【BLEACH】藍染惣右介が最終形態に至るまで変化とぱんぺんと揶揄される訳

藍染惣右介と言えば破面偏終盤に崩玉と融合を果たし、ただでさえ強すぎる力がもう一段階上の次元へとステップアップしてしまい、もはや誰にも手出し出来ない最強格へ変身を遂げました。

そこで今回は、

  • 藍染惣右介が崩玉と融合した強すぎる最終形態と進化の推移
  • 藍染惣右介が無間に収監された後について
  • 藍染惣右介の規格外の霊圧と鬼道の強さ

等、藍染惣右介が最終形態になるまでの推移と最終的な強さ、霊圧と鬼道の強さを紹介したいと思います。

藍染惣右介の最終形態とは

藍染惣右介はルキアの魂魄内に隠された浦原喜助が創った崩玉を入手する事で、尸魂界離反後は虚圏で破面を生み出す等崩玉の実験や可能性を吟味していましたが、来る決戦の場、空座町決戦に於いて藍染は自らの肉体と崩玉を融合させる事で死神を超越した存在に進化しました。

崩玉を従えた藍染の進化は第一、第二、と進化の過程を繰り返し、やがて死の恐怖を乗り越えて完全融合を果たすのです。

崩玉と完全融合を果たした藍染の肉体は不死となり、尸魂界に比肩する者はもはや存在しない、そんな高次元の存在へと昇華した藍染はただでさえ高位の霊圧を有していた状態から格段に強くなり、護廷十三隊の隊長を以てしても霊圧を感じ取れなくなります。

言うなれば、スペックがチートのキャラクターがチート級のアイテムを使用して手が付けられなくなった状態であり、読者もこんなバケモノをどうやって倒すんだと息を呑んだものですが、何と超越者となった藍染を倒したのは更に上の次元へ上った一護なのでした。

それでは、藍染が崩玉と融合し進化を遂げた姿を紹介すると共に、崩玉と完全融合し最強格となった藍染がどのようにして敗れたのか見ていきましょう。

藍染が崩玉と融合した姿の推移

  • 原作46巻396話

藍染は一人で護廷十三隊を斬り捨て、ワンダーワイスの能力を使って最も厄介な山本元柳斎重國の炎を抑え込み自滅まで持ち込みました。

流石に元柳斎だけは警戒の対象に入っていたので負傷させられてしまいますが、元柳斎の捨て身の鬼道「一刀火葬」による反撃の余波で唯一の隙が生じたところへ一護が一撃を叩き込み、左肩口から袈裟斬りされた刀傷を負ってしまいます。

しかし、護廷十三隊と戦う以前から藍染は崩玉を肉体に融合させており、崩玉が主を守る防衛本能によって破面の特性の一つ超速再生と同様の傷の修復を見せるのです。

この段階では藍染の外見に目立った変化はありませんが、崩玉は胸元の下、ちょうど鳩尾の辺りに半分埋まった状態でした。

そしてこの時点で元柳斎を除く護廷十三隊全員を息切れ一つせずに斬り捨てる力を有しています。

藍染と崩玉の「第二の融合」

  • 原作46巻403話

破面偏終盤、藍染は加勢に来た浦原の鬼道の猛襲を受けますが、藍染は崩玉を従えた肉体は尸魂界に於いて比肩するものの無かった能力の全てを遥かに凌駕させているという絶対的な確信から、浦原の鬼道を躱すに値しないと敢えて回避しませんでした。

その結果、藍染は「封殺火刑」による自身の霊圧に焼かれる攻撃を受けてしまいまずが、この攻撃直後に藍染は第二の進化を遂げ、蛹の外皮の様な白装束に全身を包んだ格好で姿を現すのです。

この第二の進化状態では、浦原・一心・夜一を以てして既に藍染の霊圧や力を感じ取る事が困難であり、闘っても斬ってもそこに何も居ない様な感覚を覚えてしまいます。

また、一心曰く「今の藍染の力を感じ取れるのは、奴と同じ場所に立っている奴だけ」と発言している事から、元柳斎の居ない現状、藍染に対抗できる人材が居ない事を感じさせました。

