鬼殺隊最高位「柱」は文字通り鬼殺隊を支える最強の剣士の階級ですが、作中では9人の柱が登場しました。
しかし、柱と言っても能力は様々である為、どの柱が一番強くてどの柱が一番弱いのかが良く分かりません。
そこで今回は「弱い柱ランキング」として最弱の柱を考察していきたいと思います。
弱い柱ランキングTOP9!
今回は柱最弱を決める為、柱達の戦闘描写や能力からその強さを考察しランキング付け致しました。
果たしてどの柱が最弱なのか見ていきたいと思います。
第9位【悲鳴嶼行冥】
呼吸法 | 4.0 | 俊敏性 | 4.5 | |
攻撃力 | 5.0 | 腕力 | 5.0 | |
防御力 | 4.5 | 持久力 | 4.5 | |
特殊能力 | 4.0 | |||
総合評価 | 5.0 |
- 鬼殺隊最強の剣士
- 盲目ながら鎖を振り鳴らす音の反響で空間や動きを正確に把握
- 「痣」持ち
- 「赫刀」持ち
- 「透き通る世界」到達
第9位は、岩柱【悲鳴嶼行冥】です。
悲鳴嶼は鬼殺隊に属する隊員や柱の誰もが認める最年長で最強の剣士であり、盲目でありながら音の反響のみで空間や動きを正確に把握する常人離れした能力を持っています。
加えて、腕相撲ランキング第1位、俊足ランキング第3位という身体能力の高さや圧倒的な上背等、柱の中で極めて異質な存在であると共に、文字通り鬼殺隊の精神的支柱でもありました。
例え実が見えなくとも黒死牟や鬼舞辻無惨と渡り合える戦闘能力は間違いなく鬼殺隊最強であり、攻撃力・俊敏性・持久力は柱の中で上位です。
鬼殺隊当主が信を置く鬼殺隊随一の精鋭隊士「柱」は、作中でも一般階級の剣士と比較しても飛び抜けた実力を見せてくれました。 しかし、そんな中で気になるのはやはり柱間での実力差です。 そこで今回は、 柱の腕相撲ランキング[…]
同率第8位【時透無一郎】
呼吸法 | 4.5 | 俊敏性 | 4.5 | |
攻撃力 | 4.0 | 腕力 | 3.5 | |
防御力 | 4.0 | 持久力 | 4.5 | |
特殊能力 | 0 | |||
総合評価 | 4.5 |
- 刀を握って2か月で柱になる天才
- 継国巌勝(黒死牟)の子孫
- 「痣」持ち
- 「赫刀」持ち
- 「透き通る世界」到達
同率第8位は、霞柱【時透無一郎】です。
無一郎は刀を握って僅か2ヵ月で柱になる剣士としての才能があり、最終的には「痣・赫刀・透き通る世界」までたどり着くものの、残念ながら透き通る世界に達した直後に黒死牟に殺されてしまいました。
刀鍛冶の里編でも活躍した時透無一郎ですが、鬼舞辻無惨との最終決戦が繰り広げられた無限城での戦いでも活躍し壮絶な最期を迎えました。 そこで今回は、 時透無一郎の死亡シーンは何巻何話? 時透無一郎と黒死牟の戦い […]
しかし、剣士となって僅か2ヵ月、最終決戦までの数ヵ月で剣士の最上の領域までいの一番に達する才能は流石継国家の血筋であり、黒死牟戦で死んでいなければ悲鳴嶼行冥のように「痣・赫刀・透き通る世界」の三つを使い大きな戦力になってた筈です。
惜しむらくは黒死牟を止める役割が結果的にあのタイミングで赫刀を発現出来た無一郎以外に居なかった事でしょう。
同率第8位【伊黒小芭内】
呼吸法 | 4.0 | 俊敏性 | 4.0 | |
攻撃力 | 4.0 | 腕力 | 2.0 | |
防御力 | 4.0 | 持久力 | 4.5 | |
特殊能力 | 0 | |||
総合評価 | 4.0 |
- 弱体化した鬼舞辻無惨の攻撃を見切る鏑丸持ち
