマンの協調性に童帝は信頼を寄せていくのです。

怪人協会突入後、タツマキのバリアによりほぼ全員のヒーローが地上へ搬出された所、童帝はゾンビマンの姿が見えずに残された端末を見つけて当惑しますが、後に豚神がゾンビマンや他の要救助者を連れて帰還したので安堵する姿が描かれています。

ゾンビマンがアマイマスクに怪人まがいと蔑まれた際に童帝は「ゾンビマンさんは怪人なんかじゃ…!」と激怒しており、自分よりも人を見る目や気配りが出来るとしてリーダー役に適任だと訴えるようにゾンビマンの人間性を慕っているようです。

対してゾンビマンは怪人協会との戦いを通して「人を見る目に意識が向いただけでも大収穫」「人を理解しようとするのは何より大事」と述べて童帝を諭す等、年齢的に精神がまだ未熟な童帝を支えています。

ゾンビマンはホームレス帝の不意打ち攻撃から童帝を庇い瀕死に陥る等、童帝が子供だからか何かと気を遣っており、童帝もまた自分が窮地に陥りながらも瀕死のゾンビマンを子供の体躯で引き摺りながら救援を求めるといった行動を取っている事から、漫画版では互いに信頼関係が成り立っているのです。

また、童帝はホームレス帝に吹き飛ばされて辛うじて地中の瓦礫の隙間を確保し命を繋いでいた所、ボフォイ博士宛にヒーロー協会主力陣が危機的状況下にある他、今一度ボフォイがヒーロー協会に協力的な姿勢を示さなければボフォイは協会側から脅威と見なされる等メッセージを打ち込んだ後、自分の死後ヒーロー協会の次に精神的支柱となりうるゾンビマンの救出は最優先にすべきであると付記しています。

しかし、その後キングの登場により怪人の動きが止まった際にゾンビマンは肉体の復元を完了させると、キングを警戒し無防備だったホームレス帝の足場の瓦礫から登場しホームレス帝を拘束しており、復活したゾンビマンを見て童帝は歓喜しました。

怪人協会掃討作戦後、ヒーロー協会の不正や隠蔽を知った童帝でしたが作戦中に交わした約束通りゾンビマンに喫茶店でミルクセーキを奢られています。

ですが、遂に自身のヒーローネームの意味を知った童帝は「みんな僕の名前呼ぶ度に腹の底でニヤニヤしてたんでしょう!?ゾンビマンさん、あなたも!大人なんて大ッキライだ」と不満を吐き捨てて飛び出していくのです。

なお、ゾンビマンは童帝がストレスで参っていると見抜いており、人を信用出来なくなった童帝に気を遣ったのか彼が飛び出していった後に端末で「オレも限界を超える挑戦をしてお前の負担を少しでも減らせるう努力していみる」最後まで童帝を気遣う姿を見せるのでした。

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ワンパンマンの表紙

現在、ゾンビマンはジーナス博士の下でリミッター解除に励んでおり、童帝もネオヒーローズへ移籍し黒幕を調査している段階である為、二人の関係の行く末は分かりません。

※なお、ゾンビマンと童帝の関係性は漫画版のみになりますので、原作WEB版ではこのような接点はないのでご注意下さい。

ゾンビマンの登場回は何話?