 

崩玉と融合していなければ負けていた

浦原が開発した鬼道「封殺火刑」は、両手首にある霊圧の排出口を塞ぐ事で放出できなくなった自身の霊圧により内部から焼き尽くすものでしたが、藍染はこれを身に受けて「崩玉を従えた私でなければ戦いは終わってていただろう」と認めています。

第二の融合は通称「はんぺん」と揶揄された

崩玉と融合し進化を続ける藍染ですが、この第二の融合は所謂羽化する前の蛹の状態である事から藍染は全身白タイツを着込んだ変態の様になっており、読者からその頭部の形状や白さを捩って「はんぺん」とあだ名を付けられたのです。

流石に週刊連載はこのはんぺん姿が格好悪い事から読者から散々ネタにされてしまいましたが、今となっては良いネタを提供してくれた藍染様に感謝しています。

はんぺん姿の戦闘はシュール

引き続きはんぺんネタになりますが、浦原に夜一そして一心が一つの場所に集うといったレアケースに読者が心を躍らせていた矢先、そんな三名と対峙するのがはんぺん姿となった藍染だった事から、緊迫した戦闘シーンにどうしてか笑いが生じてしまいました。

絶望的な力の差があるので本来は息を呑む様なシリアスな場面なのですが、どうしてもはんぺんに意識を引っ張られてしまいますね。

藍染と崩玉の「第三の融合」

  • 原作47巻406話

蛹籃の時を過ぎた藍染は蛹の殻が剥がれ落ち漸く全身白タイツから解放されます。

白タイツの中から現れたのは、目の虹彩や瞳孔と結膜の色が反転し長髪となった藍染であり、頭部を覆っていた外皮が崩れた事で胸元まで開いたセクシーな白コートを着た見栄えになりました。

断界に立ち入った道中で理の存在である拘突を触れもせずに霊圧だけで消滅させている他、霊圧知覚を持たない人間は霊体そのものが藍染の力に耐え切れず近づくだけで肉体が消し飛び死んでしまうのです。

 

女子校生を追いかけまわす
  • 原作47巻410話

こちらは字面だけを受け取るとまるで藍染が変質者のような誤解を招きますが、実際には一護の力を更に完璧へ近づける為に空座町に居たたつき達一護の級友の命を狙い追っていたシーンを読者視点でかいつまんだものです。

護廷十三隊を退けた藍染が女子校生達を追いかける姿はとてもシュールな光景ですね。

藍染と崩玉の「第四の融合」

  • 原作48巻415話

市丸ギンがいつどのタイミングで裏切るのか興味があった藍染は、これまでギンが服従していない事を知りつつも側に置いていました。

そして、長い年月をかけて斬魄刀に触れている間は鏡花水月の能力に掛からないと言う弱点を知ったギンは、藍染が油断したタイミングで鏡花水月に触れると、藍染にも隠していた神鎗の真の卍解の能力である毒を体内に刺し込む事で藍染の肉体を細胞レベルで崩壊させるのです。

しかし、藍染は既に崩玉との融合の結び付きが強く、加えて死への恐怖が更なる進化の鍵となり、死の恐怖を乗り越えた藍染は肉体に風穴が空いたまま進化を遂げ、ギンが藍染から奪い取った崩玉を奪い返し完全融合を果たしました。

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第三融合状態よりも遥かに高い力を手に入れた藍染は、風穴が空いた胸元の中央に崩玉を嵌め込み背中に蝶のような六枚羽が生えた姿に変貌し、死神も虚も超越した別次元の存在へと昇華するのです。

ただし、この別次元へと昇華した藍染を以てしても最後の月牙天衝を習得した一護の霊圧を読み取る事が出来ず、果ては一護が全ての霊圧を自身の霊体の膂力に変えたと錯覚し、一護がこの戦いを諦めたのだと解釈していました。

