【ミステリと言う勿れ】天達先生と久能の関係と謎解きミステリーの真相7巻ネタバレ

ミステリと言う勿れ、7巻はまるまるひとつの事件のお話です。

今回は前後のつながりもほぼないので、単発で読んでもスッキリできる回でした。

最近話題だしちょっと読んでみようかなーと思っている方にもおすすめの回です。

天達と久能の関係

幼少期の久能に話しかける女性

引用:ミステリと言う勿れ

幼少期の久能に話しかけている女性が喜和、この女性のお墓参りに行くところから7巻は始まります。

大学の教授である天達先生の恋人であった喜和さん、久能が小さいときにお世話になっていた方でした。

天達と久能は大学で知り合ったわけではなく昔から関係があったのですね!

お墓参りを終え久能は天達に「週末バイトに来ないか?」と誘われ、友人の別荘で知り合いが集まり謎解きミステリーをするということでそのお手伝いに久能は別荘へ行くことになりました。

小さい時から天パの久能、かわいいですね。

アイビーハウスに集まった男たち

同じ大学の友人に会う久能

引用元:ミステリと言う勿れ

蔦で覆われた別荘に行くと、久能と同じくバイトするために来ていた同じ大学のレンが声をかけてきました。

レンは久能に透明人間になったらなにをしたいかと質問をし、銭湯に行きたいと答えると、のぞき目的と思ったレンは仲良くなれそう!と言います。

久能はそんな目的ではなく普通に入りたかっただけみたいですが別荘の玄関先には天達の友人の橘高が来ていて、玄関のマットで靴の泥を落とすよう言い、前は玄関マットなんてなかったのに、というと、天達は冬には置いてないのだろうと返しました。

橘高は自分は冬には来たことがなかったか、と納得します。

別荘に入ると「我がアイビーハウスへようこそ」と家主であるアイビーこと蔦が現れ、レンが「なにか飲み物作りましょうか?」と話すと、コーヒーだったりお茶だったりと用意しますが、橘高はマイボトルで準備しているので自分はいらないと言いました。

アイビーが天達に教え子なのかと尋ね、ひとりはあざとい小僧で、ひとりは空気か、と言うと空気と言われた久能はいつもと違うことを言われたから、となぜか嬉しそうです。

その後サイトで知り合ったという「デラ」「パン」と名乗る男がやってきて、7人の男達で「アイビーハウス」での謎解きミステリー会が始まります。

謎解きミステリーの始まり

  • アイビーが手に入れる前は30代のラブラブだと評判な夫婦が住む家だった
  • 夫は物書きで奥さんとは仲が良くいつも手を繋いで外出していた
  • 5年前、奥さんがベランダから落ちて亡くなってしまった
  • 警察は事故で処理したが夫は納得できず誰かに殺された、実際ストーカーに狙われていたと話した
  • 鍵がかかっている部屋以外はこの家の中のどこを見ても構わない

アイビーさんの出題で謎解きが始まります。

それを聞いた橘高は5年前とかストーカーとか、そんな話やめろと言い、参加者達が家の中を見て回る中、書庫の整理を頼まれ書庫に行くバイトの2人。

たくさんの書類の中から奥さんに向けたラブレターを見つけ、「君のアイビーより」と書かれているのを見つけ驚きます。

付近の本の252ページには四葉のクローバーの栞がはさまっており252が気になる久能でしたが、このミステリーはアイビー本人の話であると悟った久能は慌ててリビングに戻り、これはアイビーさんの奥さんの話で事故ではなく殺人だと思っており、犯人を殺したいと思っていると言いました。

252は消防無線のコードで要救助者の意味、奥さんとラブラブで手を繋いで外出していたというのも裏を返せば1人で外出させなかった、などと色々な推理を話すと拍手するアイビーと天達。

実はアイビーと天達が仕込んだミステリーでゲストであるデラとパンに解いてもらうために作った作り話であったと話すのです。

そんななか橘高だけは不機嫌そうにしています。

橘高が不機嫌なわけは?天達の過去

過去の事件を説明する橘高

引用元:ミステリと言う勿れ

ゲームだと知った久能はホッとするが、5年前にストーカーに殺されたのは天達の恋人であった喜和だと橘高が言い飾られている花の絵も喜和のものだと声を荒げます。

  • 心理カウンセラーをしていた喜和は患者にストーカーされていた
  • 別荘に匿っていたが犯人がどこからかこの場所を知ってしまい侵入した
  • 犯人も暖炉で毒のある夾竹桃を燃やして死んでいた

そんな過去があったといい、そのことをゲームに使うのが許せないと言うと天達はもうふっきれているから大丈夫、と橘高をなだめるのでした。

夜になり、ガレージにテントを張って寝ようとしている橘高のもとに久能が行くと、喜和とは知り合いだったのかと聞き、子供の頃からお世話になっていたと話します。

橘高はあの日の朝に時間を巻き戻せたらと呟くのでした。

透明人間になったら?本当のバイトとは?

