【新米オッサン冒険者】ケルヴィンの過去や能力とブロストン戦の勝敗

単行本3巻から始まった拳王トーナメント編の登場キャラクターの一人ケルヴィンは、現拳王チャンピオンです。

そして、今年の拳王トーナメントはリックやアンジェリカ、天才肌のギース、そして作中最強格のブロストンは出場する波乱の大会となりましたが、ケルヴィンは優勝できたのでしょうか。

今回は、

  • ケルヴィンのプロフィール
  • ケルヴィンの過去
  • ケルヴィンの能力・技
  • ケルヴィンの強さ、本気の強さ
  • ケルヴィンvsブロストンの詳細と決着

などケルヴィンについて紹介したいと思います。

ケルヴィンのプロフィール

【名前】 ケルヴィン・ウルヴォルフ
【種族】 犬人族
【身長】 193㎝
【体重】 116㎏
【年齢】 27歳
【誕生日】 1月9日
【体力】 A+
【身体操作】 S-
【魔力操作】 A+
【魔力量】 A+
【自信】 B+
【初登場】 単行本3巻第15話「強き者が集う国」
【声優】 未定

ケルヴィンは拳王トーナメント3連覇中の絶対王者の犬人族です。

親の顔も知らないスラム街で生まれ育った天涯孤独の身であり、物心ついた頃から戦いのセンスで大人相手に無法者達を返り討ちにして生き延びてきた背景があります。

ヘラクトピア移住後、拳闘士になってからは稼いだお金で食べるまともな食事に衝撃を受けて以来、食事が趣味になりました。

ケルヴィンの過去

7年前まで、ケルヴィンはヘラクトピアから大して離れていない治安の悪いスラムで暮らしていました。

そこではチンピラやギャングに命を狙われる毎日でしたが、ケルヴィンは素手のみで大勢のギャングを倒す無類の強さから「スラムの餓狼」と呼ばれていた所、噂を聞きつけたヘラクトピアの拳闘士ジムのオーナー直々にスカウトされます。

お前の拳は寂れた街でチンピラ相手に振るうべきものではない、ヘラクトピアに行けばお前より強い奴に勝つ事で飯も食べられると交渉を受け、ケルヴィンはオーナーの誘いに乗って拳闘士になったのです。

ケルヴィンが手加減をする理由

ヘラクトピアの拳闘士ジムにやってきたケルヴィンは、初日で拳王トーナメントベスト4に挑んでコテンパンにやられてしまいました。

その時、生まれて初めて負けた実感が彼を突き動かします。

ケルヴィンにとって戦いは最高の楽しみでしたがスラムにはもう戦いと呼べる物は存在せず、向かってくる奴をただ倒すだけの繰り返し作業でした。

しかし、ヘラクトピアの拳闘士は負けて鍛えれば勝てるようになり、もっと強い奴にまた負けて更に鍛えればまた強くなれる、加えて勝利すればご馳走を食べられる、それこそがケルヴィンが求めていた本物の戦いだと気付き活き活きしていたのです。

そして拳闘士になって一年後、ケルヴィンは第107回拳王トーナメントにて二連覇中のチャンピオンを倒し初めて優勝する事になるのですが、初出場でチャンピオン相手に圧勝した際に予選から決勝までずっと感じていたのが高揚感ではなく作業感だと気付かされました

たった一年鍛錬しただけで拳王トーナメントでさえもスラムの喧嘩と変わらない退屈な作業となってしまったケルヴィンでしたが、暫くはオーナーへの恩返しと期待に応える為に本心を押し殺して鍛えて鍛えて鍛えぬいていきます。

その結果、108回拳王トーナメントで二連覇を達成するも、既に戦いへの楽しみは感じませんでしたが、オーナーが自分の優勝を喜んでくれる姿が唯一の原動力でした。

ですが、全ての試合を一撃で終わらせるケルヴィンの試合は徐々に客入りが悪くなり、初め頃は盛り上がっていたのが二年目には面白みに欠けるという理由から観客が飽き始めた様子で、このままケウヴィンの圧勝が続けば闘技会全体の人気低迷にも繋がりかねない状況に陥ります。

