BLEACHの最終章である「千年血戦篇」のボスであり、主人公である黒崎一護にとっては母親の仇であるユーハバッハの、
- ユーハバッハの最後はどうなったのか
- ユーハバッハの過去と能力
など、ユーハバッハの最後はどうなったのか?を中心に紹介していきたいと思います。
目次
ユーハバッハの最後
引用元:BLEACH
山本元柳斎重國を倒し、零番隊を壊滅させ、霊王を殺しその右腕の力を吸収したユーハバッハの最後は、石田竜玄が作り出した鏃を石田雨竜に打ち込まれ、能力を一瞬だけ封じられた隙に、黒崎一護の斬月に斬られ死亡するというものでした。
聖別により現れる銀は静止の銀と呼ばれ
聖別を発動させた者の血と混ざる事でその者の能力の全てを
ほんの一瞬無にできる
引用元:BLEACH74巻
死後もユーハバッハの力の残滓が残っていましたが、黒崎一護の息子によってその残滓を滅せられ、ユーハバッハは世界から消滅したのでした。
死の間際に残したユーハバッハの名言
引用元:BLEACH
黒崎一護に倒された事により目的を果たす事ができなかったユーハバッハは死の間際、黒崎一護にこう述べました。
無念だ
お前のお陰で生と死は形を失わず
命あるすべてのものはこれから先も死の恐怖に怯え続けるのだ
永遠に
引用元:BLEACH74巻
それを聞いた黒崎一護の表情はどこか寂しそうなものであり、何か思う事があったのかもしれません。
ユーハバッハのプロフィール
引用元:BLEACH
- 名前:ユーハバッハ
- 年齢:不明
- 正体:滅却師の始祖
- 初登場:55巻
見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)を率いる滅却師の始祖。
ユーハバッハの目的
ユーハバッハの目的は、霊王を殺す事により
- 尸魂界(ソウル・ソサエティ)
- 虚園(ウェコムンド)
- 現世
霊王を楔にして均衡を保っていた3つの世界を、自分が王になりその境界を壊し、生と死の概念を無くす事によって、全てのものが死を恐怖しない世界を創るというものでした。
ユーハバッハと黒崎一護は親子なのか
引用元:BLEACH
ユーハバッハと黒崎一護が単行本58巻で対峙した際、ユーハバッハは去り際に一護の事を我が息子と言いました。
さらばだ黒崎一護
いずれまた迎えに来る
傷を癒して待つがいい
闇に生まれし我が息子よ
引用元:BLEACH 58巻
ユーハバッハは一護の事を我が息子と述べていましたが、黒崎一護との親子関係はありません。
黒崎一護の両親は黒崎一心と黒崎真咲ですが、ここで重要になのはユーハバッハが滅却師の始祖であるという事実です。
一護の母親である黒崎真咲は滅却師でした。
滅却師である彼女は滅却師の始祖であるユーハバッハの血が流れています。
つまり、滅却師の母親を持つ黒崎一護にもユーハバッハの血が流れている事になりますので、ユーハバッハは血を分け与えている黒崎一護を我が息子と表現したのでしょう。
なので、ユーハバッハと黒崎一護に親子関係というものはありません。
ユーハバッハの親衛隊メンバー
ユーハバッハの部下である星十字騎士団の中でも特別な四人で親衛隊は構成されています。
零番隊との戦いで死亡した四人を聖別で蘇らせる為に、瀞霊廷で戦闘を継続していた他の滅却師たちを犠牲にするなど、親衛隊の四人が特別だという事が分かるシーンが描かれていました。
- ジェラルド・ヴァルキリー
引用元:BLEACH
能力:頭文字「M」奇跡(ザ・ミラクル)
正体:霊王の心臓と言われているが詳細は不明
- リジェ・バロ
引用元:BLEACH
能力:頭文字「X」万物貫通(ザ・イクサスシク)
親衛隊選出理由:ユーハバッハが初めて能力を与えた滅却師
- ペルニダ・パルンカジャス
引用元:BLEACH
能力:頭文字「C」強制執行(ザ・コンバルソリィ)
正体:霊王の左腕
- アスキン・ナックルヴァール
引用元:BLEACH
能力:頭文字「D」致死量(ザ・デスディーリング)
アスキン・ナックルヴァールの選出は四人の中で最後となっています。
