【BLEACH】市丸ギンの卍解は13kmも伸びない?本当の能力は猛毒?

市丸ギンは作中屈指の名言「13kmや」を産み落としましたが、実はその内容は嘘の申告であり、本当の卍解「神殺鎗」には藍染を仕留める事が可能な能力が秘匿されていました。

そこで今回は、

  1. 市丸ギンのプロフィール
  2. 市丸ギンの斬魄刀「神鎗」の能力
  3. 市丸ギンの卍解「神殺鎗」の本当の能力
  4. 市丸ギンの強さについて

以上、ギンの斬魄刀の基本的能力から本当の卍解の能力、そして斬魄刀の強さを紹介したいと思います。

市丸ギンのプロフィール

市丸ギンの初登場シーンのコマ

引用元:BLEACH

【名前】 市丸ギンいちまるぎん
【身長】 185cm
【体重】 69kg
【誕生日】 9月10日
【所属】 元護廷十三隊三番隊隊長、虚圏(藍染惣右介一派)
【斬魄刀】 神鎗しんそう
【趣味】
人間観察
【好きな食べ物】 干し柿
【嫌いな食べ物】 干し芋
【初登場】 原作8巻
【声優】 遊佐浩二

市丸ギンは流魂街出身で護廷十三隊三番隊隊長まで上り詰めており、尸魂界篇開始時点では数々のミスリードを差し込まれた黒幕候補として悪印象を抱かせています。

一人称は「ボク」で口調は京都弁に近く、心情を読み取れない薄ら笑いを浮かべた表情に細目が特徴の青年で、性格は隊長達の中では温厚に見えますが、本性は非常に残忍な面があり特に関係の無い相手には遠慮なく毒を吐き斬り捨てたりと「悪」の部分が際立ちました。

一方で、信念に真っ直ぐな黒崎一護や唯一大事な存在である松本乱菊、部下の吉良イヅル等の一部の人間に対しては見逃すといった同情的な部分が混在する二面性を持っています。

市丸ギンの斬魄刀「神鎗しんそう

市丸ギンの斬魄刀通常形状

引用元:BLEACH

【初出】 原作9巻75話
【解号】 「射殺せ、神鎗」

ギンの斬魄刀は脇差と見紛う小刀の形状ですが、解放後は刀身を伸縮自在に操る事が出来る最長の斬魄刀に一変し、伸縮速度は副隊長クラスでやっと見極める事が出来る他、且つ押し切る膂力が人並み以上に強いのが特徴です。

神鎗の最大延長は刀百本分延びる事から別名「百本差し」とも言われており、初登場時に使用した際は瀞霊廷内に踏み入ろうとした黒崎一護を兕丹坊諸共白道門を超える遥か後方まで押し返しています。

加えて刀身を最短にした状態で羽織等で相手から刀身を隠せば、射線を悟られる事なく銃弾の如く素早い一撃で相手を射貫く事ができる為、奇襲や騙し討ちに優れた斬魄刀です。

市丸ギンの卍解「神殺鎗かみしにのやり

【初出】 原作46巻399話

始解と同様に能力解放による形状変化は見受けられないものの、始解時よりも伸縮速度や距離が大幅に上昇しています。

始解時に刀百本分延びるとされていた刀身は最長で13km延びるらしく、神殺鎗の伸縮速度は一護でさえ見切るのが困難な事から、ギンの卍解能力で一番厄介なのは長さでも破壊力でもなく「伸縮速度」と言及されました。

神殺鎗が延びる速さは手を叩いた音が相手に届く500倍の速さであるとギンが説明しており、最長の斬魄刀ではなく最速の斬魄刀だと改めています。

したがって鋒を向けられたら最後、意識していても気が付けば射貫かれているなんて事もあり得る為、攻撃範囲・飛距離・破壊力等の性能は斬魄刀の中でも群を抜いている事から、能力自体は地味ながらもかなり手強い斬魄刀です。

尚、この卍解能力自体はギンの嘘だと判明し、作中でギンが能力を説明した際のセリフ「13kmや」なども全てが嘘の申告であり、読者も度肝を抜かれました。

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一護が斬月を構える場面

 

神殺鎗「舞踏(ぶとう)」

ノーモーションの伸縮から放たれる目にもとまらぬ刺突の連射で相手を射貫く技で、胸の前に構えた神殺鎗の鋒を対象に向け、伸縮を繰り返します。

初撃を回避しても即座に二撃目に繋ぐ事が最大の利点であり、連続で繰り返す派生技を「無踏連刃(ぶとうれんじん)」と呼び、虚化した黒崎一護を以てしても音速で繰り返される無数の刺突は回避するのがやっとでした。

