【葬送のフリーレン】ハイターの年齢は?フェルンとの関係や死亡時期

ハイターは勇者一行の僧侶として活躍し、現在では聖都の司祭を務める優秀な僧侶です。

そんなハイターの死没までヒンメルの死から随分と年月が経過していますが、果たして何歳で大往生したのでしょうか。

今回は、

  1. ハイターのプロフィール
  2. ハイターの年齢の考察
  3. ハイターとフェルンの関係
  4. ハイターの生死
  5. ハイターの声優

などハイターについて紹介したいと思います。

僧侶ハイターのプロフィール

ハイターは勇者一行の僧侶を務めた人物です。

ヒンメルとは同じ村の出身ですがハイターは孤児院の出自であり、行商人を助けたお礼に勇者の剣のレプリカを貰ったヒンメルに向けて「偽物の剣しか持ってないないから偽物の勇者にしかなれない」と述べた事でヒンメルが勇者を目指すきっかけを作りました。

当の本人は僧侶になりますが、勇者一行の旅路では殆どを二日酔いで過ごす生臭坊主として根付いています。

肝心の僧侶としての腕はフリーレンも認める化け物クラスに優秀な実力を持っており、二日酔いでなければかなり優秀な僧侶です。

晩年は長年の酒がたたり体調面が優れないようですが、結構な長生きをしている他、フェルンという孤児を育て上げており、フリーレンが訪れた際には自分の死後にフェルンを旅に連れて行って欲しいと頼んでいます。

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葬送のフリーレンの表紙

僧侶ハイターの年齢を考察

ハイターの年齢は公表されていません

しかし、ハイターはヒンメルと同じ村の孤児院出身であり、当時子供だったヒンメルより若干背丈が高い子供として描かれている為、ヒンメルとはさほど年齢が離れているわけではないようです。

次にある程度年表で年齢が判明しているヒンメルを基にハイターの年齢を考察していきたいと思います。

ハイター ヒンメル 備考
推定16歳以上 16歳 勇者一行旅立ち
推定26歳以上 26歳 勇者一行凱旋
半世紀流星一度目
推定76歳以上 76歳 半世紀流星二度目
ヒンメルの死没
推定96歳以上 -- ヒンメルの死から20年後
フリーレンと再会
推定100~102歳以上 -- フェルンの修行期間4~6年
ハイターの死没

ざっと確認してみましたが最年少のヒンメルの年齢で数えてみても驚くべきことにハイターは100歳を超えている計算になりますね。

今回はヒンメルの年齢に合わせて計算してみましたが、どう見てもハイターの方が年上に見えるので実際には102歳以上生きていたのかもしれません。

本作の人類の平均寿命がどの程度か分かりませんが、ヒンメルが年齢相応の老衰であればハイターは30年近く長生きした事になりますね。

それも長年の酒がたたったと言いながら長生きしているので、恐らく人間種の中でも長寿です。

ハイターは天国で女神に褒めてもらうのが夢

ハイターは子供の頃から理想の大人を目指して大人の振りをしてそれを積み重ねて生きてきました。

その理由の一つは、子供には心の支えになる大人の存在が必要であるという孤児院出身らしい心得がありますが、もう一つの理由はきっと清く正しく生きていれば女神様が褒めてくれるという信仰心にあります。

ハイターは聖職者であるものの天国の実在についてはどちらでもよいと見解を示していますが、彼曰く実在しなくともあるべきものだと考えているようで、必死に生きてきた人の行きつく先が無であっていいはずが無いという思いから天国があると考えた方が都合良いと解釈し信仰しているのです。

その為、亡くなった人は天国で贅沢三昧していると思った方がいいという考え方をしており、自分もまた勇者一行として魔王を打ち倒した行いから死後は天国で女神様に褒めて貰って贅沢三昧が出来ると冗談めいた口調で述べています。

なお、天国に行くまではお預けであると述べたハイターにフリーレンが「じゃあこっちでは私が褒めるよ」と頭を撫でた所、ハイターは思いのほか悪くないと零しました。

僧侶ハイターとフェルンの関係

フェルンはハイターが南側諸国で助けた戦災孤児です。

両親を失ったフェルンは崖から自死を決行しようとしていましたが通りがかったハイターが「今死ぬのは勿体ないと思いますよ」と引き留めると、随分前に亡くなった大切な友人の事を話します。

困ってる人を見捨てないヒンメルが生き残っていれば多くのものを救えたかもしれない、しかし、ヒンメルと自分は違うので大人しく余生を過ごそうと思っていたハイターですが、ある時ふと自分が死ねばヒンメルから学んだ勇気や意志や友情や大切な思い出までこの世から無くなってしまうのではないかと気づいてしまったのです。

その為、今フェルンが身を投じればフェルンの中にある大切な思い出まで消えてしまうと語り掛け、フェルンに自死を思い止まらせました。

その後はフェルンと共同生活を送りますが、ハイターは幼いフェルンを残して死ぬ事を危惧していたのでフリーレンに最期の頼みとしてフェルンの指導と旅の同行をお願いしたのです。