- 「痣」持ち
- 「赫刀」持ち
- 「透き通る世界」到達
同率第8位は、蛇柱【伊黒小芭内】です。
伊黒は悲鳴嶼や無一郎と並んで「痣・赫刀・透き通る世界」の至高の領域に必須の三種を自力で発現したキャラの一人であり、鬼舞辻無惨の討伐に炭治郎と共に貢献した立役者でした。
伊黒は赫刀を発現させる為に注意力をおざなりして窮地に立たされるミスを犯しますが、その後は赫刀を維持したまま無惨を足止めし続ける他、相棒の鏑丸も弱体化した無惨の攻撃を読む事で目を失った伊黒の目の役割を全うする異常ぶりです。
単独で赫刀を発現する条件の一つとして万力の握力で握る必要がありますが、腕相撲ランキング下位とは何だったのかと思わせる握力を伊黒は秘めています。
鬼滅の刃に登場する多くのカップリングの中でも、伊黒小芭内と甘露寺蜜璃のカップルは読者の中でも根強い支持を得ており「おばみつ」と呼ばれています。 では、二人はどのように出会い、どのような結末を迎えたのでしょうか? そこで今回は、 […]
同率第6位【不死川実弥】
呼吸法 | 4.0 | 俊敏性 | 4.5 | |
攻撃力 | 4.0 | 腕力 | 4.0 | |
防御力 | 3.5 | 持久力 | 4.0 | |
特殊能力 | 4.5 | |||
総合評価 | 4.0 |
- 戦場にある使える物は何でも使う貪欲性
- 「稀血」持ち
- 「痣」持ち
- 「赫刀」持ち
同率第6位は、風柱【不死川実弥】です。
実弥の特徴である「稀血」は鬼の好物であると共に強い鬼ほど酔ってしまうという鬼特攻スキルであり、鬼殺隊に入るまでは稀血で鬼が酔った隙に討伐するという無茶苦茶な戦い方をしていました。
後述する冨岡義勇とのスペックの差は殆ど無いものの、やはり稀血持ちという点を考慮すれば、事実下弦の壱もこの稀血に酔わせて討伐した実績がある為、義勇よりは十二鬼月に対抗出来る手数が多いでしょう。
不死川実弥と言えば、黒死牟戦や鬼舞辻無惨戦で活躍した風柱ですが、唯一五体満足(指欠損)で生き残った為に「強すぎる」と評価されているようです。 しかし、実際には黒死牟と無惨との戦いしか戦闘描写が無いので他の上弦と戦った場合、欠損無しで勝[…]
ただ鬼に対して絶対的な憎悪があるので初手は冷静さを欠いている事もあり、悲鳴嶼行冥ほどの無念無想の境地に至っていない事や、自力で赫刀を出せないのが減点理由です。
同率第6位【冨岡義勇】
呼吸法 | 4.0 | 俊敏性 | 4.0 | |
攻撃力 | 4.0 | 腕力 | 4.0 | |
防御力 | 5.0 | 持久力 | 3.5 | |
特殊能力 | 0 | |||
総合評価 | 4.0 |
- 独自に考案した水の呼吸拾壱ノ型「凪」が使える
- 「痣」持ち
- 「赫刀」持ち
同率第6位は、水柱【冨岡義勇】です。
不死川玄弥とさほど能力差が見受けられない義勇は、唯一無二の絶対防御技「凪」を使用できますが、猗窩座や鬼舞辻無惨といった明確な格上の攻撃は全て防ぐ事が出来ない事、自分自身で「赫刀」を作り出せない点等を考慮して実弥と同程度と評価しました。
義勇は意外と柱歴が長いので実弥が言うように経験の差が実力として表れているように思えますが、猗窩座戦では義勇の底が見えたように思えます。
鬼滅の刃の主人公・竈門炭治郎を諫めて鬼殺隊への道を示した水柱・冨岡義勇は、鬼舞辻無惨との最終決戦の場・無限城の戦いにも参戦しています。 無惨は鬼殺隊総動員で討ち取る事が出来ましたが、冨岡義勇が何度も死線を迎える姿が描かれていた為、読者[…]
