【鬼滅の刃】禰豆子が爆血を使ったのは何話でどんな力があるのか

今回は、鬼滅の刃の中で禰豆子が発動する血鬼術(けっきじゅつ)爆血(ばっけつ)について詳しく調べていきました。

十二鬼月や異能の鬼でないと使えないはずの血鬼術を人間を一人も喰ったことのない禰豆子がなぜ使えたのか?

初めて爆血を発動させたのはいつなのか、禰豆子が爆血を発動させるに至った理由、爆血の際に使われるセリフや爆血が使われたそれぞれの場面を紹介していきます。

禰豆子の血鬼術「爆血」とは

鬼の中でも能力に長けているものが使えるものに血鬼術(けっきじゅつ)というものがあります。

血鬼術が使える鬼は沢山の人間を喰った鬼、鬼舞辻無惨の血を多く分けられたものという前提があるのですが、禰豆子はそのどれにも当てはまらないのに血鬼術が使える特例の鬼です。

血鬼術を使われると格下隊士はとても勝ち目がないと言われるほどの強い能力を持つ血鬼術。

炭治郎が初めて出会った沼鬼(ぬまおに)は地面を沼のように行き来しかなり苦戦を強いられた血鬼術でしたが、十二鬼月でもないレベルの低い鬼でも一定の数の人間を喰った鬼はこうして血鬼術を使って隊士たちを翻弄することが出来るのです。

基本的には人間を攻撃するために鬼舞辻無惨が与えた血鬼術を使う力ですが、禰豆子が使う血鬼術爆血は自分の血を燃やして爆ぜる力はあるものの人間にはその影響はありません

禰豆子が爆血を初めて使ったのは何話?

初めて爆血を発動させたのは単行本第5巻、下弦の伍累(かげんのごるい)との戦いの中でした。

禰豆子が自分で自分の力を自覚して発動させたのか、意識の奥で呼びかける母葵枝(きえ)の力によるものかははっきりとはしていませんが、炭治郎を守らなければならないという思いが爆血を誕生させたのだと予想されます。

この時に爆血を発動したおかげで、炭治郎は累に殺される事もなく炭治郎のヒノカミ神楽を発動させるに至ったというわけです。

ヒノカミ神楽が発動したのも、禰豆子の爆血のサポートがあったからだと言われています。

禰豆子の爆血の力

最初に爆血を使ったのは先程も紹介した那谷蜘蛛山の下弦の伍累との戦いで、その次に爆血を使って炭治郎たちを救ったのが、煉獄杏寿郎と共に戦った無限列車の中でした。

魘夢の血鬼術にかかり、現実世界に戻ってこれなくなった炭治郎達は、かろうじて父炭十郎(たんじゅうろう)の助言により自分の力で血鬼術を解いて現実世界に戻ってきましたが、他の隊士たちは全く目を覚ましません。

繋がれた縄に術がかけられていることを察し禰豆子にその縄を爆血の力で焼き切るように依頼するのです。

その結果、殆どの隊士たちが目を覚ますことが出来ましたが、もし、この時に縄を日輪刀で斬っていてたら寝ていた人たちは全員現実世界には戻ってこれなかったという危機的な状態でした。

遊郭で伊之助たちの毒を解毒

禰豆子の爆血は、相手を攻撃することだけでなく毒に侵された体を解毒する力がありました。

遊郭編では途中、堕姫と激しい戦いをしていた禰豆子でしたがこの時点では肉弾戦で、単純に体を使って攻撃し堕姫にダメージを与えていただけでしたが、戦いが終わった後に禰豆子の爆血が力を発揮し、妓夫太郎(ぎゅうたろう)の毒で瀕死の状態だった伊之助や宇随天元(うずいてんげん)を救ったのでした。