ユーハバッハはなぜ負けたのか?彼の最後を解説
引用元:BLEACH
黒崎一護達を最強の能力である全知全能で圧倒したユーハバッハに黒崎一護もその圧倒的な力の前に絶望感を漂わせていました。
ユーハバッハは、阿散井恋次・藍染惣右介・黒崎一護を各個撃破していき、一護には致命傷を与えたように見えましたが、致命傷を与えたはずの一護は鏡花水月の能力で姿を誤認させていた藍染だったのです。
ユーハバッハも藍染の術中にハマっていた事に気付き、動揺した隙を突かれる形で黒崎一護に背後から月牙天衝の直撃を受けてしまいます。
その攻撃で死亡したと思われたユーハバッハでしたが、自分の死ぬ未来を改変するというチート能力で復活を果たすも、石田雨竜に能力を封じられ、黒崎一護の斬月に斬られ死亡しました。
ユーハバッハと鏡花水月
引用元:BLEACH
ユーハバッハが一護達に敗北した理由として挙げられるのは、藍染惣右介の存在だったと思われます。
ユーハバッハの能力である全知全能と鏡花水月との相性は最悪なものでした。
全知全能は未来を視認し改変する能力なのですが、未来を視認するという事は鏡花水月の催眠条件である解放の瞬間を見てしまうという事になるからです。
鏡花水月の完全催眠に陥った直接的なシーンは描かれていませんが、藍染と無間で対面した時には拘束状態だったた藍染が鏡花水月の解放を見せる事ができたとは考えられませんので、未来を見通す能力で鏡花水月の解放の瞬間をユーハバッハは見てしまっていたという事になります。
ユーハバッハは一回目の尸魂界侵攻の際に無間に囚われていた藍染惣右介と対面し、その後に黒崎一護と対峙していました。
その時に、鏡花水月の能力の影響を受けていた描写が描かれています。
接触した数分間に
私の感覚を僅かに狂わせたか…
引用元:BLEACH 58巻
目を瞑った状態だったユーハバッハですが、彼に鏡花水月が効くという事は単行本58巻で判明していたという事は分かります。
最終決戦の時はユーハバッハは全知全能により未来が視える状態でしたが、藍染惣右介の鏡花水月の完全催眠の影響下にいました。
藍染によると、ユーハバッハの前に一護達が到着する前に鏡花水月を解放しており、その時点で全知全能に完全催眠が介入できると確信したと言っています。
奴の全知全能の未来視に
鏡花水月で干渉できる事を確信した
引用元:BLEACH 74巻
直った天鎖斬月を再び折ったユーハバッハでしたが、完全に折る事は出来ず「忌々しい幸運だ」と言っていましたが、この時点で既に完全催眠の影響下にいたとされていました。
石田竜玄が作り出した銀の鏃
引用元:BLEACH
石田竜玄は聖別の対象になった滅却師の心臓に銀の血栓ができて死亡するという事実を突き止めており、その銀を集めて作り出した鏃を息子である雨竜に渡します。
石田竜玄に渡された銀の鏃こそがユーハバッハを倒すきっかけを生むものとなっていて、雨竜は銀の鏃を渡された時に、母親を解剖していた時の父親の想いを悟りました。
ユーハバッハがあの時見たものとは
引用元:BLEACH
黒崎一護に斬られ死亡したユーハバッハですが、実は全知全能の能力でその未来を見通していましたが、未来予知を夢と勘違いしてしまっていました。
ユーハバッハは眠りに就く際に忠臣であるハッシュヴァルトと能力を交換しているので、眠りから覚める時に見たものが単なる夢なのか未来予知なのかの判断が難しいものとなっているのでしょう。
ユーハバッハは一護に斬られる未来を単なる夢と判断して対策を取っていませんでした。
お前が見せた夢だと思っていたよ
ハッシュヴァルト——
引用元:BLEACH 74巻
ユーハバッハが何かしらの対策を取っていれば、結末は変わっていたかもしれません。
ユーハバッハの残滓は一勇によって消滅させられる
引用元:BLEACH
ユーハバッハの死後も彼の力の残滓は世界に留まり続けていました。
その対応に隊長格三人が向かうなど細心の注意を払って処理が行われようとしていましたが、尸魂界に残滓が現れたのと同時に黒崎家の一室にもユーハバッハの力の残滓が現れます。
