【BLEACH】京楽春水と七緒や着物の関係は?千年血戦の活躍とその後について

千年血戦篇で一番隊隊長及び総隊長に就任した京楽春水は、最終章で伊勢七緒との関係など生い立ちが深堀されていきました。

そこで今回は、

  1. 京楽春水のプロフィール
  2. 京楽春水と伊勢七緒・兄・着物の関係
  3. 京楽春水の千年血戦篇の活躍
  4. 京楽春水のその後

以上、京楽の背景や活躍について紹介していきたいと思います。

京楽春水のプロフィール

笠と女物の着物を纏い八番隊隊長と名乗る京楽春水

引用元:BLEACH

【名前】 京楽春水きょうらくしゅんすい / 京楽次郎総蔵佐春水きょうらくじろうさくらのすけしゅんすい
【年齢】 不明
【身長】 192cm
【体重】 87kg
【誕生日】 7月11日
【所属】 護廷十三隊八番隊隊長→護廷十三隊一番隊隊長及び総隊長
【斬魄刀】 花天狂骨かてんきょうこつ
【食べ物】 好き:酒饅頭  / 嫌い:抹茶
【初登場】 単行本10巻
【声優】 大塚明夫

京楽春水は、山本元柳斎重國の愛弟子で浮竹十四郎の親友であり、百年以上八番隊隊長を務めています。

隊首羽織の上に女物の羽織を纏い、軽薄ながら思慮深いと評される隊長の中でも風変わりな死神であり、趣味に呑み屋巡りを持ち、休日は仲間の死神と飲んでいるようです。

女性には優しく酒の席でも女性隊士を侍らせる他、密かに瀞霊廷通信で「バラ色の小径」という恋愛小説を執筆していますが人気はありません。

京楽春水のフルネームは単行本58巻520話で「京楽次郎総蔵佐春水(きょうらくじろうさくらのすけしゅんすい)」と判明しており、上級貴族・京楽家の次男にあたります。

 

京楽春水の呑み仲間

京楽春水は尸魂界篇の一件後に茶渡泰虎に対しても「呑もう」と誘う他、酒饅頭が好物である等、大の酒好きです。

週一回のペースで八番隊の隊士達と飲み会を開催するものの、男性隊士禁制で女性隊士のみという呑み会になっている実態が判明する他、飲み仲間には松本乱菊、吉良イヅル、檜佐木修兵などの他隊の席官も多く、殆どの十三隊とコミュニケーションを取っています。

京楽春水の兄と伊勢七緒の母

京楽春水の兄と七緒の母は夫婦であり、京楽から見て伊勢七緒は姪にあたります。

七緒の両親は本編開始時点では既に故人であり、七緒が幼い事に「伊勢家の呪い」により京楽の兄は床に伏せて亡くなり、七緒の母は呪いの根源である「神剣・八鏡剣」を京楽に託した後で神器紛失の罪で処刑されました。

京楽曰く、兄は七緒の母の優しさに触れて変わったらしく、兄の屋敷は居心地が良くなったそうです。

京楽の着物と簪

京楽が身に付けている女物の着物は亡くなった七緒の母のものであり、簪に至っては兄夫婦のものを一本ずつ受け取っています。

それらの品はある意味で遺品ですが、京楽は重苦しいのは苦手なのに「みんなボクにいちばん大事なものを預けて逝ってしまう」と独白しており、京楽は簪や着物を受け継ぎ、伊勢家の呪いの発端である厄介な代物の神器、そして大切な兄夫婦の娘を護る役目をおいました。

京楽春水と伊勢七緒の関係

京楽春水と伊勢七緒は八番隊の隊長と副隊長の間柄以前に、実は親戚である事が単行本71巻で明かされています。

上述で触れた様に、七緒は京楽の兄の娘であるので二人の関係性は叔父と姪であり、七緒の母が伊勢家の呪いから娘の七緒を外す為に処刑を覚悟で神器を預けたのが京楽です。

また、七緒は両親の死後、幼くして霊術院に通った際に母親のものに酷似した女物の着物を背中に纏い母親のものと似た簪を付けた京楽を目撃しており、霊術院卒業後に八番隊に配属された途端に京楽が羽織る着物を変えて簪を抜いた事で、亡くなった母親が大切な何か(=八鏡剣)を預けていた人物だと特定していました。

