【BLEACH】零番隊が全滅し死亡したのは弱いから?強さ検証とその後

王族特務を生業とする死神の上位である零番隊ですが、たった五人で護廷十三隊の戦力以上と言われていたものの結果的に敗北を喫しました。

そこで今回は、

  • 零番隊の死亡と全滅の経緯
  • 零番隊の復活とその後
  • 零番隊が弱いのか考察
  • 零番隊の登場シーンとそれぞれの能力

等、零番隊について気になる事をまとめたので紹介したいと思います。

零番隊は全滅し全員死亡した

千年血戦篇で零番隊は全員一度は死亡して全滅の危機に瀕していました。

ところが、最終的には黒崎一護の霊圧を分けてもらった兵主部一兵衛が復活した事で全員生き返っています。

では、どうして全滅したのか、ここからは零番隊が死亡し全滅した経緯と復活について見ていきましょう。

零番隊の死亡及び全滅の経緯

  • 原作66巻~67巻610話

原作65巻588話、霊王宮へ足を踏み入れたユーハバッハに対して、先ず麒麟寺天示郎が対峙し迎撃しますが全くもって攻撃が届かない事から麒麟寺はユーハバッハの進行を止める事が出来ませんでした。

次に修多羅千手丸が登場しユーハバッハの行く手を阻むものの、原作66巻597話、星十字騎士団の一人「ニャンゾル」があらゆる攻撃を捻じ曲げる能力「紆余曲折」を使ってユーハバッハへの攻撃を悉く捻じ曲げていた事が分かると、仕組みを理解した千手丸がニャンゾルを撃破します。

すると、ユーハバッハは影の中から4名の親衛隊を召喚して戦いを続行し、千手丸は親衛隊の一人リジェによって頭部を撃ち抜かれてしまいました。

更にペルニダの能力によって肉の塊になるまで圧縮して丸められてしまうのですが、現在足場にしていた霊王宮が本物の霊王宮を隠すため結界の中に作られた偽りの霊王宮であるとネタばらしすると、反物の幕が解かれ本物の零番隊が登場するのです。

曳舟桐生が植物を操り巨大な樹木の檻でユーハバッハ達を偽の霊王宮事包み込むと、次いで二枚屋王悦が失敗作の斬魄刀「鞘伏」を携えて登場した事で漸く零番隊対滅却師の本当の戦いが開幕となりました。

しかし、王悦が親衛隊を瞬殺した矢先、ユーハバッハが聖別を行うと同時に倒した筈の親衛隊が復活してしまい、聖別によって更なる力を得たリジェが武器を構えて王悦を「万物貫通」の能力で射殺します。

そしてペルニダが曳舟の樹木の結界を破ると、偽の霊王宮を抜け出したユーハバッハは兵主部と対峙し、残る親衛隊を麒麟寺・曳舟・千手丸の3人で応戦する事になるものの、激闘の末、兵主部がユーハバッハに敗北し、同時期に残る3人の零番隊も親衛隊に敗北してしまいました。

したがって、零番隊の死亡と全滅の流れとしては、

  1. 零番隊はユーハバッハと親衛隊4名を相手に離殿で迎撃
  2. 王悦が一度は親衛隊4名を瞬殺するもユーハバッハの聖別で全員復活
  3. 親衛隊復活後に王悦が第一犠牲者となり離殿を突破したユーハバッハが兵主部と対決
  4. 兵主部はユーハバッハに敗北し、麒麟寺・曳舟・千手丸は親衛隊に敗北

以上の戦闘行為の結果、原作67巻610話にて零番隊はユーハバッハと親衛隊の手によって全滅させられたのです。

 

零番隊の死因
  • 兵主部一兵衛:ユーハバッハを圧倒していたものの、全知全能を取り戻したユーハバッハに体を四散させられ敗北
  • 二枚屋王悦:リジェの万物貫通に胸を撃ち抜かれて死亡
  • 麒麟寺天示郎:聖別により強化されて復活した親衛隊に敗北し死亡
  • 曳舟桐生:麒麟寺と同文
  • 修多羅千手丸:麒麟寺と同文