オーナーはケルヴィンに八百長をさせるつもりはありませんでしたが、その話を影で聞いていたケルヴィンはオーナーには悪いと思いつつも自分のせいでオーナーに迷惑はかけられないと思い立ち、意図的に試合が盛り上がるように自ら好不調に波がある選手を演じて強さを調整する事にしたのです。

ケルヴィンが手加減を貫くのはスラムでひたすら不毛な日々を繰り返す獣だった自分を拾い上げてくれたオーナーへの恩返しでした。

ケルヴィンの能力

犬人族の嗅覚は人間族の数百倍優れていますが、ケルヴィンの嗅覚は更に鍛え抜き研ぎ澄まされている為「特別な鼻」と呼んでいます。

特別な鼻は脳が発する電気信号やアドレナリン等、体中で起こる細胞レベルのあらゆる変化を匂いとして嗅ぎ取っており、嗅ぎ取る事で反応速度とは違い相手の動きを事前に分かっているような立ち回りが可能です。

更に特別な鼻と拳闘士としての鍛錬と経験が加わっています。

ケルヴィンの技・魔法

ケルヴィンは拳闘士なので接近戦での技がメインですが、犬人族が極端に苦手とされる界綴魔法を高純度で使用出来ます。

ロール・ファング

相手の防御に合わせて腕を捻って防御を弾く技です。

ケルヴィンは普通のパンチとフェイントとロール・ファングを不規則に打ち込む事が出来ます。

第五界綴魔法フレイム・ウェーブ

津波のような業火の波を広範囲に生み出して相手を飲み込む界綴魔法です。

第七界綴魔法フォレスト・ロープ

地面から木の根を触手のように生やして相手を拘束する界綴魔法です。

第七界綴魔法フレイム・ソード、ストーム・ジャベリン、ウォーター・ハンマー、ライトニング・アックス

ブロストン戦で詠唱破棄で使用した四属性同時発動の界綴魔法です。

第八界綴魔法エンジェルズ・ティア

空から隕石を降下させる界綴魔法です。

才能ある人間族でも習得出来るのはごく一部と言われる界綴魔法ですが、才能の無い犬人族のケルヴィンは普通に使用しました。

界綴螺旋拳(かいていらせんけん)

瞬脚の踏み込み、剛拳の強化、数種の界綴魔法を纏わせて放つロール・ファングです。

対ブロストン戦での極限状態が生み出させたケルヴィンの人生の集大成となる最終奥義であり、突き上げた拳と同時に狼のオーラを纏います。

ケルヴィンの強さ

ケルヴィンに対しては、先ず初見でリーネットは「あの方がトップとなると闘技場はかなりのハイレベルな様ですね」と、ブロストンは「立っているだけで分かる。なかなか出来るぞ、あの男」とケルヴィンに対して高評価であり、リックもこの二人が認めるという事は本物の強者だと感じています。

そして、通常状態では「特別な鼻」で相手の動きを予測出来る他、鍛錬と経験で培った強さが乗っかるので、この時点でAランク冒険者レベルを超えているのではないでしょうか。

しかし、ケルヴィンの表向きの強さは対戦相手の強さによって上下すると言われており、その理由は本気を出すと一撃で試合が終わってしまい盛り上がりに欠けるという事情から手加減している為でした。

その状態でAランク最上位と予想されるギースを倒した為、リックからSランクの領域に足を踏み込んでいるかもしれないと言われています。

拳王トーナメントの予選や本戦で常に一撃KOしてきたブロストンでさえも、ケルヴィンには反撃が躱されると予想する程に他の拳闘士とは次元が違うようです。

一方で、ケルヴィン自身はブロストンの攻撃を受ければ即死すると感じているので、ケルヴィンの強さがSランクに踏み込んでいると言っても、そこから更にブロストンとの戦闘力の差はかなり離れているように感じます。

