東京リベンジャーズ最終章、武道がマイキーをトリガーとしてもう一度過去に戻って武道は高校生となり、東京三國時代に突入していました。
- 関東卍會
- 梵(ブラフマン)
- 六波羅単代(ろくはらたんだい)
この3つのチームを三天といい、寺野サウスは六波羅単代の総代です。
寺野サウスの強さ
寺野サウスはあまり登場期間の長くないキャラクターで直接対決した人物が少ないので明確な強さは計れないものの、その強さは作中でも最高クラス、マイキーに次ぐ実力者である事は間違い無いと思われます。
理由を見ていきましょう。
寺野サウスのプロフィール
- 本名 : 寺野南
- 出身 : ブラジル リオ
- 所属 : 六波羅単代 総代
- 身長 : 推定210cmほど
- 年齢 : 推定18~22くらい?
- バイク : 不明
- 強さ : S
マイキーと同じ不良の時代を作るという目標を掲げる六波羅単代の総代です。
最強という言葉にこだわっており、その性格は荒く凶暴、圧倒的なパワーとタフネスで部下を従えていますが、その反面、クラシック音楽を嗜む繊細さも持ち合わせています。
寺野サウスの圧倒的な体格とパワー
寺野サウスは作中最も大きいキャラクターで、身長が185cmのドラケンを遥かに見下ろしている所から、推定では210cmほどありそうです。
パワーも相当なもので、
- イヌピーを片手で持ちながらバイクを運転していたり
- そのまま放り投げたり
ドラケンの体を浮かせるほどのパンチ力も、彼の腕力の強さが見られるシーンでした。
寺野サウスの壮絶な生い立ち
サウスは幼少期をブラジル・リオの貧民街で過ごしていたようで、ブラジルで過ごした幼少期に唯一の娯楽が、調律のくるったピアノでした。
彼が感情の高まりを表現する時に使う音楽用語、
- フォルテ(強く)
- フォルテシモ(とても強く)
- グラツィオーソ( 優美に)
- ヴィーヴォ(活発に)
現在見られる暴力性とは裏腹に、昔は繊細な子供だったのかもしれません。
当時のサウスは病弱な母と二人暮らし、そんな彼に生きる術を教えたのはディノという男でした、5歳の時にディノの敵を殺し、その報酬として得たお金で買い物をし、暴力の価値を知ることになります。
12歳になった時、サウスはディノを殺し、若くしてギャングチーム(ディノ・サウス)のリーダーとなりました。
その2年後、敵対するチームが自宅を襲撃して母親を亡くし、サウス自身も負傷してギャングを廃業、日本に住んでいた祖父母の元に移住をして、それ以降日本では無双のサウスと呼ばれるようになります。
平和な日本は彼にとってはぬるい環境だったのかもしれません。
寺野サウスがイヌピーを軽くあしらう
サウスは初登場シーンでバイクに乗りながらイヌピーを抱えて登場しています。
戦闘シーンこそ描かれていませんが、イヌピー程度では全く相手にならないという印象でした。
寺野サウスはドラケンとは互角?
サウスはドラケンを六波羅単代に勧誘しようとしていましたが、それを断られたに、ドラケンを一方的に殴り倒します。
ドラケンですら、サウスには一方的にやられてしまうのかと思われましたが、その後しっかり喧嘩のスイッチが入ったドラケンは、サウスの巨体を浮かせるほどの強烈なパンチを繰り出しました。
この力比べともいえる殴り合いはお互いにどこか認め合っているような印象です。
ドラケンはマイキー以外に負けるシーンは見当たらないので、ドラケンと互角なら、作中最強クラスの強さを持っているのは確実だと思われます。
寺野サウスが極悪の世代の鶴蝶を圧倒
日本に移住し、少年鑑別所に入っていたサウスの元へ、関東事変後の元天竺のメンバーである極悪の世代が入所してきます。
そして、全員を叩きのめし、彼らの新しいボスとなるのです。
極悪の世代は、以前にも黒川イザナ一人に負けていますが、サウスの場合は鶴蝶すら倒しました。
鶴蝶はサウスを暴力に愛された男と評価するほど、その実力差は圧倒的であったと予想されます。
初代黒龍の最強コンビを撃破
三天戦争と呼ばれる抗争が始まり、寺野サウスとぶつかったのが生きる伝説、初代黒龍の最強コンビである「ワカ(今牛若狭)とベンケイ(荒師慶三)」です。
彼らの戦いは、2対1ということもあり、最初サウス不利で進むものの、サウスが黒い衝動を開放することにより二人を瞬殺し、この時マイキーと同じ黒い衝動を持っていることが明らかになりました。
ただでさえ強いサウスは本気を出す時のみ、黒い衝動を開放するようです。
梵(ブラフマン)の千咒とは決着がつかず
ワカとベンケイを倒した後、サウスは千咒とも対峙します。
女の子でありながら、地下闘技場の頂点である梵の千咒相手に最初こそ圧倒されそうになりますが、本気になった千咒はサウスに互角に戦い、千咒との戦い中サウスは、「この充実感は初めてだ」「永遠に奏でてぇ」などと言っているので、サウスと互角に戦える数少ないキャラクターだったのでしょう。
ところが、徐々に千咒が押される形になり始め、この二人の戦いには決着がつく前にマイキーが割って入ることになるので、結果は分かりませんが、おそらく千咒ではサウスに勝つことはできなかったのではと思われます。
黒い衝動をぶつけ合うもマイキーに敗北
千咒との戦いの最中、黒い衝動に囚われたマイキーがサウスの前に立ちます。
マイキーとサウスのタイマンが始まりました。
お互いに黒い衝動をぶつけ合う激しい殴り合いの最中、「これだ、オレの求めていたもは」とサウスが言っています。
サウスは戦いを心底楽しんでいた様子ですが、気付かぬうちにサウスの体はボロボロになっていました。
武道が止めに入りましたが、マイキーの勢いは止められず、サウスは敗北することになります。
寺野サウスの強さまとめ
寺野サウスはブラジルのギャングスターの中でも、喧嘩の腕だけで成り上がった実力者で、桁外れの体格とパワーを持っており、身長185cmのドラケンを見下ろし、パンチで体を浮かせるほどです。
日本に来てからは、関東事変後の極悪の世代を鶴蝶含め全員完膚なきまでに撃破し、初代黒龍の最強コンビ、梵の千咒ですら相手にならないほどの強さを持っていましたが、無敵のマイキーには敵わなかったようで、ちなみに、なぜか女説がネット上で流れました。
梵のリーダーが女であったことと名前が南であったことから実は女なのでは?という説が浮上したものと思われますが、完全に男です。
個性的なキャラクターであっただけに、登場シーンの少なさが少し残念ですが、寺野サウスの実力は間違いなく最強クラスでした。