藍染と崩玉の「最終融合」

  • 原作48巻418話~419話

一護が全ての霊圧を霊体の膂力に変えたと解釈していた藍染でしたが、一護との戦闘ではあらゆる攻撃を悉く制された為、一護の状態に違和感を覚えていきます。

そして、崩玉と最終融合を果たした藍染の完全詠唱の黒棺をただ刀を払っただけで打ち破った一護を前に唖然としていると、一護の口から藍染より自分の方が強いと突きつけられた事で藍染は激昂し、藍染の怒りに呼応する様に崩玉が更なる進化を齎すのです。

藍染の顔の皮が縦半分に裂けると中から歯列が剥き出しとなった鼻の無い真っ黒なバケモノとなった藍染が出現し、額には装飾物が生え、肉体の穴は縦に三つ連なる様に空き、背中の六枚羽は口がついた生物の頭部と成り代わりました。

また、手足も黒く変色しており、右手が斬魄刀と一体化していますが、奇しくも最後の月牙天衝を習得した無月状態の一護と同じ進化に辿り着いています。

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最終融合状態の藍染の技は不発

最終融合状態となった藍染は一護に襲い掛かると、一護を中心に浮遊し周囲に六枚羽の生物を展開させ口からリング状の霊子を生み出します。

また、生物の腹部に目玉が開眼する等、かなり不気味な光景となっていましたが、残念ながら一護が刀を振るっただけで破壊されてしまったので、どういった効果があったのか不明のままです。

藍染は最終融合状態でも一護の霊圧を感じ取れなかった

藍染は死神とは別次元の進化を遂げる事で二次元の存在が三次元の存在に干渉できない様に、自ら意図的にレベルを下げて干渉させない限り死神にも人間にも自分の霊圧を感じ取らせる事をさせなかったと明記されています。

そして、目の前に居る一護もまた霊圧を感じ取れない故に藍染は一護が自分よりも更に上の次元に立っているという事実に漸く気が付くのです。

結果として藍染は力の勝負では一護の無月に敗れてしまいましたが、崩玉の再生能力によって無月を耐え切りました。

藍染は崩玉を従えた過信が敗北へ繋がった

一護の無月を耐え切った藍染でしたが、一時的にも藍染の力が弱まった事で浦原が仕込んでいた封印術「九十六京火架封滅」が発動し、藍染は崩玉と融合したまま封印されるといった最後を迎えます。

しかし、藍染の敗因となったのは浦原曰く「以前の藍染ならばけっして油断をしなかった」との事で、第二の融合直前に浦原が打ち込んでいた鬼道の中に今回の封印術が組み込まれており、藍染が浦原の鬼道を回避ではなく敢えて受け止めていた油断が招いた結果でした。

藍染が崩玉と融合した際に自身の力を過信せずこれまで通りあらゆる可能性を警戒していれば、この結果は避けられた様に思えます。

藍染の最後は「無間」に投獄

  • 原作48巻423話

封印された藍染は尸魂界に連行された後に裁判に掛けられており、新生した中央四十六室によって1万8800年の投獄刑を下されるも、藍染が「君達如きがこの私に判決か、些か滑稽に映るな」と煽った為に刑期を2万年に引き上げられました。

したがって藍染は不死を理由に死刑にできない為、真央地下大監獄最下層第8監獄「無間」へ二万年の投獄刑に処される事になったのです。

また、藍染に取り付けられた拘束具は特別製らしく、藍染のバケモノじみた霊圧を体の周囲だけで留める事ができるそうで、椅子に座らせたまま体中を椅子と共に拘束されている他、目や口も覆われています。

藍染は無間収監中にも強くなっていた

  • 原作68巻621話~622話

霊王を取り込んだユーハバッハの力の奔流が瀞霊廷に降り注いだ時、滅却師に対抗する手段として京楽が独断で無間に収監された藍染を一時的に解放させました。

藍染は椅子に拘束されたまま左目と口のみ拘束を解かれ極端に霊圧を抑え込まれた状態でしたが、詠唱破棄した黒棺で瀞霊廷に降り注ぐユーハバッハの力の奔流のバケモノ達を一層するのです。