単行本71巻650話、京楽の卍解がリジェを殺し切れなかった際に七緒が斬魄刀を出す様に詰め寄った際には、京楽は七緒が母との約束に言及した事で驚いた顔をしており、この段階で初めて七緒が全てを知っていたのだと気付かされています。

また、リジェ戦の最後には、七緒に八鏡剣の存在を知られて返還した際に「その剣をもう一度預かるなんて御免なんだ。七緒ちゃん、ボクの肩を軽くしてくれ。ボクに君を守らせてくれ」と戦いに不慣れな七緒を全力でサポートしました。

京楽春水は伊勢七緒の事が好きなの?

京楽春水と伊勢七緒の関係が判明した単行本71巻では、七緒は京楽の口から両親が亡くなった経緯と伊勢家の呪いについて聞かされた後に、それでも自分の意志で呪いを受けると決めて八鏡剣を受け取っています。

そして、七緒はもしそれで呪いを受けたとしても「私がお慕いする人はきっと呪いなんてバカバカしいとそう言って笑う人のような気がします」と、京楽に真っ直ぐな瞳を向けて言い放ちました。

一見して告白にとれるこのシーンは読者の受け取り方次第では「love」に見受けられますが、京楽自身がどのように考えているのかはよく分かりません。

カラブリや小説版での七緒は京楽に対して概ね「love」の雰囲気を醸していますが、一方で京楽が七緒に向ける好意は「like」に近く、飽くまでも自分に託された実の兄と義理の姉の娘を護り抜くといった気持ちからくるものだと思われます。

それにしてはバレンタインチョコが貰えず落ち込んだり、本物の七緒をゲーム映像と勘違いして胸を見せて貰おうとするなど、かなり怪しい面はありますが、京楽が七緒を受け入れるという事は実の兄の娘に手を出すという事なのでメタ的に考えれば法的にも倫理的にもアウトな為、恐らく無いでしょう。

無いですよね……?

京楽春水の千年血戦篇の活躍

リジェの万物貫通を受けて左肩など数カ所を撃ち抜かれて座り込む京楽春水

引用元:BLEACH

京楽春水の千年血戦篇の活躍・動向は、

  1. ロバートと対峙し右目を負傷
  2. 山本元柳斎重國の殉職により一番隊及び総隊長に任命
  3. 一番隊着任の条件として沖牙三席と伊勢七緒を副隊長に任命
  4. 卯ノ花烈に更木剣八の覚醒を一任
  5. 現世に赴き黒崎一護の家族と同級生に通魂符
  6. 藍染惣右介の一時的解放
  7. リジェと対峙し卍解するも決定打にならず

おおまかに以上に挙げた通りであり、主に見えざる帝国の一度目の侵攻で殉職した元柳斎に代わり裏方や根回しを率先して行っています。

それではどのような活躍をしたか詳細を順番に見ていきましょう。

京楽春水がロバートと対峙し右目を負傷

二、六、七、十番隊の卍解が奪われた事に動揺し、右目を撃ち抜かれる京楽春水

引用元:BLEACH

単行本56巻497話「Kill The Shadow 2」、見えざる帝国の一度目の侵攻時、京楽は星十字騎士団のロバート・アキュトロンと対峙しており、同刻、護廷十三隊の四名の隊長が一度に卍解を奪掠されたと知り動揺が隠し切れませんでした。

そして、ロバートの固有能力「神の歩み(グリマニエル)」の速度に反応できず右目を撃ち抜かれてしまいます。

加えて、この戦いは同刻に山本元柳斎重國がユーハバッハに敗北した為、元柳斎の霊圧を感知した京楽は狼狽えてしまい、ロバートにその隙を突かれて四発の銃弾を撃ち込まれました。(描写は無いが敗北)

