【BLEACH】ウルキオラはなぜ井上織姫が口にした心を否定し続けたのか

BLEACHで一番最初に登場した成体の破面(アランカル)であるウルキオラ。

闘争心が強い他の破面と違い常に冷静沈着である彼は、井上織姫が言った心を否定し続けていました。

しかし、井上織姫の世話係を務めていく中で無意識の内に心に興味を持ち始めます。

今回は、そんな彼の

  • ウルキオラが否定した心
  • ウルキオラの基本情報
  • ウルキオラの強さ

について紹介していきたいと思います。

心を否定し続けるウルキオラ

ウルキオラは井上織姫が言った心という概念を否定しています。

心とは何だ

その胸を引き裂けばその中に視えるのか?

その頭蓋を砕けばその中に視えるのか?
引用元:BLEACH 37巻

自分の眼に映らないものは存在しないと断言するウルキオラにとって、心という抽象的な概念は存在しないものでしかなかったのです。

帰刃状態で黒崎一護を圧倒した時も、黒崎一護が実力差があるにも関わらずに立ち向かってくる原因が心だという事に苛立ちを隠せていませんでした。

それが貴様らの言う心というものの所為ならば

貴様等人間は心を持つが故に傷を負い

心を持つが故に命を落とすという事だ
引用元:BLEACH 39巻

ウルキオラは「心」という自分が否定するものを肯定し続ける黒崎一護達に苛立ちを隠せなかったのでしょう。

ウルキオラの変化

心を否定し続けるウルキオラは、登場からしばらくの間は冷静沈着で極力言葉を発さないキャラとなっていましたが、井上織姫の世話係を務め、彼女と関わっていく内にウルキオラは若干の変化を作中で見せています。

グリムジョー・ジャッカルとの戦闘で変化した事を告げられる

「てめえは俺と戦るのが怖えェんだ」と言うグリムジョーの攻撃を防ぐウルキオラ
引用元:BLEACH

黒崎一護を治療するために井上織姫を無断で連れ出したグリムジョーと対峙したウルキオラは、彼に井上織姫を返すように要求しますが、グリムジョーはウルキオラの要求を拒否しました。

いつもは無口なウルキオラが言葉を多く発している事に対し、それを煽るようなグリムジョーのセリフですが、ウルキオラの口数が多くなっているという事が分かります。

黒崎一護に読みやすくなったと言われてしまう

黒崎一護を破壊する対象と認めて刀を抜いて戦闘を開始したウルキオラですが、黒崎一護に攻撃を読まれ、攻撃を当てる事ができなくなっていきました。

黒崎一護は攻撃を読めるようになった事について「俺が虚に近付いたのか…それともてめえが人間に近付いたのかも知れねえな」と述べているので、ウルキオラに何かしらの変化があった事になります。

ウルキオラの変化というのは、無意識の内に彼の中に心が芽生え始めていた事だと思われますが、直接的描写が描かれていませんので推測することしかできません。

ウルキオラが最後に言った「心か」とは

ウルキオラは消滅する直前、井上織姫に手を伸ばしながら「俺が怖いか。女」というセリフを口にしており、織姫は消えゆく彼を真っ直ぐ見つめながら「怖くないよ」と返答します。

このやりとりの時にウルキオラは心というものを知りました。

では、ウルキオラが理解した心とは一体どういったものなのでしょうか。

その答えは単行本30巻で描かれた朽木ルキアと志波海燕の会話の中にありました。

心は仲間にあずけて行くんだ

仲間にあずければ心はそいつの中で生き続ける
引用元:BLEACH 30巻

つまりウルキオラは、自分が消滅していなくなっても、井上織姫の中で自分は生き続けるという事を知ったのだと思われます。

ウルキオラの基本情報

ここではウルキオラの基本情報を紹介していきます。

ウルキオラのプロフィール

  • 名前:ウルキオラ・シファー
  • 身長:169㎝
  • 体重:55㎏
  • 破面:第4十刃(クアトロ・エスパーダ)
  • 司る死の形:虚無
  • 帰刃:黒翼大魔(ムルシエラゴ)
  • 解号:鎖せ(とぎせ)
  • 初登場:単行本22巻

初登場の時は首元に穴が空いていましたが、穴の位置が胸元に変わっていました。

ウルキオラ 声優

ウルキオラの声を担当したのは浪川大輔さんです。

  • 名前:浪川大輔(なみかわだいすけ)
  • 性別:男性
  • 生年月日:1976年4月2日
  • 星座:おうし座
  • 出身地:東京都
  • 所属:ステイラック(代表取締役)

ウルキオラの声の他にも

  • 石川五エ門(ルパン三世)
  • ヒソカ=モロウ(HUNTER×HUNTER)
  • リディ・マーセナス(機動戦士ガンダムUC)

などの声を担当した声優さんとなっています。

過去が語られなかったウルキオラの正体は虚(ホロウ)じゃないのか

BLEACH本編ではウルキオラの過去が描かれる事はありませんでしたが、ジャンプ+に掲載されている短編漫画でウルキオラの過去が描かれています。

詳細までは描かれていないのですが、ウルキオラも他の破面と同様に虚だった事が短編漫画で明かされていました。

ウルキオラの虚(ホロウ)時代

ウルキオラは光が差し込まない暗い穴の中で生まれ、仲間が全員真っ黒な姿をしている中で彼だけが真っ白な姿でした。

眼だけしか無かったウルキオラは、常に何かを喰らっていた仲間達に群れを追い出されてしまいます。

居場所を求めたウルキオラは虚園(ウェコムンド)を彷徨い続け、木の枝の様なものが生い茂る群生地帯に辿り着き、その場所に安息を経て暮らしていたとされていました。

枝を掻き分け中心に向かう途中に仮面が剥がれるシーンが描かれていたので、この時に破面になったのだと思われます。

ウルキオラの一族

虚は、最下級大虚(ギリアン)を除いて、個々によって姿が違うとされていますが、ウルキオラの仲間は全員が同じような見た目をしています。

ですが、この仲間達について詳細が描かれていないので、詳しい事は不明のままです。

ウルキオラの強さ

ここではウルキオラの強さについて紹介していきます。

刀を抜いて戦うシーンが少なく、手刀と虚閃(セロ)だけで相手を圧倒する程の実力を持ったウルキオラですが、初登場の時から強キャラだという事を匂わせるシーンが描かれていました。