何かを不審に思う久能

引用元:ミステリと言う勿れ

雪かきをしている久能とレンの元に天達がやっていて、喜和が亡くなった日もなぜか雪かきがされていて違和感があったと話しました。

朝ごはんを食べていると橘高が「スマホを忘れたかもしれないから貸して欲しい」といい自分に電話をかけ、やはり忘れてきたようだと話します。

夕食をどうしようかと話し、ひょんなことから久能お手製のカレーを食べることになり、いつもとは違う量に戸惑う久能の元に橘高はきちんと手袋をはめて手伝いに来てくれました。

煮込みながらレンと話していると、明日橘高と暗渠排水路(山の上から麓に繋がっている地下水路)を見に行こうと思っていると言います。

暗渠、透明人間、何か気になる久能はワインを飲もうとするみんなを止め、別荘に来る前天達に嘘をつく人がいるから見てて欲しいと頼まれたことを明かすのです。

みんな嘘をついているけどお芝居で、「お芝居ではなく嘘をついているのが橘高だ」と実はレンも同じように頼まれていて自分も思った人物が一緒だったと話しました。

橘高の嘘とは?

話すときに鼻を触る橘高

引用元:ミステリと言う勿れ

玄関マットの話で冬にきたことがないというのは嘘だということ、その他にも3回嘘をつくときに鼻を触っていたこと、「ピノキオ効果」といい嘘をつく時の動作だと久能は言いました。

レンも天達以上に5年前の事件に触れられたくないのは橘高で、橘高だけゲームなのに素に戻っていたと続けます。

天達とアイビーも喜和と犯人が死んだ現場を見たかのように話した橘高にあの日は現場に来てないはずなのになぜ正確に言えたのかと問い詰めると、詳しく説明してくれたから知っているだけだと反論するのです。

久能はあの日の朝に時間を巻き戻せたらという言葉に違和感があり「巻き戻すということは何か自分の行動を変えれば犯行は止められるということですよね、自分の行動の何を変えたいのですか」と尋ねると橘高は膝から崩れ落ちるのでした。

橘高の嘘とは

事実を語り始めた橘高

引用元:ミステリと言う勿れ

あの日喜和から市役所で働く橘高に「若宮」という友人から電話がくるかもしれないから居場所を伝えて欲しい、という電話が入っていました。

電話がかかってきたので居場所を伝えたが、「若宮」と自分から名乗っていない人に伝えてしまったと気付き、急いで別荘に来たがすでに事件が起きた後、自分がストーカーに居場所を教えてしまいます

このことをずっと悔やんでいた橘高は天達に会わせる顔が無いと思っていました。

天達は昨日の時点で気付いてはいたが自分から話して欲しかった、と言い悪意でない方が話せないこともあると久能は言います。

実はデラとパンは刑事で最近ストーカー殺人が起きていること、橘高が市役所で働いているため個人情報を知れる立場にいること、喜和の事件の関係者であることなどから橘高を見張っていたと話しました。

そんなに悔やんでいたのになぜと聞くと、悔やむのに疲れた、親の介護で自分の時間もない、仕事も大変、そんなストレスがストーカーを操ることで少しスッキリしたのだと言います。

透明人間になろうとしていた

久能は橘高がコップもスリッパも使わず、ずっと帽子を被り手袋もしたまま、寝るのはガレージのテント、座る時もシートをしいてティッシュもゴミ箱に捨てない、

透明人間になろうとしているんですよね

と言います。

皆殺し計画を立てており、

  • みんなが死んだ後全てが6人分しかないこと
  • 指紋も髪も残らないようにしていること
  • 暗渠排水路を通って山を降りて誰にも見られないようにすること

そんな計画を推敲中なのではないかと推理。

さらに去年の山荘で4人が無理心中したという事件は予行練習をしたのではないかとわかり、愕然とします。

橘高は自分が親の介護をしているときに悠々と暮らす2人を元々とよく思ってなかったと白状しました。

でも久能は事件が起こったのは橘高のせいではないと、ミスしたことが問題なのではなくそれを話さなかったのが問題で、話せていたら予行練習などしなくてよかったと話します。

この場所に集まろうと言われなにか裏があるのではないかと怖かったのではないか、「殺す」という選択肢がある人は「殺される」という選択肢もできてしまう、だから「殺すしかない」というのが橘高の選択でした。

天達先生と久能の関係と謎解きミステリーの真相のまとめ

引用元:ミステリと言う勿れ

ひとつのミスが連鎖して次々負の連鎖をうんでしまう悲しい話でした。

久能が心を許していたであろう喜和が、今もいてくれたらまた違う久能がいるのかなと思うとそれもまた悲しい。

この事件とは関係ないが明るい話では決してない幼少期ページの久能がめちゃめちゃかわいい!そんな一冊でした。