「月刊少女野崎くん」には漫画の登場人物になりそうな意外性のあるキャラがたくさん出てきます。
野崎の描いている漫画「恋しよっ♡」にはモデルとして登場していませんが、鹿島くんもとても個性的なキャラです。
そもそも男なのか女なのか、誤解が多いですのでプロフィールからどうぞ。
鹿島遊の身長、スリーサイズ、声優は?
鹿島くんのプロフィールです。
- 身長:176㎝
- 体重:不明
- スリーサイズ:不明、胸はほぼない
- 誕生日:10月31日
- 血液型:O型
- 所属:浪漫学園2-G、演劇部所属
- アシスタント担当:なし
- 家族:父、母、妹(中学生)
- 趣味:食べ歩き、ショッピング
- 好きなもの:西京漬け、女の子、堀先輩
- 嫌いなもの:激辛食品
- 得意なこと:スポーツ全般、店の味を完コピできるほど料理上手
- 苦手なこと:カラオケ
- 好きなタイプ:女の子はみんな可愛い
- 服の趣味:インテリ系男子学生のような恰好
- 得意科目:オールマイティ
- 苦手科目:なし
- 選択科目:書道
- 声優:中原麻衣
鹿島くんは女なのに「学園の王子様」
鹿島くんの初登場は第1巻5号です。
中性的な顔立ちでイケメン、高身長、成績優秀、運動神経抜群、会話は面白く度胸もあり、たまにキザなセリフ吐くなど、男としてのあらゆるモテ要素を兼ね備えた「女子高生」として登場しました。
実際に女子にモテまくり、女子から「鹿島くん」と呼ばれ、男子からは尊敬をこめて「学園の王子様」と呼ばれています。
とはいえ学校では制服のスカートを穿いて生活しており、一人称も「私」のため初対面が学校外でなければ鹿島くんが女性だと誰もがすぐに気付きます。
しかし夏祭りの私服やジャージ姿、御子柴と一緒にいるところをなどをタイミングよく(悪く?)目撃していた若松は、鹿島くんのことを瀬尾の彼氏だと思ってしまい、その為に恥ずかしいことを散々やらかしました。
千代や瀬尾とは対等な付き合いをしている
鹿島くんと野崎たちの出会いは、御子柴が親友でありクラスメイトとして紹介されてから仲良くしています。
千代自身も鹿島くんのことをイケメンだと思っていますが、野崎以外眼中にないため、普通の友人として接することができているようです。
また何でもそつなくこなす鹿島くんですが、歌だけは苦手で音痴をコンプレックスに思っており、歌の上手な瀬尾を「先生」と呼びレッスンを受けているうちに仲良くなりました。
個性的な妹がいる
鹿島くんにはお嬢様校に通う中学生の妹・鹿島麗という子がおり、第11巻99号が初登場です。
少女漫画(特に「恋しよっ♡」)のファンであったり、小学校から女子校に通っているせいか共学に慣れていなくて、男女二人が近い距離にいるとカップルに見立てて妄想を繰り広げてしまいます。
先生以外の男性と話したことはないが、野崎のことを校務員だと思ったため気軽に話しかけることができそこから懐いており、「恋しよっ♡」の作者だと知った後は二人でカップル妄想トークを繰り広げて周りに迷惑をかけていきました。
鹿島くんの声優は中原麻衣
アニメ「月刊少女野崎くん」の鹿島遊役の声優は中原麻衣さんで、「ひぐらしのなく頃に」の竜宮レナや「東方project」の博麗霊夢を筆頭に同人製作からも幅広い支持を受ける声優さんです。
演技や声の幅が広く、少年役からツンデレ、おっとりとしたヒロインや年上のお姉さんなど様々な役をこなしてきました。
特に狂気や怒りの演技に定評があり「ヤンデレ声優」とも呼ばれています。
鹿島くんは男と間違われる行動を取る
「鹿島くん」という呼び名から男性だと間違われることもありますが、それ以外にも勘違いを生む行動が後を絶ちません。
御子柴と男友達で親友のような関係
人見知りが異常に激しく女性と話すのが苦手な御子柴ですが、鹿島くんとは一年生の頃から男友達のように接しており、いつも仲良く行動しています。