ギンの卍解に関する名言

  • 原作46巻399話

ギンが初めて卍解を使用した際は、その能力を分かりやすく説明してくれましたが、中でも以下の台詞は不思議と読者の記憶に焼き付いて離れません。

  1. 「ほんなら卍解はどんくらい延びるかわかる?」
  2. 「しゃァない、よう分かるようにキミらの長さで教えたげるわ」
  3. 「13kmや」

この流れる様な台詞は多くの読者の間ですぐに浸透すると、原作終了後もネタとしてファンの間で末永く語り継がれる事になりました。

リンクテキスト:ギンが卍解を披露した46巻を読んでみる

市丸ギンの卍解神殺鎗かみしにのやりの真の能力と強さ

市丸ギンが本当の卍解の能力を説明する際に刀身が欠けている場面

引用元:BLEACH

【初出】 原作48巻414話
【口上】 ころせ、神殺鎗かみしにのやり

神殺鎗の真の能力は刃の内側に細胞を溶かし崩す猛毒が仕込まれているといったもので、前述で説明したほど速くも長くも無いと言う事が明らかになりました。

また、伸び縮みする時一瞬だけ刀身が塵のように変わる特性から、神殺鎗で突き刺した際に対象の体内へわざと刃の一欠だけ残す事で猛毒を仕込む事が出来、「せ、神殺鎗」の向上でその効果を発動出来ます。

この猛毒の効力は崩玉と融合状態の藍染でも霊圧で抑え込む事が出来なかった為、凡そ実体が存在する対象には通用する能力だと考えられますが、崩玉と完全融合を果たし不死となった藍染を殺し切る事は出来ませんでした。

ギンの嘘

  • 原作48巻414話

ギンが本当の神殺鎗の能力を発動する直前、「すんません、あれ嘘言いました。言うたほど長く延びません、言うたほど迅く延びません」と藍染も読者も吃驚な事実を言い放っています。

それにしては、一護が一瞬とは言え虚化して回避しなければならない伸縮速度は異常であり、レプリカの街並みを両断する規模の破壊力は凄まじいの一言でした。

しかし、これまでギンが放った「13kmや」は読者が愛するBLEACHネタだった為に、それが嘘だったと分かると少し残念な気もします。

市丸ギンの斬魄刀はどれくらい強いの?

ギンの直接的な戦闘描写は作中で三度しか描かれていませんが、全力で戦ったのは藍染戦のみである為、その実力はいまいち掴み切れません。

そこで、少ない戦闘描写からギンの強さを割り出してみましょう。

日番谷冬獅郎戦で余力を残している

  • 原作16巻131話

尸魂界篇の藍染暗殺事件直後、日番谷冬獅郎は藍染殺害実行犯がギンだと考えた他、雛森を錯乱状態にして冬獅郎と殺し合わせた元凶であった為、ギンと戦う事になります。

激昂した冬獅郎はすぐに氷輪丸を解放しギンに立ち向かいますが、ギンは冬獅郎をわざと煽った上で先に斬魄刀を抜かせるといった既成事実を作り出すと、飽くまでも冬獅郎の動乱を止める名目で相対する事を選びました。

冬獅郎は氷輪丸を振り被り横薙ぎの氷の斬撃でギンの視界を奪いますが、ギンは難無く氷を斬り裂きます。

しかし、瞬時に背後に回り込んだ冬獅郎がギンの左腕を氷輪丸の鎖で絡め取り且つ氷結させて拘束するのです。

が、冬獅郎がギンの背後に回った事が悪手となり、ギンは拘束されたまま解号を唱えると羽織の奥から神鎗が突き出してきた為、冬獅郎は反射的に目視で捉えた瞬間に仰け反りながら刀で受け流すのですが、ギンの狙いは冬獅郎の背後に居た雛森を殺害する事でした。

ただし、神鎗の鋒が雛森へ差し迫ろうとした寸前で駆けつけた乱菊が刀で受け止めたので雛森殺害は未遂で終わっています。

そして、乱菊の登場によりギンは刀を納め戦いを中断しましたが、この戦いに於いてはンと冬獅郎は互いに全力を出していないもののその実力は拮抗しているように見えました。

両者共に始解はしていますが、冬獅郎は卍解がありますし、ギンに至っては偽りの卍解での技「舞踏」がある他にも本当の卍解を隠し持っていますので、結局の所、両者の実力差は測定できません。

とは言え、冬獅郎の氷輪丸解放の影響を受けて逃げる事しかできなかった吉良の姿から見ても、ただ刀が伸びる能力で対等以上に立ち回っているのは素直にギンの戦闘力が高いからでしょうか。

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虚化した黒崎一護に片膝を付かせている

  • 原作46巻398話~47巻405話

破面篇空座町決戦終盤、藍染が一心と、ギンが一護とそれぞれ対峙して戦闘に入ると、ギンは既に卍解状態の一護と戦う為に卍解「神殺鎗」を展開します。

ギンはたった一振りで空座町のビル群を横薙ぎに両断しており、一護もまたギンの斬撃を全て受け止めていたものの、ギンが刀を通常時の長さに戻し敢えて接近戦に躍り出れば、一護は伸縮速度の異常な速さからを向けさせたら終わると咄嗟に神殺鎗の脅威性を見抜きました。

また、神殺鎗が放つ「神殺鎗・舞踏」は、高速の伸縮で瞬きする間に無数の刺突を再現した技であり、この高速の連撃には一護も虚化して回避するのがやっとです。

この戦いはギンが一護に興味を無くして逃走を促した事で勝負はお預けとなりましたが、十刃との連戦後に織姫や卯ノ花に回復してもらったとは言え、卍解と虚化を併用した一護相手にギンは終始圧倒し続けています。

