鬼殺隊当主が信を置く鬼殺隊随一の精鋭隊士「柱」は、作中でも一般階級の剣士と比較しても飛び抜けた実力を見せてくれました。
しかし、そんな中で気になるのはやはり柱間での実力差です。
そこで今回は、
- 柱の腕相撲ランキング
- 柱の足の速さランキング
の二つのランキングを紹介したいと思います。
柱腕相撲ランキング
柱間の腕相撲ランキングについては、
- 単行本11巻第95話「最期」のおまけページ
- 小説「片羽の蝶」の第5話「笑わない君へ」
にて触れられており、小説の方では実際に腕相撲をしている様子が描かれています。(※因みに竈門炭治郎は時透無一郎と伊黒小芭内の間くらいだそうです。)
それでは柱間の腕相撲の強さを見ていきましょう。
第9位 蟲柱・胡蝶しのぶ(こちょうしのぶ)
やはり最下位は【胡蝶しのぶ】です。
唯一鬼の頸を斬る事が出来ない非力な柱である為、この順位は妥当であり、総合評価は「弱」と判定されています。
なお、天元から「しっかし腕力ねえなあ、お前、もっと鍛えた方がいいんじゃねえか?」と言われた際には、しのぶは涼しい顔で「いや別に実践は腕力じゃないですから」と返答していますが、やはり童磨戦で描かれた通り内心では体格に関してコンプレックスを抱えていました。
断トツのビリです。
第8位 蛇柱・伊黒小芭内(いぐろおばない)
次いで、第8位は【伊黒小芭内】です。
成人ながら小柄な伊黒は見た目通り筋力が無いようで、蛇鬼に支配された伊黒家でずっと軟禁された環境が成長を低下させた原因なのかもしません。
本編の最終決戦では万力の握力で赫刀を発現させているので非力である筈はありませんが、柱間順位では「ちょい弱い」と評価されています。
なお、こちらも本人が「技とは腕力ではない」と腕相撲を否定しています。
第7位 霞柱・時透無一郎(ときとうむいちろう)
第7位はまだ子供の【時透無一郎】です。
刀鍛冶の里で描かれた通り、小さい体に細い腕でありながら炭治郎より力がありますが、柱間ではこの順位に着きました。
総評では「ふつう」となっているので弱くもなく強くもない、柱として標準的な指標となるようですが、こちらも本編の最終決戦で握力により赫刀を発現させているので単純な力は強いと予想します。
第6位 恋柱・甘露寺蜜璃(かんろじみつり)
第6位は【甘露寺蜜璃】です。
筋肉の密度が常人の八倍という特異体質を持つ蜜璃ですが、柱間では煉獄杏寿郎、不死川実弥、冨岡義勇といい勝負を繰り広げたものの第6位に落ち着きました。
果たして全力を出した結果なのかは分かりませんが、総評では「強い」と言われているので煉獄達と競えている時点で化け物です。
第5位 水柱・冨岡義勇(とみおかぎゆう)
第5位は【冨岡義勇】です。
腕相撲に興味がない義勇でしたが「冨岡義勇は悲鳴嶼行冥に恐れをなして尻尾を巻いて逃げ帰った」としのぶに煽られた為に、負けず嫌いな性格を焚きつけられて参加しました。
結果は、悲鳴嶼に瞬殺され、宇随、煉獄、実弥に敗戦が続いた上で蜜璃に辛うじて勝利しましたが、その表情に笑顔は無く、能面のような顔のまま座敷に座り続けていたそうです。
総評は「強い」部類に振る分けられていますが、義勇の心には傷が残るのでした。
第4位 風柱・不死川実弥(しなずがわさねみ)
第4位は【不死川実弥】です。
本編ではそこまで力強い描写はありませんでしたが、柱稽古で無限打ち込み稽古を担当した通り長時間に渡り多くの鬼殺隊員をボコボコにし続けた腕力は本物であり、腕相撲ではあまり体格差の無い煉獄杏寿郎、冨岡義勇、そして甘露寺蜜璃と接戦し第4位となりました。
義勇との模擬戦で竹刀が破損した際に素手で続けようとした事から力には自信があるようですね。
総評は「強い」に振り分けされています。
第3位 炎柱・煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)
第3位は【煉獄杏寿郎】です。
本編では腹に穴が開いた状態で猗窩座の腕を掴んで離さない怪力を発揮しており、人間でありながら鬼の、それも上弦の鬼と拮抗する馬鹿力を持っていましたが柱間腕相撲ではさすがに死の淵に立っていないので力は控え目でした。
それでも体格差のない不死川実弥、冨岡義勇、甘露寺蜜璃といい勝負をした上で第3位にランクインした所を見ると、普段の力も強いようですね。
総評は「強い」に振り分けられています。
第2位 音柱・宇随天元(うずいてんげん)
第2位は【宇随天元】です。
見ての通り、腕周りの筋肉は下の順位の柱達とは別格に太く縦寸も上回っている為、下位の柱では相手になりません。
妓夫太郎戦で描かれた通り日輪刀の刃先を指で摘んで振り回しすという異常な握力を見せている為、天元の順位は納得いくものであり、総評も「力強い」と記載されている事から3位以下の柱達とは別次元の怪力である事が分かります。
やはり腕相撲は握力と背丈なのでしょうか。