ケルヴィンの本気の強さ

手加減を止めたケルヴィンの本気は通常状態とは比較にならない程に強く、その最大の特徴は犬人族が苦手とされる界綴魔法を高水準で連発出来る事です。

犬人族でありながら魔法の才能に恵まれていますが、それもヘラクトピアに移住してからこれまでに鍛錬を怠らなかった賜物であり、何年も掛けて限界を超える鍛錬を積んできた努力によるものでした。

恵まれた体格、生まれ持った才能、研ぎ上げた力と技はオリハルコン・フィストのメンバーと同列の本物の天才と言われています。

その為、これまでどの戦闘シーンでも手加減していたブロストンもケルヴィンの本気にはオーク種として最大限の敬意を示してクオーターサムズアップを構えてから攻撃に転じてました。

しかし、本物の天才同士でも、やはりブロストンとの戦闘力にはかなりの差がありますので、ケルヴィンの本気の強さはSランクに踏み込んでいるもののまだまだ発展途上なのかもしれません。

ブロストンに敗北した後は自分よりも強い者がまだまだ世界には溢れている事を実感しているので、今後の成長が一番期待される人材かもしれませんね。

ケルヴィンvsブロストンの詳細

ケルヴィンvsブロストンは単行本5巻25話「戦いで生きる男」から開始されました。

ケルヴィンから見てもブロストンの佇まいは棒立ちの様で一切隙が無いハイレベルのオーラを放っており、一目見た段階で圧倒的強者と判断しています。

試合開幕から様子見の為に接近戦でブロストンの強さを推し量りますが、全ての打撃や蹴撃を完璧に防御されると、ブロストンが反撃で放った拳が空振りした衝撃波だけで地面が抉れた為、ケルヴィンは自分の人生で最強の相手だと高揚しました。

一方でブロストンは意識せず立ち位置から一歩も動いていなかった為、ケルヴィンはブロストンを動かすべく猛攻撃に出ますが、ブロストンが連打を捌いた隙を突き下半身に蹴りを放つと、ブロストンは蹴りのダメージを取るに足りないと判断し反撃し、ケルヴィンは間一髪で回避します。

ですが、ブロストンの殴打が空を切るも僅かに掠めただけでケルヴィンはアバラにヒビが入る負傷を受けてしまうのです。

そして、一連の攻防からケルヴィンはブロストンの認識をオールラウンダータイプではなく全ての能力が超高水準でありながらその中でも筋力と耐久値がさらに跳び抜けたパワーファイターだと再認識しました。

ケルヴィンが演技を止めて本気を出すまでの経緯

一連の攻防の後、ブロストンはケルヴィンに向けて「何故、手を抜いて戦っているのだ?」と疑問を投げかけます。

ブロストンは実際にケルヴィンと手合わせをして彼が手加減をしている事を見抜くと、ケルヴィンは自分が手加減をしている理由を話しました。

ブロストンはケルヴィンの本気と手合わせ出来ないのを残念に思いつつも、手加減には相応の力で応えると述べ右手の人差し指と中指の二本だけを使って一歩も動かずに戦う事を宣言すると、ケルヴィンは自分が手加減をしている立場から文句も言えずにそのまま戦いを再開させます。

ですが、ブロストンは宣言通りたった二本の指でケルヴィンの連打を捌き切り、指の力だけで腕を掴んで地面に叩きつける等、圧倒的な強さを誇示すると、ケルヴィンはいつしか「演技をやめたらどれくらい戦れるんだろうな…試してぇ事が山程ある…!こんな強ぇ奴と戦り合える機会は恐らくもう二度と無ぇってのに…」と闘争心を燃やしていくのです。