後にロバートが影を使い聖兵を召喚して瀞霊廷を蹂躙する姿があり、逆に京楽の姿が出て来なかった事から京楽が負けた可能性が高いでしょう。

しかし、滅却師が撤退した同巻515話「relics」では、右目に眼帯をした状態で登場していた事からロバートに負けはしたものの右目意外は治療でどうになかったと思われます。

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ロバート・アキュトロンの紹介シーン

京楽春水は一番隊及び総隊長に任命

単行本58巻520話「KILLERS NOT DEAD」では、見えざる帝国の撤退後、瀞霊廷は壊滅状態に近い凄惨な状況でありながら殉職・重傷者が続出した為に人材不足となり、山本元柳斎重國の殉職によって新たな一番隊及び総隊長職に京楽春水が指名されました。

京楽の執務室には「伝令書」と書かれた紙が置かれており、元柳斎の死に落ち込む暇も無く、京楽は四十六室からの総隊長職の命を受けます。

総隊長を引き受けた京楽は中央四十六室の地下議事堂の場で沖牙三席と伊勢副隊長とで二人体制の副隊長及び補佐を任命する事を宣言し、戦いの要となり得る更木剣八に斬術を教える為に卯ノ花烈を指名しました。

黒崎一護の家族と友達に通魂符

単行本61巻545話「Blue Stripes」では、現世に赴き黒崎一護の友達の許を訪れ、黒崎一護が尸魂界を護る為に霊王宮でどんな力を身に付けて戻ってくるか分からない為、力の種類によっては現世に影響を及ぼす事を考えて、その場合は現世に返す訳には行かないという理由から一護との別れについて説明しています。

尸魂界を助ける為に一護が尸魂界に赴き、いざ力をつければ現世の為という名目で尸魂界に閉じ込められるという勝手な都合に怒りを露にする浅野啓吾に胸倉を掴まれた京楽は、それでも冷静に啓吾の主張に耳を傾けていました。

ただし、一護が尸魂界に閉じ込められるといったケースは万に一つかそれ以下であり、京楽はその程度の可能性であっても啓吾達に伝えるのが一護への義理を通す事だと告げ、万が一に備えて啓吾達が自由に尸魂界へ出入りできる「通魂符」を手渡すのです。

小説「BLEACH Can't Fear Your Own World」では、兵主部一兵衛が通魂符を渡した事は四十六室と貴族連中には黙っておくと言っていた事から、恐らく通魂符の譲渡も厳しい罰則があるのでしょうが、京楽は一護の家族にも渡していました。

また、一護の為に怒る啓吾、冷静な瞳で強く信じる水色、自分よりも一護の家族を気遣いつつ一護の身を案じるたつきの姿を思い出しては、京楽は一護が茶渡や織姫といった多くの友達に恵まれていると感心する一方で、一護だからこそ友達を惹きつけたのだろうと独白しています。

藍染惣右介の一時的解放

単行本68巻616話「ミミハギ様」では、浮竹十四郎が霊王の右腕を解放して世界の崩壊を食い止めている同刻、京楽は一番隊舎の地下にある無間に立ち入り藍染惣右介と接触しました。

京楽は藍染の力を利用する為に藍染の拘束を外す鍵を三つ持っていましたが、四十六室から「無間に立ち入り藍染の拘束を三箇所外す」為の条件として無間の鍵を心臓に埋め込んでおり、互いの利害を素材に交渉し藍染の力を借りる事に成功します。

藍染を尸魂界に連れ出した際は、隊長副隊長から猛反発を喰らい、砕蜂からは「恥知らず」とまでヤジられますが、京楽は面子では世界が護れないと考えており悪を倒すのに悪を利用する事を悪だとは思わないと主張し否定的な十三隊を黙らせました。

