【BLEACH】浦原喜助は死亡した?正体や千年血戦のその後

浦原喜助はBLEACHという作品に於いて重要なポジションにいる謎多き男ですが、千年血戦篇で漸く全力の戦闘シーンが描かれました。

そこで今回は、

  1. 浦原喜助の死亡説とその後
  2. 浦原喜助のプロフィールや正体などの基本情報
  3. 浦原喜助が崩玉を作った理由
  4. 浦原喜助の関係者

など、浦原喜助の背景について紹介したいと思います。

浦原喜助は千年血戦篇で死亡したのか

千年血戦篇で浦原喜助の死亡説が浮上しましたが、浦原は生きています。

浦原喜助は千年血戦篇でユーハバッハの親衛隊の一人アスキン・ナックルヴァールと戦闘しており、単行本73巻666話「空っぽ、傀儡、伽藍洞」で戦いが決着しました。

しかし、ナックルヴァールにはグリムジョーと共闘して勝利したものの、ナックルヴァールの能力で作り出した「猛毒領域」は死後もリミッターを外して残り続け、その領域内に取り残された浦原とグリムジョーは致死量を下げられた空間内で吐血して倒れてしまいます。

そして、浦原は意識が朦朧とする中で黒崎一護と朽木ルキアに後の頃を任せっきりになってしまったと謝罪し、そのまま倒れてからというもの後日談や最終話に至るまで一切登場しませんでした。

一応、浦原が倒れる際に「猛毒領域」の外側から浦原達の救出を試みるネリエルの姿が描かれているので、浦原がナックルヴァール戦で退場したとは誰もが思ったわけではありませんが、流石に最終話まで一切登場しないという扱い方をされれば死亡説が浮上しても仕方がないでしょう。

大戦から半年後には浦原商店でのんびり過ごす

千年血戦篇から半年後を描いた小説「BLEACH Can't Fear Your Own World」の冒頭では大戦直後の様子が描かれています。

そこには一仕事終えて霊王宮でハリベルを救出するネリエルの姿が描かれている他、ナックルヴァールの猛毒領域にやられていた筈のグリムジョーが同行していた為、明言はされていませんが浦原喜助もネリエルに救出されている筈です。

その証拠に大戦から半年後には浦原は浦原商店で普通に過ごしています。

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浦原喜助のその後は支部の展開を企む

小説「BLEACH Can't Fear Your Own World」の本筋では、浦原喜助はジャーナリストの檜佐木修兵にインタビューを受けています。

檜佐木は浦原喜助という人物の紹介記事を書く為に色々な質問をしますが、黒崎一護の出生・改造魂魄・完現術者・綱彌代家など、「そんなコトまで教えて良いの?」という内容を浦原の口から聞かされていました。

また、浦原は道羽根アウラと浦原商店上空で激闘を交えた末に拉致されましたが、それはアウラが監視を掻い潜ってアプローチした為であり、信号を読み取った浦原は瞬時にアウラの策に乗っかって敵の懐に潜入したのです。

その結果、最後の最後で綱彌代時灘の手段の一つを潰す活躍をしており、時灘の謀略を解決する一助を担いました。

 

浦原商店西日本支部の野望

時灘の事件解決後は、時灘の策謀の一つと考えられる西日本の霊地でトラブルに巻き込まれた黒崎一護とその仲間たちの救援に赴く際に、もしも時灘の策謀ならば危機的状況になる可能性が多いにある為、浦原商店西日本支部を開店させようと目論んでいました。

浦原喜助のプロフィールと正体

【名前】 浦原喜助うらはらきすけ
【年齢】 不明
【身長】 183cm
【体重】 69kg
【誕生日】 12月31日
【所属】 浦原商店店主 / 前護廷十三隊十二番隊隊長・技術開発局初代局長
【斬魄刀】 紅姫べにひめ
【初登場】 単行本2巻
【声優】 三木眞一郎

