鬼滅の刃の刀鍛冶の里編で登場した戦闘訓練用絡繰人形「縁壱零式」は、竈門炭治郎の鍛錬に貢献しました。
しかし、縁壱零式についてはおおまかなこと以外は作中であまり触れられていません。
そこで今回は、
- 縁壱零式についての説明
- 縁壱零式の強さ
- 縁壱零式に隠されていた刀と所有者
- 縁壱零式と黒死牟の関係
など、作中であまり語られていない縁壱零式についての情報や考察を紹介したいと思います。
縁壱零式って何?強いの?
縁壱零式とは、刀鍛冶の里で登場した少年・小鉄の先祖が300年以上前に作った百八の動きができる戦闘訓練用の絡繰人形で人間を凌駕する力を持っています。
その原型となったのは始まりの呼吸の剣士である継国縁壱であり、腕を六本にすることで縁壱の動きを再現していますが、それでも本来の縁壱の実力には至りません。
小鉄が整備を担当していますが現在は老朽化が進み壊れる寸前であり、凄い技術で製作されたもの故に一度壊れたら刀鍛冶の職人でも治すことは不可能と言われています。
縁壱零式は時透無一郎に壊される
次に使えば確実に壊れると危惧されていた縁壱零式ですが、単行本12巻103話で時透無一郎が訓練を強行し壊してしまいました。
壊した部位は左目外郭と鎧そして腕を一本欠損させた程度ですが、動作確認の末に何とか戦闘訓練に使える程度には動くようになり、小鉄の要望で竈門炭治郎の強化訓練に使用されます。
しかし、無一郎に壊された分、人形の機能は落ちているそうです。
縁壱零式の強さ
縁壱零式は首の後ろの鍵を回す以外でも動きを変えられるらしく、寄木細工の要領で正しい手順を踏む事で動きの型を変える事が出来ます。
縁壱零式の場合は手首と指を回す数によって動作を決められるため刀鍛冶が剣士の弱点をつく動きを組んで戦わせる事が可能です。
炭治郎はその機能を解放した縁壱零式に素振り棒を装備させて五日間訓練しましたが、その間、何度も叩き飛ばされました。真剣であれば既に数回は死んでいます。
そして、炭治郎は数日かけて漸く僅かに動きを先読みできるようになると縁壱零式の右脛にショボい一撃を入れる事ができました。
痣が出てない状態とは言え、上弦の陸を倒した後の炭治郎を赤子扱いするほどの強さを縁壱零式は持っています。
縁壱零式の中に隠された刀と文字について
炭治郎が縁壱零式との訓練で動きを先読みできるようになると、やがて動作に対応できるようになり頸に一撃を入れました。
すると絡繰に亀裂が入り中から一振りの刀が出てくるのです。
少なくとも300年以上前の刀で刀身は錆びついていましたが、
鋼鐵塚蛍が強引に持ち去り鋼鐵塚家に伝わる日輪刀研磨術で磨き上げる事になりました。
では、この刀は誰の物なのでしょうか。
縁壱零式の刀は誰のもの?
実際に研磨した鋼鐵塚蛍によれば技術力が高く凄い鉄で打たれた刀であり、刀身には名前を刻まず一文字だけ書かれていたそうです。
そして、単行本15巻で判明した限りでは、質の良い刀身は息を呑むような漆黒で以前の持ち主は相当強い剣士であると予想されており、刻まれている一文字は「滅」と描かれています。
全ての鬼を滅する為に作った刀で、この刀の後から階級制度が始まり柱だけが悪鬼滅殺の文字を刻むようになりました
では本題の縁壱零式に隠されていた刀は誰の刀なのかと言えば、作中で唯一該当するのが継国縁壱です。
単行本20巻表紙を飾る継国縁壱が握る刀をよく見るとやや赤みがかった漆黒の刀身に滅の一文字が刻まれているのが分かります。
- 300年以上前の戦国の世
- 漆黒の刀身
- 「滅」の一文字
- 持ち主は相当強い剣士
- 継国縁壱をモデルにして作った縁壱零式に隠してある
これらの情報とも合致し意味を成すキャラクターは継国縁壱しかいません。
なお、縁壱零式に関しての情報は公式ファンブックでは触れられていないため予想の域を出ませんのでご注意下さい。
縁壱零式と黒死牟の関係は?
縁壱零式と黒死牟には接点はありませんが、一方は「六本の腕」、一方は「六個の目」と六の数字が共通しています。
縁壱零式の腕が六本ある理由は、モデルにした継国縁壱の動きを再現するために腕が六本必要になったという背景がありますが、黒死牟はどうなのでしょうか。
黒死牟は始まりの呼吸こと継国縁壱の双子の兄であり、人間の理を超越した継国縁壱の強さと剣技を自分の力にしたいと渇望していましたが、ついには人間の体では追いつけないと懊悩していた所に無惨と出会い鬼になりました。
そして鬼になった黒死牟は目を六つ作っていますが、縁壱零式が継国縁壱の動きを再現するために腕を六本必要にしたのなら、黒死牟の場合は継国縁壱の動きを見切るために目を六つ作ったのではないでしょうか。
黒死牟の目が六つある理由は明かされていませんが、同じ継国縁壱を目標に据えている事からしても継国縁壱を意識している可能性はあると思います。
縁壱零式の強さや刀と文字についてのまとめ
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刀鍛冶の里編で登場した縁壱零式は、竈門炭治郎の能力向上や新たな刀を授ける強化イベントに消化されました。
しかし、縁壱零式に隠されていた刀が日の呼吸の剣士・継国縁壱の物であるのなら炭治郎が手にしたのは偶然ではなく運命だったのかもしれません。
縁壱零式を作った刀鍛冶が存命かもしくは技術を小鉄に伝えていれば、量産して鬼殺隊の訓練にも転用できたかもしれませんね。