web版 漫画版
初登場 32撃目 単行本6巻30撃目「S級」
怪人マーシャルゴリラ追跡 -- 単行本15巻78撃目「暗躍する者たち」
進化の家突き止め -- 単行本17巻86撃目「ハゲマントだからか?」
進化の家 56撃目 単行本18巻89撃目「リミッター」
人質救出作戦 58撃目 単行本19巻92撃目「怪人だから」
怪人協会突入 59撃目 単行本19巻95撃目「行くぞ!」
童帝と通信 -- 単行本22巻103撃目「光」
バンパイア戦 60撃目 単行本22巻104撃目「不死身の泥仕合」
ホームレス帝戦 64撃目 単行本23巻109撃目「増えるヤバイ奴」
ホームレス帝に敗北 67撃目 単行本26巻126撃目「未知」
タツマキのバリア -- 単行本27巻134撃目「タツマキ全開」
豚神に救出され地上へ -- 単行本28巻139撃目「巨大バリア」
打ちのめされたクロビカリを励ますプリズナーとアマイマスクを見守る -- 単行本28巻141撃目「不屈」
童帝を庇いホームレス帝の光の玉に直撃 -- 139撃目「ABYSS」
ホームレス帝を拘束 74撃目 153撃目「王手」
ホームレス帝が「カミ」に力を没収される場面に立ち会う 80撃目 154撃目「没収」
ガロウと対話 82撃目 --
ガロウにやられてサイタマに肩を借りる 85撃目 --
サイタマにガロウに止めを刺せと集うヒーロー 92撃目 --
ガロウに「カミ」について尋問 -- 167撃目「夜明け」
怪人協会掃討作戦後の緊急招集 -- 171撃目「秘匿情報」
童帝にミルクセーキを奢る -- 188撃目「謀」
ジーナス博士の下でリミッター解除 107撃目 188撃目「謀」

ゾンビマンの声優「櫻井孝宏」さん

【名前】 櫻井孝宏(さくらいたかひろ)
【所属】 フリー
【誕生日】 1974年6月13日
【代表作】
  • 「デジモンアドベンチャー」→テントモン役
  • 「金色のガッシュベル!!」→高嶺清麿役
  • 「BLEACH」→吉良イヅル
  • 「コードギアス 反逆のルルーシュ」→枢木スザク役
  • 「NARUTO -ナルト- 疾風伝」→サソリ
  • 「鬼滅の刃」→冨岡義勇
  • 「ファイナルファンタジーVII」→クラウド・ストライフ役
【来歴】 愛知県岡崎市井田町出身の声優、ナレーター、ラジオパーソナリティです。

代々木アニメーション学院名古屋校81演技研究所卒業後、「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」でアニメデビューを果たし、養成所卒業は81プロデュースに所属しますが2013年にはフリーで活動し、2014年には鈴村健一が設立したインテンションへ所属します。

2023年3月末にはインテンションとの契約を終了しました。

  • 2011年:ファミ通アワード2010「男性キャラクターボイス賞」受賞
  • 2012年:第6回声優アワード「海外ファン賞」受賞
  • 2016年:第27回東京国際映画祭出席
  • 2017年:第26回アニメグランプリ最優秀男性声優賞受賞
  • 2018年:第31回東京国際映画祭出席
  • 2021年:ファミ通・電撃ゲームアワード2020「ボイスアクター部門最優秀賞」受賞
  • 2022年第16回声優アワード「パーソナリティ賞」受賞

ゾンビマンは死亡したのか?についてまとめ

  1. ゾンビマンはホームレス帝に敗北したが不死身の能力で復元しており、人質救出作戦及び怪人協会掃討作戦を生き抜いている
  2. ゾンビマンの正体はジーナス博士が組織した進化の家の「実験体サンプル66号」であり、不死身シリーズ唯一の成功品
  3. ゾンビマンと童帝の関係は漫画版限定であり、web版では掛け合いは無い
  4. ゾンビマンは現在ジーナス博士の下でリミッター解除に励んでいる

ヒーローネームの通り人間なら即死級のダメージを浴びても時間さえかければ肉体を復元できるゾンビマンでしたが、怪人協会掃討作戦は災害レベル「竜」相手に手も足も出なかったものの、最後には不死身の耐久力でホームレス帝の寝首を搔く事に成功し「カミ」の干渉があったとはいえ一番厄介な相手を対峙しました。

ゾンビマンが不死身の理由はジーナス博士の不死身シリーズの成功品「実験体サンプル66号」であった為ですが、現在はサイタマに触発されてリミッター解除に励んでいる事から次に登場した際にはS級上位の強さになっているかもしれませんね。

漫画版限定ですがゾンビマンと童帝の関係性も好きなので、こちらの方もどんどん加筆してほしいものです。

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