【鬼滅の刃】感動シーンランキングTOP10!涙腺崩壊間違いなしの名シーン

鬼滅の刃は鬼が存在する設定の大正時代を舞台にしたダークファンタジー作品ですが、作中では多くの犠牲者を生んだ事から感動エピソードが盛りだくさんです。

大切な人との死別や過酷な生い立ちから蓄積した悲哀等、辛く悲しいエピソードがほぼ全てのキャラクターに設定されていました。

そこで今回は鬼滅の刃の「感動シーンランキングTOP10!」を紹介したいと思います。

鬼滅の刃の感動シーンランキングTOP10!

今回は鬼滅の刃で描かれた涙なしでは見れない感動シーンをランキング形式でまとめてみました。

独断と偏見により10選ほどピックアップ致しましたので、その事を念頭に読んで頂ければ幸いです。

それでは第10位から順番に見ていきましょう。

第10位【堕姫と妓夫太郎の死亡シーン】

第10位は上弦の陸・堕姫と妓夫太郎の死亡シーンです。

堕姫と妓夫太郎は炭治郎達が初めて勝利を掴んだ上弦との戦いになります。

堕姫と妓夫太郎の死亡シーンの概要
  • 収録:単行本11巻 / 遊郭編
  • 遊郭で宇髄天元、竈門炭治郎、竈門禰豆子、我妻善逸、嘴平伊之助と戦闘
  • 毒で全員を苦しめるものの2人同時に頸を落とされて敗北
  • 消滅の間際兄妹喧嘩をしていると炭治郎に諭されて人間時代の記憶を取り戻す
  • 天国と地獄の堺で人間時代の姿に戻った梅と再会し別々の道へ行こうとする妓夫太郎
  • 梅は何度生まれ変わっても妓夫太郎の妹になると訴えかける
  • 妓夫太郎は梅とずっと一緒にいると約束した事を思い出し、梅と一緒に地獄へ向かう

遊郭編のあらすじは、鬼の情報を探る為に遊郭に潜入した宇髄天元の妻3人の連絡が途絶えた為に竈門炭治郎、竈門禰豆子、我妻善逸、嘴平伊之助が音柱・宇髄天元と共に遊郭へ潜入するというものであり、炭治郎達は潜入先で上弦の陸・堕姫と交戦しました。

しかし、天元が堕姫の頸を落としたと思った矢先に登場したのが妓夫太郎であり、堕姫と妓夫太郎は2人で1人の同時に頸を落とさなければ倒せない鬼だったのです。

妓夫太郎の血鬼術には毒が付与されていましたが、天元を筆頭に炭治郎達は満身創痍で上弦の陸の頸を同時に斬り落とし見事勝利を掴みます。

そして、堕姫と妓夫太郎の頸が消滅する最中に描かれたのは人間時代の回想でした。

妓夫太郎は生まれた時から体が弱く体中に痣があり醜い容貌だった事から、母親から殺されそうになったり周囲の人間からは罵詈雑言を浴びせられており、空腹時には鼠や虫を食べて生きてきましたが、美しく生まれた妹・梅が誕生してからというもの妓夫太郎の人生は変化していったのです。

また、妓夫太郎は自分が喧嘩に強いと気付くと取り立ての仕事を始めており、誰もが自分を気味悪がり恐れて頭を下げる様を見ると気分が良くなる他、美しい妹が自分の劣等感を吹き飛ばしてくれるようで人生が良い方向へ加速していく気がしていました。

しかし、梅が13歳になった頃に侍の目玉を突いて失明させると、梅は生きたまま焼かれる報復に遭い、仕事帰りで戻ってきた妓夫太郎も侍により切り捨てられてしまいますが、妓夫太郎は得意の鎌で侍を返り討ちにし、焦げ付いた梅を抱えて宛てもなく彷徨っている所を当時の上弦の陸・童磨と遭遇し鬼になる選択をしたのです。