後に朽木白哉からはこの藍染を解き放った行いは我々への侮辱と告げられており、京楽は瀞霊廷を護れたらあとで幾らでもぶん殴ってくれと仲間を信頼しなかった部分は反省しています。

霊王宮でリジェと戦闘

単行本71巻644話「BABY,HOLD YOUR HAND 七」から単行本72巻654話「Deadman Standing」では、霊王宮を舞台に京楽春水と親衛隊のリジェ・バロの戦闘が収録されています。

何処から狙撃されているのか分からない京楽一行は、リジェの万物貫通により副隊長が数名やられていく状況でしたが、次の一手を打つ為に京楽自らがその場にとどまりリジェの相手を買って出ました。

相手の背後まで回り込む「だるまさんがころんだ」や相手が京楽の影の端を捉えると影を残して入れ替わる事が出来る「影法師」などの影の遊びの能力でリジェを翻弄する京楽でしたが、リジェに三度両目を開かせた事で万物貫通の真髄「自分の体を貫く無敵状態」を引き出す事となり、その瞬間リジェを殺せる武器が世界に存在しなくなってしまったのです。

加えて、リジェは滅却師完聖体「神の裁き」を解放し、京楽の体中を万物貫通の猛攻で撃ち抜き負傷させますが、京楽はリジェと戦いながら未だ近くに居るであろう味方から充分に距離を取ると万事の次の一手として卍解「花天狂骨枯松心中」を展開します。

範囲内の者全てを対象とする卍解発動後は、一段目・躊躇疵分合にて万物貫通で負傷した疵をリジェと分かち合い、二段目・慚愧の褥にてリジェを病の様な症状に堕とし、三段目・断魚淵にて脱出不可能な暗い水底に引き摺り込み、〆の段・糸切鋏血染喉にてリジェの喉元を引き裂き止めを刺しました。

しかし、京楽の勝利に思えた次瞬、首を失ったリジェの肉体から霊子が飛び出して巨大な鳥の様な形態に変異し、霊子のみで構成された状態でリジェは復活を遂げるのです。

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リジェを倒す為に伊勢七緒をサポート

復活した霊子化状態のリジェに腹部を撃ち抜かれた京楽は絶体絶命の状況下に陥っていましたが、京楽を追ってきた伊勢七緒に叩き起こされると「神剣・八鏡剣」の譲渡を迫られました。

八鏡剣は祭事を司る伊勢家の家長が代々継承する刃の無い斬魄刀であり、神と対峙し神の力をその身に受け八方へ振りまく力があるとされていましたが、神の力を弾く力がリジェに通用する事が分かり、京楽は初めて剣を取って戦う七緒を背中から支えてサポートし、見事リジェを八鏡剣の力で打ち倒す事が出来たのです。

そして、リジェを倒し緊張が解けた七緒を「よく頑張ったね」と褒めた後は、リジェにやられた傷により躓いてしまい、七緒と共に単行本72巻654話で休憩という形で退場しています。

尚、リジェは八鏡剣の力の反射で霧散した様に瀞霊廷中に飛び散って消滅した様に見えましたが、小さく分裂した鳥となり瀞霊廷で隊士達の殲滅を始めており、その最中に駆け付けた吉良イヅルによって討伐されました。

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京楽春水は死亡していない

リジェ戦で負傷した京楽春水はリジェとの戦いの後、七緒と共に登場する事はありませんでしたが、ちゃんと生存しています。

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京楽春水の千年血戦決戦その後から10年後の様子

浮竹の墓前で酒を呑み復興状況を語る10年後の京楽春水

引用元:BLEACH

京楽春水は霊王護神大戦後、すぐに動ける程度には回復しており、霊王宮で兵主部一兵衛と話をしています。

幸いユーハバッハが霊王を全て取り込んだ事でユーハバッハの遺骸を新たな霊王として霊王大内裏に封印し世界は崩壊せずに済みましたが、兵主部達零番隊はもしもの場合は黒崎一護を霊王の器にすべく斬る算段だったことを京楽は追及しており、そうならずに済んで良かったと安堵しました。

