鬼滅の刃で強者の条件に当たるものに、痣の発現があります。
鬼滅の刃での痣は怪我ではなく、覚醒した状態であり、物語の鍵にもなりました。
そんな痣の事について
- 鬼滅の刃に出てくる痣とは?メリットはある?
- 痣が出現したのは誰?どのタイミング?
- 痣のデメリット!
この3つについて紹介していきたいと思います。
目次
鬼滅の刃に出てくる痣とは?メリットはある?
引用元:鬼滅の刃
まず痣について説明してきます。
痣とは、ある条件を満たした時に身体に現れる紋様のようなもので、かつて鬼舞辻無惨を追い詰めた始まりの呼吸の剣士たちにも発現しており、「痣物の者が1人現れると共鳴するように周り者たちにも痣が現れる」という言葉が残っているほどで、
- 心拍数が200以上
- 体温が39度以上
この2つの条件が重なると痣が出現しやすくなることが柱として最初に痣が発現した霞柱の時透無一郎の証言で分かっています。
痣の発現のメリットは、
- 攻撃力が上がる
- 身体能力が上がる
痣が発現することのメリットは攻撃力や反応速度が上がることで、鬼との戦いで攻撃を当てられるようになったり、逆に攻撃を避けれるようになり、痣が発現した状態で戦いを続けていくと、さらに攻撃力や身体能力の上がる「透き通る世界」に到達することが出来るのです。
痣が出現したのは誰?どのタイミング?
引用元:鬼殺隊見聞録・弐
ここからは炭治郎や柱達はいつどこで痣を出現させたのでしょうか?
竈門炭治郎の痣出現シーン
引用元:鬼滅の刃
痣の者が出ると連鎖的に痣が発現していくことが分かっていますが、最初の発現者は誰なのか、最初に痣が出たのは竈門炭治郎です。
鬼滅の刃の単行本11巻・第94話で上弦の陸との戦いで痣が発現したことをきっかけに、その後も上弦の鬼との戦いで痣が発現するようになり、戦いの度にさらに強くなっていきます。
時透無一郎の痣出現シーン
引用元:鬼滅の刃
次に痣が発現するのが霞柱である時透無一郎で、単行本14巻・第118話で刀鍛冶の里編で上弦の伍・玉壺(ぎょっこ)との戦いの時に自分を助けてくれた小鉄(こてつ)が傷つけられた際、自分の兄だった時透有一郎が亡くなった時の事を思い出し、怒りで感情が抑えきれなくなった時に発現しました。
痣が発現したことで時透無一郎は負けそうだった上弦の伍にも勝ち、さらに無限城の戦いでは上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)との戦いでも黒死牟を追い詰めます。
甘露寺蜜璃の痣出現シーン
引用元:鬼滅の刃
そして時透無一郎と同じ時に痣が発現するのが恋柱の甘露寺蜜璃で、単行本14巻・第124話で見ることができ、時透無一郎と同じく刀鍛冶の里編で、上弦の肆・半天狗(はんてんぐ)との戦いで痣が発現しました。
甘露寺蜜璃は竈門炭治郎達を守るために自分で心拍数を上げていき、今まで抑えていた力を抑えるのをやめたことでリミッターが外れた状態になり、痣が発現しています。
富岡義勇の痣出現シーン
引用元:鬼滅の刃
次に痣が発現したシーンがあるのが富岡義勇で、単行本17巻・第150話の無限城の戦いで竈門炭治郎と一緒に上弦の参・猗窩座(あかざ)との戦いで発現します。
普段は戦闘を好まない富岡義勇ですが、上弦の参という今まで出会った事のない強者に、封じていた感覚が研ぎ澄まされていくことで痣が発現しました。
悲鳴嶼行冥の痣出現シーン
次に痣が発現するシーンがあるのが岩柱の悲鳴嶼行冥で、単行本19巻・第169話の上弦の壱・黒死牟との戦いで痣が発現します。