回想後、天国と地獄の堺で人間の姿に戻った梅と再会すると、いつも足を引っ張ってうまく立ち回れなくてごめんなさいと謝罪する梅に対して妓夫太郎は「お前は反対の方、明るい方へ行け」と突き放し、妓夫太郎は1人地獄の方へと歩いていきます。

しかし、梅は自分を突き放す妓夫太郎の背中に飛び付くのです。

そして梅が「何度生まれ変わってもアタシはお兄ちゃんの妹になる絶対に!!」と号泣すると、妓夫太郎は幼い頃に雪が降る町の中で梅を抱えて蓑に包まりながら「2人なら最強だ。約束する、ずっと一緒だ、絶対離れない」と約束した事を思い出し、梅を背負いながら一緒に地獄へ向かうのでした。

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鬼滅の刃の表紙

劣悪な環境で生まれた妓夫太郎は天から何も与えられずに間違った道を進んでしまいましたが、最期は梅との約束を思い出し兄妹の絆を取り戻して旅立つ事が出来ましたが、その先が地獄である事は切ないですね。

第9位【継国縁壱のだっこシーン】

第9位は始まりの呼吸の剣士・継国縁壱です。

継国縁壱は黒死牟の双子の弟であり日の呼吸を使う最強の剣士になります。

継国縁壱のだっこシーンの概要
  • 収録:単行本21巻、22巻
  • 双子は争いの原因となる為不吉とされており弟の縁壱は出生と同時に不気味な痣持ちである事からも殺されかけた
  • 母の訴えで命を拾うが跡継ぎの兄とは大きく差をつけられて育てられ三畳の部屋で過ごす
  • 7歳になるまで喋らなかったので難聴と思われていた
  • 母が病没すると出家するが寺には行かず放浪
  • 流行病で家族を亡くしたうたと出会い10年後に夫婦になるが、出産を目前に鬼に殺害される
  • 鬼殺隊に入隊し呼吸を広めるが鬼舞辻無惨を取り逃がした責任を責め立てられて追放
  • 双子の兄が鬼になり産屋敷当主の頸を取る
  • 自分の生い立ちを竈門炭吉に話すと長女・すみれがだっこをせがんできたのでだっこをすると感極まり涙する

忌み子として誕生した縁壱は双子の兄と格差をつけられて育てられ、10歳で寺へ出家させられる予定でしたが、7歳で才覚が周知されると兄を差し置いて後継者に据えられる事を危惧し母の病没後に家を出ていきました。

その先で出会った「うた」は流行病で家族を失った孤独な少女であり、縁壱はうたと共に暮らすようになると10年後には夫婦となり子供を授かる事になります。

しかし、縁壱が産婆を迎える為に家を留守にした所を鬼に襲撃されて「うた」とお腹の子供は殺害されるという悲劇に見舞われると、鬼を追ってやって来た当時の炎柱の祖先に勧誘され縁壱は鬼殺隊へと入隊し呼吸を広めるのです。

鬼殺隊に入った縁壱はある時に鬼舞辻無惨と無惨に帯同する珠世と遭遇し交戦しますが、無惨を取り逃がした事で鬼殺隊から強い非難を浴びてしまい追放されます。

行く宛の無かった縁壱はうたと暮らしていた家に帰還しますが何年も住んでいなかったあばら屋は竈門炭吉とすやこが住み着いており、縁壱は鬼に襲われていた竈門夫婦を助けて仲良くなりました。

やがて縁壱は炭吉に自分の生い立ちを話すのですが、忌み子として誕生し差別を受けてきた幼少期、忌み子でも愛してくれた母との死別、出家後に出会った最愛の女性と身籠った子供が鬼に殺害された過去、鬼殺隊に入り呼吸を広めた立役者であるものの継国巌勝の鬼化や無惨を取り逃がした事で責め立てられて追放される等、縁壱の人生は壮絶なものだったのです。

ですが、全てを打ち明けた後に純粋無垢なすやこ(炭吉の娘)がだっこをせがんだ事で縁壱も促されるままに抱きかかえますが、今まで抑えていた感情が溢れ出たのかすやこを抱いたまま泣き崩れてしまいました。

