【鬼滅の刃】初代柱・元柱・現柱の一覧!昔の柱で判明しているのは誰?

鬼殺隊の最高位の剣士「柱」は、これまでにも鬼との戦いで幾度も入れ替わっていますが、現在の柱はその中でも初代に匹敵する素質を持っています。

それでは、現在・過去・初代にはどんな柱はいたのでしょうか。

そこで今回は、

  1. 現柱の一覧
  2. 元柱の一覧
  3. 初代柱の一覧

など、判明している現在から昔の柱を紹介したいと思います。

初代柱の一覧

残念ながら初代の柱達の情報は原作や公式ファンブックでも開示されていません

ただ、単行本15巻第128話「御教示願う」にて、産屋敷あまねの口から始まりの呼吸の剣士の話題がなされており、その際に初代の柱達と思しき剣士達がが描かれています。

描かれた5人の剣士は殆ど後ろ姿でしたが、中央2人の剣士の後ろ姿や、あまねが「始まりの呼吸の剣士達」と述べている事からどうやら継国縁壱と継国巌勝が初代柱であった可能性が高いのです。

また、縁壱零式から出てきた刀の説明の際に鋼鐵塚蛍が「この刀の後から階級制度が始まり柱だけが悪鬼滅殺の文字を刻みようになったそうだ」と語っている事から、柱という階級制度が誕生したのは戦国時代からだと予測出来ます。

産屋敷一族が組織する鬼殺隊(鬼狩り)事態は継国縁壱が入隊する以前より存在していますが、鬼殺隊の剣士達に呼吸と痣を伝授したのが継国縁壱自身である為、やはり階級制度が誕生したきっかけは継国縁壱が「呼吸法」を剣士達に教えた結果、戦闘力が向上したからではないでしょうか。

因みに、煉獄家の祖先と思しき髪型の剣士は継国縁壱が妻と子供を鬼に殺害されたという現場に遭遇しているので、継国縁壱を勧誘したのも彼かもしれません。

階級 キャラ名 呼吸名
不明 継国縁壱(つぎくによりいち) 日の呼吸
不明 継国巌勝(つぎくにみちかつ) 月の呼吸
不明 煉獄家の祖先 炎の呼吸

継国縁壱

継国縁壱は始まりの呼吸として知られる全ての呼吸の源流「日の呼吸」の使い手であり、生まれながらに「痣」を持った特別に強い肉体を持つ戦国時代の剣士です。

双子の弟として継国家に生まれた縁壱は当時双子は後継に争いを生む不吉の予兆として扱われていた為に忌み子同然の暮らしをさせられており、成人する事には出家する予定でしたが、最愛の母が病没した為に幼い頃に家を出ました。

その後は家族を流行病で亡くした天涯孤独の少女「うた」と出会い共に暮らすようになると10年後には結婚を果たしますが、縁壱が産婆を呼びに行っている間に鬼の襲撃を受けて妻と子供は斬殺されてしまうのです。

その後は鬼を追いかけてきた煉獄家の祖先と遭遇して鬼殺隊に入隊する事となり、鬼を滅するべき刀を振るう他、呼吸法を剣士達に伝授しています。

竈門家との関係は、竈門家は鬼に襲われている所を縁壱に助けられたというものであり、縁壱は鬼舞辻無惨を取り逃がした責任を取るべく鬼殺隊を追放された他、これまでの苦しみを打ち明ける事で心を救われたという関係です。

後継者のいない縁壱の技を後世に伝える為に、竈門家は日の呼吸をヒノカミ神楽として、また縁壱から受け継いだ耳飾りと共に子孫へと伝え残しています。

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※継国縁壱は原作や公式ファンブックでも柱と書かれていない為、あくまでも予想となります。また、まとめサイトなどで「日柱」と紹介される事があるようです。

