【鬼滅の刃】冨岡義勇が死亡せず猗窩座戦と無惨戦を生き残れた理由とは

鬼滅の刃の主人公・竈門炭治郎を諫めて鬼殺隊への道を示した水柱・冨岡義勇は、鬼舞辻無惨との最終決戦の場・無限城の戦いにも参戦しています。

無惨は鬼殺隊総動員で討ち取る事が出来ましたが、冨岡義勇が何度も死線を迎える姿が描かれていた為、読者としては義勇が最後まで生き残れたのかどうかとても気になりますよね。

そこで今回は冨岡義勇の死亡についての解説どのように生存したのかを紹介したいと思います。

冨岡義勇が死亡してもおかしくなかった死線の数々

結論から述べると冨岡義勇は死亡せずに最後まで生き残る事が出来ました。

しかし、最終決戦では五度の死線を乗り越えていた事から、当時週刊連載を読んでいた読者からすればいつ義勇が死んでもおかしくない戦いだった為、ハラハラしながら読み進めていたのです。

【義勇の死線一覧】

  1. 猗窩座戦
  2. 鬼舞辻無惨戦
  3. 鬼舞辻無惨戦②
  4. 鬼舞辻無惨戦④
  5. 竈門炭治郎戦後

では、以上5つの義勇の死亡が疑われた、もしくは死亡しかけたシーンについて解説をしていきたいと思います。

①冨岡義勇は猗窩座戦で炭治郎に救われる

冨岡義勇が上弦の参・猗窩座と対峙したのは単行本17巻第146話であり、竈門炭治郎と無限城を駆け抜けている最中に突如猗窩座が登場してそのまま戦闘に移りました。

その際、炭治郎がヒノカミ神楽をものにした事により柱に届きうる活躍をする中、義勇も負けじと猗窩座と打ち合っていく中で、第150話では「痣」を発現し極限の戦いを行います。

しかし、人間と鬼では体力差が著しく、単行本18巻第152話では明確な実力差により今少しの所で斬り込めないでいた所、義勇の日輪刀は側面からの打撃で殴り折られると、煉獄杏寿郎の時のように猗窩座は義勇の腹部に打撃を打ち込むのでした。

ですが、寸前で「透き通る世界」に達した炭治郎が瞬く間に猗窩座の腕を斬り落とした事で義勇は命拾いします。

炭治郎の呼吸音がこれまでとは明らかに違う事に動揺しつつも義勇自身「炭治郎に救われた…」と独白しており、炭治郎の活躍により猗窩座を討伐する事が出来ました。

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鬼滅の刃の表紙

炭治郎が猗窩座の頸を斬り落とした後に気を失うと、義勇は頸の切断からの死を克服しようとする猗窩座と戦い最後まで炭治郎を守っており、猗窩座が自決した後は炭治郎より早く目を覚まして治療を行っています。

②冨岡義勇は鬼舞辻無惨戦で悲鳴嶼と伊黒に救われる

次に義勇が死にかけたのは単行本22巻第189話の鬼舞辻無惨戦になります。

無限城の戦いを経て舞台は市街地へ移行すると、無惨の血が大量に含まれた触手攻撃を受けた柱達は無惨の血の毒に侵されながらも必死に食らいつき、夜明けまで無惨をその場に留める為に戦い続けていました。

そんな中、戦力となる柱達を守る為に多くの隊員が命を擲ち肉壁となり散っていく光景、特別目をかけていた竈門炭治郎の瀕死、無惨の絶え間ない攻撃の雨を受け続ける疲労と精神の摩耗、そして毒の巡りによる体力低下で義勇の握力には限界が迫っていたのです。

そして遂に水の呼吸で無惨の触手を受け流そうとした所、握力の無くなった掌から日輪刀が弾き飛ばされると触手が無防備の義勇へ振り下ろされますが、殺されそうになる直前で悲鳴嶼行冥の鉄球と伊黒小芭内の斬撃が無惨の触手を打ち砕く事で義勇は命を救われるのでした。

なお、弾き飛ばされた日輪刀は不死川実弥が回収し義勇の足元に投げ渡しており、義勇は実弥に喝を入れられると気を持ち直して再び水柱として恥じぬ戦いを最期までやり遂げます。

③冨岡義勇は無惨の毒の進行を茶々丸に救われる

同じく単行本22巻第189話では、悲鳴嶼と伊黒に命を救われて再起する義勇でしたが、柱全員が既に無惨の毒が回りきっていた為吐血し倒れる寸前でした。

しかし、突如何処からともなく現れた猫が背負っていた箱から人数分の注射器を発射させると義勇、悲鳴嶼、伊黒、実弥の4人は不意打ちで注射を打ち込まれる事になりますが、みるみる内に毒の進行が緩和していき脈の狂いや体の激痛が格段に収まっていくのです。