水の呼吸は良くも悪くも守りを得意とするバランスの型となるので、やはり義勇は攻め手に欠ける印象が強い反面、守りに関しては鬼殺隊最強の悲鳴嶼行冥とももしかしたら競い合える程の能力を見せてくれました。
第4位【甘露寺蜜璃】
呼吸法 | 3.0 | 俊敏性 | 4.0 | |
攻撃力 | 3.5 | 腕力 | 4.5 | |
防御力 | 4.0 | 持久力 | 4.5 | |
特殊能力 | 4.0 | |||
総合評価 | 4.0 |
- 筋肉の密度が常人の八倍という特異体質を持つ
- 特殊な日輪刀
- 血鬼術自体を斬る事が可能
- 「痣」持ち
第4位は、恋柱【甘露寺蜜璃】です。
刀鍛冶の里編以降目立った活躍は無いものの、玉壺とは比べ物にならない規模の血鬼術を無尽蔵で繰り出す憎珀天相手に夜明けまで足止めし続けた持久力は充分にバケモノであり、憎珀天の血鬼術を全て斬って防ぐ膂力は人間を辞めていると評価出来ます。
しかし、どこか脳筋気質があるので策略よりも体を動かすタイプであり、無限城では後手後手に回る事となりうまく立ち回る事が出来ませんでした。
鬼滅の刃に登場する桜色の髪が特徴の柱「甘露寺蜜璃」は、可愛くて強い人気キャラです。 ですが、甘露寺蜜璃は柱のなかでも特殊な日輪刀を使用しており、その戦い方は独特かつ新体操のリボン競技を意識したように美しいものでした。 今回はそん[…]
ただ唯一素手で鬼舞辻無惨の腕を引き千切るという奇行を成し遂げたのは後にも先にも蜜璃のみである為、憎珀天のように単純な力と力のぶつかり合いという戦場ならもっと活躍できたかもしれません。
総合的な強さは痣者の中では下位と予想します。
第3位【煉獄杏寿郎】
呼吸法 | 4.5 | 俊敏性 | 4.0 | |
攻撃力 | 3.5 | 腕力 | 4.0 | |
防御力 | 3.0 | 持久力 | 3.5 | |
特殊能力 | 0 | |||
総合評価 | 3.5 |
- 古くから続く炎の呼吸を受け継ぐ煉獄家の生まれ
- 煉獄家に伝わる指南書を熟読し自力で柱になる
- 柱の中での腕相撲・俊足ランキングは平均かやや高い程度
- 火事場の馬鹿力は猗窩座と張り合えるほど強い
- 「痣・赫刀・透き通る世界」を発現していない
第3位は、炎柱【煉獄杏寿郎】です。
煉獄家は少なくとも始まりの呼吸とされる継国縁壱が生まれた戦国時代から存続し古くから炎の呼吸を受け継いできた由緒正しき家系であり、煉獄は自力で指南書を熟読し柱になった努力家でした。
柱の中の実力は中位程ですが、猗窩座戦では手加減をされたものの最後の踏ん張りで拮抗まで持ち込んでおり、人間とは思えない馬鹿力を発揮しています。
残念ながら痣の登場前に戦死した為に潜在能力は分かりませんが、自力で指南書を読み込み腕を磨いてきた経験からして「痣」が発現していれば単騎で猗窩座には勝てるまでとはいかないものの、猗窩座を追い詰めた竈門炭治郎や冨岡義勇程度には強くなっていた事でしょう。
第2位【宇髄天元】
呼吸法 | 3.0 | 俊敏性 | 4.5 | |
攻撃力 | 3.5 | 腕力 | 4.0 | |
防御力 | 3.5 | 持久力 | 4.0 | |
特殊能力 | 3.5 | |||
総合評価 | 3.5 |
- 元忍
- 柱一の俊足
- 腕相撲ランキング2位の腕力
- 音を聞き分ける鋭敏な聴覚
- 相手の攻撃動作の律動を読み音に変換する独自の戦闘計算式「譜面」
- 「痣・赫刀・透き通る世界」を発現していない
第2位は、音柱【宇髄天元】です。