継国巌勝

継国家に生まれた長男であり、継国縁壱の双子の兄に当たりますが、現在は上弦の壱・黒死牟と名乗っています。

巌勝は忌み子として寵愛を受けずに育つ縁壱を哀れみ父親の反対を押し切って弟に会いに行くような兄でしたが、ある日、縁壱が剣客として異例のない才能を見せた事で哀れむという行為が間違いだったと気付きました。

日本一の剣士を目指していた巌勝は縁壱に教えを乞いますが、その心中では恐らく弟が後継にされるとの見解から早い内に立場は完全に入れ替わって自分は今いる弟の居場所に堕ちるという純然たる思いが募っており、実際にそうなる覚悟を抱いていたものの、母の病没を契機に弟が自ら家を出ていった為に免れます。

しかし、母の日記を読んだ事で、巌勝は母にしがみついて甘えていたのではなく病気の進行による左半身の不自由な部分を支え続けていたと知ると、縁壱の剣士としての天賦の才と人格に心の底から憎悪し嫉妬に狂うのでした。

大人になってから縁壱と再会した際にはその強さと剣技をどうしても我が力としたいと考えるようになり、家も家族も捨てて縁壱が所属する鬼狩りへ入隊し、呼吸法の習得と「痣」の発現までたどり着きましたが、ついぞ「日の呼吸」は習得出来ずに派生の月の呼吸に辿り着いています。

人間の寿命では時間が足りないと悩んでいる時に鬼舞辻無惨と出会うと、巌勝は当時の産屋敷当主の頸を持参して無惨に鬼にしてもらい「黒死牟」と名付けられたのです。

※継国巌勝は原作や公式ファンブックでも柱と書かれていない為、あくまでも予想となります。また、まとめサイトなどで「月柱」と紹介される事があるようです。

煉獄家の祖先

煉獄家の祖先は、継国縁壱が妻と子供を鬼に殺害された現場(現在の竈門家)に駆けつけた当時の鬼殺隊の剣士として登場しています。

なお、表情は白紙で書かれるもので、台詞等も一切ありません。

しかし、回想で登場する際には必ずと言っていい程にコマに描かれる事が多い他、継国巌勝の裏切りや鬼舞辻無惨の取り逃がしの件で継国縁壱に責任追及の矛が向き自害を求められた際には一人だけ制止しようとする動きが見られる為、人格者と予想出来ます。

また、黒死牟の回想では日の呼吸の派生である基本の五つの呼吸が誕生したコマ、痣者の誕生のコマ等にも一緒に描かれているので、階級制度が誕生したこの時代の剣士として呼吸法と痣を会得していたと仮定すれば初代柱の可能性が高いでしょう。

因みに、煉獄家に継承される指南書のタイトルに「二十一代目炎柱」と書かれているので、炎柱の入れ代わりは年齢的に割と早いのかもしれません。

元柱の一覧

柱はこれまでに負傷・戦死・引退などで入れ替わりが行われおり、作中には4名の元柱が登場しています。

階級 キャラ名 呼吸名
水柱 鱗滝左近次(うろこだきさこんじ) 水の呼吸
鳴柱 桑島慈悟郎(くわじまじごろう) 雷の呼吸
炎柱 煉獄槇寿郎(れんごくしんじゅろう) 炎の呼吸
不明 胡蝶カナエ(こちょうかなえ) 花の呼吸

鱗滝左近次

元水柱の鱗滝左近次は、現在狭霧山で育手をしています。

作中では冨岡義勇を輩出している他、竈門炭治郎の師匠として肉体と剣術の基本を叩き込みました。

鱗滝の特徴である天狗の面は優しい顔立ちを鬼にバカにされた事がきっかけで身に付けるようになったそうで、その影響か育手となってからは弟子には狐を模した「厄除の面」を支給していますが、その善行が裏目となり彼を恨んでいる手鬼は最終選別の地「藤襲山」にて厄除の面を付けている鱗滝の弟子を皆殺しにしていたのです。

