「月刊少女野崎くん」はガンガンONLINEで2011年8月から現在も連載されている、4コマラブコメです。
野崎の描く少女漫画のアシスタントをしながら裏方として演劇部を支える部長の堀先輩と、女性ながら学園の王子と呼ばれ顔も性格もイケメンだがお調子者の鹿島くんは作中でも人気のカップルであり、二人の仲の進展は注目を集めています。
堀先輩は鹿島くんの顔がすごくタイプのようですが、恋愛感情などはあるのでしょうか。
また本人に好意を伝えているのかなど調べてみました。
堀政行の身長・体重・血液型
堀先輩のプロフィールです。
- 身長:164㎝
- 体重:不明
- 誕生日:11月28日
- 血液型:AB型
- 所属:浪漫学園3-C、演劇部部長
- アシスタント担当:背景
- 家族:父、母、弟(高校生)
- 趣味:映画鑑賞、観劇、旅行
- 好きなもの:鹿島くんの顔、とんこつラーメン
- 嫌いなもの:手作り料理
- 好きなタイプ:足のキレイな子
- 得意科目:数学、物理
- 苦手科目:古典
- 選択科目:書道
- 声優:小野友樹
堀先輩は演技が上手
演劇部の部長なだけあって演技はとても上手いですが、身長が低いため舞台に立つことはなく、裏方作業や演技指導を中心に活動しています。
基本的に真面目な性格ですが、大道具の制作に妥協をすることがなかったり、演技指導のために学園内でばったり会ったら即興劇をしかけるなど、下級生にかなりスパルタです。
鹿島くんや千代たちは堀先輩にも舞台に立ってもらいたいと思って様々な策を講じますが、堀先輩は嫌がらせを受けてると悩む種になっています。
野崎との出会いは演劇部の台本だった
野崎と堀先輩の出会いは第12巻109号で話題になっています。
堀先輩が落とした未完成の台本に、野崎が続きを書き加えたことから交流が始まりました。
演劇部の脚本家を必要としていた堀先輩は、漫画の背景を描くことが苦手な野崎のために背景を勉強し、対価として脚本を書いてもらうことになります。
堀先輩と鹿島くんはそもそも相思相愛?
堀先輩は常日頃から「理想の顔は鹿島」と言ってはばからず、イケメン王子の鹿島くんの顔が好きです。
また脚フェチの堀先輩は、鹿島くんの足だけ写った写真を見て、鹿島くんの足と気付かず「理想のタイプ」とも言っています。
鹿島くんの方も堀先輩のことを「結婚式の出し物をやりたいと思うくらい好き」なようです。
堀先輩は鹿島くんにどんな告白をした?
そんな傍から見ても相性抜群の二人ですが、鹿島くんに女らしさが無いせいで女性として扱われることは堀先輩に限らず殆どありません。
お互いに恋人になりたいという意欲も皆無ですが、それでも特別な存在であるということは以前から伝えています。
お酒に酔った勢いで本音を告白した堀先輩
第8巻79号では、鹿島くんが堀先輩のためにブランデーケーキを準備します。
手作りのためアルコールを飛ばし忘れたブランデーケーキは、お酒に弱い堀先輩を酔わせてしまい、酔った堀先輩は素直な優しい反応をするようになりました。
鹿島くんが「私、可愛いですか⁉」と尋ねると「かわいい後輩だから、もっと一緒に部活ができたらいいのに…」とつぶやきます。
それを聞いた鹿島くんは次の日から真面目に部活に参加するようになりました。
自分が鹿島くんのことを大好きだと自覚した堀先輩
第9巻87号では鹿島くんに意外性のある格好をさせる方向に話が進みます。
女性っぽさを前面に出した格好をしていましたが、あとから来た堀先輩が「鹿島のコーディネートなら自分にやらせろ」とノリノリで参加しました。
長身を生かした凛々しい服を着せ、メイクは可愛い系ではなく大人っぽくして静かにほほ笑む姿は、鹿島くんだと気付かなかったクラスの男子だけでなく、演劇部のメンバーも驚愕する綺麗な装いでした。