そして、霊王護神大戦から10年後を描く漫画本編の最終回では変わらずに総隊長を継続している姿が窺えます。

しかし、その平和につながる10年の中では様々な事が起きていました。

千年血戦篇から半年後の京楽春水

小説「BLEACH Can't Fear Your Own World」では、京楽春水と浮竹十四郎の霊術院時代の同期・綱彌代時灘が登場しており、時灘は大戦の最中に鳳凰殿に忍び込み虚の斬魄刀「已己巳己巴」を盗み出していました。

時灘は四大貴族綱彌代家の分家の末裔でしたが、大戦後は自演で暗殺者を雇い当主達を暗殺すると自らが当主の座に就き、新たな霊王を創り出す為に三界を巻き込んで策謀を始めます。

時灘とは、藍染以上のゲスと評価される極悪非道の性格の持ち主であり、東仙要の友人・歌匡の妻であると同時に歌匡を殺害した人物で東仙が闇落ちする直接の原因となった他、時灘の妻殺しと同期殺しは綱彌代家の後押しによる捏造で裁判すらされない可能性の中で発言力の強い上級貴族の京楽春水が証拠を突き付けた事で裁判沙汰に発展し減刑はされたものの一時は蛆虫の巣に収監された因縁がありました。

京楽曰く時灘という男は出来ないと見せかけて土壇場で実は出来たと相手を絶望させるのが好きな男であるらしく、本作では時灘と敵対する事になった際に斬っておかなかった事を後悔しています。

また、時灘は伊勢七緒の母の処刑の件にも手を加えようとしていましが、その提案は当時の六番隊隊長・朽木銀嶺により阻止されていたと知り、京楽は銀嶺には頭が上がりませんでした。

加えて、時灘は初代死神代行・銀城空吾にも刺客を送り込み、返り討ちに遭えば事のあらましを捏造した報告を四十六室に報告し銀城を死神殺しの大罪人に仕立てた人物であり、浮竹に死神代行戦闘許可証に細工を施すように求めた人物でもある為、時灘の策謀が解決した後に京楽は銀城に浮竹の本音を語っています。

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小説「bleach can't fear your own world」の表紙

千年血戦篇から三年後の京楽春水

小説「BLEACH WE DO knot ALWAYS LOVE YOU」では、霊王護神大戦から三年を経ても未だ瀞霊廷は復興中の真っ只中にありました。

大戦後、護廷十三隊の欠員を補う為に席官の人事異動の背景が語られる中で、京楽は卯ノ花烈の穴を埋めるべく四番隊副隊長・虎徹勇音の許に訪れて任命状を渡し「辛いだろうけど、キミに頼むしかないんだ……ごめんよ」と伝えています。

この決定が四十六室のものなのか京楽の判断なのかは不明ですが、四番隊は死神にとっての病院である綜合救護詰所を内包した組織である為、戦傷者を抱えた時期に長を不在にする訳にはいかず拒否や保留が許されない強制的な任命だったそうです。

また、朽木ルキアと阿散井恋次の結婚後は、千年血戦篇の最中に浮竹から託されていたという、浮竹がルキアの為に誂えた十三番隊隊首羽織をルキアに渡しており、その隊首羽織が元は志波海燕の為に誂えた物で海燕の死後は何十年も隊首室に眠っていたものだと説明します。

ルキアは能力だけ見れば強く隊長の資格は充分でしたが、大戦中から暫くはまだ心が追いついていないと京楽は判断していました。

しかし、この三年で心が育ち十三番隊の死神達を見てもう充分にルキアの心は育ち、隊士達もルキアを隊長として支える心が出来上がっていたと判断し、浮竹が誂え直した隊首羽織をこのタイミングで手渡したのです。

