【新米オッサン冒険者】拳王トーナメント編の優勝者や結末はどうなった?

単行本3巻第15話「強き者が集う国」から始まる拳王トーナメント編は、単行本6巻第35話「王」まで描かれました。

第113回拳王トーナメントには、オリハルコン・フィストからリックとブロストン、そして第一巻の冒険者試験で登場したアンジェリカなどが出場しますが、本場の拳闘士にはAランクやSランクに匹敵する猛者が集っていました。

果たして、拳王トーナメントの優勝者は誰になるのでしょうか。

今回は拳王トーナメントについて紹介したいと思います。

拳王トーナメントの起源

拳王トーナメントとは、格闘興行が盛んな国「ヘラクトピア」の名所となるコロシアムで行われる闘技大会の事です。

400年前、ヘラクトピアは砂漠に囲まれた小国でしたが、四代目国王アレクサンダー・ヘラクトピアが闘技場(コロシアム)を造り、開催される闘技大会ではアレクサンダー本人が武器を使わずその身一つで戦い一万戦無敗のチャンピオンとして君臨し続けたのが始まりとなります。

いつしか、彼を倒したい者・彼を間近で見たい者が大陸中から集まり大国と呼ばれる程に栄えました。

そして、文字通り拳で国を築き上げたアレクサンダーは「拳王」と呼ばれるようになったのです。

これが現在の拳王トーナメントの起源になります。

拳王トーナメントの開催

大陸最大のエンターテインメントである拳王トーナメントは年に一度開催されます。

また、拳王トーナメントを告知するパレードを開催一ヵ月前から始めており、毎年の観客層動員数は50万人以上を誇る超大規模な闘技大会として大陸中から観戦を目的に人が集まるようです。

告知パレードには前回チャンピオンが参加するのか、本編では三連覇中のケルヴィンが観客を賑やかしていました。

チャンピオンベルト

拳王トーナメントを勝ち抜いた王者にはチャンピオンベルトが贈呈されます。

ベルトの中央部には六宝玉の一つ「王黄(おうき)」がはめ込まれていますが、歴代チャンピオンや運営はその真の価値を知りません。

本編では、六宝玉を探し求めるオリハルコン・フィストのメンバーがチャンピオンベルトに装飾された宝石が六宝玉の一つ「王黄」と知り、王黄を手に入れる為にリックとブロストンが拳王トーナメントに参加し、見事ブロストンが勝ち取りました。

なお、ブロストンは宝石だけ交換した後に拳闘士登録を抹消したのでチャンピオンベルトはケルヴィンに託されています。

拳闘士とは

拳闘士とは、文字通り己の拳で戦う職業であり、拳王トーナメントが盛んなヘラクトピアでは最も人気のある職業になります。

拳王トーナメント出場と本戦の仕組み

闘技大会に出場するには拳王トーナメント出場資格テスト会場にて先ず拳闘士になる為のテストを行い、拳闘士になると拳王トーナメント予選リーグに出場する事が出来ます。

1,拳闘士になるテスト 

テストは実戦形式の模擬戦で行われ、対戦相手は拳闘士になって一年以内の新人からランダムで選出されます。

この対戦相手に勝利出来ずとも、実力が基準以上を満たしていると判断されればテストは合格するようです。

2.リーグの仕組み 

予選リーグは西部リーグと東部リーグが存在し、1部リーグでランキング7位以内に入ると本戦に出場出来ます。

リーグは5部から1部まで存在し、テストで拳闘士になったばかりの新規者は5部リーグから始まり、各部リーグで昇格する条件は直近10試合の勝利が7割以上である事です。

また、仮に全戦全勝出来たとしても最低10試合はこなさなくてはなりません。

その為、本戦開催の一ヵ月の間に1部リーグに上がるには最短でも各リーグで10試合ずつ合計40試合を勝利しなければならないのです。

しかし、一つの試合会場で同じ選手が試合出来るのは一日に一回のみという規則がある為、予選会場がヘラクトピアに数十ヵ所あっても物理的に距離が遠いので空いている枠を探し出すのは困難と言われており、新規者が1部リーグに駆け上がるにはほぼ不可能と言われています。

因みに目安で言えばAランク冒険者レベルの修行前アンジェリカが5部リーグから4部リーグに上がるのに1日2試合の日程で約一週間かかりましたが、リックにとってはいつもの修行の50分の1の内容なので余裕でした。

なお、リックは3日で1部リーグに昇格していますが、ブロストンは40試合全て相手の攻撃を一度受けてその反撃で一撃KOしわずか2日半で1部リーグに昇格しています。

3.1部リーグから本戦出場 

1部リーグからは対戦相手は予め決められており、1部は本戦トーナメントの前哨戦として本格的なエンターテインメントとして扱われます。

また、1部リーグからはポイント制であり、決められた10人と1試合ずつ行い獲得ポイント数でランキングが変動し、ランキング7位以内の上位7人が本戦へ出場出来る仕組みです。

つまり、リーグは東西の二カ所と分かれている為、両方のリーグのランキング7位以内の7人で合計14人が本戦に出場出来ます。

 勝敗別獲得ポイント
  • KO勝ち
2ポイント
  • 判定勝ち
1ポイント
  • 判定敗け
0ポイント
  • KO敗け
-1ポイント
4.本戦の特別枠 

拳王トーナメント本戦へ出場できるのは1部リーグのランキング7位以内の上位者ですが、闘技会には「特別枠」が存在します。

つまり、リーグを勝ち抜いた各リーグのランキング7位以内の7人×2の14人+2人(両リーグの特別枠2人)で本戦は16人出揃うわけですね。

本編では西部リーグ運営委員会会長でドラゴノート商会の富豪スネイプ・リザレクトがスポンサー出場枠として特別枠を獲得し、八百長の為に異母兄弟であるギースを出場させました。