藍染の力を目の当たりにした浦原は一護と戦った時より力が増しているかもしれないと冷汗をかいており、恋次は無間に捕われている間にも強くなっている藍染に対しバケモノと評しています。

したがって、崩玉との最終形態は今のところこの状態の藍染なのかもしれません。

【完結済み】BLEACH
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黒崎一護・15歳・ユウレイの見える男。その特異な体質のわりに安穏とした日々を送っていた一護だが、突如、自らを死神と名乗る少女と遭遇、「虚」と呼ばれる悪霊に襲われる。次々と倒れる家族を前に一護は!?

藍染は最終的にユーハバッハとも渡り合える強さになっている

  • 原作74巻682話

一護を倒し尸魂界と現世を破壊しようとしたユーハバッハですが、地上で拘束されたままの藍染と相まみえる事となり、ユーハバッハの攻撃によって忌々しい拘束具から解放された藍染は存分に力を発揮します。

この戦いでは、藍染は拘束具から解放された直後、一護が辿りつく前に鏡花水月を解放しており、ユーハバッハの反応から全知全能の未来視に鏡花水月で干渉できる事を確信しました。

その為、唯一鏡花水月を見せていない一護と連携しユーハバッハを欺く事ができたのですが、藍染は鏡花水月の能力で自身を一護に見せかけていた事でユーハバッハからあらゆる攻撃を受けており、腕の欠損に胸に風穴を空けられる重傷を負っています。

しかし、崩玉と融合している藍染は現在も不死である事から、何れも致命傷には至らず平気な顔をしたまま戦いを続行していました。

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ただ、ユーハバッハも未来を改変する能力ですぐに復活を遂げてしまうので攻撃が通用したからと言って完全に倒すには至りません。

作中トップのチート能力を有するユーハバッハ相手に善戦している所を見ると藍染がかなり強い存在である事が分かります。

藍染惣右介の霊圧や鬼道は最強クラス

藍染の強さは何も斬魄刀や崩玉に頼ったものばかりではなく、純粋な霊圧の高さに付随しています。

例えば、砕蜂の始解の能力「二撃決殺」は同じ場所を二度刺すと消滅する最強の技だと思わていましたが、藍染は自身の霊圧だけでその性能を打ち消して抑え込んでいました。

加えて、最終章ではユーハバッハ自ら藍染を「特記戦力の一人」と掲げてその未知数の霊圧に一目置いてる他、崩玉入手以前から元柳斎を除いた隊長達を虫けらの様にあしらっています。

藍染の黒棺の威力は桁外れ

  • 鬼道:破道の九十「黒棺」
  • 使用:原作20巻、48巻、68巻

藍染は圧倒的な霊圧を持っている為か、等級の低い鬼道から九十番台の高等術までもが無詠唱ながら規格外の威力を誇っており、20巻では無詠唱の黒棺で狛村を瞬殺し、68巻ではユーハバッハが取り込んだ霊王の力の奔流を撃ち砕いています。

そして、48巻の一護戦では崩玉と完全融合した状態で完全詠唱の黒棺を撃ち込んでいましたが、残念ながら一護に破られた為、その威力の詳細を図ることは叶いませんでした。

ただ、使用頻度の高い黒棺は藍染のお気に入りであり、その術展開に必要な口上の詠唱文と黒く派手な演出と描写は読者にもウケがよく、誰もが真似をしくなる人気を得ています。

その他の鬼道も規格外

  • 使用:縛道の八十一「断空」
  • 使用:破道の九十九『五龍転滅」

藍染の使用する鬼道は何れも詠唱破棄が多いですが、37巻の過去編では詠唱破棄した「断空」で当時鬼道衆総帥大鬼道長を務めていた握菱鉄裁の「飛竜撃賊震天雷炮」をいとも簡単に防いでいます。