 

兵主部一兵衛が復活した経緯

  • 原作67巻611話

ユーハバッハを追いかけて霊王宮へ黒崎一護達がやって来た際、到着した離殿の通路で兵主部のバラバラ死体を発見した一護達は零番隊の敗北を察して事態の深刻さを痛感していた所、精神感応の様に脳内に直接呼びかける和尚の声を聞き、一護は「わしの名を呼んでくれ…」と言う兵主部の声に従って「兵主部一兵衛」のフルネームを口ずさみます。

すると、バラバラだった臓物や四肢が再生を始めたかと思うと肉体が元通りになった兵主部が感謝の言葉を発しながら復活を遂げ、一部始終を目撃した一護達は驚愕していました。

兵主部曰く名には全ての力がこもっているらしく、一護に名前を呼んでもらう事で一護の力を少しばかり貰い受けて体を修復したそうです。

それに対して一護は「ムチャクチャだな…」と呆れていましたが、兵主部は「わしとおんしの力をもってすれば当然じゃぞ」と豪快に笑っていました。

零番隊が復活した理由

  • 小説「BLEACH Can't Fear Your Own World」より

零番隊の復活は本編では描かれませんでしたが、小説「BLEACH Can't Fear Your Own World」にて千年血戦篇直後の様子が描かれており、零番隊の復活についても触れられています。

零番隊の血肉が王鍵である事から零番隊に与えた零番離宮を巡る霊脈と零番隊各自の霊力はほぼ融合しており、零番離殿全てが滅ばない限りは一護にやらせた様に兵主部が零番隊の名前を呼べば歩ける程度には回復するそうです。

つまり、ユーハバッハが勝利した場合は新世界城で霊王宮が塗り替えられていた事から時間経過と共に零番離宮が完全に崩壊して零番隊が文字通り全滅していた可能性があった訳ですが、どうやら兵主部に限っては離殿の崩壊と自身の消滅は関係がないようでした。

また、「零番隊は簡単には死なんし、死なせて貰えん。そういう運命よ」と兵主部が飄々と語っていた事から他にも復活の方法があるのかもしれませんね。

したがって、麒麟寺・曳舟・王悦・千手丸の4名は兵主部に名前を呼ばれて復活しています。

零番隊のその後

  • 小説「BLEACH Can't Fear Your Own World」より

零番隊の復活は小説冒頭で判明しましたが、霊王護神大戦から半年後、零番隊は四大貴族筆頭である綱彌代時灘が起こした動乱を巡る本編へ直接的には参戦しないものの、四大貴族の祖が行った罪について語り手を担っていました。

  1. 尸魂界開闢以前の話と霊王の真実
  2. バラガンと並び称された中級大虚を元柳斎が弱らせ兵主部と王悦が倒し、王悦が斬魄刀に打ち直して兵主部が「已己巳己巴」と名付けた事
  3. 万が一黒崎一護が勝利した場合、本当は兵主部が一護を斬り捨てて新たな霊王に据えようとしていた事

以上の新事実が兵主部を始めとする零番隊から判明すると共に、兵主部が尸魂界開闢以前から存在する原初の死神の一人であり霊王とも親友だと言う事が分かっています。

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その為、尸魂界や三界が成り立つ以前の黎明期を知っている事からBLEACHの真の黒幕は兵主部ではないかと読者から怪しまれていますが、実際の所兵主部は作中霊王の意志に従う行動を取るだけで真意は分かっていません。