第113回拳王トーナメントの対戦表と結果

拳王トーナメントの対戦表

トーナメントの組み合わせは最後のリーグ戦後、本戦出場者が14人出揃った当日の15時に中央闘技場にて抽選会が執り行われます。

今回の拳王トーナメントではスネイプが八百長の為に抽選会のスタッフを買収していたのでくじ引きによる組み合わせは恣意的な振り分けがなされました。

また、拳王トーナメント本戦は全四日の日程で執り行われます。

一日目の詳細

一日目の試合では、前回王者ケルヴィンやブロストン、リックやアンジェリカ、そして特別枠のギースなどが何の問題も無くほぼワンパンで勝利し二回戦へ進出しています。

なお、組み合わせ番号3~6の出場者の試合は割愛されているのでどちらが勝ち抜いたのか不明です。

二日目の詳細~準々決勝~

二日目の順番はアンジェリカVSギース、リックVSミケランジェロ、ブロストン、ケルヴィンと続き全部で四試合行われました。

アンジェリカはギースに敗北、リックはミケランジェロを瞬殺していますが、ブロストンとケルヴィンは一日目の組み合わせ番号3~6の出場者の内勝ち抜いたどちらかと戦い瞬殺しています。

(※単行本6巻第30話のトーナメント表の見切れにて4番ライアン、6番オーランドの名札が勝ち上がっているので、恐らくケルヴィンはライアンと、ブロストンはオーランドを撃破?)

結果、第三回戦進出のトップ4はケルヴィン、ブロストン、リック、ギースです。

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三日目の詳細~準決勝~

三日目の組み合わせと試合の順番はリックVSギース、ケルヴィンVSブロストンになります。

恐らくここからが拳王トーナメントの盛り上がりであり、リックはギースを下し、ブロストンはケルヴィンを下して決勝戦へ進出しました。

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四日目の詳細~エキシビションマッチ~

決勝戦当日は本戦のインターバルとして本戦出場した人気選手によるエキシビションマッチが執り行われており、アンジェリカともう一人の女性選手が対決しています。

なお、アンジェリカが快勝したようです。

五日目・最終日の詳細~決勝戦~

決勝戦はリックとブロストンが戦いました。

この戦いでリックはブロストンから受けた恩を返す為に防御と回避を捨てて殴り合いに徹する宣言「クオーター・サムズアップ(親指を立てて手を前に出す行動)」をして、ブロストンと極限の殴り合いに興じますが、リックは固有スキル「蛮勇覚醒」を発動したにも関わらず僅かの差で先に倒れて負けてしまいます。

その為、決勝戦はブロストンの勝利で締めくくりました。

なお、二人の戦いの影響で中央闘技場は半壊しています。

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チャンピオンベルト授与式

ブロストンとの戦いでリックが倒れ三日後に目を覚ました事、そして、中央闘技場が決勝戦で半壊した影響から第113回拳王トーナメントのベルト授与式は東闘技場で執り行われました。

1位 ブロストン・アッシュオーク
2位 リック・グラディアートル
3位 ケルヴィン・ウルヴォルフ

なお、第3位は本来3位決定戦で決められますが、ベスト4進出のギースが拳闘士登録を抹消した為に自動的にケルヴィンが3位となります。

拳王トーナメントについてのまとめ

  1. 拳王トーナメントは、格闘興行が盛んな国「ヘラクトピア」で行われる闘技大会
  2. 400年前、四代目国王アレクサンダー・ヘラクトピアが闘技場を造り、文字通り拳で国を築き上げたアレクサンダーは「拳王」と呼ばれるようになった
  3. 毎年、観客層動員数50万人以上を誇る超大規模な闘技大会として大陸中から人が集まる
  4. チャンピオンベルトには六宝玉の一つ「王黄(おうき)」がはめ込まれている
  5. 拳王トーナメント出場には、拳闘士になって5部から1部リーグに昇格し、東西リーグで各ランキング7位以内に入る必要があり、東西で合わせて14人と特別枠の2人の計16人が出場出来る
  6. 第113回拳王トーナメントのベスト4はケルヴィン、ブロストン、リック、ギース
  7. 第113回拳王トーナメントの優勝者はブロストン

単行本3巻から6巻までにわたり描かれてきた拳王トーナメント編ですが、やはりオリハルコン・フィストのブロストンとリックが大会荒らしのような活躍をして優勝を奪っていきました。

しかし、大会の決勝戦では思いかけずブロストンとリックの師弟対決、それも回避も防御も捨てた純粋な殴り合いという拳王に相応しい戦いが描かれたので、圧巻の戦いは大満足です。

アニメ化の際にも拳王トーナメント編までは進んで欲しいですね。

新米オッサン冒険者
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30歳を過ぎてから冒険者を目指したリック・グラディアートルは、新米ながら最高位[Sランク]並みの戦闘力を有していた。 伝説のパーティ「オリハルコン・フィスト」──ドラゴンからヴァンパイアまで、文字通り「モンスター」級の師匠たちに鍛え上げられた戦闘力でなめてかかってくるエリート冒険者を次々にねじ伏せていく。「出遅れ…?何歳から冒険者やったって何歳から新しいこと始めたって…いいだろ!」