第1位 岩柱・悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)
第1位は【悲鳴嶼行冥】です。
悲鳴嶼の前では握力も背丈も全てが無意味であり、宇随天元をもってして「悲鳴嶼の旦那が強い」と言わしめる実力を秘めています。
また、冨岡義勇を瞬殺している時点で必然的に義勇といい勝負を繰り広げた煉獄杏寿郎、不死川実弥、甘露寺蜜璃も敵わない道理である為、腕相撲においても最強は悲鳴嶼行冥となりました。
因みに総評では「ぶっちぎり」と評価されている他、「怖い」と記載されています。
柱の足の速さランキング
続いて柱間の俊足ランキングを見ていきましょう。
柱間の俊足事情については、公式ファンブック「鬼殺隊見聞録・弐」に記載されています。
第9位 恋柱・甘露寺蜜璃(かんろじみつり)
最下位は【甘露寺蜜璃】ですが、残念ながら食後すぐに走った事が原因でこの順位だそうです。
したがって本気の走力は不明ですが、技の速度に関しては宇随天元を上回るそうなので可能性は無限大かもしれません。
第8位 霞柱・時透無一郎(ときとうむいちろう)
第8位は【時透無一郎】です。
無一郎は柱稽古で高速移動の稽古を担当しているので充分に俊足の域に達している筈ですが、柱間ではやはり年齢や経験の差もありこの順位に落ち着いていると予想します。
第7位 蛇柱・伊黒小芭内(いぐろおばない)
第7位は【伊黒小芭内】です。
こちらも蛇行する悪癖の走法が下位におさまった原因であると判明している為、直進すれば上位入りの可能性があります。
逆に蛇行しながら蜜璃や無一郎よりも上位というのが凄いのではないでしょうか。
第6位 水柱・冨岡義勇(とみおかぎゆう)
第6位の【冨岡義勇】です。
義勇は水を思わせる流麗な走法でしたが、残念ながら普通に上位入りは出来なかったようです。
ここからの順位はさほど走力に差異はないように思えます。
第5位 炎柱・煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)
第5位は【煉獄杏寿郎】です。
煉獄さんは何と燃え盛る炎のような勢いで爆走するそうですが、絵面とは違って順位は5位と中間の位置に落ち着きました。
第4位 蟲柱・胡蝶しのぶ(こちょうしのぶ)
第4位は意外にも【胡蝶しのぶ】です。
童磨戦で見せたように瞬間的な速さは柱随一であり、蝶の如く軽やかに駆けるそうですが、やはり持久力が続かない為に順位は下がります。
しのぶの課題はやはり生まれ持った体格と体力になるようです。
第3位 岩柱・悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)
第3位は【悲鳴嶼行冥】です。
まさかのこの巨体で第3位の俊足を持つ恐ろしさもありますが、悲鳴嶼が走る姿が一番迫力があり怖かったという報告が上がっています。
鬼視点になると絶望的な絵面ですが、やはり鬼殺隊で一番頼りになる男らしいですね。
第2位 風柱・不死川実弥(しなずがわさねみ)
第2位は【不死川実弥】です。
さすが風の呼吸を扱う風柱を名乗るだけはあり、戦場を駆ける姿は速き風の如く素早いそうですが、作中ではあまり早い印象はありませんでした。
悲鳴嶼よりも早いながら黒死牟の攻撃を交わせなかったのは、やはり経験の差による感覚と身体能力によるものなのでしょうか。
第1位 音柱・宇随天元(うずいてんげん)
栄えある第1位はやはり元忍である【宇随天元】でした。
一瞬で消え去る姿は忍時代に過酷な修業を経て身に付けた身体能力の高さが為せる技であり、その足の速さは柱間最速を誇ります。
安定した肉体の完成度で言えば悲鳴嶼行冥に引けを取らない天元も充分にバケモノですが、序盤で引退した為に何だか影が薄い印象です。
柱腕相撲ランキングと足の速さランキングについてのまとめ
【柱の腕相撲ランキング結果】
- 岩柱・悲鳴嶼行冥
- 音柱・宇随天元
- 風柱・不死川実弥
- 炎柱・煉獄杏寿郎
- 水柱・冨岡義勇
- 恋柱・甘露寺蜜璃
- 霞柱・時透無一郎
- 蛇柱・伊黒小芭内
- 蟲柱・胡蝶しのぶ
【柱の足の速さランキング結果】
- 音柱・宇随天元
- 風柱・不死川実弥
- 岩柱・悲鳴嶼行冥
- 蟲柱・胡蝶しのぶ
- 炎柱・煉獄杏寿郎
- 水柱・冨岡義勇
- 蛇柱・伊黒小芭内
- 霞柱・時透無一郎
- 恋柱・甘露寺蜜璃
柱間の腕相撲と足の速さランキングについて紹介いたしましたが、腕相撲に関しては概ね納得のいく番付でしたね。
足の速さについては意外にも悲鳴嶼行冥が上位に君臨しているので、どんだけバケモノなんだという印象が強い他、技の速度に関しては宇随天元よりも早い甘露寺蜜璃が食後という理由で最下位というカオスな状況に驚きです。
本気で競ったら一体誰が一番早いのかは気になりますが、やはり足の速さでは天元が断トツなのでしょうか。