零番隊は本当に弱いのか考察

零番隊5人の総力は護廷十三隊全軍を凌ぐと言われていましたが、蓋を開ければユーハバッハと親衛隊によって全滅した為、しばしば零番隊が弱いという見解が見受けられます。

確かに、兵主部はユーハバッハと接戦した様に見えて結果は惨敗であり、他の零番隊に至っては結果的に親衛隊を誰一人仕留める事も出来ずに敗北していました。

結果から見れば零番隊は弱い事には変わりないですが、見方を変えればユーハバッハと親衛隊が強すぎたというのも事実でしょう。

ただし、兵主部に於いては黒を支配し対象の名前を奪い新たな真名を授けるといったチート能力と本人が死亡しても名前を呼べば復活を遂げる半不死身である点から決して弱い部類に入る事は無く、寧ろBLEACHの強者ランキングでは五指に入る実力です。

残念な事に兵主部のチート能力を凌ぐチート能力を持ったユーハバッハが相手だった為に敗北しただけなので、全体から見れば兵主部は大健闘でした。

しかし、他の零番隊は親衛隊との戦闘描写を省略された為、親衛隊の滅却師完聖体を引き出したのか、終盤でリジェやジェラルドが見せた霊子化まで追い込む事が出来たのか等、どこまで健闘したのかが全くもって不明である事から実力の指標が掴みづらい部分があるので「弱い」と揶揄されるに至ります。

ですが、親衛隊が完聖体を使う以前からリジェが万物貫通で王悦を撃ち殺した描写がある他、麒麟寺と曳舟が万物貫通を食い止めようと斬魄刀で遮蔽するも簡単に撃ち抜かれているという描写から見ても、通常形態の親衛隊に敗北した説が有力かもしれません。

したがって、

  • 兵主部はBLEACHで五指に入る実力者で強いがユーハバッハよりは弱い
  • 王悦は聖別で強化前の親衛隊は瞬殺できるが聖別後の親衛隊には劣る実力
  • 麒麟寺・曳舟・千手丸は親衛隊より弱いが平の星十字騎士団クラスよりは強い

以上の様に零番隊の強さは主に兵主部一人の戦力が大きく、次いで王悦、そして残りの零番隊と言う力の序列がある事が分かります。

しかし、麒麟寺・曳舟・千手丸に至っては戦闘員と言うよりかは尸魂界の発展の貢献度が大きく、飽くまでも戦闘力はおまけの様に感じる為そこまで強くなくても不思議ではありませんが、それでも全員が護廷十三隊の隊長格かそれを凌ぐ実力である事に変わりないでしょう。

ただ、その実力を発揮する活躍シーンを描かれなかった不遇なキャラだったという結論に至ります。

零番隊の登場シーンは「原作58巻516話」

  • 原作58巻516話

零番隊の名前自体は破面偏序盤や過去編の会話の中で度々あがっていましたが、零番隊が登場したのは「原作58巻516話」が初となります。

零番隊には隊士はいませんが、全構成人員五人が隊長でありその五人の総力は十三隊全軍以上とされている他、零番隊は王族特務の霊王の親衛隊で王宮の守護を仕事にしている事から瀞霊廷の問題には基本的に関与しません。

しかし、千年血戦篇では霊王の意志の下半壊した護廷十三隊を立て直す為に出動しており、

  1. 黒崎一護の斬魄刀を元の刀に近い物へと打ち直す事
  2. 重傷を負った朽木白哉・阿散井恋次・朽木ルキアの治療と修行

以上の目的を持って瀞霊廷に現れて一護達を強化した立役者となります。

 

霊王直属「神兵」

零番隊に隊士はいませんが、霊王宮には神兵と呼ばれる兵士が複数存在しており、本編でも千手丸が何人か率いていました。 

しかし、戦闘力はそこまで高くないのか、扱いとしては護廷十三隊の平隊士同様滅却師に瞬殺されています。

零番隊のそれぞれの能力や役割

零番隊のやる事には霊王の力と尸魂界100万年の歴史の全てが詰まっている為、例えば、治療や食についてもその規模は瀞霊廷のものとまるで別の階層にあるとされています。

その為、零番隊は全員が尸魂界に於いて何かを創り出した者達であり、そうした経緯から霊王に尸魂界の歴史そのものであると認められた者達が零番隊に選ばれるのです。

それでは零番隊のそれぞれの能力について見ていきましょう。

兵主部一兵衛の能力

  • 名前:兵主部一兵衛 (ひょうすべいちべえ)
  • 異名:「まなこ和尚」
  • 零番隊:リーダー
  • 零番離殿:不明
  • 斬魄刀:一文字(いちもんじ)

