【NARUTO】日向は木の葉にて最強と謳う秘伝の技と日向ヒアシの強さ

木の葉の里において最強と謳われる忍一族の1つ、日向一族は写輪眼以上の視野と動体視力、また透視能力を使ってチャクラの経絡系をも見る事の出来る血継限界の白眼を持つ一族ですが、あの大筒木カグヤも白眼を持っておりその血筋は天忍に当たります。

そこで今回はそんな崇高で最強の日向一族とその技について紹介していきましょう。

日向一族が木の葉にて最強と謳う日向の眼とは

日向一族に伝わる血継限界の白眼とは冒頭でも説明したように、

  • 写輪眼より広い視野と動体視力を持つ
  • 透視能力により隠れた敵の発見等に優れており探索能力も抜群
  • チャクラの経絡系を目視できる為相手の弱点へのピンポイント攻撃が可能

戦闘と探索どちらにもかなり長けているのに加え、チャクラの生みの親である大筒木カグヤが白眼を持っていた事から天忍の血筋とされている白眼はあらゆる者から狙われやすくなっている為、日向一族はその血筋を守ろうと宗家と分家の2つに区別されています。

両家共に白眼は開眼するものの分家の者は幼い頃から呪印を施され、宗家を守るように命を縛られるという悪習もかつて行われていた程白眼を巡る戦いは激しく、その能力もさることながら世界中が欲しがるほどの高い汎用性も木の葉にて最強と言われる由縁の一つであると言って間違いないでしょう。

日向ヒアシとは

そんな最強の瞳術を持つ日向一族は一体どんな秘伝忍術を扱うのか、一族の現当主であり日向は木の葉にて最強と豪語している本人でもある日向ヒアシに焦点を当てて見ていきたいと思います。

  • 誕生日:1月8日
  • 身長:176.5㎝
  • 体重:59.6kg
  • 性格:厳格
  • 日向一族宗家の当主であり、ヒナタとハナビの父親
  • ネジの父親であるヒザシの双子の兄

ヒアシはかつて白眼を狙ってヒナタを攫いに来た木の葉と停戦協定を結んだばかりの雲隠れの里の忍びを殺してしまった事があり、それを発端に雲隠れはヒアシの死体をよこさなければ戦争を再び始めると木の葉を追い詰めますが、白眼を他里に渡す訳にはいかなかった木の葉と日向一族は双子でヒアシとの見分けがつかず、死ぬと自動的に白眼が封印される呪印が施されている分家のヒザシの死体を代わりに雲隠れに引き渡すことで戦争を回避しました。

その事で宗家を激しく恨む様になるネジですが、ヒザシは無理矢理身代わりにされたのではなく自らの里の為の決断であった事とヒアシはそのことを心の底から悔いてる事を後に知り、宗家と分家のわだかまりは消えていく事に。

日向ヒアシの強さ

そんな過去を持つヒアシですが、その強さは本物で日向一族始まって以来の天才と言われるネジをも遥かに上回ります。

木の葉崩し編のヒアシの強さ

ナルト第一部において木の葉崩しを敢行しようと音隠れの忍を多数引き連れて木の葉へ攻めてきた大蛇丸に火影を初めとする木の葉の忍は苦戦を強いられますが、ヒアシは日向一族の宗家にのみ伝わる八卦掌回転で周りにいた音隠れの忍びを一瞬で吹き飛ばしてしまい、その場にいたガイやカカシまでをも圧倒させました。

この時初めて見せたヒアシの八卦掌回転ですが、分家であるネジがその才能と努力により習得した物より攻撃範囲も格段に広く、地面もえぐれてしまう程の威力でその格の違いが明らかに。

第四次忍界大戦編のヒアシの強さ

近接戦を得意とする日向一族は第一部隊として配属され、ヒアシもネジ、ヒナタと共に前線で戦う事になりますがその強さは圧倒的であり、長引く戦争と圧倒数いる敵を相手にチャクラを消耗し続け、八卦掌回転の持続時間も段々と落ちてきてしまうネジとヒナタを横目にヒアシは強い精神力も見せつけ、2人を励ますことで士気を高く保ち続けました。

その後カブトの穢土転生によって蘇ったヒザシと戦う事になりますが、恨みあっていた宗家と分家のヒナタとネジが共に助け合いながら戦う姿を見たヒザシは過去のしがらみから解放され昇天していきます。

十尾出現後は十尾の強力な術によって回天でも弾き返せない程幾千もの刺し木が頭上から降り注ぎナルトやヒナタ、ネジにとどめをさそうとしますが、ヒアシの八卦空掌によって全てはじき返され、更にビーの尾獣玉を受け止める程強力な尾をも一人ではじき返す事に成功。

この様にヒアシは白眼と白眼を活かした体術、柔拳を巧みに操ることで様々な術を繰り出し、ナルト第一部では間違いなく最強と言える人物であり、第二部ではマダラや5影といった様々な強者も登場しますが、それでもヒアシの強さは原作においてトップクラスである事は間違いありません。

日向一族秘伝の技

ここからはヒアシの扱ってきた日向一族秘伝忍術の詳細を紹介していきます。

八卦掌回天

  • チャクラを全身から放出させながら行う回転技
  • ほぼ360度見える白眼の少ない死角をも補強可能
  • 相手の攻撃を白眼で見切りつつ回転を行う事で忍具だけでなく忍術もはじき返す事が出来る

回天はサスケ奪還編でネジが使った様に白眼の死角を補う役目もある守備によく使用される技となっています。

防御に特化していると思いきや、その攻撃力もかなり高く、相手の至近距離で回天を行う事で木の葉崩し編のヒアシが見せたように複数の敵を一気になぎ倒すことが出来る汎用性の高い技なのです。

八卦空掌

  • 両手を高速で打ち出すことにより空気を叩き、驚異的な威力の空気の真弾を相手にぶつける事が可能
  • 白眼で相手の弱点を見極め、そこにピンポイントに打ち込む事によって凄まじいダメージを生む

八卦空掌はガイの使う昼虎とよく似た技となっており、チャクラの使用量が少なくて済む体術のメリットと相手に近づかなくても効率的にダメージを与えられる忍術のメリットを掛け合わせたハイブリッド技で、白眼と併用する事で相手により大きなダメージを与えられる日向一族ならではの技です。

八卦六十四掌

  • 白眼で相手のチャクラの点穴を見極め、そこに確実に柔拳を打ち込んでいく

これは361個あると言われているチャクラの点穴のうち64個をつく技であり、打ち込まれた相手はチャクラを練る事が出来なくなるというメリットがあります。

上記からもわかる様に日向一族の秘伝忍術はどれも白眼との併用が必要不可欠となっている為、一族以外の忍の習得は不可能ですし、一族の中でも八卦掌回天や八卦六十四掌は宗家の者にしか伝えられておらず相当な鍛錬が必要な術です。

まとめ

最も古い瞳術であり高い汎用性を有する白眼を持つ日向一族はその目を活かした秘伝忍術も多々持っており、その強さは木の葉にて最強と言ってもいい程。

そんな日向一族の天才であるネジは第四次忍界大戦で戦死してしまいますが、その遺志を継いだナルトとヒナタの間には幼くして白眼を開眼したヒマワリが誕生しており、今後は彼女の活躍にも期待したいですね。

【完結済み】NARUTO―ナルト―
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ここは木ノ葉隠れの里。忍術学校の問題児、ナルトは今日もイタズラ三昧!!そんなナルトのでっかい夢は歴代の勇者、火影の名を受けついで、先代を越える忍者になることだ。だがナルトには出生の秘密が…!?