大人気漫画、鬼滅の刃に登場する不死川玄弥(しなずがわげんや)、彼は主人公・竈門炭治郎(かまどたんじろう)の同期でもあり、鬼殺隊の柱のひとりでもある、風柱・不死川実弥(しなずがわさねみ)の弟でもあります。
そんな不死川玄弥の
- 不死川玄弥の涙腺崩壊必須の最期と死亡シーン
- 不死川玄弥のプロフィール
- 最期に至るまでの経緯
- 涙腺崩壊な訳
- 不死川玄弥が鬼化した時の技や能力
- 不死川玄弥の年齢・誕生日・身長・体重・イメージカラー
- 不死川玄弥の名言集
- 不死川玄弥が死亡した経緯と鬼化した際の技や能力のまとめ
について紹介していきたいと思います。
目次
不死川玄弥の涙腺崩壊必須の最期と死亡シーン
引用元:鬼滅の刃
同期組の中でもなかなか接点がなかったり、初めの頃から女の子を殴ったりと印象があまりよくなかった不死川玄弥ですが、鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)が現れ、鬼との戦いも最終局面となってきた段階で不死川玄弥の死亡シーンが話題となっています。
不死川玄弥のプロフィール
引用元:鬼滅の刃
- 名前:不死川玄弥(しなずがわげんや)
- 誕生日:1月7日
- 年齢:16歳
- 身長:180cm
- 体重:76㎏
- 出身地:東京府京橋区
- 趣味:盆栽
- 好きなもの:スイカ
- イメージカラー:紫
不死川玄弥は最初にも書いてあるとおり、風柱である不死川実弥の弟で、家族が鬼に襲われた際に、兄である不死川実弥が日の出が出るまで死闘した時に、家族を襲った鬼は不死川玄弥達の母親であることが分かり、パニックになった不死川玄弥は不死川実弥にひどい事を言ってしまいます。
それ以降不死川実弥は鬼を倒したり、鬼殺隊に入ったりしたので謝る機会がなく、会っても冷たく突き放す兄に謝りたくて、不死川玄弥は兄を追い鬼殺隊に入ることになるのです。
最期に至るまでの経緯
引用元:鬼滅の刃
不死川玄弥は最後の戦いである無限城での戦いは上弦の壱である黒死牟(こくしぼう)と対戦することになり、上弦の壱である黒死牟の戦いの時、不死川玄弥は鬼舞辻無惨の血が濃い黒死牟の一部を食べることで黒死牟に斬られた傷を繋げますが、血が濃いせいでついには鬼舞辻無惨が黒死牟に話しかける声まで聞こえるようになってしまい、不死川玄弥自身の鬼化が進んでしまうのです。
髪の毛の一部を少し食べただけで急激に鬼化が進んでしまった不死川玄弥は己の弱さに黒死牟の刀を食べて強化するのをためらいますが、黒死牟の強さに不死川実弥、時透無一郎、岩柱である悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)が、負けてしまわないように竈門炭治郎の「一番弱い人が、一番の可能性を持っているんだよ」という言葉に後押しされて、黒死牟の刀を食べてさらに鬼化し、黒死牟を南蛮銃で攻撃して血鬼術を使い、黒死牟と戦う時透無一郎と不死川実弥、悲鳴嶼行冥の戦いを後押しし、勝利へと導くのです。
不死川玄弥の最期のシーンで涙腺崩壊な訳
引用元:鬼滅の刃
不死川玄弥、不死川実弥、時透無一郎、悲鳴嶼行冥の4人の剣士たちによって追い詰められた黒死牟は身体中から刀を出現させ、4人を襲う攻撃を放つため、その攻撃を受けた不死川玄弥は半分になって倒れてしまい不死川玄弥の身体は、鬼化した反動からか鬼と同じように骨も残らず、身体が崩れていってしまうのでした。
最後に不死川玄弥は兄である不死川実弥に謝ります。
これは過去に鬼に襲われた不死川玄弥を不死川実弥は守ってくれたけれど、パニックになった不死川玄弥は兄を攻めてしまう、そのことを謝るために、ありがとうと伝えるために兄を追い、鬼殺隊に入ったからでした。
不死川玄弥は兄である不死川実弥に泣きながら謝り、ありがとうと今までのお礼を伝え、幸せになってほしいと兄である不死川実弥を思う姿は最初に登場した時の荒々しさは感じられない程、穏やかです。
不死川玄弥の言葉を聞いた兄である不死川実弥は崩れる不死川玄弥の身体をどうする事も出来ず、泣きながら神様に頼みこみますが、不死川実弥の思いもむなしく不死川玄弥の身体は塵(ちり)となってしまうのでした。
不死川玄弥が鬼化した時の技や能力
引用元:鬼滅の刃
主人公の竈門炭治郎は鼻が利きます。
それは嗅覚が異常に鋭いということ、しかも竈門炭治郎の同期組である我妻善逸は耳がいい、つまり聴覚が鋭い、また同じく同期組の嘴角伊之助は勘が鋭い、栗花落カナヲは目がいい、など同期組のメンバーは何かしらの特化したものを持っているのです。