そのため、鱗滝が送り出した弟子達は必ず死亡していた為、亡くなった弟子達の雪辱を果たして最終選別を通過した炭治郎が狭霧山に帰還した際には泣いて喜びました。

なお、亡くなった弟子達の魂は狭霧山へ戻ってきていますが、鱗滝はその事実に気付いていません。

桑島慈悟郎

元鳴柱の桑島慈悟郎は、我妻善逸と獪岳の師匠として回想に登場しています。

35歳の頃に片足を失った為に柱を引退し育手に転身すると、現在では獪岳と善逸を継子として迎え入れて雷の呼吸を教え込みました。

桑島自身は、一長一短の愛弟子達は二人で一人前として高く評価しており、二人を共同で後継者として認めましたが、それが獪岳の自尊心に触れるきっかけとなったのです。

獪岳が上弦の壱・黒死牟と遭遇した際に命乞いをして鬼にしてもうという事件を契機に、雷の呼吸の使い手から鬼を出した事実を受け、桑島は介錯を付けずに自害を選択すると、桑島の無念を晴らすのと後始末をするべく善逸が獪岳と戦い事になりました。

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愛弟子同士で戦う事になりましたが、善逸が獪岳を倒して生死をさ迷った際には、善逸の意識の中に登場して「お前は儂の誇りじゃ…」と涙を流して伝えています。

煉獄槇寿郎

元炎柱の煉獄槇寿郎は、代々炎の呼吸を扱う炎柱を輩出する煉獄家の現当主および家長です。

煉獄杏寿郎の前の炎柱を務めた古参ですが、自分の無能に打ちのめされていた時に畳み掛けるように最愛の妻が病死した為、妻の死後は酒に溺れる事が多くなり、外伝ではその様子が顕著に描かれた他、長男の煉獄杏寿郎が柱合会議に呼び出されて彼の現状をありのままに伝えています。

当時、既に胡蝶しのぶが柱だった為、引退時期は約3年の間と推察。

なお、槇寿郎は鬼狩りという剣士にも失望し「どうせ誰も守れない」と考えるようになった為、本来の後継として育てていた杏寿郎にも剣術を教える事がなくなると、杏寿郎は煉獄家に伝わる指南書を読み独自で鍛錬して柱に上り詰めています。

杏寿郎の死後は竈門炭治郎に当たる場面が目立ちましたが、正気に戻った後は日の呼吸についての手掛かりを手紙に綴り送っており、最終決戦では産屋敷邸の護衛を務める他、炭治郎が杏寿郎の鍔を付けて戦ってくれた事に感謝を示しました。

胡蝶カナエ

元柱の胡蝶カナエは、現上弦の弐・童磨に敗れて死亡した故人です。

彼女は花の呼吸の使い手であり、竈門炭治郎同様に優しい心を持っていた為、鬼に同情し哀れむといった考えの女性でした。

その生い立ちはそこそこ裕福そうな四人家族の長女であり、ある日鬼の襲撃を受けて両親を殺害されるものの、駆けつけた悲鳴嶼行冥によりギリギリの所で胡蝶姉妹は命を救われるといった壮絶なものです。

その後は「私たちと同じ思いを他の人にはさせない」という想いから姉妹で悲鳴嶼の元を訪れて鬼殺隊へ志願しており、修練を積んで鬼殺隊の柱にまで上り詰めました。

人買いから栗花落カナヲを買い継子として迎える他、蝶屋敷にはカナヲの他にも寄る辺の無い継子の少女達が多く引き取られていましたが、何れも鬼との戦いで命を落としています。

※胡蝶カナエは原作や公式ファンブックでも「~柱」と明記されていないので正式な柱名は不明ですが、まとめサイトなどでは「花柱」と書かれる事が多いようです。

現在の柱一覧

鬼殺隊で最も位の高い剣士を「柱(はしら)」と呼びます。

柱になるには十二鬼月を倒すか、鬼を50体以上倒す事が条件とされており、もし柱が不在の場合は階級が甲の隊士から選出されますが、柱の条件を満たしていなければ空席のままとなるそうです。