他の柱と違って戦いの中で発現したというよりは、前から出来たのを発現させたような言葉があったので、単行本15巻の第128話で行われた緊急柱合会議の後、痣を発現させていた可能性が高いです。
不死川実弥の痣出現シーン
引用元:鬼滅の刃
次に痣が発現する柱は不死川実弥で、単行本20巻・第170話の無限城の戦いの上弦の壱・黒死牟との戦いで、傷を負い悲鳴嶼行冥から傷を塞ぐように言われていた時に、痣が発現しています。
痣が発現した不死川実弥と悲鳴嶼行冥は柱稽古でのコンビネーションを活かし、普段よりも速い攻撃と威力で上弦の壱を追い詰めていきました。
伊黒小芭内の痣出現シーン
引用元:鬼滅の刃
最後に痣が発現するのは蛇柱の伊黒小芭内です。
最終局面にあたる鬼舞辻無惨戦で、単行本22巻・第189話、もっと有効な攻撃を与えないと、と考えた伊黒小芭内は戦いの中で時透無一郎が刀を赫(あか)く染めたことで上弦の壱を追い詰めた事を思い出し、自分の刀も赫く染めるために、刀を強く握りしめた時に痣も発現させています。
柱のほとんどが痣を発現させているという、かつて始まりの剣士たち全てが痣が発現していたことが重なる場面でもあり、今回の鬼舞辻無惨との戦いでかなり重要になったのが痣です。
今回柱の中で痣が発現しなかったのは、竈門炭治郎の痣が発現する前に亡くなった炎柱の煉獄杏寿郎、竈門炭治郎達が上弦の鬼と戦うきっかけを作った音柱の宇随天元、鬼舞辻無惨との戦いを見据えて稽古を計画した期間に薬の研究をしていた蟲柱の胡蝶しのぶの3人は痣の発現はありませんでした。
過去に痣が発現していた柱
日柱:継国縁壱
始まりの呼吸の剣士でもある継国縁壱は生まれながらにして痣があり、自身も鬼舞辻無惨を倒す為に特別に強く造られて生まれてきたのだと思うという言葉があるように、継国縁壱も自分がだれよりも強いことを自覚していました。
月柱:継国巌勝(つぎくにみちかつ)
継国縁壱の双子の兄である継国巌勝は鬼殺隊に入り、月柱として活躍している時に継国縁壱と全く同じ痣が発現しました。
痣のデメリット
引用元:鬼殺隊見聞録・弐
痣が発現することで爆発的な力が手に入ることは証明されましたが、痣が発現することの最大デメリット、という言葉では言い表せない現実があります。
それは痣が出たら「例外なく25歳を迎える前に死ぬ」というもの。
痣が発現した者は25歳になる前にほとんどの者が亡くなってしまうのです。
それは痣が発現し、力が向上するのは命の前借りであるからで、過去に痣が発現した者たちはほとんどが25歳を迎える前に亡くなりました。
竈門炭治郎の父親の竈門炭十郎も生まれた時から薄く痣があり、日の呼吸を使いこなし、剣士でないのに、透明な世界も見えるほど才能のある人物でしたが、年齢は公開されていませんが早くに亡くなっているのは痣があることが関係している可能性はあります。
ただ過去に例外もあり、生まれた時から痣があった継国縁壱は80歳という高齢まで生き、寿命を迎えるその時まで、剣技は衰えない程でした。
柱の痣のまとめ
今回は痣について、痣が発現した時のメリットやどのタイミングで誰が痣を発現させたか、また痣のデメリットについて紹介しました。
痣についてはあまり詳しく伝承されていなかったので、ストーリーが進むにつれて少しずつ分かってきた要素でもあり、見逃されやすい要素でもありましたが、鬼舞辻無惨と戦う柱はすべて痣が発現している為、どのタイミングで痣が発現して、どこに、どんな模様なのかも見ながらストーリーを読むのもオススメです。