この猫は珠世が鬼にした茶々丸であり、注射の中身は無惨の細胞破壊を止める血清でした。

これにより義勇達柱は死の淵から一歩遠退き無惨との戦いを継続する事が出来たのです。

④冨岡義勇は鬼舞辻無惨に腕を切断される

次に死線を迎えたのは単行本22巻191話の無惨戦の最中です。

ジリ貧だった所に我妻善逸、嘴平伊之助、栗花落カナヲが参戦した事で僅かながら攻撃の手数が増えた為、伊黒小芭内の「赫刀」と合わさり戦局を持ち直すと、悲鳴嶼行冥も「赫刀」を使用した事により僅かに優勢に転じていきました。

そんな中、「赫刀」で斬れば無惨の再生速度が遅くなると気付いた不死川実弥は義勇と刀を打ち合う事で刀身に熱を帯びると、実弥と義勇も「赫刀」を発現させます。

これで「赫刀」の発現者が4人になった事で、戦い見守る隠視点では「これもしかしていけるんじゃないのか?」と期待を抱く程、鬼殺隊が挽回していきました。

しかし、無惨が衝撃波を放つと戦況は一転、つい先ほどまで斬り合っていた柱達は周囲の建物に弾き飛ばされて意識を失っており、力なく倒れる義勇の前には切断された左腕が転がっていたのです。

そこから単行本23巻まで義勇の登場は無く、復帰した竈門炭治郎や嘴平伊之助、我妻善逸が無惨と交戦し、また、いち早く復帰した伊黒が参戦する中、無惨は珠世が打ち込んだ4種の効果を持つ薬により弱体化していきました。

また、第197話では伊之助が「俺たちを庇って数珠のオッサンの足と半々羽織の腕が千切れた」と義勇と悲鳴嶼は若い隊員を庇って四肢を損傷した事が判明したものの、彼等の死については言及されなかったのでこのタイミングでは未だ義勇の生死は不明です。

しかし、第199話にて、夜明けが差し迫るあと数秒の所で炭治郎が無惨を外壁に磔にして日輪刀で固定すると、甘露寺蜜璃や実弥、伊黒が集結し無惨の足掻きを阻止して炭治郎を助けるものの、再び無惨が衝撃波を放つと柱達が吹き飛ばされる中で炭治郎だけは左腕を失おうとも右手で日輪刀だけは離さず無惨を固定し続けていました。

無惨を逃がさない為に手を離さず刃を赫くしようと心を燃やす炭治郎の元に駆けつけたのが冨岡義勇であり、義勇は残った左手で炭治郎の日輪刀の柄を掴むと2人の握力で日輪刀は「赫刀」に変化します。

そして、遂に無惨を朝日が昇るまで固定する事が出来たのです。

⑤冨岡義勇は鬼化炭治郎戦の後に昏睡状態

単行本23巻第201話、鬼舞辻無惨が消滅した後、義勇は息も脈も無く座り込む炭治郎を見て「また守れなかった」と涙を流しました。

蔦子や錆兎に繋がれた命でありながら、今回も人に守られてばかりで大切な命を守れなかった義勇はひたすらに謝り続けていましたが、何と無惨は己の肉体の消滅が差し迫った状況下で炭治郎に全ての血と力を注ぎ炭治郎を鬼化させていたのです。

突然目を開いた炭治郎は欠損した左腕を再生させると近くにいた隠に攻撃を放ちますが、義勇は炭治郎の攻撃が届く前に隠を救助すると、すぐに炭治郎が鬼にされたと察し「炭治郎が鬼にされた!人を殺す前に炭治郎を殺せ!!」と柱として苦渋の決断を下しました。

無惨戦で既に満身創痍の柱達は昏睡状態の実弥を除き死亡しており、瀕死の伊之助と善逸が対処に動きますが鬼の資質が飛び抜けた炭治郎は太陽をものの数秒で克服して無惨のような触手攻撃を放ちます。

義勇は炭治郎が人を殺さないように片腕で戦い続けますがやはり片腕では本来の力も発揮出来ずにジリ貧になるものの、駆けつけた禰豆子が炭治郎を抑えている中、炭治郎が一度禰豆子に噛みつきながらも一切食べようとしない様子から炭治郎の自我が残り鬼化に抗っていると悟りました。