御子柴の鹿島くんへの依存度はすさまじく、第5巻46号では旅行先の風呂も泊まる部屋も男女で別だと言われ愕然としていました。
他の男女どちらのクラスメイトからも、女子としてというより男友達やイケメンとして扱われているので、本人も女子であることを忘れてしまっているのかもしれません。
合コンで男側の人数合わせに来たり、合宿で男部屋で寝たりする
第3巻21号では男友達としてのノリから、御子柴の代打で他校の女子との合コンに男子側で出席することもありました。
鹿島くんのイケメンぶりが発揮され、参加した全ての女子が鹿島くんに持っていかれてしまい、他の男子たちは悲しい思いをしてしまいましたが…。
また演劇部の合宿では寝る前に男子部屋でしゃべっていたこともあり、そのまま男子たちに囲まれたまま布団に入って寝てしまいました。
自分が女性である自覚が無い訳ではない
倫理観が小学生並みですので、男子と一緒に着替えることに抵抗が無かったり、堀先輩の水着を脱がそうとすることもありますが、自分が女子であるという自覚はしっかりあります。
鹿島くんのことを男だと思っている若松の距離が近いことに不信感を抱いたり、御子柴の女子と思っていないデリカシーの無い発言をたしなめたりすることもありました。
酔った堀先輩に「可愛い」と言われて喜んだり、ハグを要求するなど女の子らしい一面も持ち合わせています。
鹿島くんは堀先輩が大好き
鹿島くんは女子と遊ぶためにしょっちゅう部活をサボりますが、そのたびに堀先輩のバイオレンスなお迎えを受けています。
余計に部活に出たくなくなるかと思いきや、鹿島くんは「堀先輩の一番可愛い後輩だから私にだけお迎えがあるんだ」とポジティブシンキングをするほど堀先輩が好きです。
堀先輩の演技を見て進学する高校を決めたほど
鹿島くんは中学生の時、堀先輩の演技を見て浪漫高校に進学を決めました。
入学式の時に堀先輩と運命的な再開をし「学園の王子様になれる」とスカウトされ、そのまま演劇部に入部しています。
「堀先輩のことは大好きで尊敬している」と公言しており、身長が伸びなかったため表舞台に立たなくなった堀先輩をお姫様役にして一緒に舞台に立つことがここ最近の目標です。
野崎と若松を可愛い後輩ポジションのライバルだと思っている
鹿島くんは、堀先輩が野崎の漫画のアシスタントをしていることを知らない為、二人がなぜ仲がいいのか不思議に思っています。
また堀先輩がアシスタント仲間である若松の面倒を見ることもあり、自分より仲良くしていると「堀先輩にとっての可愛い後輩1番は自分だ」という気持ちを表し、堀先輩はそのたびに巻き込まれて面倒な気持ちになるのです。
とはいえ基本的に面倒見のいい堀先輩ですが、容赦なく殴ったり蹴ったりするのは鹿島くんだけで、鹿島くんはそれを「特別扱い」だと感じており、それはそれで満足しています。
お互いまだ恋愛対象ではないが、特別な存在と認識している
堀先輩は鹿島くんの顔や演技が大好きで、演劇部に集中して一緒にやりたいと常日頃から思っています。
鹿島くんは集中力が続かなかったり、女の子たちからの魅力的なお誘いに惹かれてサボることも多いですが、堀先輩の本音を聞いてからはまじめに部活に出席するようになりました。
鹿島くんは堀先輩の結婚式で出し物をやるのが夢のようですので、二人が卒業しても交友は続いていくことでしょう。
鹿島くんの性別と声優情報のまとめ
鹿島くんが「学園の王子様」として登場するのは第1巻、鹿島くんが催眠術にかかって堀先輩が誤って告白してしまう回が11巻、堀先輩からの告白を受けて鹿島くんが調子に乗る回が12巻です。
鹿島くんは女性にモテる女子高生として、野崎や千代だけでなく学校中の生徒を振り回しています。
特に堀先輩に対しては嫌がらせのように絡んでいきますが、実際は堀先輩のことが大好きなのでタチが悪いですね。
二人の関係も少しずつ変わってきているようですので、今後も見守っていきましょう。