浦原喜助の紅姫の攻撃を素手で破壊したり、挑発する四楓院夜一に対して冷静に言い返すシーンが描かれていたで、戦闘シーンが描かれていないながらもかなりの実力を持ったキャラだという事が初登場時から判明していたのです。

解放前のウルキオラ

黒崎一護の刀で服が破け、4の数字が露わになるウルキオラ
引用元:BLEACH

ウルキオラは角が生えた仮面を左側の頭部に被り、黒髪で色白の肌をした男性となっています。

刀を抜かずに素手で戦うシーンが多く描かれており、黒崎一護を認めるまでは彼との戦闘でも素手で戦っていました。

ウルキオラの戦闘力はかなり高いものとなっており、

  • 虚閃(セロ)
  • 鋼皮(イエロ)
  • 響転(ソニード)

を高水準で使用する事ができます。

黒崎一護が虚化した状態で放った月牙天衝を両手で止められなかったものの、肉体に傷がつく事はありませんでした。

ウルキオラは、強大な力と引き換えに大半の破面が失う超速再生能力を失わずにいる珍しい破面となっていて、これは脳と臓器以外の体構造を再生する事ができるため、ウルキオラ自身も「自分の能力で最たるものは再生だ」と語っており、硬皮を破る攻撃をしたとしても、再生能力によってすぐに回復されてしまうという事になります。

第1形態である帰刃状態のウルキオラ

解放状態「黒翼大魔」となるウルキオラ
引用元:BLEACH

第4十刃以上の十刃が天蓋の下での帰刃(レスレクシオン)を禁じられていたため、ウルキオラは黒崎一護を天蓋の上に誘導してから帰刃を使用していました。

帰刃の名は「黒翼大魔(ムルシエラゴ)」であり、解号は「鎖せ黒翼大魔」となっています。

解放と同時に背中に黒い翼が生えた悪魔の様な見た目になり、相手を翻弄するスピードと高密度の霊子で作り出したであろう武器を使用して戦闘を行っていました。

  • 黒虚閃(セロ・オスキュラス)

解放状態の十刃が使用する事ができる虚閃とされていますが、作中ではウルキオラしか使用していませんでした。

虚閃の色が黒い事と威力の違い以外は通常の虚閃と同じになっていますが、黒虚閃は高威力な虚閃となっていますが、最強の虚閃ではありません。

「王虚の虚閃」という最強の虚閃が存在しているものの、なぜかウルキオラが作中で王虚の虚閃を使用する事はありませんでした。

第二形態の刀剣解放第二階層(レスレクシオン・セダンダ・エターパ)を使用したウルキオラ

刀剣解放第二階層を使用し、第二形態となるウルキオラ
引用元:BLEACH

ウルキオラは破面、十刃の中で唯一「刀剣解放第二階層(レスレクシオン・セダンダ・エターパ)」を可能にしていおり、従来の白を基調としたイメージとは異なった見た目に姿を変えます。

解放状態の時よりも高速で移動する事が可能となっており、その速さは相手が目視出来ない程のものとなっていました。

ウルキオラは「藍染様にもこの姿は見せた事がない」と言っていましたが、藍染惣右介はウルキオラの刀剣解放第二階層を知っていたとされています。

  • 雷霆の槍(ランサ・デル・レランバーゴ)

高密度の霊視で作り出したであろう槍状の武器を投げ、その槍が命中した場所に落雷のような衝撃を与える技です。

かなり高威力な技となっていますが、扱いが難しいとウルキオラ自身が述べていました。

ウルキオラは藍染より強いのか

力の序列は十刃の中で4番目とされているウルキオラですが、刀剣解放第二階層を使用できるなど、その実力はかなり高いものとなっていました。

しかし、破面や十刃を誕生させ、そのトップとして君臨した藍染惣右介よりは弱いと思われます。

ウルキオラに向けて言った言葉ではないものの、十刃と一括りにしているので、ウルキオラの存在も入っていると思われます。

さらに、好戦的な十刃を自身の部下として制御するには十刃以上の実力を持っていなければいけないため、ウルキオラは刀剣解放第二階層を使用したとしても本気を出した藍染惣右介には勝てないでしょう。

なぜウルキオラは井上織姫が口にした心を理解したのかのまとめ

  • 心という概念を否定し続けたウルキオラは最後にその心を理解した
  • 過去篇が本編では描かれなかったが、短編漫画で描かれた
  • 力の序列は4番目とされているが、刀剣解放第二階層を使用できるなど実力はかなり高い

心というものを否定し続け、黒崎一護の好敵手として何度も刃を交えたウルキオラ。

消滅する間近に井上織姫の言った心を理解した彼のその後を見たいと思ったファンの方は多かったのではないでしょうか。

最後はどこか寂しさが残る戦いの結末をもう一度見返して見るのも面白いのかもしれません。

【完結済み】BLEACH
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黒崎一護・15歳・ユウレイの見える男。その特異な体質のわりに安穏とした日々を送っていた一護だが、突如、自らを死神と名乗る少女と遭遇、「虚」と呼ばれる悪霊に襲われる。次々と倒れる家族を前に一護は!?