その理由は、亡き家族にしてやれなかった事を竈門一家にしてあげる事が出来た思いが込み上げてきたものであり、縁壱の心が竈門家に救われたこのシーンは縁壱の人生を一コマで表現した印象深いシーンです。

第8位【煉獄杏寿郎の死亡シーン】

第8位は炎柱・煉獄杏寿郎の死亡シーンです。

煉獄は無限列車編で登場した最初に炭治郎達と共闘する柱になります。

煉獄杏寿郎の死亡シーンの概要
  • 収録:単行本8巻 / 無限列車編
  • 無限列車で下弦の壱・魘夢の襲撃に遭う
  • 炭治郎、禰豆子、善逸、伊之助と協力し魘夢の討伐と上客200名の救助を完遂
  • 上弦の参・猗窩座の襲来により一騎打ちをするが敗北
  • 最期まで柱としての助言を炭治郎達に遺す
  • 死に際に母の幻を見て笑顔で息を引き取った

鬼の情報を得た煉獄は無限列車に乗り込んだ先で竈門炭治郎、竈門禰豆子、我妻善逸、嘴平伊之助と遭遇し共に下弦の壱・魘夢の血鬼術により夢の中へと沈んでいきました。

炭治郎と禰豆子の活躍もあり、煉獄は夢から覚めると8両編成の内5両を担当し上客200名全ての命を守り抜きましたが、魘夢討伐後に現れた上弦の参・猗窩座との一騎打ちの末にお腹を突き破られて致命傷を負ってしまうのです。

煉獄と猗窩座の戦いは夜明けまで続いた事で猗窩座は陽光を避ける為に逃走を始めますが、炭治郎は日輪刀を猗窩座に投げ刺して「煉獄さんの方がずっと凄いんだ!!煉獄さんは負けてない!!誰も死なせなかった!!」と思いの竹を爆発させました。

猗窩座逃走後、煉獄は炭治郎の想いを汲み取り柱として「歴代の炎柱が遺した手記がある」とヒノカミ神楽について探っていた炭治郎に情報を伝えると、喋れる内にと家族への遺言と炭治郎達に言葉を贈ります。

列車内で禰豆子が人間を守る為に勇敢に戦っていた姿を見て「俺は君の妹を信じる」と鬼殺隊の一員と認める太鼓判を押すと、これから先どれだけ打ちのめされようとも心を燃やして歯を食いしばり前を向くようにと炭治郎に助言を遺すのです。

そして、息を引き取る直前に母の幻を垣間見た煉獄は「弱き人を助ける事は強く生まれた者の責務」という亡き母の教えを全う出来ただろうかと独白すると、「立派にできましたよ」と伝える優しい表情の母を見て笑顔を浮かべながら引き取るのでした。

母の教えを守り、最期まで上客の命と若き後輩である炭治郎の命を守り通した煉獄の死亡シーンは多くの視聴者の心に刻み込まれていますが、最期の最期で母に褒められて満足気に息を引き取るシーンは切ない反面報われて良かったように思えます。

第7位【猗窩座の死亡シーン】

第7位は上弦の参・猗窩座の死亡シーンです。

猗窩座は無限列車編で煉獄杏寿郎を殺害し、無限城で竈門炭治郎と冨岡義勇と対峙した鬼になります。

猗窩座の死亡シーンの概要
  • 収録:単行本18巻
  • 無限城にて竈門炭治郎と冨岡義勇の2人と戦闘
  • 人間時代の父親は息子が罪を犯してまで看病してくれた事を気に病み自殺
  • 自分を救ってくれた恩人である師範「慶蔵」とその娘であり婚約者となった「恋雪」は留守中に毒殺される
  • 2人を殺害した剣術道場の人間を殺害し自暴自棄になった所を無惨に鬼にされる
  • その後は記憶を無くして強さを求めていたが炭治郎により人間時代の記憶を取り戻し自決
  • 今際の際に父親と慶蔵と再会し、恋雪に迎え入れられると一緒に地獄に堕ちる