黒崎家に現れた力の残滓は、黒崎一勇がおもちゃを触るように手を伸ばして掴んだ事により残滓は消滅しました。
力の残滓とはいえ、素手で消滅させた黒崎一勇の潜在的な力が明かされたシーンとなっています。
尸魂界に現れた力の残滓とリンクしていたようで、黒崎家で残滓が消滅したと同時に尸魂界に現れていた残滓も消滅しており、対応に当たっていた隊長達は驚きを隠せていませんでした。
無間に囚われている藍染惣菜介もユーハバッハの力の残滓が消滅した事を感じ取っていたようで、
人はその歩みに特別な名前をつけるのだ
勇気と
引用元:BLEACH 74巻
ユーハバッハが黒崎一護に言った言葉を思い起こした藍染は、彼の言葉に共感を示しながらも否定的な意見を述べているのが印象的です。
ユーハバッハが銀の鏃を避けなかった理由
引用元:BLEACH
ユーハバッハは石田雨竜に撃ち込まれた銀の鏃がきっかけで黒崎一護達に敗北してしまいました。
ここで気になるのは、未来を視認し改変する能力を持っていたユーハバッハがどうして銀の鏃を打ち込まれたのかという点です。
黒崎一護に斬られる未来は視えていたユーハバッハが、石田雨竜に銀の鏃を打ち込まれる未来を視ていなかったとは考えられません。
- 石田雨竜が矢を打ち込む未来は視えていたがそこまで警戒していなかった
と考えると納得がいます。
銀の鏃を打ち込まれると一瞬の間だけ全ての能力を封じる事ができるとされており、能力が封じられるという事はその一瞬の出来事にユーハバッハの能力の干渉ができないという風に解釈する事ができるでしょう。
つまり、自分に向けて石田雨竜が矢を打ち込む事は分かっていたが、打ち込まれて何が起こるのかまでは視えていなかったのではないでしょうか。
その後の斬月に斬られるシーンは視えていたので、ユーハバッハ視点では空白の数秒が未来視の中にあったと思われますが、矢を打ち込まれた際に「何だこれは?」と驚いた表情を浮かべていたので単純に視えていなかったのかもしれませんね。
ユーハバッハの過去
引用元:BLEACH
ユーハバッハは赤ん坊の頃、
- 目が見えず
- 耳が聞こえず
- 口もきけず
といった三重苦をもっていました。
人々は赤ん坊のユーハバッハを宝物のように扱いましたがそれは、
- 肺を患っていた者は肺が治り
- 淋しい者は心が満たされ
- 臆病な者には勇気が湧く
など、ユーハバッハに触れた人々が自身の欠けている部分が埋められていく事を知ったからでしたが、触れた人々は全員が永く生きる事が出来なくなってしまうのです。
ユーハバッハの三重苦
引用元:BLEACH
ユーハバッハは赤ん坊の頃、三重苦を持っていました。
その赤ん坊は
目も見えず
耳も聞こえず
口もきけず
動くことさえもできなかった
引用元:BLEACH 63巻
しかし、赤ん坊のユーハバッハは生き延びる術を持たない自分が生き延びられるという事を知っており、それは後述する彼の能力を潜在的に彼が知っていたからとされています。
ユーハバッハの名前の由来・ヤハウェ
ユーハバッハは次第に耳が聞こえる様になり、彼を崇める人々が自分の事を不思議な名前で呼んでいる事に気が付きます。
- ユー
- ハー
- ヴェー
- ハー
それが彼を崇めている人々が信仰している神の名前だと知っていたユーハバッハはそれを自分の名前にする事を決め「ユーハバッハ」と名乗るのでした。
ユー・ハー・ヴェー・ハーとはヤハウェの事を指しているとされており、ヤハウェとは旧約信書に登場する神の名前となっています。
ユーハバッハの能力
引用元:BLEACH
ユーハバッハの能力は「自身の魂を他者に分け与える力」となっており、赤子の頃からユーハバッハに触れた者に自身の魂を分け与え、その者が経験した事や能力などが分け与えたユーハバッハの魂にも刻まれ、その者の死と共に分け与えた魂の欠片はユーハバッハの元へと還るという能力です。
これを応用した能力が星十字メンバーへと与えた「頭文字」でした。