柱になると鬼殺隊当主産屋敷の下に集結し「柱合会議」を行うのが通例であり、会議では鬼狩りに関する事や隊の揉め事が議題に上がりその場で決を取り対処が下されます。

因みに、柱の数が9人なのは「柱」という漢字が9画であるからだそうです。

現在の柱は以下の通り。

階級 キャラ名 呼吸名
水柱 富岡義勇(とみおかぎゆう) 水の呼吸
蟲柱 胡蝶しのぶ(こちょうしのぶ) 蟲の呼吸
炎柱 煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう) 炎の呼吸
音柱 宇髄天元(うずいてんげん) 音の呼吸
霞柱 時透無一郎(ときとうむいちろう) 霞の呼吸
恋柱 甘露寺蜜璃(かんろじみつり) 恋の呼吸
蛇柱 伊黒小芭内(いぐろおばない) 蛇の呼吸
風柱 不死川実弥(しなずがわさねみ) 風の呼吸
岩柱 悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい) 岩の呼吸

最長最年長の悲鳴嶼行冥を始め、刀を握って2ヵ月で柱となった最年少の時透無一郎など、様々な柱が在籍しています。

水柱・富岡義勇の呼吸と技名

技名 詳細
壱ノ型:水面斬り(みなもぎり) 水平に刃を入れ攻撃する技
弐ノ型:水車(みずぐるま) 円を描くように刀を振るう技
参ノ型:流流舞い(りゅうりゅうまい) 水流に身を任せるように攻撃する技
肆ノ型:打ち潮(うちしお) 大きな波を打ち付けるように放たれる技
伍ノ型:干天の慈雨(かんてんのじう) 慈悲の剣技、痛みが無く優しい雨のような技
陸ノ型:ねじれ渦(ねじれうず) 身体を大きく回転して渦のように斬る技
漆ノ型:雫波紋突き(しずくはもんづき) 一点を突く突き技
捌ノ型:滝壺(たきつぼ) 上段に構えた刀身を渾身の力で自身の真下へ振り下ろす斬撃
玖ノ型:水流飛沫・乱(すいりゅうしぶき・らん) 着地時間・面積を最小限にして縦横無尽に斬り込む技
拾ノ型:生生流転(せいせいるてん) 回転するたびに攻撃力が高まる連続の剣技
拾壱の型:凪(なぎ) 間合いに入った術はすべて凪ぐ、無になる

基本の呼吸の1つ「水の呼吸」は呼吸の中でも比較的に体得しやすい呼吸で、水の呼吸を教える育手と使い手の剣士は実はたくさん存在します。

水柱である富岡義勇は、拾ノ型までしかなかった水の呼吸の型から拾壱ノ型・凪を独自に編み出しており、凪は富岡義勇だけが使えるオリジナル技す。

主人公である竈門炭治郎の恩人かつ鱗滝左近次の下へと導いた人物であり、鬼となった禰豆子に対しても理解を示し、竈門兄弟を奮闘の様子を見守り時には助力する炭治郎が尊敬する柱でありながら兄弟子のような人物でした。

ただし、人付き合いが苦手で無口かつ言葉が足りない性格なので、誤解を招きやすく伊黒小芭内や不死川実弥には特に嫌われています。

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蟲柱・胡蝶しのぶの呼吸と技名

技名 詳細
蝶ノ舞:戯れ(ちょうのまい・たわむれ) 蝶が舞うように動き、高速技で相手の身体に毒の刃を複数突き刺す
蜂牙ノ舞:真靡き(ほうがのまい・まなびき) 相手に不意打ちをかけて一突きする技
蜻蛉ノ舞:複眼六角(せいれいのまい・ふくがんろっかく) 大量の毒を打つ込める6連撃の技
蜈蚣ノ舞;百足蛇腹(ごこうのまい・ひゃくそくじゃばら) 四方八方にうねり、相手に隙が出来た時に攻撃する技