フリーレンの一言で残りの時間をフェルンと共に過ごす事になったハイターですが、残された時間での会話中に「いい子にしていないと死んだ後に化けて出ます」と述べると、フェルンは悪い子になれば化けて出てくれるのかと期待を込めた表情を浮かべた為、ハイターは前言撤回し「あなたがいい子でいたら少しくらいなら化けて出てあげてもいいかもしれません」と言い直しています。

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葬送のフリーレンの表紙

因みにフェルンが今でも愛用している杖はハイターから貰った杖であり、一級魔法使い選抜試験で一度粉々に破壊されてしまいますが、フリーレンが修繕屋に頼み修復し元通りになりました。

また、フェルンはハイターの教えで酒は百薬の長と学んでおり、酒類には寛容です。

僧侶ハイターの死亡

ヒンメルの死から20年後、フリーレンはハイターが死ぬ前に借りを返す為に家を訪れましたが、そこには戦災孤児であるフェルンがいました。

ハイターの最期の頼みは魔法使いとして素質のあるフェルンをフリーレンの弟子にして旅に同行させてやって欲しいというものでしたが、フリーレンは足手まといになる子供を連れていけない、ましてや危険な旅で死なせる訳にはいかないとハイターの頼みを断ります。

しかし、フェルンの同行を断られたハイターは賢者エーヴィヒの墓所から見つかった死者の蘇生や不死の魔法が記された魔導書の解読をフリーレンに頼むと解読の片手間にフェルンの魔法の指導を頼むのですが、これは5~6年の解読期間中にフリーレンに魔法の指導をさせてフェルンを一人前の魔法使いに成長させ旅の足手まといにさせない為の策略でした。

ハイターの思惑通り、フリーレンが賢者エーヴィヒの魔導書を解析する頃にはフェルンは一人前の魔法使いに成長しフリーレンの旅の同行許可がおりたのです。

が、ハイターは既に起き上がる事もままならない老体だった為、フェルンに悲しい思いをさせない為にフリーレンにフェルンを連れてすぐに出立するように頼みますが、フリーレンに「お前が死ぬまでにやるべき事は、あの子にしっかりと別れを告げてなるべくたくさんの思い出を作ってやることだ」と諭されると事切れるその日までフェルンと思い出を作る事にしました。

没後は聖都と思われる場所の自然に囲まれた墓苑にハイターの墓が建てられており、ハイターの遺言通り美味しい酒を墓に備えているフリーレンとフェルンの姿が描かれています。

年表的にハイターが死亡したのはヒンメルの死から24年~26年後です。

ハイターの声優「東地宏樹」さん

【名前】 東地宏樹(とうちひろき)
【所属】 大沢事務所
【誕生日】 1966年5月26日
【代表作】
  • 「焼きたて!!ジャぱん」→松代健役
  • 「機動戦士ガンダム00」→ラッセ・アイオン役
  • 「心霊探偵 八雲」→後藤和利役
  • 「BLEACH」→銀城空吾役
  • 「FAIRY TAIL」→パンサー・リリー役
  • 「名探偵コナン」→伊達航役
【来歴】 東京都出身の声優・俳優で、日本大学芸術学部演劇学科演劇コースに入学後に同級生と劇団「クレイジーパワーロマンチスト」を創立しました。
現在はGLove→ビタミン谷を経て大沢事務所に所属しています。主な吹替担当はウィル・スミスです。

僧侶ハイターの年齢や死亡についてのまとめ

  1. ハイターは勇者一行の僧侶を務め、その後は聖都の司祭になっている
  2. ハイターの年齢は非公表だが、16歳で魔王討伐に向かったヒンメルとさほど年齢が離れていない為、凡そ100歳は超えている計算になる
  3. ハイターは南側諸国で助けた戦災孤児フェルンの面倒を見ていた
  4. フリーレンが訪れた際には、魔導書の解読を理由に4~6年の解読期間を設けてその間にフェルンに魔法の指導を頼み一人前に育て上げると、フリーレンの旅に同行させ
  5. ハイターは死に際にフリーレンに諭されて残された時間をフェルンと思い出を作ることに充てて息を引き取った

ハイターは普段はおちゃらけた酒飲みキャラですが、老後は酒を断ち雰囲気が落ち着いている分、かなり聖職者らしいイメージです。

普段はフリーレンを諭す側のハイターでしたが、最期には逆にフリーレンに諭されてフェルンとの思い出作りに時間を充てたのも感慨深いですね。

また、フェルンという弟子をフリーレンに遺した功績は大きな影響を与えたに違いありません。

葬送のフリーレン
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魔王を倒した勇者一行の後日譚ファンタジー 魔王を倒した勇者一行の“その後”。 魔法使いフリーレンはエルフであり、他の3人と違う部分があります。 彼女が”後”の世界で生きること、感じることとは-- 残った者たちが紡ぐ、葬送と祈りとは-- 物語は“冒険の終わり”から始まる。 英雄たちの“生き様”を物語る、後日譚(アフター)ファンタジー!