ミステリと言う勿れに登場する重要人物 犬堂 我路(いぬどう がろ)、物語に大きな影響を及ぼす超重要キャラクター。
初登場からイケメンが出てきた!と読者からは大人気の1人で、何より主人公 久能 整との関係に萌えている人が多いとか。
どんなマンガでもカップリングが話題になることがありますが、まさかこのマンガでも?と思ったのが本音です。
そんな2人の出会いと萌えポイントを徹底分析します。
犬堂ガロの初登場はいつ?
犬堂 我路(いぬどう がろ)の初登場は原作1巻episode2【前編】会話する犯人で、久能は「印象派展」に行くために乗り込んだバスでバスジャックに巻き込まれてしまう回に登場します。
原作1巻、2巻またいだ【前編】会話する犯人、【後編】犯人が多すぎる、事件の解決までを分析! これはマンガの中でも特に人気がある話ですが、まずは前編バスジャック編でのあらすじと伏線を見ていきます。 後半もバッチリネタバレになるので[…]
実はガロの姉を殺害した犯人を見つけるため「ガロとガロのいとこが事件関係者のみ乗ったバスでバスジャック」を仕組んだのですが、無関係の久能が飛び乗ってきてしまったためびっくりするというシーン、ここで偶然ながら運命?の出会いを果たしました。
最初の登場シーンはびっくりした表情からかキリッとした目つきからか少し怖いような冷たいような人に見えるガロくん、実際はどんな人なんでしょうか?
犬堂ガロは巻き込まれた整を守る
たまたま巻き込まれただけだったのに、いつものようにベラベラ話してしまうのでバスジャック犯を怒らせてしまう整、それを見かねた?ガロは久能を抱き込み守ってくれるシーンが数回ありました。
特にナイフを持ったバスジャック犯が久能に飛びかかろうとしたところを体を張って抱き抱えて助けてくれるところはとてもかっこよく、多くの人がガロに惚れてしまったというシーン、更にイケメン×イケメンなので女性人気が出ることは間違いなしの萌えポイントです。
そして、バスジャック犯に臆さない立ち振る舞いや鋭い観察力と的を得た推理をする久能を見て興味を持ち始めるガロ。
- 2人は犯人の目を盗んで整くんって面白い名前だね
- 熊田さん(ガロはこの時偽名を使っていた)地毛ですか?直毛でいいですね、夢に見る髪です
などと私語をするのですが、小声で話すためなのか近距離で話す場面が描かれ、お互いに興味を持ち距離を縮めていく描写が見どころでガロ×整の女性人気が出た瞬間だと思います。
犬堂ガロと久能が友達になる
孤独で死ぬのが嫌だという話になり自分もおそらく1人で逝くと言う久能するとガロは「オレが看取ってあげる」と言い、今までの久能なら即答で断りそうな流れですが「えー、あんまり見られたくないなぁ」と頭を抱えるのです。
そして久能は「それより家に遊びに来てくれます?」と言い「いいよ、この事件が片付いたらね」と答えるガロ。
前話で取調べを受けているときに久能は友達も彼女もいない、誰も家に来たことがないと話し、警察のみんなが気の毒に思い久能を見つめると言う場面があったように、今まで誰も招いたことのない久能が今日知り合ったばかりのガロを家に誘うなんて、なんとも言えない気持ちになる反面、友達になったんだなぁガロにすごい興味を持っているんだなぁと思う一コマです。
ここでもまた色んな憶測に繋がるのではないかと思いました。
事件後、久能とガロは立ち話しますが、ガロも久能のことをよく観察しており「整くんは人の癖を真似するところがある、それは普通誰かの気を引きたい子供がよくする、小さい整くんは誰の気を引きたかったんだろうね」と言い何か思う節がありそうな表情をする久能。
そして再び「ガロくん家に遊びに来てくれる?」と念を押したり「ガロ」ってどんな字?と聞いたり、お互いに興味が湧いているような惹かれているような場面も印象的です。
そして、ガロってどんな字?と聞かれ振り返りながら「我路(わがみち)」と答えるガロ、かっこよすぎました。
ガロに会いたい久能
バスジャックの事件後ガロは不起訴になったと聞いた久能はカレーを作りながら「ガロくん遊びに来ないかなー」と漏らしたり「僕のことうざいって言わない珍しい人、もっと話がしたいから会いに生きていいよー」と空に向かって嘆いたり?恋する乙女チックな久能。
一方ガロは殺した男(バスジャックで見つけた姉を殺した犯人)の腕を久能に送ってきて、それをみた久能はびっくりして丸まってしまうが、「もう子供じゃないんだからダンゴムシになっちゃダメ」と自分に言い聞かせ警察に通報します。
過去に何かあったことを示唆した場面だが、ダンゴムシってなに!かわいい!と久能に萌えてしまった一コマでした。
そんな恐ろしいことをする人間を嫌いそうな久能なのにガロに会いたいと思っている、これはただの友情なのか?と思ってしまうところです。
ガロと久能はお互いに気になっている?