同じく同期組の不死川玄弥も強靭なアゴと特殊な消化器官をもっていて、過去には木を切り倒したり、それを食べて消化できるなど、また鬼のモノを食べると鬼化して鬼と同じような力を手にすることが出来るというすごい才能の持ち主でもあり、それが上弦の壱との死闘では特に活躍します。
黒死牟との戦いでは不死川玄弥は黒死牟の髪と刀の一部を食べて鬼化し、鬼が不死川玄弥の肉弾を取り込むことで木の根をはり、相手を拘束するという血鬼術を使えるようになり、その能力で黒死牟の動きを封じ、柱達の刃が黒死牟に届くように身体が半分になっても最後まで戦い抜く姿が描かれているのです。
つまり不死川玄弥は他の鬼殺隊員と違い呼吸を使えませんが、呼吸が使えない分、「鬼食い」という技を会得します。
鬼食いはその名前の通り、鬼のモノを食べると一時的に鬼化し、それにより鬼を倒せるほどの力を得られるというもの、鬼の血が濃ければ濃いほど強い力が出るため、上弦の壱のモノを食べた不死川玄弥は血鬼術まで使えるようになったという事です。
不死川玄弥の年齢・誕生日・身長・体重・イメージカラー
引用元:鬼殺隊見聞録
最初にプロフィールにまとめたように不死川玄弥は我妻善逸や栗花落カナヲと同じく16歳でありながら身長が180cmあり、体重も76㎏と体格には恵まれています。
兄である不死川実弥が179cmの75㎏という事なので兄弟ともに鬼殺隊の中でも高身長であることがわかり、さらに趣味が盆栽や好きな食べ物がスイカなど、同期組の中でも初登場時は荒れていましたが、教化訓練では竈門炭治郎達にコツを教えてあげるなど優しい一面や面倒見のいい一面があるのです。
不死川玄弥のイメージカラーは紫を連想する人が多く、これは鬼滅の刃・単行本の13巻の表紙で隊服の上に羽織っている着物の色が紫なので、紫のイメージが付いたと考えられます。
体格に恵まれた不死川玄弥ですが、呼吸は使う事が出来ず、「鬼食い」をしていたところを悲鳴嶼行冥にとがめられたので、悲鳴嶼行冥に継子にして欲しいと弟子入りしますが、何度も断られています。
癇癪(かんしゃく)を起すので悲鳴嶼行冥は不死川玄弥を継子にはせずに、修行を見てあげていて、不死川玄弥は辛い修行を決して逃げ出さずにいたのです。
さらに不死川玄弥は呼吸という才能には恵まれなかったので、武器も日輪刀ではなく、日輪刀を作る鉄から小銃と刀を作ってもらい、二刀流の武器をその場の状況に応じて使い分けています。
不死川玄弥の名言集
引用元:鬼殺隊見聞録・弐
不死川玄弥の名言集を少しまとめてみました。
刀鍛冶の里で上弦の肆に出くわした時の名言
- てめえの相手は俺だろうが
- 俺の名前は不死川玄弥 しっかり覚えろよ てめえを殺す男の名前だァ
不死川玄弥は分裂した、哀絶(あいぜつ)と呼ばれる槍を使う鬼との戦闘シーンで放つ言葉です。
初めて本編で不死川玄弥の戦闘シーンが出てくるところでもあります。
上弦の肆との死闘の後の名言
- 良かったな 炭治郎…禰豆子
上弦の肆との死闘が終わり、禰豆子が太陽を克服し、2人とも生き延びた事を喜んでいる2人に向けてつぶやいた言葉です。
兄がいる不死川玄弥は、兄と話すことも会う事も出来ないでいた、そんな不死川玄弥だからこそお互いが生きていて喜んでいる炭治郎と禰豆子に向けた言葉なのかもしれませんね。
不死川玄弥が黒死牟との戦いが終わり、命が尽きる時に兄に向かって伝える最後の言葉
- 辛い思いをたくさんした兄ちゃんは幸せになって欲しい、死なないで欲しい 俺の兄ちゃんはこの世で一番優しい人だから
兄弟だからこそ不死川実弥が不死川玄弥に対して思っていた事と同じことを思い、何度冷たく突き放されても兄が大好きだった不死川玄弥、最後にありがとうと伝えて、いなくなってしまいます。
不死川玄弥が死亡した経緯と鬼化した際の技や能力のまとめ
今回は不死川玄弥について紹介しました。
不死川玄弥の死亡シーンは初めて兄と共闘して上弦の壱という強敵を倒し、初めて兄とまともに話すことが出来、そして謝り、感謝を伝えたシーンで、悲しい過去からお互いを思いあっていたのも関わらず、すれ違っていた不死川兄弟が初めて報われたシーンでもあります。
呼吸が使えないからこそ編み出した鬼食いという荒業で見事に鬼殺隊の勝利に尽くした剣士のひとりでした。
最初の登場シーンこそ荒れていた不死川玄弥ですが、段々と優しい一面が見えてきて後半に人気が出てきたキャラのひとりです。