そんな中、闘技場に響くのはオーナーの怒号であり、オーナーはケルヴィンがずっと演技をしてきた事を見抜いていたと告白すると、自分の夢は史上最強の拳闘士を育てる事、そしてケルヴィンには最強になって欲しいと伝えるのでした。

そして、強くなり過ぎて退屈だと生意気な事を言うのは目の前のブロストンに勝ってからにしろと言われたケルヴィンは、遂に演技を止めて自分の持ち得る全力をブロストンにぶつける事を決意するのです。

ケルヴィンvsブロストンの決着

本気を出したケルヴィンの打撃をブロストンは指五本を使って防ぐと、漸くお互いに手加減を止めて試合が再開します。

ケルヴィンは第五界綴魔法フレイム・ウェーブを放ちますが、ブロストンは地面を叩き起こして魔力を流した盾として活用し防ぐと、ただでさえ犬人族が苦手だと言われる界綴魔法を高水準でケルヴィンが放った為にその威力と精度を見て素直に絶賛しました。

続けて界綴魔法を唱えるケルヴィンでしたが、ブロストンは盾に使った地面を砕いて石の弾丸を放ち詠唱を阻止すると、ケルヴィンは界綴魔法用に練り込んだ魔力を「瞬脚」にシフトして回避します。

そして、回避中に再度詠唱を始めると第七界綴魔法フォレスト・ロープでブロストンを拘束し、続けて第八界綴魔法エンジェルズ・ティアを放ち闘技場を埋め尽くす規模の隕石を降下させますが、ブロストンは第七界綴魔法の拘束を肉体の力でぶち破ると振り被った打撃の衝撃波で隕石を粉砕するのでした。

続けて「うむ、お前なら問題ないだろう。ならばこちらも我が信念で応えよう」と述べると、オーク族が回避と防御を捨てて殴り合うという宣言の意味が込められたクオーター・サムズアップを構えてここから攻めに徹する事を伝えます。

関連記事

ブロストンは主人公リックの師匠にして、Sランク冒険者のみで構成される大陸最強のパーティ「オリハルコン・フィスト」の一人です。 では、ブロストンはなぜリックを弟子に迎え入れたのか、どういった生い立ちでオリハルコン・フィストを創設したのか[…]

新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる。単行本6巻表紙

ブロストンが試合で初めてその場から動き出すと、ケルヴィンは初めての感覚「恐怖」を覚えますが、己を奮い立たせて第六界綴魔法エレクトリック・ブラストを放ち牽制するものの、ブロストンは防御も無しに被弾しても無傷でした。

かつ、ブロストンは「この程度が全力ではないだろう?遠慮なく来るがいい」と何処か清々しい目をしながら前進すると、ケルヴィンに向けて大振りの一撃を放ちます。

間一髪で回避したケルヴィンでしたが、ブロストンが放った打撃は衝撃波だけで背後の壁を粉砕しており、ブロストンの動きが規格外であるせいかケルヴィンの得意とする「嗅覚」は既に全く役に立ちません。

とにかく界綴魔法で距離を取りつつ攻めに徹す他勝機は無いと考えたケルヴィンは第四から第六までの界綴魔法を連続してぶつけていきますが、ブロストンは一ミリも後ろに下がるどころか瞬き一つせずに前進していきます。

最低でも第七界綴魔法でなければ太刀打ち出来ないと判断したケルヴィンは第七界綴魔法の詠唱を始めますが、詠唱中にブロストンの打撃が間合いに入り込んだので咄嗟に「流撃」でダメージを分散し、第七界綴魔法用に練っていた魔力の一部を使って「瞬脚」で後方へ飛び、残りの魔力で即席の防御魔法を発動するという三段階の対処を見せました。

しかし、三つの防御法を交えたにも関わらずブロストンの打撃はケルヴィンの骨と内臓に相当なダメージを与えており、ケルヴィンは血反吐を吐きながらもオーナーの夢を叶える為に立ち上がります。