ガロくんに会える気がすると広島に向かう新幹線の中で出会った紘子との会話で彼女もいたことがなくそもそも女の子を好きになったことがないと話す久能に「男の子が好きなのかしら?」と聞く紘子。
男の子も好きになったことがない、ただこの間ちょっと気になる人がいたけど行方不明になってしまった、とガロのことを話しました。
バスジャックに出くわしてしまいいく予定であった「印象派展」に行き損ねた久能。 次は広島でやっているとガロに言われ聞きつけどうしても見に行きたい、また広島に行けばなんとなく「ガロくん」に会えるような気がして広島へむかう回での新幹線の中で[…]
また久能が入院して元刑事の牛田と出会い回では、どこかから入院したと聞きつけたガロがお見舞いを送ってきます。
今回は4巻episode6 ばちあたりの夜話、前話の最後で土手から転げ落ちてしまった久能が検査のため入院することになり、病室で隣のベッドにいた元刑事牛田という老人と知り合いました。 元刑事牛田と出会い、昔の未解決事件の話に付き合わされ[…]
生花が禁止の病院だったため箱に入ったブリザードフラワーが送られてきますが、その中にガロからの手紙と指輪が紛れており、それを見た久能は婚約指輪?と驚き、なぜその思考に?それほどまでに大きい存在になっているのか?と思ってしまう場面です。
一方でガロも姉の死の真相をまだ調べていたが「整くんがここにいたら意見を聞いてみたいな」と言ったり、殺した人間の腕を送ったり、お見舞いを送ったり、(後に叔母さんからメールで久能の状況を聞いているようなシーンがあったため、叔母さんに久能を見張ってもらい報告をしてもらっているよう)
ガロも久能のことをずっと気にしており、もはや遠距離恋愛?と思わせる2人の様子がガロ×整のカップリングを盛り上がらせているように思います。
ガロと久能が久しぶりの再会!
8巻9巻と続いた双子の事件ではついにガロくんが再登場し、整と再会を果たします!
今回は8巻のepisode13から最新刊の9巻にわたり続いた事件。 飛行機の墜落事故の場面から始まり、機内で女性が誰かに「絶対にバレちゃダメ」と伝えている場面から始まります。 双子を見分けて欲しいと頼まれる久能 久能の大学に突然訪[…]
船に乗せられた久能達は遭難中でした。
遭難信号を出し夜だったため眠ってしまっているとどこからか現れるガロ。
驚く久能に「これは夢だよ」とかっこよくガロは言いました。
久々の再会のわりにはお互いあっさりしている感じもありますが、聞きたいことがたくさんある久能は腕をおくってきたのはなぜか、ガロくんが殺したのか、指輪を送ってきたのもガロくんなのか、と質問攻めをします。
わかっていることを全て教えると整が危なくなるから、とここでも守ろうと思ってくれているガロ。
調べるのを助けて欲しいから一緒に行かないかと誘うガロに、子供もいるのに自分だけいけないと断る久能、そうゆう意味で言ったわけではなかったガロくんですが言ってみただけと言い自分たちと一緒に来るわけないと分かっていながら誘った様子でした。
結局自分の着ていたコートを久能に被せ「風邪引かないように」と言い残し自分たちの船に飛び乗り去っていくガロ、かっこよすぎます。
何しに来たんだろうと整は思いますが、久能のことを日々監視?意識?していないと助けに行こうとはならないはずなので、ガロも相変わらず久能が心の中にいるんだと再確認した一コマです。
ミステリと言う勿れの犬堂ガロのまとめ
ガロは重要人物であり今後もいろんな形で登場していくと思います。
直接会う機会はほとんどない2人ではありますが、お互いになにかと想っている様子ですよね。
ガロ×整はこれからも色々と変化しながら関わっていくと思うので楽しみです。
ガロと久能が再会して待望のお家デート?できたらいいですね。