しがない駄菓子屋浦原商店を営む帽子と下駄に甚平姿の謎多き男。

一人称は「アタシ」が主で偶に「ボク」を使用し、基本的には敬語口調で語尾に「~っス」と付け飄々としている事から胡散臭さを醸し出しています。

善悪で区別できる人種ではなく、どちらかといえば尸魂界が維持する今の均衡を重んじてはいるものの、全ては自身の研究欲に従うものであり、自分がしでかした事の後始末を黒崎一護や他人に任せっきりである事から度々読者から「黒幕」であったり「クズ」などと軽蔑されていました。

それもこれも大事な部分は明かさずに人と誘導する性格にある為、作中では「実は……」という後出しから先に言っていればという展開が屡々あります。

浦原喜助の正体

浦原商店店主である浦原喜助の正体は、護廷十三隊前十二番隊隊長兼技術開発局初代局長を務めた死神です。

五番隊の副隊長を務めていた藍染惣右介の謀略により、110年前に冤罪を着せられて尸魂界から永久追放処分を受けてしまい、現在は現世でしがない駄菓子屋を営んで生活をしています。

一般的には浦原喜助の名は斑目一角などの隊士達に認知される程有名であり、冤罪が払拭されている訳でもないので、大罪人扱いです。

110年前に十二番隊隊長就任

浦原喜助の新任の儀は単行本36巻「-108.Turn Back The Pendulum」で描かれています。

110年前、隊首会に護廷十三隊の隊長副隊長が勢揃いしており、七日前に曳舟桐生が零番隊に昇進した為退位の命が下った事からそれに基づき同日より新隊長選任を開始した末、二番隊隊長四楓院夜一の推薦により同隊三席の浦原喜助を召喚しました。

そして隊首会の前日に山本元柳斎重國と隊長三名の立ち会いの下の隊首試験にて隊長資格を検分し、その能力と人格に申し分無しと結論が出された事で浦原苦助は晴れて十二番隊新隊長に任命されたのです。

隊長になる前は隠密機動に所属兼二番隊第三席

隠密機動とは護廷十三隊とは別の成り立ちを持った組織であり、死神として超絶した力を持つ「四大貴族・四楓院家」が代々総司令官を務めています。

四楓院家の当主が護廷十三隊の隊長に着任した場合その隊と隠密機動の結び付きが強くなるので、当時の四楓院夜一が隠密機動総司令官と二番隊隊長を兼任していた為、隠密機動が二番隊直属の組織としての色合いが強いとされていました。

隠密機動は全五部隊で構成されていて各部隊の部隊長も二番隊席官が務めており、浦原は当時の二番隊第三席を務めています。

第三席であった浦原喜助は「檻理隊」と呼ばれる瀞霊廷内で罪を犯した者を投獄・監督する仕事を請け負う部隊の部隊長、所謂看守を務めていました。

また、檻理隊にはもう一つ「特別檻理」と呼ばれる仕事が存在します。

浦原喜助は猿柿ひよ里に嫌われている

浦原喜助の隊長就任当初、副隊長を務める猿柿ひよ里は浦原の隊長就任を認めようとせず、浦原が二番隊の第三席を務めていた事から「コソコソ人殺してたような奴に、うちとこの隊長なんかつとまるかい!」と怒鳴るものの、愛想笑いを浮かべ否定しない浦原の態度に激昂しました。

その反発心は前任の十二番隊隊長曳舟桐生を親の様に慕っていたものから来ていた為、浦原とは馬は合わないものの、十二番隊着任から暫く共に過ごせばそれなりに理解はするようになっています。

九番隊隊長からの増援要請を受けた際には、浦原に「頼りにしてるんス」と頼まれてまんざらでもない表情を浮かべているので、隊長就任時よりは関係が良い方向に柔らかくなったと思いますが、相変わらず生理的に毛嫌いしているようです。

破面篇終了後は浦原の罪が撤廃されたお陰で浦原商店が忙しくなった事からひよ里を浦原商店の従業員として雇おうと頃を掛けた所、案の定ブチギレされた挙句、店内の商品を根こそぎかっぱらって立ち去られました。

因みに、小説でひよ里は多くのものを犠牲にして研究欲を満たすという根っこの部分を見透かしていたらしいと浦原の口から言われている為、それが浦原を毛嫌いする最大の理由かもしれません。

