【かぐや様は告らせたい】藤原千花が可愛い!好きな人と理想の男性像

「かぐや様は告らせたい」のメインヒロインである藤原千花は、感情表現豊かで天真爛漫な性格、天才的なピアノの腕と五か国語を操るマルチリンガル、秀知院学園でもトップクラスの美貌とナイスバディの持ち主で男子生徒人気も高く、彼女に告白する人も多いそうです。

生徒会内では問題児扱いでヒロインと呼べるか微妙な立場ですが、そんな藤原千花の可愛いところを探っていきましょう。

目次

藤原千花のプロフィール

まずは藤原千花のプロフィールを見ていきましょう。

  • 名前:藤原千花(ふじわら ちか)
  • 誕生日:3月3日
  • 学年:高等部2年B組から3年A組に進級
  • 役職:生徒会書記
  • 部活動:テーブルゲーム部所属、不治ワラちゃん名義で活動
  • 血液型:O型
  • 身長:154cm
  • 体重:50kg(推定)
  • スリーサイズ:不明(胸の攻撃力は戦車級)
  • 家族構成:父、母、姉、妹、犬
  • 住所:渋谷区松濤
  • 好きなもの:恋バナ、イカサマ、海外旅行、ラーメン、タピオカミルクティー
  • 苦手なもの:トマト、音痴な人、カロリー計算
  • 声優:小原好美
  • 俳優:浅川梨奈

 

ポイント

本作の主人公であるかぐやや御行と明らかに差がある部分として「モノローグがほとんどない」という点があり、彼女の何を考えているか分からない行動の数々に生徒会メンバーだけでなく様々な人が振り回されています。

いわゆるお嬢様として育てられたので一般常識や一般教養をしっかり持ってはいますが、脳内がお花畑な面や逆に腹黒い面も持ち合わせており、かなり自分本位で自己中な性格です。

それでも家族や生徒会メンバーなどの友達に対して、無私の愛を抱いていたり最後には何とかしてくれるという信頼を持っていたりするので、自然と人に囲まれる人気者でもあります。

藤原千花の声優と実写版を演じた俳優

「かぐや様」においてヒロインの位置に立つ藤原ですので、演じる声優や俳優も相応の可愛い人が演じていました。

声優・小原好美

生徒会内では一番非常識でちゃらんぽらんな性格をしている藤原ですが、藤原役の声優・小原好美さんは生徒会メンバーの母として他の声優さんを温かく見守る存在です。

最近は落ち着いた役での出演も増えていますが、声の質からアホな子の役が多く、それを聞いた関係者にまたアホな子の役を貰うというループに陥っていたと語っていたこともあります。

小原さんの可愛いショット満載の写真集の発売も決まっており、今後名実ともに人気声優の一人として数えられていくことでしょう。

リンク:古賀葵さんも大絶賛な小原好美さんの可愛い写真集「夢色夢時」を読んでみる

 

小原好美さんの代表作
  • からかい上手の高木さん:日々野ミナ
  • 無職転生~異世界行ったら本気出す~:ロキシー
  • カッコウの許嫁:海野幸

俳優・浅川梨奈

SUPER☆GiRLSに所属していた元アイドルで、グラビアをきっかけに個人活動でも飛躍的に活動の幅を広げて数多くのドラマにも出演している今注目の若手女優です。

少女漫画やアニメを読むのが趣味の浅川さんは実写版のキャラの役作りに情熱をかけており、「実写版かぐや様」に出演した際は小原さんの声色や話し方を研究して臨み、可愛い藤原のクオリティの高さから「原作から抜け出したみたいな藤原書記」とトレンド入りするほどの大絶賛でした。

かぐや役の橋本環奈さんとの微笑ましい絡みなど、映画がファイナルを迎えた後も話題を提供し続けてくれました。

リンク:デビュー10周年を迎える浅川梨奈さんの写真集「GR∞WTH」を読んでみる

 

浅川梨奈さんの代表作
  • 咲-Saki-:原村和
  • リケ恋:氷室菖蒲
  • honey:西垣雅

藤原千花は生徒会のヒロイン

かぐやや御行と違い普通の成績で普通の頭脳な藤原は二人が高度な恋愛頭脳戦を展開していることに一切気付いておらず、場の空気をかき乱しカオスな状況を作りだす役割を担っています。

テーブルゲーム部に所属しており遊ぶことが大好きな藤原は、生徒会室にもたくさんのゲームを持ち込み、メンバーとしのぎを削ってきました。

藤原持ち込みのゲームという事もありますがそれなりにゲームに強く頭脳明晰な生徒会メンバーと言えども苦戦するほどの実力を持ちながら、「正々堂々勝負しましょう」が口癖の割にしょっちゅうイカサマを繰り出し、さらにバレて普通に負けるなど回数を重ねるごとに小物感が増していきます。