真の名前を呼ぶという意味から「まなこ」と異名が付き、親しい死神からは和尚と呼ばれています。

尸魂界開闢以前から存在している原初の死神である事から、尸魂界開闢以来全ての出来事を知っている他、尸魂界のあらゆる事象や人物の名前を付けたのが兵主部である為、作中では全ての斬魄刀の名前を知る兵主部は恋次の卍解の真の名前を教えていました。

また、斬魄刀「一文字」の能力は相手の名前を奪い新たに名を付けるといったチート性能を誇る他、全ての黒を力に変える多彩な技を持っている為、鬼道だけでも護廷十三隊の隊長達を凌ぐ実力がある等、原初の世界から存在する死神の名に恥じない規格外の存在です。

兵主部が存在する限り他の零番隊は戦死しても復活する事が可能なので、兵主部が零番隊及び尸魂界の要である事には間違いないでしょう。

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麒麟寺天示郎の能力

  • 名前:麒麟寺天示郎(きりんじてんじろう)
  • 異名:「泉湯鬼」
  • 零番隊:第一官東方神将
  • 零番離殿:麒麟殿
  • 斬魄刀:金毘迦(きんぴか)

麒麟殿を持つ麒麟寺は霊圧を入れ換えて湯治させる治療法を得意とする死神で、作中では白骨地獄と血の池地獄と呼ばれる二つの温泉に交互に浸かる事で体中の腐った血と霊圧を一滴残らず絞り出した後に新しい霊圧へと入れ換えて一護達を回復させています。

浦原喜助の修行場にある傷の治りが早い温泉効果はこの麒麟寺の温泉を分析して近づけたものです。

登場時に卯ノ花烈に治療術を伝授した事を仄めかしている事から回道の熟練者且つ卯ノ花の回道の師である他、麒麟寺は「雷迅の天示郎」と呼ばれる由縁の素早い歩法を持っており、砕蜂が見極める事が出来ない速度で背後を取っていた描写から戦闘力も高い事が分かります。

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曳舟桐生の能力

  • 名前:曳舟桐生(ひきふねきりお)
  • 異名:「穀王」
  • 零番隊:第二官南方神将
  • 零番離殿:臥豚殿
  • 斬魄刀:巨大なしゃもじの形状をしているが名前等詳細不明

曳舟は仮の魂とそれを体内に取り込む技術を創り出した人物です。

また、仮の魂という概念を「義魂」と呼び、曳舟が生み出した義魂の概念の一端を用いて「義魂丸」が創られており、この事から曳舟はコンやチャッピーなどの改造魂魄の起源とも言えます。

義魂の真髄とは、自らとは全く別の霊圧を体内に取り入れ自らの力の階層を上げる事にあり、作中ではその技術を応用し霊圧を食事に費やして一護達に食させる事で別次元の霊圧を宿す強化を行いました。

食物を操る事は命を操る事と同義であり、曳舟は命を形作る為の料理の材料も自らの体から生み出す事が可能で、戦闘面に於いても破壊されても成長速度がそれを上回る巨大な樹木の檻「産褥」を生み出しています。

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【完結済み】BLEACH
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二枚屋王悦の能力

  • 名前:二枚屋王悦(にまいやおうえつ)
  • 異名:「刀神」
  • 零番隊:第三官西方神将
  • 零番離殿:鳳凰殿
  • 斬魄刀:鞘伏、他詳細不明が多数

ハイテンションなチャラ男でラッパー口調な死神ですが、その正体は斬魄刀即ち「浅打」を生み出した人物であり、護廷十三隊入隊と同時に授与される無名の斬魄刀の全てを一人で創っています。