そして、気合の咆哮を上げつつ残りの全魔力を使って第七界綴魔法を無詠唱で四つ発動しブロストンにぶつけますが、やはりブロストンは無傷でした。

魔力が尽きたケルヴィンは残った体力でロール・ファングの猛攻に出ますが、これもまたブロストンは全て平然と耐え抜きます。

魔力も体力も限界で、世界にこんなに強い奴がいる事を知ったケルヴィンはもう打つ手無しと諦めかけますが、会場からファンの声援が湧き上がると、最後に極限状態が生み出した最大の大技「界綴螺旋拳」をブロストンにぶつけました。

しかし、ケルヴィンが放った大技の拳は確かにブロストンの胸に届きましたがダメージは殆どありません。

ですが、ケルヴィンの全てを出し切った技を受けたブロストンは「うむ、見事だ」と賛辞を贈ると、「全てを出し切ったか?ケルヴィン・ウルヴォルフ」と問いかけます。

問いかけの答えとして、ケルヴィンが人生で一番楽しかったと伝えると、ブロストンは「貴殿の素晴らしき戦いに最大の敬意を」と述べ、ケルヴィンの顔面に向けて大振りの打撃を寸止めで放つのでした。

衝撃波でケルヴィンの背後の地面が吹き飛ぶとケルヴィンは糸が切れたようにその場に倒れ込み、試合の決着と共に観客からは拍手と声援が湧き上がり、ケルヴィンvsブロストンはケルヴィンの敗北で終わります。

隠していた全ての力を出し切ったものの、ケルヴィンはブロストンの本気を引き出す事無く敗北しました。

ケルヴィンの過去や能力と強さについてのまとめ

  1. ケルヴィンは拳王トーナメント3連覇中の絶対王者
  2. ケルヴィンは治安の悪いスラム街出身の犬人族であり、天涯孤独の身
  3. 「スラムの餓狼」と呼ばれていた頃に今のオーナーにスカウトされてヘラクトピアの拳闘士ジムに入り、第107回拳王トーナメントで初優勝を飾る
  4. しかし、全ての試合が圧勝で終わったので高揚感ではなく作業感に辟易、かつケルヴィンが圧勝し続けるせいで会場の盛り上がりが減少しジムの経営にも響いた為、いつからか意図的に試合が盛り上がるように自ら好不調に波がある選手を演じて強さを調整する
  5. ケルヴィンの強さは、手加減している状態でSランクの領域に足を踏み込んでいると言われている
  6. ケルヴィンはオリハルコン・フィストのメンバーと同列の本物の天才であり、本気の強さはSランクに踏み込んでいるもののまだまだ発展途上
  7. 本編の拳王トーナメントでは、ブロストンに全力で挑むが敗北する
  8. ケルヴィンは、ブロストンにクオーター・サムズアップを出させる他、敬意を払われる実力

ケルヴィンは拳王トーナメント編の主要キャラでしたが、その強さは天性の才能に満足し鍛錬を怠ったギースとは対照的に、常に自らに鍛錬を課して技を磨き上げてきました。

その強さは本気を出した状態でSランクに踏み込むものでしたが、これまで鍛錬で磨き上げた技をぶつける相手がいなかったせいか初めて本気を出させたのはブロストンであり、初めての格上との戦いで世界の広さを知る事になります。

これからは常に全力で拳王トーナメントに挑むと思われるので再登場する頃にはもっと強くなっている事でしょう。

新米オッサン冒険者
created by Rinker
30歳を過ぎてから冒険者を目指したリック・グラディアートルは、新米ながら最高位[Sランク]並みの戦闘力を有していた。 伝説のパーティ「オリハルコン・フィスト」──ドラゴンからヴァンパイアまで、文字通り「モンスター」級の師匠たちに鍛え上げられた戦闘力でなめてかかってくるエリート冒険者を次々にねじ伏せていく。「出遅れ…?何歳から冒険者やったって何歳から新しいこと始めたって…いいだろ!」