ナルトに出てくる術は主に、
- 火遁
- 水遁
- 土遁
- 風遁
- 雷遁
そして、体術、幻術、血継限界など様々な忍術があるのですが、最強の忍術はどれなのでしょうか?
今回は独断と偏見でナルトで使われた術の中で最強の忍術をランキング形式でご紹介します。
ナルトに出てくる最強忍術ランキングTOP10
ではさっそく数ある術の中で最も厄介だけど誰もが認める強い術はどれなのでしょうか?
第10位:飛雷神の術(ひらいしんのじゅつ)
第9位は波風ミナトだけが使用している空間忍術の飛雷神の術です。
特徴は、ーキングした場所へ瞬間移動できるところで、波風ミナトは飛雷神の術で敵の懐へ瞬時に飛び込むだけでなく、そこからさまざまの技を繰り出し、当時のミナトは近接、中距離どちらにおいても最強の名を独り占めにしていました。
飛雷神の術の派生技として、
- 飛雷神斬り
- 飛雷神・二の段
- 飛雷神・導雷
- 飛雷神互瞬回しの術
- 螺旋閃光超輪舞吼参式
などもあります。
千手扉間がこの術を編み出し以降、飛雷神の術を使えるのは千手扉間と4代目火影の波風ミナトだけで、飛雷神の術の速さのあまり「黄色い閃光」という異名がつけられるほどでした。
ちなみにナルトはこの技は会得していません。理由は技の難易度がSととても高いこと、飛雷神の術を使わなくても尾獣化モードで高速移動できることが考えられます。
どちらにしろ天性の才を持った千手扉間や波風ミナトでなければ飛雷神の術は扱えません。
第9位:超尾獣玉螺旋手裏剣(ちょうびじゅうだまらせんしゅりけん)
第9位はサスケとの最後の戦いで使用した、超尾獣玉螺旋手裏剣です。
ナルトと一尾から九尾すべての尾獣との連携技で、九種類の螺旋手裏剣が繰り出される超技。
超尾獣玉螺旋手裏剣の凄い所は、
- ナルトの力
- 尾獣の力
- 膨大な自然の力
この3つの力に加えさらに各尾獣達の、
- 磁遁
- 青い炎
- 水
- 熔遁
- 蒸気
- 水泡
- 渦
- 墨
が超尾獣玉螺旋手裏剣の核に練り込まれているところ。後にも先にもナルトがこんなでたらめな技を使ったのは一度きり。
ナルトが初期のころから大切に育ててきた「螺旋丸」の集大成のようなもので、うずまきナルトで最も強い忍術です。
それにしても名前が長いですよね。
第8位:インドラの矢(いんどらのや)
第8位はサスケの完全体須佐能乎が放つ、インドラの矢です。
正確に言うと完成体須佐能乎の中に、一尾から九尾すべての尾獣を入れ合体することで、インドラとなったときにのみ発動される、インドラの矢は六道仙人の力を受け継いで天才と呼ばれた男、インドラが奥義として使用し尾獣モード阿修羅と互角に張り合うほどの威力を持っているほど。
しかし、万華鏡写輪眼と同様に、酷使すると目に負担がかかり、瞳術がつかえなくなるというリスクもあったり、そもそも全尾獣とナルトの協力がない以上もう二度と打てませんが、もし打てるとしたら、ナルトと尾獣のチャクラに加え、サスケの雷遁を混ぜ込まれたインドラの矢は、ナルトの超尾獣玉螺旋手裏剣よりも強いことは明らかです。
第7位:神威(かむい)
第7位ははたけカカシとうちはオビトの万華鏡写輪眼から繰り出され、見た対象物を別時空間に強制的に移動させることができる「神威」です。
万華鏡写輪眼を開眼するために必要な条件は「最も親しい友を殺すこと」で、カカシはリンを自らの手で殺すことによって万華鏡写輪眼を開眼させることに成功しました。
この術の凄いところは、神威手裏剣や神威雷切などの応用技があること。
- 神威手裏剣:オビトの万華鏡車輪眼模様の手裏剣をスサノオが投げ、当たった部分を時空間に強制連行
- 神威雷切:神威で攻撃を躱し、雷切でカウンター
また、うちはオビトは自らの体を自在に別時空間に移動することであらゆる術や攻撃をすり抜けることを得意としていました。
第6位:八門遁甲(はちもんとんこう)
第6位は、忍術や瞳術や幻術を全く使えないマイトガイが、うちはマダラと決着をつけるべく命を賭して発動した体術の「八門遁甲」Top10のなかでは唯一の体術がランクイン。