唯一黒崎一護の初期の浅打だけは王悦の作品ではありませんでしたが、作中では一護のルーツを辿るきっかけを作り、一護が自身のルーツを理解し浅打に認められた際には新しく二刀一対の斬月を打ち直しました。

具象化し人の形をした斬魄刀と鳳凰殿で楽しく暮らしている一方で、戦闘に於いては切れ味が良すぎる且つ刃が滑らかな為いくら斬っても刃毀れしない砥屋潰しの失敗作「鞘伏」を使い、その斬り味からリジェの「万物貫通」の弾を斬り裂く等、一人で親衛隊達を一振り一殺する戦闘力も併せ持っています。

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修多羅千手丸の能力

  • 名前:修多羅千手丸(しゅたらせんじゅまる)
  • 異名:「大織守」
  • 零番隊:第四官北方神将
  • 零番離殿:不明
  • 斬魄刀:不明

明言はされていないものの霊王宮で治療し修行を行った恋次達を採寸し死覇装を新調していた描写から見て、尸魂界に於いて死覇装を創った人物であると予想されています。

作中では背中からからくりに似た八本の義手を生やしており、仕立て作業や戦闘に活用していますが、その所作は常人では見極めるのが困難な早業です。

千手丸に於いては涅マユリの研究室に居た過去を示唆している他、零番離殿の名称や斬魄刀の有無、性別等あらゆる情報が不明のままとなっている謎が多い死神であるものの、ジェラルド戦にて「女の細腕」と言われていた描写から女性説が浮上します。

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しかし、ジェラルドが斬り伏せた腕が背中の義手だった事から結局のところ読者視点では性別の真相は分かっていません。

また、重傷の白哉達を連れて行く際には球体の容器に入れて持ち帰っていた事や、マユリと顔見知りという点から技術者若しくは科学者の線も浮上していますが何れも明かされないままなのです。

零番隊の死亡や弱さの検証と登場回についてのまとめ

 

  • 零番隊は破面篇から名前は出ていたが原作58巻516話で初登場した
  • 零番隊は全員が尸魂界に於いて何かを創り出した者達であり、霊王に尸魂界の歴史だと認められた集まり
  • 零番隊はユーハバッハと親衛隊の迎撃に当たるが原作67巻610話にて死亡し全滅
  • 原作67巻611話にて兵主部一兵衛が黒崎一護に精神感応で名前を呼ぶように頼んだ所、名前を呼ばれて兵主部一兵衛が復活
  • 霊王護神大戦後、兵主部一兵衛が零番隊の名前を呼んで全員復活を果たした
  • 零番隊は兵主部一兵衛がBLEACHの五指に入る強さを持っているが、残るメンバーは隊長格より強い程度

破面篇に於いて藍染が大霊書回廊へ侵入し王鍵の存在が判明した回にて王族特務の零番隊と言うキーワードが出ていましたが、千年血戦篇で遂に死神の頂点である零番隊5人の姿が判明しました。

何れも尸魂界の歴史と認められる功績を残した人物でありながら実力は5人で護廷十三隊全軍以上と言う中二病を擽る最強集団の印象が色濃く刻まれたものの、蓋を開ければ兵主部のみがユーハバッハと接戦する活躍をし、他の零番隊は親衛隊に敗北すると言った醜態を晒して全滅したのです。

後に護廷十三隊が親衛隊を撃破している事から零番隊が護廷十三隊全軍以上とは何だったのか、まさかこれも鏡花水月の錯覚なのかと混乱したものですが、零番離殿と兵主部さえいれば零番隊は何度でも復活する事が判明した為、殆どの戦力は兵主部が担っているのだと読者は勝手に納得した事でしょう。

確かに零番隊は偉業を成した人物である為それだけで凄いのですが、霊王を護る立場である事からもう少し格好いい戦闘描写を加えてあげて欲しかったですね。

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