猗窩座の人間時代の名前は「狛治(はくじ)」であり、病身の父親を抱えた貧困層故に父親の薬を買う為に盗みを働いていましたが、ある時自分のせいで犯罪者となってまで支えようとしてくれた息子にこれ以上迷惑を掛けられないと父親は自殺してしまいました。

その後、自暴自棄になった狛治は素流道場の師範代・慶蔵という男性と出会うと門下生になると同時に病身の娘・恋雪の看病を任される事となり、狛治は亡き父親の姿を恋雪に重ねて献身的な看病を施したのでした。

3年後、看病の甲斐もあり恋雪は快復に向かうと慶蔵から道場の継承と婚約を打診される事となり、狛治は犯罪者の身でありながらこの上ない幸せを前に、祝言の報告をする為に父親の墓参りに出かけました。

一転、狛治の留守中に素流道場に恨みを持つ隣接する剣術道場の人間が井戸に毒を撒くと、無残にも慶蔵と恋雪は水を飲み毒殺されるという展開を迎え、狛治は帰宅と同時に訃報を知り再び自暴自棄に走り剣術道場の人間を殺害するのです。

そして、街をさ迷っている所に無惨と出会い鬼化させられると記憶を無くしてただ強さを求めるだけの鬼へと変貌しましたが、その根本は「強くなければ薬を持ち帰る事が出来ない」という執念から来るものであり、炭治郎と激闘の最中に慶蔵の面影を見て記憶を取り戻す事が出来ました。

猗窩座は本当に殺したかったのは素流道場の武術を人殺しの武術に染め、慶蔵の教えを汚した自分自身であると気付かされたので自決を行うと、消滅の最中に父親と慶蔵と再会し感謝と謝罪を伝えると優しく窘められます。

また、生前守れなかった恋雪に「もう充分です、もういいのよ」と迎え入れられた猗窩座は狛治の頃の容姿に戻りながら号泣し謝罪を繰り返すと恋雪と共に地獄へと堕ちていったのです。

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鬼滅の刃の表紙

父親の為に盗みを働いた狛治は慶蔵と恋雪と出会う事で真っ当な道を進んでいましたが、一瞬にして全てを奪われた事で自暴自棄になってしまい、結果鬼となり奪う側に堕ちてしまうものの、最期には自分を取り戻して自分を待ち続けてくれた恋雪と共に罪を清算する為に地獄へ堕ちるシーンは切ないですね。

第6位【甘露寺蜜璃と伊黒小芭内の死亡シーン】

第6位は恋柱・甘露寺蜜璃と蛇柱・伊黒小芭内の死亡シーンです。

2人は鬼舞辻無惨との死闘の末に勝利した後、重傷により息を引き取りました。

甘露寺蜜璃と伊黒小芭内の死亡シーンの概要
  • 収録:単行本23巻
  • 無限城で鳴女と交戦後、鬼舞辻無惨と対峙
  • 市街地戦で鬼舞辻無惨に勝利するも重傷で残された時間は少ない
  • 伊黒は蜜璃に心を救われた事を打ち明ける
  • 蜜璃は伊黒に告白し来世で結婚を願う
  • 伊黒は来世で結婚する事を承諾すると、来世では必ず蜜璃を守ると固く約束する
  • 2人は涙しつつ抱き合い息を引き取る

鬼殺隊は鬼舞辻無惨に勝利しましたが、蜜璃と伊黒に残された時間は僅かしかありませんでした。

2無惨との戦いで毒や重傷を負っていた2人は自らの死期が迫っている事を自覚しており、無惨討伐後、伊黒は既に体の感覚が無くなっていた蜜璃を抱きかかえます。

伊黒はこの戦いであまり役に立てなかったと自分を卑下する蜜璃を励ます為に2人が初めて会った時の思い出話を切り出すと、あの時の蜜璃の笑顔に心を救われた事、蜜璃と居ると自分も普通の青年になれたようで幸せだったと伝えるのです。

対して蜜璃は伊黒の言葉に感極まり涙ながらに伊黒が好きであると告白すると、いつも優しい目で見守ってくれるから伊黒と一緒に食べるご飯が一番美味しいと伝え、また人間に生まれ変われたらお嫁さんにして欲しいと頼みます。