天元は上弦の陸・堕姫と妓夫太郎を倒す為にこの上ない配役でしたが、高水準のスペックを持っているものの実力は「痣」を発現していない段階で一歩劣ると予想出来ます。。
しかし、独自の戦闘計算式「譜面」を完成させる時間を稼ぐ事が出来れば例え上弦相手と言えども血鬼術を物ともせず片腕で凌ぎきるタフネスを持ち合わせているので、「痣」無し状態では間違いなく上位の実力でした。
鬼滅の刃に登場する音柱・宇随天元と炎柱・煉獄杏寿郎はよく比較される事があります。 その理由は、天元自身が何度か煉獄と自分を比較していたせいですが、無限列車編の後の遊郭編で煉獄の次に炭治郎達と共闘する柱の登場が天元だった事もあり、読者・[…]
今回は最終的に総合的な評価となるので第2位とさせて頂きますが、煉獄同様に痣が発現していれば妓夫太郎との戦いももっと楽に勝てていたでしょう。
第1位【胡蝶しのぶ】
呼吸法 | 3.0 | 俊敏性 | 4.5 | |
攻撃力 | 2.5 | 腕力 | 1.0 | |
防御力 | 2.5 | 持久力 | 2.5 | |
特殊能力 | 4.0 | |||
総合評価 | 3.0 |
- 唯一鬼の頸を斬る腕力がない
- 毒を調合して鬼を倒す
- 体格が小さく腕力・持久力が柱最下位
- 1年間藤の花の毒を摂取した状態
- 「痣・赫刀・透き通る世界」を発現していない
第1位は、蟲柱【胡蝶しのぶ】です。
やはりしのぶのネックとなるのは「腕力」と「持久力」が柱最下位である他、ただでさえ鬼の頸を斬る腕力が無い上に彼女の体格は鬼を切る為に必要な体に不向きである為、毒でしか鬼を倒す術がありません。
また、他の柱との明確な差を生む「痣」を最期まで発現出来なかった事がしのぶの剣士としての才能の無さを物語っているように思える他、童磨が継子である栗花落カナヲの方を評価する台詞を綴った為にしのぶは柱の中でも弱い方という印象が根付きました。
ただ、蝶ノ舞と突き技の速度に関しては柱随一なので、そこに腕力が備わっていれば評価は一転して最強ランキングに名を刻んでいたでしょう。
童磨特攻として身を削っていたので、しのぶ以外が童磨と対峙していれば童磨には勝てなかったかもしれませんし、逆にしのぶが童磨以外と出会っていれば藤の毒を摂取した意味もなく負けていたかもしれない可能性から評価が難しい所ですが、総合力で言えば柱最弱は有力です。
蟲柱・胡蝶しのぶは鬼滅の刃の人気キャラの一人であり、主人公・竈門炭治郎達を蝶屋敷に招いて治療と訓練を施したある種の恩人でもあります。 しかし、しのぶは最終決戦の序盤で惜しくも死亡し退場してしまいました。 そこで今回は、 […]
しかし、薬学に精通しているしのぶはバックアップや鬼殺隊の治療等のサポート面ではずば抜けて貢献しているので、元々戦闘タイプではないしのぶが柱の領域に達している時点で凄い事だと考えられます。
弱い柱ランキングのまとめ
- 胡蝶しのぶ
- 宇髄天元
- 煉獄杏寿郎
- 甘露寺蜜璃
- 冨岡義勇
- 不死川実弥
- 伊黒小芭内
- 時透無一郎
- 悲鳴嶼行冥
最弱の柱は胡蝶しのぶとなりましたが、勿論、しのぶは実力で柱に上り詰めているので「全集中・常中」をマスターしている事から他の階級の隊士達とは比べ物にならないくらい強いですし、薬学に精通しているのでサポート面では大活躍です。
今回は純粋に最弱キャラを決めるという内容から不名誉な1位とさせていただきましたが、貢献度で言えば間違いなく上位でしょう。
他の柱も全員得意の分野で貢献しているので適材適所ですね。