虫の呼吸は水の呼吸の派生である花の呼吸から更に派生した呼吸で、素早い体捌きの能否が重要な呼吸法です。

胡蝶しのぶは唯一鬼の頸を斬れない・斬る腕力がない小柄な柱であり、得意とする突き技は鞘の中に仕込んだ毒をその都度調合して直接鬼に打ち込み毒殺します。

実姉である元柱胡蝶カナエは上弦の弐・童磨に敗れて亡くなりましたが、最後まで鬼を哀れみ共存を望む優しい心の持ち主でった事から、カナエの死後は鬼への怒りを抑え込むようにカナエのように笑顔を終始徹底しました。

基本的には鬼殺隊の負傷者の治療や機能回復訓練等を行う蝶屋敷の主人としてサポートする事が多いですが、最終決戦では童磨を倒すべく自らを犠牲として死亡しています。

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炎柱・煉獄杏寿郎の呼吸と技名

技名 詳細
壱ノ型:不知火(しらぬい) 突撃して一撃を放つ技
弐ノ型:昇り炎天(のぼりえんてん) 刀を下から上に振る攻撃
参ノ型:気炎万象(きえんばんしょう) 刀を上から下へ振る攻撃
肆ノ型:盛炎のうねり(せいえんのうねり) 自分を中心に渦巻く炎のような剣技
伍ノ型:炎虎(えんこ) 刀を大きく振り、咬みつくように斬りかかる技
奥義・玖ノ型:煉獄(れんごく) 灼熱のような業火のような威力、轟音と共に相手を抉り斬る

基本の呼吸の1つ「炎の呼吸」は、伝統的な剣術と下半身の力が大切な呼吸法です。

炎の呼吸の使い手である煉獄家は代々炎柱を輩出している家系でもあり、父である煉獄槇寿郎も炎柱として活躍していた過去があります。

無限列車編では下弦の壱・魘夢が列車と同化して乗客を捕食しようとしましたが、竈門隊士達と協力し200名の乗客を誰一人死なせずに守り通しており、上弦の参・猗窩座の襲来時には若き隊士を守る為に柱として恥じない責務を果たしました。

残念ながら序盤で死亡した為に「痣」等の強化はありませんが、生きていれば鬼舞辻無惨討伐に貢献できたであろう素質や、竈門炭治郎が強くなる為の一助を担い、彼の「心を燃やせ」という信念は受け継がれています。

音柱:宇随天元の呼吸と技名

技名 詳細
壱ノ型:轟(とどろき) 斬撃による爆発とともに轟音を立てる
肆ノ型:響斬無間(きょうざんむけん) 目の前に斬撃と轟音による空間を作り出す
伍ノ型:鳴弦奏々(めいげんそうそう) 回転させた刃が相手を猛攻する

音の呼吸は雷の呼吸の派生で、体術と剣術を合わせた技が多いのが特徴です。

音の呼吸は走力と跳躍力といった能力を必要としており、元忍という経歴上現柱の中では飛び抜けた俊足を持ち音も無く行動する事を得意とする他、恵まれた上背や筋力、毒耐性を持つ等、あらゆる能力が高水準を満たしています。

その為、上弦の陸との激闘では毒を受けてなおも最後まで戦い抜いて討伐に貢献しましたが、戦闘で左目左腕を失った為に柱を引退する事となりました。

その後は鬼殺隊の柱稽古等の裏方に従事しており、最終決戦の時には産屋敷邸の護衛を務める等、引退後も鬼殺隊に貢献しています。

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霞柱・時透無一郎の呼吸と技名

技名 詳細
壱ノ型:垂天遠霞(すいてんとうがすみ) 天に向かって垂直になるように刃を一突きする
弐ノ型:八重霞(やえがすみ) 重なる連撃技
参ノ型:霞散の飛沫(かさんのしぶき) 素早い回転斬り
肆ノ型:移流斬り(いりゅうぎり) 流れるような太刀筋で刀を振る技
伍ノ型:霞雲の海(かうんのうみ) 高速で繰り出す細かい連撃
陸ノ型:月の霞消(つきのかしょう) 広範囲に霞で包みこむように斬り込む
漆ノ型:朧(おぼろ) 動きに大幅な緩急をつけた高速移動で相手に隙を生み一撃を入れる技