堀先輩は普通に満足していましたが「自分の好きな顔を好きなようにコーディネートした今の姿こそ堀先輩の理想ですよね?」と指摘され「理想の男の顔が鹿島だということは知っていたが、理想の女も鹿島かもしれねぇ」と気付き、顔を真っ赤にしてしまいました。
ポロリとこぼれた堀先輩の本音は鹿島くんを動揺させる
第11巻107,108号で野崎と千代が催眠術で遊んでいるところに鹿島くんが現れ、催眠術にかかってしまった鹿島くんが堀先輩に関する記憶を全て失ってしまいます。
堀先輩に関する記憶の無い鹿島くんでしたが、驚異的なコミュ力のおかげで堀先輩と仲良くなり、堀先輩の方も真面目に部活に参加する鹿島くんに嬉しくなって、様子がおかしいことを気に留めようとしません。
怒った部員が「元に戻せるのは堀ちゃんしかいないんだから、全力で話し合ってきて!」と堀先輩に説教しますが、野崎と千代が現れて鹿島くんの催眠をこっそり解いてしまいます。
催眠術でおかしくなっていた事も、既に元に戻っている事も知らない堀先輩は「どんな鹿島だろうが何でも好き」だから様子がおかしいことを深く考えていなかったと反省を述べ、鹿島くんは突然の告白に動揺してしまいました。
堀先輩に告白された鹿島くんの反応
一番可愛がってもらえているという自負はあるものの、面と向かって本音を伝えられた鹿島くんはびっくりしてしまいます。
そして告白された側の反応としては考えられない行動を取るようになるのです。
堀先輩の愛を確かめる鹿島くん
第12巻112号では、堀先輩から好きだと言われたけどいまいち堀先輩の気持ちが信じられない鹿島くんがウザい行動を取ります。
堀先輩が鹿島くんに何かすると「それは私のことが好きだからですか?」と尋ねるようになるのです。
皆にコーヒーを配っているのに「私のことが好きだからですか?」と聞かれる堀先輩にとっては面倒くさくて仕方がありません。
鹿島くんのことを好きだと公言するようになった堀先輩
事の重大さを認識した御子柴は、堀先輩に「分かりやすい愛情を示したら納得するのでは?」と提案しました。
部活をサボろうとした鹿島くんを捕まえるために本を投げた堀先輩は、懲りずに「本を投げたのは私が好きだからですか?」と聞いてくる鹿島くんに「ああ、好きだからだ」と適当なことを言ってしまいます。
一度好きだと言ってどうでもよくなった堀先輩は、事あるごとに「好きだからやっている」と言いながら、引きずり回したり、手当をしたり、ネクタイで縛り上げたりするようになってしまいました。
堀先輩から「好き」と言われて喜ぶ鹿島くん
堀先輩が自分のことをそんなに好きだと知らなかったと喜ぶ鹿島くんは「私も先輩のこと好きですよー」と照れながら返事します。
それでも二人の関係は変わることなく、部活をサボろうとする鹿島くんと殴って参加させる堀先輩の構図は変わりません。
最後には、部活に連れ戻そうとするのは「大好きだからだよ」という言葉が飛び出し、好きから大好きに格上げされたと鹿島くんは喜んでしまいます。
堀先輩の方も「好きだからだ」という言葉を便利に利用し始め、他の人にも使うようになって「軽薄な遊び人」と罵られることになってしまいました。
演劇部部長の堀先輩は鹿島君にどんな告白したのか?のまとめ
演劇部の部長なだけあって演技の上手な堀先輩が愛の告白をすると、本気で言ってるのかただノリで言っているのか分かりにくいところもあります。
鹿島くんの方も女の子から告白されることは慣れていても、男性から情熱的な告白を受けた経験がないためドギマギしていました。
とはいえこの後も普通に先輩後輩として過ごしている為、本当の恋人関係になるのはずいぶん先になるでしょう。