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地下特別檻理棟・蛆虫の巣

二番隊隊舎の隊舎敷地内北西にある幅三十間の巨大な堀の奥にある施設「地下特別檻理棟」、通称「蛆虫の巣」は、護廷隊に入隊したものの思想や行動に於て他の死神に危険を及ぼす又は隊の業務に支障を来す恐れがあると判断される隊員を調査・捕縛し監視下に置く為の施設です。

これは浦原が所属する檻理隊のもう一つの仕事であり、「特別檻理」と呼ばれています。

入口の中は洞窟となっており、その地下の扉を開ければほどほどにくつろげるような大広間、そして解放状態の隊員たちが特別檻理棟内に限り自由に生活していました。

浦原喜助曰く、ここの隊員たちは瀞霊廷の定めた規定で「危険分子」であると判断された人達であり、罪を犯した訳ではない為に裁く事は出来ず、かといって野放しにしておくと危険かもしれないという理由で閉じ込められているそうです。

加えて、護廷十三隊には脱退という制度は無く、個人の事情で止むを得ず隊を離れる場合は休隊、それが長期に亘り復隊の目処が立たない場合は除籍となりますが、脱退は特別檻理化を意味するもので、脱退を通告された隊士は全員特別檻理棟へ強制収容される仕組みでした。

脱退という言葉を使う理由としては、護廷十三隊は高尚な組織で在る為にそこに一度合格した者の中から不適合者など出てはならないと、瀞霊廷を治める四十六室の考えがあるからです。

浦原喜助は蛆虫の巣で涅マユリを勧誘

110年前の浦原は十二番隊隊長に着任した際、蛆虫の巣で唯一人檻の中に入れられている危険分子「涅マユリ」を勧誘しています。

浦原の目的は十二番隊の傘下に今まで尸魂界に存在しなかった組織「技術開発局」を設立する為、そこの副局長の座にマユリを指名しました。

しかし、浦原の下に就くというのが気に喰わなかったマユリは一度事態するも、浦原は「アナタはボクの次の地位。ボクが死ねば全てはアナタの思うままだ」と言葉巧みに交渉する事でマユリの関心を誘う事に成功します。

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技術開発局の創立

浦原喜助が創立した霊能研究機関であり、110年前から101年前の間に設立されました。

初代局長浦原喜助の後を継ぎ、現在では二代目局長を涅マユリが十二番隊隊長と兼任しており、副局長には同じく蛆虫の巣から連れ出された阿近が就いています。

現在では尸魂界に必要不可欠な新薬や新霊具の開発に力を入れている他、瀞霊廷内に賊軍が侵入しないよう警戒網を敷き監視業務を担う重要な部署です。

千年血戦篇ではこの重要な施設を破壊する為に星十字騎士団のメンバーが入れ代わり立ち代わり襲撃しており、終盤では霊王宮へ繋ぐ門を作る為に隊長格が集合する場所にも活用されました。

浦原喜助が尸魂界から永久追放された理由

単行本36巻~37巻で描かれた110年前の護廷十三隊の過去篇では、流魂街の住人の魂魄が消失するといった「魂魄消失案件」が問題視されており、当時の九番隊隊長六車拳西と副隊長久南白が率いる九番隊が調査していました。

しかし、九番隊が調査中に音信不通となった為に魂魄消失案件始末特務部隊として平子真子達(本編での仮面の軍勢メンバー)が現場に派遣される事になりましたが、到着した平子真子を筆頭に八名の隊長格は黒幕に虚化させられてしまいます。

これらの案件の黒幕は当時五番隊副隊長の藍染惣右介であり、藍染は鏡花水月の能力で百二十四名の一般隊士と一名の隊長格に証言をさせる事で瀞霊廷から外出していないという自身のアリバイを作り、浦原の十二番隊舎研究棟に虚化の研究の痕跡を残す事で中央四十六室の嫌疑の目を浦原へと向けさせ見事に冤罪を作り上げました。

その為、元々平子達を助けに現場に向かった筈の浦原は、虚化の成果を試す為に郛外区にて平子真子達を始めとする八名の隊長格に対して実験を試行したとみなされ「禁忌事象研究及び行使・儕輩欺瞞重致傷の罪」により霊力全剥奪の上現世に永久追放の裁定を下されたのです。