頭文字とは、能力に冠した文字を他者の魂に直接刻み込む事によって、より深く強い力を持った魂を分け与える事が可能というものになっており、こちらも魂を分け与えた者が死ぬとその力がユーハバッハの元へと還るようになっています。
ユーハバッハの血などの体の一部を他者に取り込ませる事が刻印の儀式となっていると、部下であるハッシュヴァルトは述べていました。
これらを行わなかった場合、ユーハバッハは赤ん坊の頃のように、目が見えなくなり、耳が聞こえなくなり、口をきく事ができなくなるとされていて、ユーハバッハは戦いをし続けなければならないという事も作中で明かされます。
ユーハバッハの頭文字「A・全知全能(ジ・オールマイティ)」の意味
引用元:BLEACH
ユーハバッハ自身の能力の頭文字は「A」であり「全知全能」と呼ばれる、能力発動時からこれから起こる全てを見通し、見通したもの全てを知る事ができ、見知った能力ではユーハバッハを倒す事どころか、傷1つ負わす事ができなくなるというとても強力な能力となっています。
作中では、目を開いた状態でなければ使用できない為、兵主部一兵衛との戦闘の最中に発動する事になり、浮竹十四郎の神掛により出現した霊王の右腕を吸収した後は、未来を視る能力から「見通した未来を意のままに改変する」というさらに強力な能力にへと姿を変えました。
卍解を発動した黒崎一護の天鎖斬月を発動と同時にへし折るなどのシーンがありその強さが窺えます。
霊王の右腕を吸収したユーハバッハ
引用元:BLEACH
上述したように、ユーハバッハの全知全能の能力は、霊王の右腕を吸収した事により変化しました。
変化したのは能力だけではなく、彼の見た目にも変化が表れており、霊王の右腕を吸収したユーハバッハは、顔の上半分が黒い何かに覆われ、そこに複数の目の様なものが点在している見た目をしています。
その姿にハッシュヴァルト以外の聖十字騎士団のメンバーは動揺を隠せていませんでした。
全知全能は藍染惣右介や月島秀九郎の能力には弱い
最強の能力といっても差し支える事はない「全知全能」ですが、改変する事ができるのは未来だけです。
改変するには自身の認識が必要といった制限があり、月島秀九郎のブック・オブ・ジ・エンドの様な過去を改変する能力であったり、藍染惣右介の鏡花水月の様な認識を誤認させる能力には弱いと思われる為、完全無欠とは言えないかもしれません。
作中では鏡花水月が効いているシーンがあり、それがユーハバッハが敗れる間接的な原因となっていました。
- ブック・オブ・ジ・エンドが全知全能に介入したシーン
引用元:BLEACH
ブック・オブ・ジ・エンドがユーハバッハの全知全能に介入できたシーンが描かれているのは単行本74巻です。
全知全能の能力に絶望していた黒崎一護の前に姿を現した月島は、一護の肉体に刃を突き刺しました。
銀城が君の味方しろって言うから
仕方無くしてるだけなのに
引用元:BLEACH 74巻
月島秀九郎のブック・オブ・ジ・エンドは過去を改変する能力となっています。
未来改変で折られてしまった黒崎一護の天鎖斬月を直す為に、月島はその能力を使用するために一護を刺したのでした。
挟んでおいたよ
君の剣は折られなかった
引用元:BLEACH 74巻
月島は、天鎖斬月が折られなかった過去を差し込む事により、井上織姫の技である双天帰盾の事象の拒絶を介入できる様にしたのです。
ユーハバッハの全知全能が改変する事ができるのは未来だけなので、過去を改変するブック・オブ・ジ・エンドはユーハバッハにとっては相性の悪い能力となっていますが、ユーハバッハに追いついた黒崎一護の天鎖斬月が直る事も視えていたと自身で述べていました。
つまり、過去を改変したとしても、その過去をベースにした未来も視る事ができるという事になります。
ユーハバッハの目
山本元柳斎重國や兵主部一兵衛との最初の戦闘の際は、通常の瞳をしていたユーハバッハでしたが、部下であるハッシュバルトは
陛下は平時、眼を閉じて戦っておられた
封じられし滅却師の王は
900年を経て鼓動を取り戻し
