【キングダム】羌瘣(きょうかい)死亡?!史実・原作を元に考察!

キングダムの中でも数少ない女性武将で圧倒的な強さを持つのが羌瘣です。

伝説の暗殺集団・蚩尤(しゆう)であったという過去を持っていますが、今や飛信隊の副隊長として多くの戦果をあげています。

キングダムファンのなかでも、

「天然でかわいい!」

「戦う姿がかっこいい!」

という声が絶えない人気のキャラクターですが、ファンの間では壮絶な過去などから死亡フラグが立って止みませんが、本当なのでしょうか。

蚩尤の死亡フラグ

キングダムの蚩尤とは祭(さい)という蚩尤族同士の殺し合いで生き残り、一人だけが蚩尤という名を継ぐことができるのです。

ちなみに蚩尤族は女性で構成されていて、必然的に蚩尤は女性ということになります。

明確に言うと羌瘣は本当の蚩尤ではなく、蚩尤族のひとりであり、祭には参加していませんでした。

結論から言えば羌瘣は今現在62巻では死亡していないものの、なぜ死亡するという噂があるという根拠を考察していきます。

禁術の影響

前・蚩尤は幽連(ゆうれん)であり、羌瘣の姉の仇でもあります。

コミック34巻にて幽連は羌瘣によって討たれますが、幽連は「次の蚩尤が必ず貴様を殺しに行くぞ」と言っていました。

その後何らかの理由で幽連が死んだことが伝わり、次の祭が始まってしまいます。

そこで生き残り現・蚩尤になったのが羌瘣の妹である礼でした。

礼は蚩尤として掟を破った姉・羌瘣を殺しに来ましたが、羌瘣に諭されて殺すのを辞め飛信隊の一員になり、その後、礼は羌瘣の治療をしている際に、以前のように大技が使えるか分からないと発言、コミック58巻で羌瘣が蚩尤族に伝わる禁術によって、一度は死んだ信を生き返らせたのです。

禁術を使った羌瘣は天地のはざまの門戸(もんこ)で羌瘣は姉である象姉に会い、そこで象姉にはこの禁術は二度と使えないこと、他の術も弱くなったかもしれないことを伝えられ、この時に羌瘣は寿命をかなり減らしてしまったのです。

これはコミック61巻では回復に時間がかかっている様子が描写されていています。

ここまでの情報から禁術の使用により、

  • 寿命の大幅減少
  • 戦力が以前より落ちた
  • 体が弱っている

という状態になっていて、そして羌瘣は禁術が他にもいくつかあることを語っていました。

他の禁術の使用により命を落とす可能性も十分にありえます。

再び信のために禁術を使うことがあったら死ぬことは逃れられないでしょうし、また羌瘣の戦力ダウンにより、今後現れる敵に討たれて戦死する可能性もあるのではないでしょうか。

王騎(おうき)と摎(きょう)との関係

王騎と摎は秦国の六大将軍であり、摎は王騎の嫁になるはずでした。

コミック16巻で摎と王騎が龐煖(ほうけん)により殺されるシーンが描かれています。

王騎は自分の矛を信に託して死にました。

また、信の夢は王騎のような天下の大将軍になることです。

羌瘣はコミック34巻で飛信隊に復帰する際、信の子を産む大将軍になると発言していて、加えてコミック62巻で羌瘣は信を好きだということを認めています。

ここまでの情報をまとめると、

  • 王騎と摎は六大将軍
  • 王騎の嫁になるはずだった摎は戦死
  • 王騎は信に自分の矛を託した
  • 信と羌瘣は大将軍になるのが目標
  • 羌瘣は信の将来の嫁になる可能性が高い

ということになるのです。

この情報から信と羌瘣、王騎と摎の関係には重なる所があることが分かります。

加えてコミック14巻で龐煖は、羌瘣から王騎と摎を感じたと言っていたことを考えると、龐煖を倒した信と龐煖に一度は勝利した王騎、龐煖が認める強さ女性である羌瘣と摎には切っても切れない関係があるのではないでしょうか。

よって羌瘣はいつか摎のように強い敵と戦い、戦死してしまう可能性があると考えました。

実在した羌瘣の歴史

キングダムは作者である原先生が、史実を元にして描いている漫画として有名です。

キングダムの考察において史実を無視することはできません。

そして、羌瘣という人物は実際に存在したようなのですが、残っている情報は少なく2行ほどしかありません

  • 王翦(おうせん)、楊端和(ようたんわ)と趙国を攻めた。
  • 王翦と共に趙王である幽繆王(ゆうぼくおう)を東陽(とうよう)でとらえ、趙を滅ぼした。さらに、兵を率いて燕を攻めようとした。

という内容のものでした。

王翦と楊端和はキングダムにも出てくる主要な将軍なので、同じくらい有名で強い将軍であったことが予測できますが、ただ、女性だったかどうかなどは書かれていなく、ネット上では男性じゃないかという話がでているようです。

史実上では性別すら分からない謎多き人物であることは間違いなく、キングダムでの羌瘣という人物は原先生次第であることが分かります。

現在コミック最新巻の62巻(2021年8月時点)ではすでに王翦と楊端和に加え桓騎と共に、羌瘣含む飛信隊が趙を攻めているため、史実における情報の少なさから、趙を滅ぼしたあとに死んでしまう可能性はあり得えるでしょう。

キングダムの羌瘣(きょうかい)死亡フラグのまとめ

羌瘣が死ぬと思われる根拠について考察してきました。

これまでもいくつかの死亡フラグを乗り越え生きてきましたが、これだけの根拠があると今後も生き続けるとは言い切れません。

人気のキャラクターなので最後まで死んでほしくはありませんが、死ぬ根拠が十分にあるというファンからの声・考察が多いです。

果たして今後本当に羌瘣は死んでしまうのでしょうか?

羌瘣の今後にも目が離せません。