伊黒は蜜璃と来世で結ばれる事を約束すると次こそは絶対に蜜璃を必ず守ると固く誓いました。

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特異体質と髪・瞳の色のせいでお見合いを破断になったトラウマを持つ蜜璃と、人を殺して私腹を肥やす女系の家で育ち女性にトラウマ負った伊黒は、初対面で一目惚れした伊黒からの文通を始め両想いでありながらトラウマのせいで想いを伝えられずにいましたが、残された時間で告白する事が出来た感動のシーンとなります。

第5位【悲鳴嶼行冥の死亡シーン】

第5位は岩柱・悲鳴嶼行冥の死亡シーンです。

悲鳴嶼行冥は無限城から市街地戦を経て最後まで若き隊士の為に尽くし、死亡しました。

悲鳴嶼行冥の死亡シーンの概要
  • 収録:単行本23巻
  • 無限城での黒死牟戦で痣を発現し辛勝
  • 市街地戦で鬼舞辻無惨に勝利するも左足の欠損や重傷度合い、痣の後遺症で死を待つのみ
  • 今際の際に、かつて寺で育てていた子供達と再会し誤解を解消
  • 子供達と一緒に天国へ旅立つ
  • 生き残った鬼殺隊員に惜しまれながら息を引き取る

鬼舞辻無惨に勝利しましたが、悲鳴嶼は左足の欠損や重傷度合い更に痣の発現の代償として治療をしても意味がない状況にありました。

そんな中、悲鳴嶼は自身の治療よりも若き隊士達を優先するように隠達に伝えると、今際の際に鬼に殺害された子供達の姿を見るのです。

子供達とは、悲鳴嶼が鬼殺隊に入る以前に寺で面倒を見ていた孤児であり、悲鳴嶼は寄る辺のない子供達を育てて一緒に暮らしていましたが、獪岳という少年が鬼と遭遇した際に寺の人間を喰わせるという条件で命乞いをした事で寺は鬼の襲撃に遭い、子供達は一人の少女を除いて殺害されてしまいました。

当時から盲目だった悲鳴嶼は、鬼の襲撃時に子供達を守ろうと最善を尽くしていましたが、子供達は悲鳴嶼の声を聞かずに各々で判断し部屋を飛び出した所を鬼に殺害されてしまい、悲鳴嶼は残った沙代という少女だけは何としても守ろうと思い鬼を素手で殴り殺したのです。

しかし、救助が到着した際には鬼は太陽光で消滅しており、錯乱していた沙代が「みんなあの人が殺した」と証言してしまった為に悲鳴嶼は殺人の罪で投獄されてしまうという経験から、悲鳴嶼は善良な人間であっても土壇場で本性が出るとして疑り深い性格になりました。

ですが、今際の際で子供達と再会すると、子供達は本当はただ鬼から逃げ出したのではなく目の見えない悲鳴嶼を守らなければと思い立ち武器を探しに駆け出した結果鬼に殺されたという真実を伝え、悲鳴嶼は子供達との間に生まれた誤解を死に際に解消する事が出来たのです。

明日さえ訪れていれば解かれる筈だった誤解を前に悲鳴嶼と子供達は和解すると、悲鳴嶼は子供達と手を取りながら涙を零し「皆で…行こう…」と息を引き取りました。

鬼殺隊の為に尽くした悲鳴嶼の最期は、亡き子供達と和解し共に天国へ旅立つものであり、生き延びた鬼殺隊員達にその死を惜しまれながら亡くなるという感動のシーンとなっております。

第4位【時透無一郎の死亡シーン】

第4位は霞柱・時透無一郎です。

無一郎は無限城で黒死牟と遭遇し戦闘になると、仲間を生かす為に自らが犠牲となり死亡しました。

時透無一郎の死亡シーンの概要
  • 収録:単行本21巻
  • 時透家の祖先である黒死牟と対峙し左腕を欠損
  • 不死川玄弥、不死川実弥、悲鳴嶼行冥が合流し共闘
  • 自身を犠牲にした特攻で勝利の糸口を掴み辛勝するも体を両断されて死亡
  • 今際の際で有一郎と再会し和解
  • 有一郎と共に天国の両親の元へ旅立つ

