【もののがたり】強さランキングTOP10!最強の人間は誰だ?

作者、オニグンソウが手掛けるウルトラジャンプにて連載中のもののがたり。

作中で登場するキャラクターを、

  • 人間側の強さ
  • どの点が強いのか?

など、最強の人間の強さをランキングにしてみました。

完全に独断と偏見でランク付けをしたので、異論があるかたはメッセージお待ちしています。

もののがたりとは

強さランキングに入る前に、作品について知らない読者がいると思うので、先ずは簡単に紹介していきます。

もののがたりは付喪神を題材とする漫画となっており、ウルトラジャンプで連載中の作品で、現在単行本に関しては12巻まで発売されていて、作者のオニグンソウが手掛ける、美麗な作画によって展開される戦闘シーンや個性あるキャラクターたちは見ているだけでもワクワクさせるのも上手だなと感じさせてくれる作品です。

もののがたりのあらすじ

過去の出来事で付喪神を憎むようになってしまった主人公の岐兵馬(くなと ひょうま)は、祖父である岐造兵(くなと ぞうへい)に修業の一環として付喪神を家族とする長月家へ出向するよう命じられました。

そこでは婚礼調度と呼ばれる6人の付喪神とヒロインの長月ぼたんという人間が住んでおり、付喪神憎しの精神を持ち合わせている岐兵馬は、その場所で一時的に暮らすことになります。

主人公とヒロインが出会うことにより大きくと歯車は動き出し、様々な思惑と陰謀が交錯する戦闘あり、恋模様ありの物語が展開されていくのです。

もののがたりに登場するキャラの強さランキング

見て感じた強さのランキングを10~1位形式で順にご紹介していきます。

尚、このランキングは単行本12巻までの要素を基にランク付けしました。

第10位 岐 造兵(くなと ぞうへい)

第10位の岐造兵は岐家の当主で、主人公の祖父にあたる人物です。

塞眼では珍しく、力づくではなく対話で諭して戦うスタイルを主としていますが、1巻以降、目立った戦闘シーンは無いため10位とさせていただきました。

今後の展開次第では評価が変わるかもしれませんが、現状の戦闘スタイルから予測すると最下位に置いた方が妥当でしょう。

第9位 岐 隼人(くなと はやと)

第9位の岐隼人は主人公の兄であり、妹と同様に「不世出の天才」と呼ばれています。

岐家当主である造兵を超える程の才能を有しており、自分のことを「俺様」と呼ぶのが特徴的です。

祖父の造兵が追っていた付喪神を軽くいなしているシーンなどが出てきました。

また戦闘においては、自分なりに編み出したオリジナルの技で敵を圧倒しているためもっと上位にランクインするかと思いきや、ただこちらもこちらも戦闘シーンが少ないということで情報が少なく、現状では9位にランクしました。

第8位 八衢 菫(やちまた すみれ)

第8位の八衢菫は八衢家の次期当主である塞眼であり、主人公とは幼馴染のような間柄で、キリッとしていてカッコいい印象ですが、実はポンコツな部分のある可愛らしい女性となります。

根は真っ直ぐで正義感が強い性格は、正論だと思っていたことに待ったがかかると混乱する一面が作中で出てきました。

11巻では八衢式開門術神髄(やちまたしきかいもんじゅつしんずい)・生弓矢(いくゆみや)で黒檀を穿ちます。

付喪神相手であれば、穿たれた部分は強制的に現世と縁が絶たれ、再生するのに非常に長い年月が掛かってしまう特性を持ち合わせているのが特徴です。

質実剛健のようにも見えますが、女性としの一面もしっかり作中では描かれています。

また、12巻以降の活躍に期待したいところです。

第7位 岐 鼓吹(くなと くすい)

第7位の岐鼓吹は主人公の姉であり、兄の隼人と同様に「不世出の天才」と呼ばれています。

御三家だけが使用できる引手の力を最大限引き出すことができるのが特徴です。

「神髄にまで至ることが出来る」と作中では紹介されているため、それぞれの御三家が持つ秘儀を使用できると考え、7位にランクしました。

兄と同様に、弟思いな部分があり、見ていて弟を大切にしていることが伝わるキャラクターの一人です。

第6位 辻 白百合(つじ しらゆり)

第6位の辻白百合は辻家の次期当主である塞眼(さえのめ)で、作中では最年少にあたる高校生です。

辻家は傍観者のような立場であり、進んで戦闘に参加することはなく、また白百合が使う天詔琴(あめののりごと)は物理的にダメージを与えるようなものではないため、6位にランクしました。

ただ、技の特性上、相手の動きを封じることが出来るところ、体力がないので技を連続して出すことができない点なども考慮し6位となりました。

一見すると付喪神を相手取る雰囲気には見えませんが、10巻では主人公を助けるキーマンとなります。

辻式閉門術神髄 天詔琴(あめののりごと)は、現世における全ての神通力を閉ざすことができ、窮地を逆転させるシーンはとても印象的です。

第5位 門守 大樹(かどもり たいじゅ)