90年を経て理知を取り戻し
9年を経て力を取り戻す
引用元:BLEACH67巻
このように述べており、力を取り戻し終えたユーハバッハは目を開く事ができるようになりますが、9年経つ前に目を開くと、ユーハバッハが力を制御できず、部下達の力を奪い尽してしまう可能性があった為、山本元柳斎重國との戦闘では「目を瞑った」状態で戦い、彼を圧倒していたという事になります。
「目を開いた」状態のユーハバッハは、両方の目に3つの瞳がある特殊な目をしており、この状態になると全知全能を使用する事ができるようになり、目を瞑った状態では圧倒されていた兵主部一兵衛に対して圧倒的な力の差を見せつけていました。

ユーハバッハと藍染はどっちが強いのか
どのタイミングの二人を比べるかによりますが、最終決戦の時の二人で判断するのなら藍染惣右介の方が強いと思われます。
理由として、
- 崩玉と融合して不死である
- 崩玉と融合して無間に囚われてからも進化を続けている
- 全知全能と鏡花水月の相性
藍染の方が強い理由としてこの三つが挙げられるでしょう。
やはり、崩玉と融合した事で不死の力を得たという点が大きいのではないでしょうか。
ユーハバッハは滅却師の始祖であり強大な力を持ったキャラとなっていますが不死ではないので、藍染は大きなアドバンテージを持っている事になります。
さらに、未来を改変できる全知全能にすら、藍染の鏡花水月の完全催眠は影響を与えていました。
つまり、素の戦闘力という点を除いては藍染の方が優れている事になります。
藍染とユーハバッハが一対一で戦闘を行ったシーンでは藍染が押されているように描かれていたので、戦闘力はユーハバッハの方が上だと思うのですが、ユーハバッハ本人が藍染の霊圧に警戒心を持っているので二人の素の戦闘力も拮抗しているのかもしれません。
ユーハバッハの技
引用元:BLEACH
ユーハバッハは強力な能力の他にも、滅却師特有の技を作中で使用していました。
聖別(アウスヴェーレン)
ユーハバッハが不要とみなした滅却師から力を奪い取る能力です。
作中では自身の力を取り戻すために、混血である滅却師から力を奪い取り、黒崎一護の母親や石田雨竜の母親の死の原因を作ったとされています。
零番隊との戦闘の際は、下で戦う者達から力を奪い取り、親衛隊である四名に力を与え蘇らせていました。
大聖弓(ザンクト・ボーゲン)
巨大な弓が出現し、滅却聖矢と呼ばれる巨大な矢を放つ技となっており、その矢を剣として使用する事も可能となっています。
外殻静血装(ブルート・ヴェーネ・アンハーベン)
静血装の強化版であり、防御壁を体外まで拡張する事ができ、ユーハバッハの体に触れる全てを侵食し静血装を拡大するです。
簒奪聖壇(ザンクト・アルタール)
技の発動と同時に、敵の頭上に五芒星の様な光の玉が出現し、その玉から敵の力を奪う光を放出する技となっています。
ユーハバッハが若い頃の斬月にそっくりな理由
引用元:BLEACH
黒崎一護を精神世界から支え続けてきた斬月。
その正体は、黒崎一護の中の滅却師の力の根源であるという事が明かされました。
当初は死神にならせないように、黒崎一護本来の力を抑えていた彼でしたが、黒崎一護が死神となりその成長を傍らで見守るうちに、彼の成長を願うようになっていき、二枚屋王悦により新たな斬月が誕生する時、喜びを感じながら黒崎一護の前から消滅し、抑え込んでいた黒崎一護の力を解放しました。
ユーハバッハは最後と能力のまとめ
- 石田雨竜によってほんの一瞬だけ能力を無力化され黒崎一護の斬月によって斬られ死亡
- 赤ん坊の頃より、他者に魂を分け与える能力を持っていた
- 未来を視る能力から未来を改変するという最強の能力に変わった全知全能だが弱点も存在した
BLEACHの最終章である「千年血戦篇」のボスであるユーハバッハは、黒崎一護達の手によりその目的を果たすことなく死亡しました。
彼と主人公である黒崎一護とその仲間である護廷十三隊との戦いも、アニメで観れる日が近いと思いますので楽しみに待ちましょう。