無一郎が対峙した黒死牟は月の呼吸を使う元剣士であり、上弦の中でも途轍もない強さを持っていました。

その為、初撃で左腕を欠損させられてしまいましたが、不死川玄弥、不死川実弥、悲鳴嶼行冥が合流し4人掛かりで戦った結果、既に腕を失い満足に戦えない無一郎が特攻する事で活路を開くと黒死牟を討ち取る事が出来たのです。

しかし、無一郎は黒死牟の技を密着状態で受けた為に胴体を両断され死亡してしまいました。

そして、今際の際で再会したのが双子の兄・有一郎だったのですが、有一郎は例え仲間を見捨ててでも逃げて生き延びて欲しかったとして14歳で無駄死にを選択した無一郎をこんなんじゃ何の為に生まれたのか分からないじゃないかと突き放すのです。

対して無一郎は自分が何の為に生まれたのか、それは「幸せになる為に生まれてきたんだ」と答えを出しており、家族4人で過ごしていた時や両親を失い有一郎と2人で過ごした時、更には辛い事を乗り越えて鬼殺隊の仲間と過ごした日々の中で幸せだと思う瞬間は数え切れない程にあったと伝えました。

仲間の為に命を懸けた事を無駄死にだなんて言ってほしくないと泣き出した無一郎ですが、有一郎は無一郎を抱擁しながらも謝罪し「わかってるよ、だけど俺は無一郎に死なないで欲しかったんだ…」と本心を打ち明けます。

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鬼滅の刃の表紙

口厳しい有一郎でしたが、その本心はどんなになっても無一郎だけは死んで欲しくなかったという気持ちから向けられた感情であると知った無一郎は有一郎と和解し抱きしめ合うと、有一郎と共に亡くなった両親がいる天国へと駆けていくという最期を迎えております。

第3位【胡蝶しのぶの死亡シーン】

第3位は蟲柱・胡蝶しのぶの死亡シーンです。

しのぶは無限城の戦いで一番最初に脱落してしまった柱であり、上弦の弐・童磨に敗れました。

胡蝶しのぶの死亡シーンの概要
  • 収録:単行本16巻、17巻、18巻
  • 無限城で上弦の弐・童磨と交戦
  • しのぶの毒は悉く童磨に分解されて打つ手なし
  • 童磨の反撃で肺に達する傷を負うも、胡蝶カナエの幻に励まされて決死の突き技を放つ
  • 童磨の頸に直接毒を注入するも分解される
  • 童磨に骨を折られて殺害されると全身を吸収される
  • しのぶは1年間藤の花の毒を摂取した全身毒の塊である為、童磨は毒に侵される
  • 弱体化した童磨を栗花落カナヲと嘴平伊之助が討伐し、しのぶの目的は達成される
  • 天国で胡蝶カナエと再会し両親の元へ旅立つ

無限城の戦いが開幕すると、しのぶは仇敵である上弦の弐・童磨と邂逅します。

しのぶは14歳の頃に実姉胡蝶カナエを童磨に殺害されており、童磨と対峙するとこれまで内包していた激情が爆発し戦いの火蓋を切りましたが、頸を斬れないしのぶは毒で鬼を仕留める事しか出来ない為、突き技を繰り出して童磨へと毒を注入していきました。

しかし、しのぶが調合した毒は全て瞬く間に分解されると反撃で肺に達する深手を負ってしまうのです。

敗戦濃厚のしのぶが目にしたのは亡きカナエの幻であり、カナエはどんな犠牲を払っても童磨を倒すと決めたのならば最後までやり遂げなさい、しのぶならちゃんとやれる、頑張ってと啓発激励すると、しのぶは瀕死の状態で童磨の攻撃を掻い潜る俊足で間合いに踏み入り頸を穿つのでした。