禰豆子の爆血に歌があったという噂

禰豆子の爆血と検索すると、「歌」と検索している人が多いようです。

これは、禰豆子の爆血に歌があるのではなく、最初に禰豆子が爆血を発動したシーンのBGMで流れていた歌が話題になっていたんですね。

それが、下弦の伍である累との戦いの中で流れていた「竈門炭治郎のうた」

目を閉じて 思い出す 過ぎ去りしあの頃の

戻りたい 帰れない 広がった 深い闇

泣きたくなるような 優しい音

どんなに苦しくても

前へ 前へ 絶望断ち

失っても 失っても 生きていくしかない

どんなにうちのめされても 守るものがある

失っても 失っても 生きていくしかない

どんなにうちのめされても 守るものがある

我に課す 一択の 運命と 覚悟する

泥を舐め 足掻いても 目に見えぬ 細い糸

泣きたくなるような 優しい音

どんなに悔しくても

前へ 前へ 向かえ 絶望断ち

傷ついても 傷ついても 立ち上がるしかない

どんなにうちのめされても 守るものがある

守るものがある

引用元:椎名豪「竈門炭治郎のうた」

この歌があまりに美しく繊細でアニメのシーンとマッチしていたことで、禰豆子の爆血のシーンと歌が結びついて話題になっていたということです。

禰豆子の爆血で使われるセリフ

禰豆子は、竹筒を加えているので話すことはありませんが、爆血を発動する時は禰豆子の心の声が聞こえるようにアニメでも単行本でも設定されています。

なので、爆血で使われるセリフは「爆血」の二言だけ。

禰豆子が爆血を使う時にセリフを発したと言われているのは、下弦の伍累との戦いで炭治郎が「俺と禰豆子の絆は誰にも引き裂けない!!」が印象的過ぎて禰豆子も何かセリフを発したのではないかと思われたのでしょう。

禰豆子が爆血を使った画像

最初に禰豆子が爆血を使ったのは上弦の伍累との戦いのシーン。

単行本第5巻第40話「ヒノカミ」、アニメでは第1期の19話で見られます。

意識を失う禰豆子に、亡くなった母親葵枝が「お兄ちゃんを助けて」と必死に呼びかけます。

その後、禰豆子にとって初めての爆血発動。禰豆子の爆血と炭治郎のヒノカミ神楽の力で累の危機から逃れられた場面です。

次に爆血が発動されるのが単行本第7巻第57話「刃を持て」映画鬼滅の刃無限列車編での場面です。

魘夢の血鬼術から目覚めない鬼殺隊を現実世界に戻すために、禰豆子が爆血を使い最初刀で魘夢に縛られた縄を切ろうとする角次郎でしたが、直感でこの縄を切ってはいけないと感じたことで禰豆子の爆血が活躍します。

禰豆子の爆血が鬼の術を解くことも出来るということを証明したのでした。

最期に、爆血を発動したのが単行本第11巻代95話「最期」

妓夫太郎の鎌の毒に侵された伊之助の体はどんどン衰弱していき心臓の音も弱くなってきて、炭次郎どうすれば良いのかわからない状態になり、そこへひょっこりやってきたのが禰豆子でした。

禰豆子本人が自分の爆血で鬼の毒を解毒する力があるということを理解していたのかは定かではありませんが、この時は伊之助と宇随天元の毒を完全に解毒してしまいます。

天元の嫁もびっくりの禰豆子の爆血。

嫁3人ともまだ死んでないのに火葬?!と衝撃だったようです。

禰豆子の爆血を使ったのは何話でどんな力があるのか?のまとめ

今回は、禰豆子の血鬼術爆血について調査しました。

  • 血鬼術爆血が最初に発動されたのは那谷蜘蛛山
  • 無限列車で敵の血鬼術を解く力があることが判明!
  • 遊郭で毒を解毒することが出来た

攻撃だけでなく、毒を癒したり敵の血鬼術を解くことが出来たりと万能な血鬼術が使える禰豆子。

人喰わない鬼が存在してもいいのではないかと考えさせられる能力でした。

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