また、崩玉融合後にはなりますが、74巻のユーハバッハ戦で使用した『五龍転滅」は地盤から竜を出現させて地形を破壊する威力を見せていました。

藍染は知略にも長けている

作中上位の戦闘力を有している藍染のスペックの高さは戦闘能力だけには留まりません。

と言うのも、藍染がこれまで暗躍し続けて来られた理由の一つに聡明な頭脳があったからでしょう。

崩玉と融合する以前の藍染は己の力に過信する事なく、まるで浦原の様に不測の事態に備え何十にも対策を講じいる一方で、自ら崩玉の創生と改造虚の研究をする等、科学者としての能力の高さも窺えます。

作中に於いては、

  1. 破面を従えて大虚が放つ反膜で尸魂界からの撤退ルートを確保
  2. 井上織姫を拉致する事で黒崎一護及び一護と親しい更木剣八が救出に向かうと踏んで虚圏に隔離
  3. 現状最も厄介な戦力山本元柳斎重國の力をワンダーワイスを生み出す事で対処

列挙すれば限りがありませんが、それでも最終的には藍染は自分一人で対処できる様に工作しており、その知略と鏡花水月の合わせ技で護廷十三隊は藍染の裏切りにも気付かず、藍染離反後も安易に手を出せない一方で後手に回ってしまったのです。

また、虚圏に隔離した剣八達は崩玉を取り込んだ後に処分しようと画策していた事が小説「BLEACH Spirits Are Forever With You」で判明しており、藍染の用心深さが分かります。

藍染惣右介の最終形態とはんぺん姿のまとめ

 

  • 藍染惣右介の最終形態は不死の肉体と作中屈指の霊圧を有している
  • ぱんぺんと揶揄されても強いものは強い
  • 藍染惣右介は崩玉を従えた過信と油断で敗北したが、無間収監後も霊圧が上がり強くなっている
  • 藍染惣右介は崩玉と融合前から詠唱破棄した鬼道で隊長格を瞬殺できる程規格外に強い
  • 藍染惣右介の最終形態は最後の月牙天衝を習得した黒崎一護に手も足も出なかったが、日々強くなっている現在はどちらが強いか分からない

作中の藍染は崩玉を入手する以前から持ち前の霊圧と実力で冬獅郎や狛村などの隊長格を瞬殺しており、過去編でも無詠唱の断空で鉄裁の鬼道を完璧に防ぐなど規格外な強さだった事が分かります。

そんな藍染が崩玉と融合し従える事で死神も虚も超越した高次元の存在に昇華した事で、護廷の隊長格を以てしても霊圧が感じ取れなくなるチートになってしまい、浦原・夜一・一心の三人掛かりでも足止めすら敵いませんでした。

更にギンの神殺鎗の毒によって細胞レベルで破壊された藍染は進化に必要な恐怖を死の直前に感じて更なる進化第四の融合を遂げ晴れて敵無しになったと思いきや、満を持して現れた最後の月牙天衝を習得した一護が崩玉を従えた藍染の更なる上の次元に立っていたのです。

一護との戦いで最終融合を果たす太藍染でしたが、それでも力では一護に届くことが叶わず敗北するも、不死の肉体故に一護の放った無月を受けきった後に浦原の鬼道が発動し封印される結末を迎えます。

しかしながら、藍染は無間に収監後も霊圧が増している様で、浦原曰く嘗て一護と戦った時より強くなっているとの事から、藍染の最も強い形態は千年血戦篇時になるでしょう。

その為、藍染は時間が経てば経つ程に霊圧が上がっていると仮定できるので、不死と言う肉体と合わせて何れは本当に誰も勝てない存在になってしまうのかもしれませんね。

【完結済み】BLEACH
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黒崎一護・15歳・ユウレイの見える男。その特異な体質のわりに安穏とした日々を送っていた一護だが、突如、自らを死神と名乗る少女と遭遇、「虚」と呼ばれる悪霊に襲われる。次々と倒れる家族を前に一護は!?