須磨と言えば宇随天元の3人の嫁の1人であり、忍の里で育ったくノ一です。
しかし、くノ一でありながら弱気でよく泣きがちな性格をした須磨は、遊女として潜入し花魁になっていましたがどうやって上り詰めたのでしょうか。
そこで今回は、
- 須磨のプロフィール
- 須磨が花魁になれた理由
- 宇随天元の嫁になった理由
- 須磨は「うざい」のか「かわいい」のかについて
- 須磨と嘴平伊之助が似ていることについて
- 須磨の声優
等、須磨について判明している事を紹介したいと思います。
須磨のプロフィール
【名前】 | 須磨(すま) |
【年齢】 | 19歳 |
【夫】 | 宇随天元 |
遊郭編から登場する宇随天元の3人の嫁の1人であり、敬語口調でほんわかした印象の長い黒髪の女性です。
3人の嫁の中では一番年下で気弱ながら騒々しい性格をしており、安心した時も悲しい時もすぐに泣きがちである事からよくまきをに怒られては更に泣き出しています。
余談ですが、須磨は男性女性どちらも好きだそうで、バイセクシャル(両性愛者)のようです。
須磨の声優は「東山奈央」さん
【名前】 | 東山奈央(とうやまなお) |
【所属】 | インテンション |
【誕生日】 | 1992年3月11日 |
【代表作】 |
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【来歴】 | 東京都出身の声優・歌手です。
高校進学と共に日本ナレーション演技研究所研修科に入所し3年間の研修を経てオーディションに合格してアーツビジョンに所属しますが、大学卒業と同時に退所し現在のアーツビジョンに所属しました。
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須磨が花魁になれた理由や可愛さの検証結果
時期は不明ながらも、花街は鬼が潜む絶好の場所だと考えた宇随天元が客として遊郭に潜入した際には鬼の尻尾は掴めなかったとして、更に内側から探る為に忍者である嫁3人は遊女として店に潜入しています。
そして、花魁とは遊女の最高位に位置する美貌・教養・芸事を全て身に付けた特別な女性の地位であり、並大抵の努力でなれるものではなりません。
しかし、須磨は潜入した「ときと屋」にてしれっと花魁の地位に上り詰めているのです。
普段あれほど気弱で泣き虫の須磨がどのようにして短期間で花魁になったのかは不明ですが、同じ「ときと屋」で花魁の地位にいる鯉夏花魁の話では須磨は男にのぼせる素振りのない「しっかりした子」と言われているので、表面上は頼りなさそうに見えても遊郭では持ち前の知識や忍の才覚を発揮して美貌・教養・芸事をそつなくこなして短期間で花魁になったと予想します。
一方で「荻本屋」に潜入したまきをは花魁の地位についていないばかりか帯の鬼に捕縛されているので、こちらの場合は須磨が花魁になるよりも早々に天元への手紙が見つかってしまったのかもしれません。
遊郭編で登場したときと屋の遊女・鯉夏花魁は心優しい女性です。 しかし、身請けの話がきた際に堕姫に目をつけられてしまうと、その後は鬼殺隊と上弦の鬼の戦闘が激化していくにつれて舞台から鯉夏花魁はフェードアウトしていきました。 そこで[…]
また、「ときと屋」は鯉夏花魁のような性格の良い女性が派閥をきかせているので、堕姫が支配する「京極屋」や帯の鬼がいる「荻本屋」に潜入した他の2人よりもやりやすかったという背景があるのかもしれませんね。
元々、天元が3人の嫁の事を優秀な女忍者と評しているので、性格を抜きにして考えれば須磨の能力はかなり高い水準にあると思われますが、1人だけ花魁になっている事を考えると実践派なのでしょうか。
宇随天元の嫁になった理由
元々忍の家系である宇随家は優秀な子供を残す為に一夫多妻制を取っている為、15歳になると3人の妻を持つ決まりになっています。
その際、一族の長が相性を考えて嫁を選ぶそうです。
須磨の場合は天元の妻候補に妹が選ばれていましたが、須磨自身が自分が行きたいと大泣きして襖を突き破る奇行を見せた事から妹に代わり天元の嫁となりました。
遊郭編で活躍した音柱・宇随天元には3人の嫁がいます。 3人の嫁は東京吉原遊郭に潜入しており、上弦の陸・堕姫に捕縛されていましたが天元率いる炭治郎、善逸、伊之助の手で救出されました。 そこで今回は、 宇随天元の嫁3人[…]
須磨と天元が結婚以前から顔見知りだったのかは不明です。
雛鶴とまきをとの関係
須磨と雛鶴とまきをの関係は天元の嫁であり、里の女忍者(くノ一)仲間です。
3人とも生まれや育ちは天元と同じ忍の里でしたが、天元が里抜けした際に嫁3人も一緒に連れ出されています。
父親の修業により兄弟で殺し合いをさせられた天元は里抜け後も「自分は地獄に堕ちる」と気に病んでいましたが、雛鶴が泣き出し、まきをが天元を怒る中、須磨は天元に噛みついて意思表明をしました。
作中では1人だけ騒がしいのでよく2人に怒られていますが、公式ファンブック「鬼殺隊見聞録・弐」で男性女性どちらも好きだという事実が判明して以来、実は須磨は天元の嫁になれば美人の女性2人とも実質一緒にいられるから天元の嫁に志願したのではないかと推察されています。
須磨は「うざい」?「かわいい」?
