【葬送のフリーレン】アイゼンは死亡した?年齢や過去とシュタルクの関係

アイゼンは勇者一行で前衛を務めた戦士ですが、長命のドワーフ族なのでヒンメルの没後も隠居生活を送っています。

では、フリーレンがフェルンやシュタルクを連れて魂の眠る地に向けて旅立った段階でも生きているのでしょうか。

今回は、

  1. アイゼンの生死について
  2. アイゼンの年齢
  3. アイゼンの過去
  4. アイゼンとシュタルクの関係
  5. アイゼンのドン引きエピソード

など戦士アイゼンについて紹介したいと思います。

戦士アイゼンは死亡しているのか

アイゼンはフリーレン一行が魂の眠る地に向けて出立した現在も生きています。

勇者一行が凱旋を果たした約81年後(エーレ彗星が50年後+ヒンメルの死から31年後)もアイゼンは見た目こそ変わりがないものの戦士を引退して隠居生活を送っているようです。

屈強なアイゼンも年には勝てずに斧を触れる歳ではないと述べていますが、アニメ版の追加シーンでは凱旋から50年後にも素早い動きで斧を振るい魔物を倒していたり、78年後にも水上を走っている姿が描かれているので老いを感じさせていません。

弟子のシュタルクはフリーレン一行との旅の思い出話を師匠のアイゼンに聞かせる為に少しでも早く旅を終えようとしていますが、「あの人はまだまだ長生きしそうだけどな」と綴ってる為、「寿命はまだ尽きそうにないでしょう。

戦士アイゼンのプロフィール

アイゼンはドワーフ種の前衛で斧を愛用する戦士です。

勇者一行の前衛を10年務めた強靭な肉体を持っており、魔王討伐において盾役として大きく貢献しました。

勇者一行内では寡黙ながらも適切なツッコミ要員として存在感を示しており、好物は葡萄で酸っぱい程大好きです。

普段自分の事を話さないアイゼンですが、勇者一行の冒険譚だけはどれも掛けがえのない記憶として弟子のシュタルクに楽しそうに語っており、アイゼンは長い人生の中のたった十年の冒険を何よりも大切にしています。

また、出身地方の風習で精一杯頑張った戦士を労う為に誕生日には巨大ハンバーグを贈り物として仲間に振る舞っているようです。

フリーレン一行の旅の目的地を魂の眠る地に指定したのもアイゼンであり、ヒンメルの死を受けて涙を流したフリーレンを気遣い直接会ってヒンメルと話すべきだと送り出しました。

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葬送のフリーレンの表紙

戦士アイゼンの年齢

アイゼンの年齢は公表されていません。

しかし、北側諸国クラー地方の村の住人フォルというドワーフが400年近く村を守っている事、北部高原ビーア地方の町で出会ったファスというドワーフが200年以上も皇帝酒を探し求めている事、北部高原トーア大渓谷でゲーエンというドワーフが200年かけて橋を造っている事、などの描写から、個人差はあるでしょうが400年近くの寿命がある事が窺えます。

ドワーフの全盛期と衰退期が何歳なのかは分かりませんが、勇者一行の凱旋を終えたから81年の歳月を超えているので、アイゼンが老体であれば300歳以上の可能性はあるのではないでしょうか。

なお、400歳近いフォルは妻の顔も思い出せないくらいに耄碌、若干認知症の症状が出ていますが、アイゼンにはその兆候が見れないので300歳より少し若い程度の可能性もありますね。

戦士アイゼンの過去

アイゼンは昔に故郷の村が魔族に襲われた時一人だけ逃げ出した臆病者でした。

現在では勇者一行に尽力した偉大な戦士として名を馳せましたが、当時の家族は魔族の襲撃時に命を落としたらしく現在住居にしている小屋の脇に簡素な墓が二つ建てられています。

アイゼンは人は死ねば無に還るというドワーフの伝統を重んじていましたが、天国は例え実在しなくともあるべきものと考えた方が都合が良いという僧侶ハイターの考えに賛同し、その日を境に必死に生きてきた人が行き着く先は天国で贅沢三昧というハイターの教えを通り墓前には祈りを捧げるようになりました。

アイゼンとシュタルクの関係

シュタルクはアイゼンの正当な弟子になります。

シュタルクは故郷の村が魔族に襲われた時に一人だけ逃げ出した臆病者ですが、アイゼンはシュタルクの境遇が自分と重なった為に自分の持っている技術を全てシュタルクに叩き込みました。