また、浦原と共に平子達の許へ駆け付けた大鬼道長・握菱鉄裁も禁術行使の罪により第三地下監獄「衆合」に投獄を言い渡らされましたが、審議中の議事堂に侵入した四楓院夜一が二人を連れ去った為、浦原は霊力を剥奪される事無く現世に亡命する事が出来ました。

20時間で10体の霊圧遮断義骸を作る

夜一に救出された浦原と鉄裁は、かつて浦原と夜一が修練の場としても活用していた双極の丘の地下に造った秘密基地に身を隠していました。

浦原は藍染によって自分が冤罪によって四十六室に裁かれる事態も予測しており、現世で見を隠す為に平子真子達八名と鉄裁と自分の分の計10体の霊圧遮断義骸を20時間で作り上げています。

この特殊な義骸は歳を取らない仕様である為、破面篇終了後、全てが解決した際には101年前と容姿が変わっていない仮面の軍勢について触れられており、特に当時から子供だった女性陣に関しては見た目が昔と一切変わっていないという問題から護廷十三隊に居づらいなどの心境が描かれていました。(※主にひよ里が)

【完結済み】BLEACH
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黒崎一護・15歳・ユウレイの見える男。その特異な体質のわりに安穏とした日々を送っていた一護だが、突如、自らを死神と名乗る少女と遭遇、「虚」と呼ばれる悪霊に襲われる。次々と倒れる家族を前に一護は!?

破面篇終了後に浦原達の罪は不問

101年前の浦原喜助と握菱鉄裁の罪は破面篇終了後を描く小説「BLEACH The Death Save The Strawberry」で不問になっています。

藍染によって中央四十六室が皆殺しにされた後、山本元柳斎重國が四十六室の役割を担っていた事から、その功績が認められて元柳斎の嘆願が通り、晴れて浦原達に下された罪は不問となったのです。

その為、現世の浦原商店には現世駐在任務にあたる死神達がこぞって押し寄せる事態となり、かなり繁盛しています。

浦原喜助が「崩玉」を作った理由

浦原喜助は死神の魂魄の強化を研究する上で到達した結果「虚化」に辿り着き、その過程で虚と死神の境界を瞬時に破壊・創造する物質「崩玉」を作り出しています。

作中では浦原が崩玉を作った本当の理由は語られていませんでしたが、小説「BLEACH Can't Fear Your Own World」で少しながら触れられました。

何故浦原は崩玉を作ってまで魂魄の強度限界を高めようとしたのか——檜佐木修兵の見解では霊王と同じ魂魄強度を持つ者達を作りたかった、若しくは霊王を解放する為に死神の誰もが霊王と同じような力を持ち皆の力で少しずつ世界の基盤を支えるような世界にしようとしたのではと考えられています。

しかし、それは間違いであり、実際にはただ単純に新しい何かを作りたかったという欲望に従っただけで、目的など二の次で新しい扉を開きたかっただけなのです。

その扉の鍵を開く為の言い訳として霊王という存在を使っただけであり、浦原の根っこは多くのものを犠牲にして研究欲を満たす涅マユリと何一つ変わらないと浦原自身が語っています。

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浦原は破壊できなかった崩玉を朽木ルキアに隠した

崩玉を造りだした浦原は同時に崩玉を危険な物質と判断し破壊を試みましたが、結局自ら造った崩玉を破壊する術を見つける事が出来ず、一つの方法として崩玉そのものに防壁をかけて他の魂魄の奥底に埋め込んで隠すという方法をとりました。

その際に浦原が崩玉の隠し場所として選んだのが朽木ルキアだったのです。

本来、義骸は全て力を失った死神を回復させるため高濃度の霊子体で構成されており、全ての義骸の行動は尸魂界から捕捉できる仕組みになっている為、義骸に入った死神が行方不明になる事はあり得ませんでした

しかし、浦原はかつて霊子を含まない霊子体を自ら開発しそれを使って捕捉不可能な義骸を造った事で追放された経歴がありますが、その追放理由はその義骸に入った死神の霊力を分解し続けるという一点にあったと藍染が明かしています。