対して一護は虚化が解除された状態で片膝をつき肩で息をしている等の疲労が見受けられる為、このまま続けていればギンの勝利は確実に思えますが、一護はウルキオラ戦での完全虚化が尾を引いていた可能性もあるでしょう。

しかし、ギンの「神殺鎗・舞踏」は虚化した一護でも回避するのがやっとという描写は間違いないので、神殺鎗が物理系の中でも上位に位置する事が分かります。

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黒崎一護が斬月を抱え瞑想しているシーン

藍染惣右介を倒す寸前までいった

  • 原作48巻414話

尸魂界に転移させた本物の空座町に侵攻する藍染ですが、崩玉と融合した影響力で最早護廷十三隊を以てしても立ち向かう事が敵わないレベルに達していました。

空座町で一護の級友を見つけた藍染が彼女らを追い掛け回して遊んでいた所、ギンは藍染の許に戻り、藍染が始末をつけようと鏡花水月を抜いた所で藍染に代わり自身が殺すと言い放って藍染の前に躍り出ると、背を向けた状態で鏡花水月を片手で制すのです。

ギンは完全催眠発動前から刀に触れておくと能力から逃れられるといった弱点を知っており、次瞬、羽織の奥から神殺鎗を延ばし藍染の胸元を射抜きました。

ギンの思惑に気づいていた藍染はいつどのタイミングでどのように命を狙ってくるのか興味があり放置していたと綴りますが、ギンの神殺鎗の真の能力「細胞を溶かし崩す猛毒」の説明を受けるとギンの口上の末に藍染の上半身に大きな孔が空くです。

この一撃は藍染を倒したかに見えましたが、藍染は崩玉と完全融合した上で一瞬でも消え失せてしまうといった恐怖を感じた事から更に上の次元へと急速に進化を遂げてしまい、復活してしまいます。

結果的にこの予測不可能な進化が起こった為に、ギンは藍染に敗れてしまいましたが、神殺鎗の真の能力「細胞を溶かし崩す猛毒」は藍染に死を意識させるほど強力な能力だという事がわかりました。

藍染はギンに関心があったから敢えて攻撃を受けた印象ですが、恐らく藍染以外ならばこの能力で大抵は倒せるように思えます。

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神鎗の強さはどの程度?

ギンの戦闘描写を見れば、相手からしたら神鎗は闘い辛い事が分かります。

神鎗の警戒すべき点は「伸縮速度」と「猛毒」であり、加えてリーチによる広範囲の斬術は他の斬魄刀に無い強みである為、所見では対応が難しい能力ばかりです。

例えば「無踏連刃」で伸縮する際に「猛毒」を仕込む事が出来れば、ギンが相手に傷をつけた時点でギンの勝利が確定します。

しかし、自然系や概念系の斬魄刀所持者には物理的な能力のみでどこまで戦えるか分からない為、神鎗自体の強さは上の下に位置するか中の上程ではないでしょうか。

物理系の斬魄刀の中では間違い無く当たりでトップレベルだとは思われますが、やはり戦闘描写の少なさが情報不足に繋がっているので同じ物理系の野晒などにはどうしても劣ってしまいますね。

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一護が斬月を構える場面

市丸ギンの斬魄刀や卍解の能力と強さについてのまとめ

  1. 市丸ギンの斬魄刀「神鎗」は、刀身を伸縮自在に操る事が出来る最長の斬魄刀
  2. 市丸ギンの卍解「神殺鎗」は、13km延び、手を叩いた音が相手に届く500倍の速さで延びるというのは嘘
  3. 市丸ギンの本当の卍解の能力は、伸び縮みする時一瞬だけ刀身が塵のように変わり「刃の内側に細胞を溶かし崩す猛毒」がある
  4. 市丸ギンは、虚化した一護と対等以上に渡り合い、藍染に「死の恐怖」を意識させるまで追い込んだ

刀身が伸びるだけの「神鎗」ですが、その威力はギンが少し振り被っただけで鍔の延長線上が瞬く間に両断されるので、一護が鋒を向けられたら終わると思ったのも頷けます。

特に「無踏連刃」は頭で分かっていても受けきるのは不可能に近い為、一護も虚化して回避に専念したのでしょうし、そこに本当の能力でもある「猛毒」が加われば掠り傷を受けただけでも敗北が確定しまうので、かなりいやらしい斬魄刀ではないでしょうか。

敢えて弱点を上げるとすれば、やはり自然系や概念系の斬魄刀に物理のみでどのように立ち回れるかだと思いますが、恐らくギン自体の戦闘能力と言いますか霊圧が高いので上手い事立ち回る姿が浮かんできます。

しかし、もう少し本気で戦う描写が欲しかっただけに退場したのが悔やまれるキャラでした。

↓市丸ギンの死亡と最後はこちらから

↓市丸ギンと松本乱菊の関係についてはこちらから

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【完結済み】BLEACH
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