その為、炭治郎が自我を取り戻す事が出来ればこの難所を乗り越えられると考えていた所、カナヲが身を擲ち「人間に戻る薬」を打ち込んだ事で炭治郎は鬼化を解除されます。

義勇は炭治郎が人間に戻り意識を取り戻したのを見守ると安堵から深い溜め息と共にふらついており、隠に体を支えられている姿や、水を補給している姿が小さなコマで描かれていますが、実は公式ファンブック「鬼殺隊見聞録・弐」でこの戦いの後に昏睡状態になり一時危険な状態に陥っていた事が明かされました。

しかし、禰豆子が義勇の羽織を繕いながら戻って欲しいと呼びかけていた願いが通じたのか、何とか持ち直して生存する事が出来たのです。

冨岡義勇のその後

義勇のその後が描かれたのは単行本23巻第204話です。

無惨を倒し、炭治郎を人間に戻す事が出来た後に義勇は昏睡状態に陥りましたが何とか持ち直して生存すると、決戦から三ヶ月後に生き残った不死川実弥と共に最後の柱合会議に参加しており、産屋敷輝利哉から鬼殺隊解散宣言を受けました。

そして、輝利哉・くいな・ひなたの3名から心からの感謝として頭を下げられると、実弥と共に輝利哉達が立派に当主の務めをこなしていた事は先代の耀哉や産屋敷の先祖達も誇りに思っている筈だと輝利哉達の心に寄り添う優しさを見せています。

また、輝利哉達が嬉し泣きしている姿を見ては、実弥と顔を見合わせて優しく微笑んでいました。

その後は鱗滝左近次と共に蝶屋敷に訪れると漸く退院の目途がついた炭治郎に顔を見せてに行っており、竈門兄妹に迎え入れられながら柔らかい表情を見せています。

公式ファンブック「鬼殺隊見聞録・弐」に収録された近況報告書では、鬼殺隊解散後も炭治郎と文通している事が分かっており、今では普通に手紙の返事を返してくれる他、以前のように自分を恥じたり卑下する事もせずよく笑うようになったそうです。

以外なのは宇随天元一家と親しくしているそうで、第一子を触らせてもらったり一緒に温泉旅行に行った事が判明しました。

最終巻23巻のラストに収録されたそれぞれのその後を表すコマの中では、実弥と一緒に鰻重のようなものを食べている姿がある事から、解散後も実弥と交流が続いているように思えます。

因みに、決戦後の義勇は長い髪をバッサリと切りました。

冨岡義勇の寿命について

最終決戦を生き抜いた義勇ですが、恐らく「痣」の発現者は始まりの呼吸の剣士であり生まれた時から痣が額にあった継国縁壱を除き例外なく25歳を迎える前に亡くなるという範疇に収まる為、余生は4年も無いと考えられます。

同じく痣を発現させて生き残った炭治郎と実弥も25歳を迎える前に亡くなる可能性が高い為、彼等3人は長生き出来なかったのではないでしょうか。

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鬼滅の刃の表紙

ただ、3人とも子孫が存在するので余生は平穏に過ごしていたのかもしれません。

冨岡義勇の子孫について

単行本23巻第205話の現代パートでは、冨岡義勇の子孫・冨岡義一という小学生の男の子が登場しており、義一の親友として錆兎と真菰によく似た少年少女と登下校しています。

どうやら転生した錆兎達と子孫が出会ったようですが、それも親友になっていると義勇が知ったら感激しそうですね。

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冨岡義勇が死亡せず生き残れた理由のまとめ

  1. 冨岡義勇は最後まで生き残っている
  2. 冨岡義勇は最終決戦で五度にわたり死線を乗り越えている
  3. 一度目は、猗窩座に腹を貫通されそうになった所を炭治郎に救われた
  4. 二度目は、無惨戦で握力が無くなり刀を弾き飛ばされた所を悲鳴嶼と伊黒に救われた
  5. 三度目は、無惨の攻撃を受けた際の毒で死にかけた所を茶々丸が放った血清に救われた
  6. 四度目は、無惨の衝撃波で隊士達が吹き飛ばされる中、伊之助達を庇い右腕を欠損し出血多量で死にかけた
  7. 五度目は、鬼化した炭治郎を人間に戻した後にこれまでの戦いの疲労で倒れて昏睡状態に陥った
  8. 冨岡義勇は五度の死線を乗り越えた後は、最後の柱合会議に参加して鬼殺隊解散を受ける

第1話から登場した冨岡義勇は、最後まで第一線で戦い続けた結果、右腕を欠損する事になりましたが生き残る事が出来ました。

蔦子や錆兎の犠牲から繋がれた義勇の命ですが、鬼との戦いにおいて様々な人達に守られながらも、義勇もまた多くの人を救う事が出来たのではないでしょうか。

大戦後に義勇が笑えるようになった姿を見ると、何だか感慨深いですね。

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