その為、その義骸に入った死神は霊力がいつまでも回復せず義骸との連絡は鈍くなり、やがて魂魄は霊力を完全に失い死神からただの人間の魂魄へと成り下がるのです。

つまり、浦原は崩玉を破壊する術を見つけ出せなかったから崩玉の所在を完全にくらませる為に朽木ルキアを隠し場所として利用しました。

これらの事実を聞かされたルキアは現世で浦原と出会った際に「おやぁ?お困りみたいっスねェ。義骸でもお貸ししましょうか?」と声を掛けて来た回想を思い浮かべており、自分が死神能力譲渡の罪で処刑される本当の理由を知るのです。

浦原喜助…悪い奴だ。

浦原は罪だと断じてくれる芽を残している

浦原は自分の欲望に従って崩玉を使った事から、いつか自分が本当の悪党と呼ばれる男になった時の為に「それを罪だと断じてくれる芽は残しておいた方がいい」と判断しています。

その芽の一人が中立な立場で死神らしい死神という立ち位置に居る檜佐木修兵であり、浦原は檜佐木の踏み込んだ質問にも時にははぐらかしながらも回答し、その後は口封じする事なく見送りました。

勿論、その役目は黒崎一護や朽木ルキアでも良いと語っていましたが、東仙要の在り方も去り方も見て来た檜佐木ならば大丈夫じゃないかというふわっとした理由で檜佐木も浦原の御眼鏡にかなっています。

因みに四楓院夜一に関してはなんだかんだ言って自分の味方をしてくれるから公平ではないし、本当に一線を超えると思った時には浦原を蹴っ飛ばしてでも止めてくれると語っていた事から絶大な信頼を寄せている事が分かりました。

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浦原喜助の声優「三木眞一郎」さん

【名前】 三木眞一郎
【所属】 81プロデュース
【誕生日】 1968年3月18日
【代表作】
  • 「ガンバリスト!駿」→真田俊彦役
  • 「ポケットモンスター」→コジロウ役
  • 「銀魂」→坂本辰馬役
  • 「機動戦士ガンダム00」→ロックオン・ストラトス役
  • 「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」→ロイ・マスタング役
【来歴】 東京都出身で81アクターズスタジオ第1期卒業生の声優さんです。

  • 2010年、第4回声優アワード助演男優賞受賞
  • 2014年、第8回声優アワード富山敬賞受賞
  • 2019年、レースチーム「VART」結成

浦原喜助の関係者一覧

作中の序盤から登場する浦原喜助ですが、最後に浦原と関りのあるキャラを数名紹介していきたいと思います。

浦原喜助と四楓院夜一の関係

浦原喜助と四楓院夜一の関係は単行本15巻で少し触れられています。

浦原と夜一は幼い頃より親交があり、双極の丘の地下深くにコッソリと秘密の遊び場を掘り、二人で毎日地下で遊び、浦原が護廷十三隊、夜一が隠密機動に入ってからはお互いを高めあったそうです。

また、夜一が隠密機動総司令官兼二番隊隊長に就いていた時期には、浦原も隠密機動「檻理隊」と二番隊第三席に就いており、浦原を十二番隊隊長に推薦したのも夜一でした。

浦原にとって夜一とは、自分が悪党に成り下がった際に本当に一線を超えると思った時には浦原を蹴っ飛ばしてでも止めてくれるといった存在と口にしている為、浦原に信頼という概念があるのならば、恐らく夜一が唯一信頼している相手でしょう。

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四楓院夜一と関りを持つ浦原喜助は貴族なのか

四大貴族である四楓院夜一と幼い頃から関りを持つ浦原喜助が「貴族なのではないか」という噂を一度は耳にした事があるかもしれません。

浦原喜助が四大貴族や上級貴族と呼ばれる階級の人間であるという事は作中では明かされていませんし、「蜂家」の様な下級貴族の出身という可能性もありますがその線は薄いと思われます。

現在は流魂街に居を構える志波空鶴が「浦原もからんでるんじゃァ、断るに断れねぇしな」と言った事と浦原が西流魂街を拠点にしていたという事が明かされていますので流魂街出身の可能性が高いと思われますが、浦原喜助の出自は不明なままです。