ですが、しのぶが決死の突き技で直接頸に注入した毒でさえも分解されてしまうと、栗花落カナヲが駆けつけたタイミングでしのぶは童磨に骨を折られて殺害されると共にその全身を吸収されてしまうのです。

しのぶの死亡シーンは衝撃的でしたが、後にしのぶは1年にもわたり藤の花の毒を摂取し続けた体重39キログラム分の毒の塊となっており、その状態のしのぶを吸収した童磨はカナヲと嘴平伊之助との戦闘中に毒の症状を発症した結果、藤の花の毒を分解出来ずに弱体化した所を頸を斬られて敗北するのでした。

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鬼滅の刃の表紙

童磨の死後、彼の今際の際にしのぶは登場していますが、しのぶは鬼舞辻無惨の討伐は仲間の誰かが必ずやり遂げてくれると確信した言葉を告げており、自身の死後、形見である蝶の髪飾りを抱きしめて悲しんでいるカナヲの元にカナエと共に降り立ち「がんばったね、カナヲ」と頭を撫でて褒めています。

鬼に両親を殺害された事をきっかけに同じ思いを他の人にさせない為に鬼殺隊に入った胡蝶姉妹ですが、最期は姉妹仲良く天国で両親と再会して抱擁を交わしました。

第2位【不死川玄弥の死亡シーン】

第2位は丁・不死川玄弥の死亡シーンです。

玄弥は黒死牟と交戦中の無一郎と合流した末、黒死牟の動きを封じる活躍をしましたが致命傷を浴びて死亡しました。

不死川玄弥の死亡シーンの概要
  • 収録:単行本21巻
  • 無限城で時透無一郎、不死川実弥、悲鳴嶼行冥と共に黒死牟と交戦し活躍
  • 血鬼術で黒死牟の動きを封じるものの体を縦に両断される
  • 黒死牟に辛勝するも討伐後に死亡
  • 最期は実弥に看取られながらも感謝の言葉を伝えて消滅
  • 天国で兄弟達と再会する

玄弥は鬼を食べると一時的に鬼の体質に近づける特異体質を持っており、黒死牟戦ではより無惨の血が濃い黒死牟の髪や刀の破片を食べる事で血鬼術に目覚めました

その結果、木の根を張る血鬼術で黒死牟を固定する事が出来ましたが、黒死牟の攻撃を受けた際に体を縦に両断されるという致命傷を受けてしまうと、黒死牟討伐後には取り込んだ鬼の力も出血と共に抜け落ちてしまい死を待つだけの状態となったのです。

鬼に近づきすぎたせいで体が灰となり散っていく中、黒死牟戦で一時気を失っていた実弥が目を覚まし、玄弥が消え逝く所を目撃してしまいます。

残された唯一の弟であり他の何を犠牲にしても守りたかった玄弥が死を迎える光景を前にした実弥は涙を流し狼狽えていると、玄弥はかつて実弥が兄弟を守る為に鬼と化した母を殺害した際に「人殺し」と罵った事を謝罪し、これまで迷惑ばかりかけたと謝りました。

そして、いつも守ってくれた実弥に感謝を述べると、実弥が命を擲ち守ろうとしてくれたように自分も唯一の兄である実弥を守りたかった気持ちは同じであるとして、辛い思いをたくさんしてきた実弥には幸せになって欲しいと伝えるのです。

辛い環境で育った実弥は周囲を威嚇する為に言葉遣いが悪くなりましたが、玄弥は本来の優しい素顔を知っている為、最期には「俺の兄ちゃんはこの世で一番優しい人だから」と述べており、最期の最期まで感謝を伝えていました。