霞の呼吸は風の呼吸の派生で、敵を翻弄する高速移動が特徴です。

霞の呼吸を使う時透無一郎は始まりの呼吸の使い手でもある継国縁壱の双子の兄・継国巌勝の子孫であり、2カ月という驚異のスピードで柱に上り詰める等、剣士としての才能は柱の中でも随一でした。

刀鍛冶の里編では竈門炭治郎に続き痣を発現させた柱であり、他の柱達に痣の条件を分析して伝授する等、14歳とは思えないほどの冷静かつ判断力に長けた思考力と技の完成度を持つ天才剣士です。

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恋柱・甘露寺蜜璃の呼吸と技名

技名 詳細
壱ノ型:初恋のわななき(はつこいのわななき) しなる刃の一太刀
弐ノ型:懊悩巡る恋(おうのうめぐるこい) 高速の斬撃技
参ノ型:恋猫しぐれ(こいねこしぐれ) 放たれる術を斬りながら攻撃を防ぐ技
伍ノ型:揺らめく恋情・乱れ爪(ゆらめくれんじょう・みだれづめ) 広範囲に刀を振り、斬り刻む攻撃
陸ノ型:猫足恋風(ねこあしこいかぜ) 突風のような速さで斬る技

恋の呼吸は炎の呼吸の派生で、音感と柔軟性を重要視するのが特徴です。

甘露寺蜜璃は元々煉獄杏寿郎の弟子であり炎の呼吸を学んでいましたが、あまりにもオリジナリティが溢れていた為に「外伝」での任務中に恋の呼吸の足掛かりを掴み独自の呼吸委を生み出した事で弟子を卒業しています。

新体操競技のリボンのような独特な刀を使用しており、刀鍛冶の里編では竈門隊士達を守り守られつつ、上弦の肆・半天狗の討伐に貢献しました。

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蛇柱・伊黒小芭内の呼吸と技名

技名 詳細
壱ノ型:委蛇斬り(いだぎり) 予測不能な軌道を描く一刀
弐ノ型:狭頭の毒牙(きょうずのどくが) 凄まじい闘気と共に斬りつける斬撃
参ノ型:塒締め(とぐろじめ) 大蛇が捕食する獲物を締め付けるような攻撃
肆ノ型:頸蛇双生(けいじゃそうけい) 双頭の大蛇が絡み合うようにして見える技、軌道が読みにくく、避けるのは困難

蛇の呼吸は水の呼吸の派生で、正確な太刀筋による変幻自在な剣技が特徴です。

極限まで磨き上げた剣技による狭い隙間をすり抜ける一撃を得意としており、柱稽古編では鬼殺隊士の太刀筋矯正を担当しています。

なお、甘露寺蜜璃と親しくなった竈門隊士には緊急柱合会議の不満も合わさり猛烈に敵視しており、常に殺気を放ってはボコボコにしました。

しかし、最終決戦では炭治郎との連携を見せる他、彼の優しさに触れて最後まで炭治郎を守りながら鬼舞辻無惨討伐に貢献しています。

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風柱・不死川実弥の呼吸と技名

技名 詳細
壱ノ型:塵旋風・削ぎ(じんせんぷう・そぎ) 突撃し衝撃波を与える技
弐ノ型:爪々・科戸風(そうそう・しなとかぜ) 獣の爪痕のような四つの斬撃を同時に放つ技
参ノ型:晴嵐風樹(せいらんふうじゅ) 自信を中心に旋風の渦が逆巻くような剣技
肆ノ型:昇上砂塵(しょうじょうさじんらん) 低い姿勢から繰り出す剣技
伍ノ型:木枯らし颪(こがらしおろし) 上空からの斬り技
陸ノ型:黒風烟嵐(こくふうえんらん) 身体をねじり斜め下から勢いをつけて斬り上げる技
漆ノ型:勁風・天狗風(けいふう・てんぐかぜ) 空中で身体をひねりながら放つ、竜巻のような剣技
捌ノ型:初烈風斬り(しょれつかぜぎり) 敵に素早く駆け寄り、すれ違いざまに斬りかかる
玖ノ型:韋駄天台風(いだてんたいふう) 跳躍し、頭上高くから斬りつける技、広範囲に攻撃可能