浦原喜助と黒崎一心の関係

単行本22巻で黒崎一心がグランドフィッシャーを倒し亡き真咲の敵討ちを果たした際に、浦原喜助が登場しています。

この時点ではまだ二人の関係は明かされず、死神代行消失篇でも接触している描写のみでどうして浦原と一心がつるんでいるのかは分かりませんでした。

しかし、単行本59巻529話「EVERYTHING BUT THE RAIN OP.2 THE RUDUMENTS」から突入する黒崎一護のルーツに関する回想で全てが語られる事で、浦原喜助が志波一心に黒崎真咲を助ける選択肢を与えた事が判明します。

真咲は藍染が造り上げた改造虚ホワイトと戦う一心を助ける為に怪我を負ってしまい、その怪我が原因で虚化の症状に苦しめられますが、101年前から虚化の研究をしていた浦原は偶然虚化の症状を起こす真咲とすれ違った事で、一心の前に現れるのでした。

浦原は虚化を抑え込むために虚化と相反するものを魂魄に直接注ぎ込む手段を教えると、一心は浦原が用意した特殊な義骸に入り死神の力を使う事はおろか虚を見る事すらできなくなるといったデメリットを提示されて尚も「わかった。やる!」と即決して真咲を助けます。

真咲を助けたその後、一心は霊術院で学んだもので唯一使えそうだった医学を活かして小さな診療所を開きますが、浦原の手を借りたとある事から、一心が義骸に入ってから現在までの20年以上も交流が続いている事が分かりました。

一心から見れば浦原は真咲を虚化から救ってくれた恩人になります。

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浦原喜助と握菱鉄裁の関係

筋肉隆々な肉体にエプロン姿とサングラスが特徴的な鉄裁ですが、その正体は「鬼道衆総帥・大鬼道長」を務めた死神です。

101年前の過去篇で「共に夜一殿の屋敷にお世話になった身」とあるように、二人の関係は昔馴染みだと思われます。

過去篇では霊圧遮断の外套を羽織り隊舎を抜け出してまで平子達を助けに向かおうとする浦原の前に立ちはだかり、共に藍染の謀略で虚化した八名の隊長格の救助活動を行いました。

冤罪で四十六室の裁定に掛けられた際には四楓院夜一に助けられた後に浦原と共に特殊な義骸に入って現世に亡命し、平子達の虚化を解除する為の研究を手伝う他、浦原商店の店員として浦原を支え続けています。

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浦原喜助と紬屋雨・花刈ジン太の関係

浦原商店の店員を務める二人の少年少女ですが、その正体は不明でありながら、涅ネムと似たような存在で中身に関しては大分違うという事のみ判明しています。

ネムと同様に歳を重ねて成長する事から被造魂魄かそれに類するものだと予想されますが、いつの日か正体が明かされるといいですね。

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浦原喜助の死亡やその後と正体についてのまとめ

  1. 浦原喜助は単行本73巻666話でナックルヴァールを倒した後に意識を失ってから登場していない
  2. 浦原喜助はネリエルに救出されているが描写は無かったので死亡説が流れたが生きている
  3. 浦原喜助は前十二番隊隊長兼技術開発局初代局長であり、隠密機動「檻理隊」に所属していた
  4. 浦原喜助が崩玉を作った理由は、研究欲を満たす為であり、目的は二の次である

漫画原作そして小説版を経ても浦原の出自などの情報は明かされませんでしたが、浦原は本質の部分は涅マユリと変わらない研究欲を満たす為だけに崩玉を作った事が分かりました。

浦原の作った崩玉のせいで多くの犠牲は出てしまいましたが、浦原は研究欲を満たす為に建前として正当な理由を見つけ分、マユリよりも質が悪く、一部読者からはクズ呼ばわれされています。

ルキアを利用した事に関しては白哉に殺されても文句は言えない所業でしたが、浦原のお陰で尸魂界が危険に晒されたり、または助けられる事が屡々ある為、浦原が創り出した功績の方が大きい為に裁く方が尸魂界の損失になるのも厄介な所ですね。

2022年のアニメ化の際には、浦原の出自について触れられる事を願いましょう。

【↓浦原喜助の卍解や能力についてはこちら↓】

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【完結済み】BLEACH
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