また、消滅後は天国で兄弟達と再会しています。

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第1位【竈門炭治郎の墓参りシーン】

第1位は丙・竈門炭治郎の墓参りシーンです。

炭治郎は鬼舞辻無惨との最終決戦から三ヶ月後に動けるようになり竈門家へ帰還しました。

竈門炭治郎の墓参りシーンの概要
  • 収録:単行本23巻
  • 鬼舞辻無惨との最終決戦を経て、鬼化した炭治郎は禰豆子や鬼殺隊の仲間の手によって人間に戻る事が出来た
  • 激闘から三ヶ月後、炭治郎は退院して竈門家へと帰還
  • 三郎爺さんと再会
  • 禰豆子を人間に戻した事と鬼の首魁を討伐した事を家族の墓に報告
  • 大勢の人に助けられて戻って来れた炭治郎はこれから一生懸命に生きる事を誓う
  • 家族に「おかえり」と迎え入れられた気がして禰豆子達と号泣し喜びを分かち合う

無惨を討伐し鬼のいない平和な世を取り戻した炭治郎は、三ヵ月の療養を経て漸く動けるようになりました。

右目と左腕の機能は無くなったものの最後の戦いを生き残る事が出来た炭治郎は、お世話になった鬼殺隊の仲間達と挨拶を交わした後に禰豆子、善逸、伊之助と共におよそ2~3年振りに我が家でもあり悲劇の始まりでもあった「竈門家」へと帰還します。

炭治郎達が最初に出会ったのは三郎爺さんであり、三郎は炭治郎と禰豆子が生きて戻ってきた事を喜び泣いて出迎えてくれました。

そして、竈門家へ戻った炭治郎達はさっそく亡くなった家族の墓前へ報告をします。

第1話で炭治郎は家族の遺体を敷地内に埋葬していましたが数年振りに戻るといくつかの雑草や花が咲いていました。

家族を埋葬した場所にやってきた炭治郎と禰豆子は涙を浮かべつつも家族の死後、鬼殺隊に入りたくさんの人達に支えられて助けられたと共に大勢の人の命が失われた事、精一杯力を合わせて鬼の首魁を倒して皆の願いを叶えた事を報告します。

皆に繋いでもらった命でこれから先一生懸命生きていく事を家族の墓前に誓うと、不思議と亡くなった家族が「おかえり」と優しく包んでくれた気がしました。

不思議な感覚に包まれた炭治郎と禰豆子は顔を見合わせつつも家族の温もりを感じると感極まって号泣してしまいます。

そして、善逸と伊之助に抱きしめられながらも「ただいま、帰ってきたよ」と無事に生きて戻ってきた事を何度も伝えるのでした。

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鬼滅の刃は全23巻で完結しましたが、それまでに多くのキャラクターが命を落としました。 しかし中には「あのキャラクターってどこで死んだっけ?」「最終回は誰が生き残ったの?」という方もいるのではないでしょうか。 そこで今回は「登場キ[…]

鬼滅の刃の表紙

この墓参りシーンは鬼滅の刃第1話の始まりからこれまでの炭治郎が経験してきたエピソードの全てが想起されるような感動的なシーンであり、多くの命の犠牲と共に漸く訪れた平穏を喜ぶ感情と亡くなった人達の分まで精一杯生きていかなければならない感情が描かれた名シーンではないでしょうか。

旅立つ際は喪失感で無表情に近かった炭治郎と鬼化の影響でぼーっとしていた禰豆子ですが、最終話では感情を取り戻して対比のようになっています。

鬼滅の刃の感動シーンランキングTOP10のまとめ

  1. 竈門炭治郎の墓参りシーン
  2. 不死川玄弥の死亡シーン
  3. 胡蝶しのぶの死亡シーン
  4. 時透無一郎の死亡シーン
  5. 悲鳴嶼行冥の死亡シーン
  6. 甘露寺蜜璃と伊黒小芭内の死亡シーン
  7. 猗窩座の死亡シーン
  8. 煉獄杏寿郎の死亡シーン
  9. 継国縁壱のだっこシーン
  10. 累の死亡シーン

鬼舞辻無惨を倒すまでで多くの悲劇が描かれた鬼滅の刃ですが、その分だけ涙なしでは語れない感動シーンはいくつも描かれています。

当然、10選では語り尽くせない感動シーンはたくさんありますが、今回は10選のみの紹介させていただきました。

鬼滅の刃が爆発的な人気を生んだのは、人情味に溢れたキャラクター造形と背景がしっかりと練り込まれているからかもしれませんね。

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