第5位の門守大樹は塞眼京都の当主であり、3巻から物語に深く関わってくる人物で、胡散臭く狡賢い性格ですが、腕前は確かで主人公と共闘するシーンが多く出てきます。

7巻では心にグッとくるカッコいい描写が存在し、初めて主人公と出会った時より性格が大きく変わっているところが非常に面白いです。

戦闘においては符術百段と先代から評される程の符術使いであり、7巻では3大付喪神の1つである雅楽寮の鼓を圧倒します。

尚、7巻で鼓に使用した象形符・毒蛇は、傷口に細かく刻まれた呪符を練りこめる特性を持っており、付喪神であれば再生を動かせない状態にできる大樹が使える技の中でも禁じてです。

手数の多さ、また12巻まで付喪神相手では負けていないところを見て5位にランク付けしました。

京都にある付喪神の収容施設では恐れられている人物とされています。

第4位 門守 椿(かどもり つばき)

第4位の門守椿は京都塞眼で大樹の娘であり、作中では麒麟児と呼ばれるほどの才能を持ち合わせています。

主人公に好意を抱いているシーンがありますが、それは本心なのかそうでないのか、未だに不明瞭な点も。

強い付喪神を戦うことを好んでおり、2対1でも相手を圧倒するほどの腕前で大樹と同じく符術を使いますが、椿に関しては形成符を得意とし、符を使用して様々な武器に変化させることができます。

多種多様な戦闘スタイルからして4位にランクしました。

7巻では、自分より格上の相手と戦うことに悦びを感じているシーンなどは印象的です。

また9巻では、塞眼の中でも上位に位置する強者揃いの攻略班に最年少で志願し、リーダーの岐造兵が受け入れています。

戦闘の才能からして、攻略班にいた誰も異議を唱えないのも納得しました。

第3位 長月ぼたん(ながつき ぼたん)

第3位の長月ぼたんは物語のヒロインであり、謎のベールに包まれていた部分が多数ある少女です。

匣(くしげ)の力により、体内に秘められたもう1つの人格を封印されていましたが、7巻ではその封印が解かれてしまいました。

7巻でその力が暴走してしまい、大樹でさえ苦戦した付喪神を容易く屠るシーンが出てきます。

また生弓矢により抉られ、再生するのに年月が掛かる状態だった薙と結を一瞬で元通りにしているところで、計り知れない力から3位にランクしました。

平時はごく普通の大学生でありますが、もう1つの人格である現人神が表に出てくると、全ての付喪神が平伏せずにはいられない程の絶大な力を有しています。

第2位 岐 兵馬(くなと ひょうま)

第2位の岐兵馬は岐家の次期当主で主人公です。

当初は付喪神を酷く憎んでいましたが、長月家で居候することにより考えなどが変化していきます。

過去には3大付喪神に匹敵するとされている奥羽の鬼瓦を単身で討ち滅しており、作中での身体能力から鑑みて2位にランクしました。

岐式開門術神髄 生大刀(いくたち)を使用することができ、付喪神相手であれば切り刻まれた部分は再生に非常に長い年月が掛かってしまいます。

その名の通り、大刀のようなものを引手付近に顕現させることができ、とてもカッコいいです。

また、10巻では武器を使わずに拳で黒檀と殴り合うシーンと、門守の符術を一部使うことができるところに様々な戦い方ができるのだと感じました。

第1位 八衢 紅緋(やちまた べにひ)

第1位の八衢紅緋は菫の母でありますが、作中での強さは常軌を逸しています。

3大付喪神である雅楽寮でさえ、その強さを認める程の力を有し、10巻では長月家の付喪神である婚礼調度を追い込みました。

1位にランクしたのは身体能力の異常なまでの高さに加え、戦闘に特化したスタイルで相手が繰り出した符を利用して自分の力に転換させるシーンには、この物語では怪物にあたる人物と感じています。

菫と同じく生弓矢(いくゆみや)を使うことができるだけでなく、更に八衢式 纏鎧術(てんがいじゅつ)で付喪神を纏うことで能力を底上げでき、素のままでも脅威的な力を誇るのに、そこにチート級の力が合わさると太刀打ちできない強さと感じました。

尚、10巻の初戦闘シーンでは6対1で相手を気圧しています。

もののがたり強さランキングのまとめ

1位は八衢紅緋となりましたが納得の強さを誇っており、作中では最強の戦闘機のような存在だと言わざる負えません。

尚、今回は12巻までの戦闘シーンからランク付けしました。

次巻の13巻は2021年9月頃に発売すると予想されています。

今後はまだ戦闘シーンの少ないキャラクターの今後の活躍に期待したいところです。