須磨については「うざい」と「かわいい」の両極端の意見が上がっていますが、その理由について調べてみました。
須磨の特徴としてよく挙げられるのは3点です。
- 気が弱く泣きがち
- リアクションがうるさい
- 特徴のある声質(アニメ版)
この3点の特徴は「うざいと感じる人」と「かわいいと感じる人」がそれぞれ同じ感想を持っているようでして、例えば「気弱で泣き虫のところがうざい」と感じていても、一方で「気弱で泣き虫なところがかわいい」と感じる方もいます。
つまり、須磨の特徴が短所であり長所でもある為、受け手側によって両極端な意見があるようです。
また、リアクションに限っては我妻善逸とキャラが丸被りしているので、そもそも善逸のようなオーバーリアクションが苦手な人は須磨のキャラクターも苦手なのかもしれません。
しかし、アニメ版は当然声優がつくわけですが、須磨の声質については「原作イメージより幼い」や「思ったより甲高い」等の感想が多く、原作では好きなキャラクターなのにアニメ版ではあまり馴染めないといった方もいるようです。
鬼滅の刃の配役に関しては他のキャラクターも「合う・合わない」との意見が多く見受けられますのでアニメ化の宿命のように思いますが、当然、須磨の声に関しても合っていると受け取る視聴者も多いので完全に個人の好みの問題でしょう。
結論を述べると須磨のキャラクターは大衆受けしないのかもしれないという事です。
須磨と嘴平伊之助が似ている
ネット上でよく見かけるのが「須磨と伊之助が似ている」という感想です。
伊之助と言えば猪の被り物を取ると美少女と見紛う整った顔立ちをしており、美人の母親の琴葉の表情を少しきつくしたような印象ですが、原作の絵を見比べると初期段階では非常によく似ているように思えます。
また、原作では素顔の伊之助と時透無一郎もたまに似ている個所があるので、この問題は単純な掻き分け能力の無さではないでしょうか。
ただ見分け方で言えば、伊之助は凛々しく美人よりの顔立ちで、須磨は柔和で可愛らしく描かれている印象です。
初登場時は「ちょっと似ているな」と思いますが、両者に血縁関係はないですし、読み進める内に須磨と伊之助の特徴の掻き分けも板についてきたのか終盤の絵に限って言えばそこまで似ていません。
アニメ絵については前知識に伊之助のキャラクター像があれば少し面影を感じる程度であり、完全に女性らしい顔立ちになっているので違和感は少ないでしょう。
須磨が花魁になれた理由についてのまとめ
- 須磨は、19歳の女忍者であり、宇随天元の嫁の1人
- 須磨は、男性も女性も好き
- 須磨は、3人の嫁の中で1人だけ花魁に上り詰めているが、理由は不明
- 須磨が宇随天元の妻になった理由は、元々妻候補に妹が選ばれていたのに自分が行きたいと大泣きして襖を突き破る奇行を見せたから
- 須磨は、①気が弱く泣きがち、②リアクションがうるさい、③特徴のある声質(アニメ版)が「うざい」と言われたり、「かわいい」と言われている
- 須磨の声優は「東山奈央」さん
宇随天元の嫁の中で賑やかし担当の須磨ですが、実は忍としては優秀であり、遊郭に潜入した嫁の中で1人だけ最高位の花魁になっています。
どうやって上り詰めたのかは描かれていませんが、須磨の性格上意外と遊女に向いていたのかもしれませんね。
須磨の人気に関しては両極端の意見が多いですが、百面相ばりにころころ変わる表情は刺さる人には刺さるキャラクターなのではないでしょうか。