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恋次とルキアの結婚が描かれた小説の表紙

千年血戦篇から10年後の最終回の京楽春水

最終回の手前を描いた単行本74巻685話「無欠の果て」では、浮竹十四郎の墓前で酒を嗜みながら大戦の復興状況を報告する京楽の姿が描かれています。

十年という時の経過に思いをはせながら「あの無茶苦茶な状態からでも何とかなるもんだねェ」と語りながら、総隊長の忙しなさを嘆き、山本元柳斎重國の凄さを実感するのでした。

そして、浮竹が遺した隊首羽織を纏う覚悟を決めた朽木ルキアの十三番隊隊長着任の儀が執り行われる際には、ひょっこりとセリフの枠から顔を覗かせる他、ルキアの着任をいつもの一番隊隊舎で見届けています。

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12年後の護廷十三隊の隊長の構成

千年血戦篇から12年後の獄頣鳴鳴篇の京楽春水

千年血戦篇から12年後を描く20周年特別読切「獄頣鳴鳴篇」では、大戦で殉職した隊長の葬儀のあと十二年おきにやる「魂葬礼祭」という儀式があり、現世で虚を捕まえて墓の前で殺すという倫理的にアレな儀式の存在を黒崎一護は阿散井恋次から知らされます。

本作開始時点で既に山本元柳斎重國と卯ノ花烈の魂葬礼祭は終了しており、残るは浮竹十四郎の魂葬礼祭のみとなっていましたが、現世で虚を捕獲する魂葬礼祭の前段「序儀面霊縛」の為に副隊長全員が現世に赴くと、現世では地獄の虚が出現し、同刻の尸魂界では浮竹が眠る墓が経つ東屋の周辺に地獄の燐気が出現する異常事態が発生しました。

その最中、京楽は隊長隊の前で霊子に宿る霊圧の濃度を指す「霊威」という言葉を挙げて、三等以上の霊子を持つ者は霊圧濃度が高すぎてどうやったって尸魂界の大地には還れないという旨を説明をすると、魂葬礼祭の本当の意味はこの儀式で死んだ隊長達を地獄に堕とすものであるという迷信を口にするのです。

そして、その迷信が本当ならば即ち浮竹が地獄に堕ちた事を意味する為、ルキアは京楽に詰め寄るのですが、京楽自身も浮竹の墓前に地獄の燐気が舞った事を目の当たりにした事でその迷信が本当だったと知りました。

尚、この新章「獄頣鳴鳴篇」は読切であり一話分しかない為、浮竹が地獄に堕ちてからどうなったのかは2022年現在は続きが無い為に分かりません。

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浮竹十四郎のアイキャッチ画像

京楽春水と伊勢七緒の関係と千年血戦篇についてのまとめ

  1. 京楽春水と伊勢七緒の関係は、八番隊の隊長と副隊長であるが、叔父と姪でもある
  2. 京楽春水の兄の嫁が伊勢七緒の母親であり、京楽は亡き兄夫婦から簪二本と女物の着物を受け継いでいる
  3. 京楽春水は千年血戦篇で右目を失っている
  4. 京楽春水は山本元柳斎重國の殉職後、一番隊及び総隊長に任命される
  5. 京楽春水はリジェ・バロとの戦闘で重傷を負うが生きている

京楽春水は軽薄そうに見えてかなり思慮深い男であり、過去には兄夫婦が簪や着物を自分に預けて逝った為、神剣・八鏡剣の件も含めて色々な事を背負ってきました。

千年血戦では親友の浮竹を失う一方で、伊勢家の問題が掘り起こされ、七緒と共に前進できたことは大きな進展ではないでしょうか。

2022年のアニメでは、京楽と七緒がリジェに立ち向かうシーンがどのように描かれるか楽しみですね!

【完結済み】BLEACH
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黒崎一護・15歳・ユウレイの見える男。その特異な体質のわりに安穏とした日々を送っていた一護だが、突如、自らを死神と名乗る少女と遭遇、「虚」と呼ばれる悪霊に襲われる。次々と倒れる家族を前に一護は!?