アイゼン曰く「今のあいつは誰かのために戦えるやつだ」として、魂の眠る地を目指すフリーレン一行の仲間にしてあげて欲しいとフリーレン頼んでいます。

アイゼンは戦闘に恐怖を感じている

アイゼンは魔物や魔族と戦う前にはいつも恐怖から手を震わせています。

アイゼン曰く怖がる事は悪い事ではないとしており、この恐怖があったからこそ自分はそこまで来れたと認めていました。

アイゼンの恐怖の癖は弟子のシュタルクも引き継いでおり、シュタルクも戦闘の前には恐怖から手が震えていますが、師匠と同じくいざ戦闘に入れば勇敢に戦士として前衛を務めています。

また、アイゼンはシュタルクと喧嘩別れをしていますが、アイゼンはシュタルクに恐怖を感じて反射的に殴り飛ばしてしまったと語っており、それと同時にアイゼンに恐怖を感じさせたシュタルクは将来とんでもない戦士になるという確信に変わりました。

僧侶ハイターがドン引きした戦士アイゼンの小話

作中ではアイゼンの屈強な肉体にハイターがドン引きしていたエピソードがぽつぽつとフリーレンから語られています。

  1. 竜を昏倒させる程の猛毒の矢を受けてもピンピンしていた(3巻)
  2. 自由落下程度ではどんな高さから落ちても無傷(4巻)
  3. 竜に頭をかじられても無傷(8巻)
  4. 大怪我した翌日には大岩を担いでスクワット(11巻)

なお、フェルン曰くハイターがドン引きしている時点でおかしいのはアイゼンの肉体であり、フリーレン自身も素手でダイヤモンドを握り潰せると述べたアイゼンを化け物と評しています。

戦士アイゼンの声優「上田燿司」さん

【名前】 上田燿司(うえだようじ)
【所属】 アミュレート
【誕生日】 1971年8月7日
【代表作】
  • 「ジョジョの奇妙な冒険」→ロバート・E・O・スピードワゴン役
  • 「いなり、こんこん、恋いろは。」→伏見燈日役
  • 「ACCA13区監察課」→オウル役
  • 「ノー・ガンズ・ライフ」→ヒュー・カニンガム役
  • 「BLEACH」→二枚屋王悦役
【来歴】 兵庫県神戸市垂水区出身の声優で、同じ声優業の永島由子さんと結婚し現在は一児の父親です。

関西大学法学部を卒業しており、その後は東京アナウンスアカデミー→文学座付属演劇研究所→江崎プロダクション養成所に入所し、現在はアミュレートに所属しています。

戦士アイゼンの生死やシュタルクとの関係のまとめ

  1. アイゼンはドワーフ種の前衛で斧を愛用する戦士
  2. アイゼンは現在も生きている
  3. アイゼンの年齢やドワーフの寿命は不明ながら、恐らく300歳近い年齢
  4. アイゼンは、故郷の村が魔族に襲われた時一人だけ逃げ出した過去があり、同じ境遇の臆病者であるシュタルクを弟子に取り全てを叩き込んだ
  5. アイゼンの強靭で屈強な肉体には勇者一行のハイターが度々ドン引きしている
  6. アイゼンの声優は「上田燿司」さん

アイゼンはドワーフ種ですが、全てのドワーフがアイゼンのような強靭な肉体を持っているのかは今の所分かりません。

その為、アイゼンが自ら年老いていると述べても通常の老人と違って魔物を難なく倒せている時点で身体能力がどの程度衰えているのか不明ですし、そもそも現在何歳なのかも公表されていないので残りの寿命も不確かです。

もしかしたら人間の寿命よりも長く生きるかもしれませんが、シュタルクが旅を終えて戻ってくるまでは生きていてほしいですね。

葬送のフリーレン
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魔王を倒した勇者一行の後日譚ファンタジー 魔王を倒した勇者一行の“その後”。 魔法使いフリーレンはエルフであり、他の3人と違う部分があります。 彼女が”後”の世界で生きること、感じることとは-- 残った者たちが紡ぐ、葬送と祈りとは-- 物語は“冒険の終わり”から始まる。 英雄たちの“生き様”を物語る、後日譚(アフター)ファンタジー!