基本の呼吸の1つ「風の呼吸」は、風のような連撃と身のこなしが特徴です。

風柱である不死川実弥は柱の中でも上位に入る実力者で、周囲を威圧する態度や表情など血の気が多く喧嘩っ早い性格が特徴ですが、その真実は何を犠牲にしても弟の不死川玄弥を守る為の手段の一つでした。

性格自体は治安の悪い所で過ごした影響ですが、本来の実弥は家族と母が作るおはぎが大好きな長男であり、弟を鬼殺隊から遠ざけようとする不器用な思いから誰に嫌われようとも周囲を威嚇していたのです。

そんな実弥は難しいとされる風の呼吸を使いこなし、上弦の壱・黒死牟や鬼舞辻無惨での戦いで活躍しており、変幻自在に繰り出す技で悲鳴嶼行冥や富岡義勇との連携技を作中で披露しています。

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岩柱・悲鳴嶼行冥の呼吸と技名

技名 詳細
壱ノ型:蛇紋岩・双極(じゃもんがん・そうきょく) 鉄球と手斧を同時に投げ挟み込むようにして攻撃する
弐ノ型:天面砕き(てんめんくだき) 鉄球を頭上高くから落とす
参ノ型:岩躯の膚(がんくのはだえ) 縦横無尽に刃を振るい、相手の攻撃を切り裂く
肆ノ型:流紋岩・速成(りゅうもんがん・そくせい) 投げた鉄球と手斧を同時に扱う、攻守一体の技
伍ノ型:瓦輪刑部(がりんぎょうぶ) 日輪刀を勢いよく振り下ろす技

基本の呼吸の1つ「岩の呼吸」は、筋力と正しい呼吸・反復動作を合わせた爆発的な力が特徴です。

岩の呼吸を使う悲鳴嶼行冥は赤子時代の高熱の後遺症で失明していますが、盲目ながらも恵まれた肉体と修練を積み8年も柱として第一線で闘い続けており、現在の柱の中で最強の剣士と呼ばれています。

上弦の壱・黒死牟との戦いでは「痣」の発現だけでなく「透き通る世界」や「赫刀」に辿り着いており、事実上過去の柱を含めても五指に入るであろう肉体の強さを見せており、最終決戦では一際活躍が描かれていました。

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現柱と元柱と初代柱についてのまとめ

  1. 「柱」とは鬼殺隊で最も位の高い剣士の事
  2. 柱になるには十二鬼月を倒すか、鬼を50体以上倒す事が条件
  3. 現柱は、富岡義勇、胡蝶しのぶ、煉獄杏寿郎、宇髄天元、時透無一郎、甘露寺蜜璃、伊黒小芭内、不死川実弥、悲鳴嶼行冥の9名
  4. 元柱で判明しているのは、鱗滝左近次、桑島慈悟郎、煉獄槇寿郎、胡蝶カナエの4名
  5. 初代柱は不明だが、継国縁壱、継国巌勝、煉獄家の祖先が該当すると予想

今回は柱達の名前と呼吸・技についてまとめました。

9人いる柱は一般隊士と比較するととても強く、独自に技を生み出していたりと、最強の剣士と言われる理由が分かりますね。

また、現在の鬼殺隊や柱が存続しているのは過去の柱達が責務を全うした足跡である為、過去の柱達はなくてはならない存在だったことが過去の柱達から伺えます。

鬼滅の刃の連載は終わってしまいましたが、アニメは原作で描き切れなかった部分も補完してくれるので過去の柱達の実情も加筆してくれるかもしれませんね。

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