体術のみでうちはマダラを追いこんだこの術は、神威よりも強いのは確実。
人間には八個のチャクラを制御する門があり、それぞれ、
- 開門
- 休門
- 生門
- 傷門
- 杜門
- 景門
- 驚門
- 死門
とされ、八門目「死門」を解除したときその術の使用者は必ず死ぬとされていますが、作中でマイトガイは術使用後死ぬ寸前に、六道ナルトによって九死に一生を得ています。
第5位:木遁・真数千手(もくとんしんすうせんじゅ)
第5位は初代火影・千手柱間が切り札として使用する木遁忍術の「木遁・真数千手」
尾獣をはるかに凌ぐ特大サイズの千手観音を出現させ、無数の手から「頂上化仏」を炸裂し、その威力は九尾が装備していた須佐能乎の鎧を破壊するほど。
六道仙術や血継網羅を要しないので、忍術の中では最強とされる。
第4位:輪墓・辺獄(りんぼ・へんごく)
第4位は、うちはマダラの輪廻眼によって繰り出されるマダラ固有の瞳術の「輪墓・辺獄」
感知できない異世界「輪墓」にマダラの分身を4体召喚することができ、輪墓に召喚された「影マダラ」には六道仙術でしか攻撃できないので、作中ではうずまきナルト以外には攻撃すらできず無敵状態になっていました。
見えない世界に召喚するあたり、もう何でもありのように見えてきますよね。
作中では六道仙術を手に入れたナルトによってのみ攻撃が可能で、サスケは輪廻眼によって視認することはできたが、攻撃はできなかった。
第3位:求道玉
第3位は、六道仙術を開花した者のみが使える忍術の「求道玉」
作中では、大筒木カグヤ、うちはマダラ、うちはオビト、うずまきナルトが、使用し、
特徴は、
- 火遁
- 水遁
- 土遁
- 雷遁
- 風遁
の五つあるチャクラ系統すべてを性質変化させることで練られる黒い玉で、触れた個所を瞬時に破壊してしまう強さを誇る。
触れたら消えるといったら、先代土影が使う塵遁もありますが、求道玉は全ての忍術を無にする力があるので、強さが根本的に違います。
第2位:口寄せ・穢土転生(えどてんせい)
第2位は、死んだ人物を生き返らせて術者の傀儡として操ることができる禁術の「口寄せ・穢土転生」
穢土転生は生き返させるために死体が必要となるため、死体が発見されなかった自来也は穢土転生されなかった、などのデメリットはあるものの、生き返らせたいしたいと生きた人間がいれば誰でも意のままに操れてダメージを受けても無限に再生する点は強いと言わざる負えない。
作中では薬師カブト、大蛇丸が使用し、
- うちはイタチ
- サソリ
- デイダラ
- 角都
などの暁メンバーだけでなく、
- 三代目火影
- 四代目火影
- 猿飛アスマ
など、かつての英雄たちを敵として登場させた。
また生き返った敵はただ倒すだけでなく封印しなければいけないため、作中最も厄介な技として戦乱を混乱させたことで知られている。
穢土転生が使われたことで物語の後半は何でもありな展開になったのは言うまでも無いでしょう。
第1位:無限月読(むげんつくよみ)
第1位は、うちはマダラが作中「月の目計画」を実現させるために発動させた最強の幻術、「無限月読」
術を掛けられた人は、死ぬまで見たい夢を見ているような感覚に陥り、月に輪廻写輪眼を投影することによって、地上すべての生き物を支配することができる。
十尾の人柱力となって得られる神の力を利用し写輪眼を月に投影して全人類を幻術の世界に導くという圧倒的な力で、ナルト達数人以外を無効化し黙らせてしまうなど、これ以上強い術は今後現れないでしょう。
まとめ
ランキングをつける際、
- 誰でも使えるのか
- 応用力はあるのか
- 連続して使えるのか
- 攻撃力
- 厄介さ
を考慮しましたが、やはり無限月読に勝る忍術は存在しないでしょう。
威力やカッコよさはありませんが、変わり身の術・縄抜けの術・ 分身の術・ 変化の術などの基本的な術も面白いので、初期の作品を見直すのも面白いかもしれませんね。