藤原「私これでも生徒会室の外では人気者の藤原さんなんです」

藤原「ここの皆さんだけですよ?私をこんなにコケにしてくれるのは…」

藤原「一度認識を改めてもらう必要があると思いました…」

藤原「そこで今日のゲームなんですけど~」

御行「えっこれゲームの前振りだったの?」

引用:かぐや様は告らせたい 第17巻164話

藤原家の華麗なる血筋

祖父が総理大臣経験者、叔父が現職の国務大臣、父も政治家で、母は元外交官という政治家一家に生まれた藤原千花は、子供の頃から英才教育を受け、中等部時代まで友達と遊ぶ暇もないほどピアノに打ち込んでいましたが、かぐやからの進言でスパッとピアノを辞め、これまでを取り返すように全力で遊ぶようになります。

藤原千花の姉である豊実は名前の通り妹たち以上に豊かに実っており、父から育て方を間違えたと嘆かれるほど奔放に育ってしまいました。

そして藤原千花の妹である萌葉は中等部生徒会副会長を務めており政治家一家の面目を保つ活躍をしていますが、好きな子を監禁したいとか食べちゃいたいとか考えておりややサイコパスな一面もあります。

 

ポイント

中学生になってから知り合った藤原の家に時折泊りで遊びに行くこともあったかぐやでしたが、以外にも藤原家の母・万穂との初対面は高等部二年時の体育祭でした。

藤原家の娘たちは三人とも成長が早くナイスバディの持ち主ですので、元凶の万穂がどれ程のものを持っているのかかぐやは戦々恐々としていましたが、予想に反して藤原母はかなりスレンダーなタイプであり、巨乳の遺伝子の元が藤原父であるという事実に驚愕させられていました。

藤原は「おじいちゃんの一番弟子」を公言しており将来の夢は総理大臣になる事ですが、御行の生徒会長選挙の時に「公約なんて選挙が終わったらどうせ覚えていない」と政治家志望とは思えない発言をしたり、修学旅行先を決める時に「多数決にすれば一番安い京都で済む」と悪知恵を働かせたりしました。

姉や妹が少しおかしいのも自覚していますが、保身のため「家族のことは悪く言ってもいいですが、私のことは悪く言わないでください!」と家族を売る畜生発言が跳び出すなど、かなりの腹黒です。

藤原と石上のバトル

藤原の暴走に手を焼いていたかぐやと御行ですが、一学年後輩の石上が唯一の対抗勢力として台頭してきます。

石上は藤原の煽りに簡単に乗り、相手が女性だという事も関係なく全力で返り討ちにしようと燃え、さらには藤原のミスや敗北を必要以上に大声で非難し「正論で殴りつけるDV男」と呼ばれるまでになりました。

ゲームの勝敗だけでなく日常会話でも意見が割れた時にはことさら大きく煽り合い、その様子は高度ながら冷静に相手の出方を探り合うかぐやと御行の恋愛頭脳戦とは対照的に、ギャーギャーと騒ぎながら罵り合う精神レベルの低い争いです。

 

主な藤原と石上のバトル
  • 御行も含めて三人で神経衰弱、藤原のイカサマを殊更に大事にして煽る(第4巻35話)
  • 藤原の旅行中に生徒会メンバーでイベントを計画しようとする石上(第4巻40話)
  • 御行の誕生日を知らなかった藤原を猛批判する石上(第6巻54話)
  • ブリーフを穿いている石上をイジリ、ブリーフの何がいけないのかと演説を始める石上(第7巻70話)
  • 生徒会でベルマーク集めをし、競争を始める二人(第8巻75話)
  • 全生徒会腕相撲トーナメントで最弱を争う二人(第12巻117話)
  • ダイエットをしてると言いながらラーメンを食べまくっている藤原をたしなめる石上(第16巻156話157話)
  • 藤原のハゲヅラドッキリを痛烈批判する石上(第17巻163話)
  • 愛してるゲームに何度も引っかかる石上をからかい続ける藤原(第17巻164話)
  • サクランボの茎をいかに早く結べるかで競争で先に出来た藤原がなかなかできない石上を煽る(第18巻173話)
  • ミコちゃんと喧嘩している石上の仲裁で入ってきた藤原が結果的にバトル(第19巻188話)
  • 御行の引っ越しで都内カーストを気にする藤原に悪態をつく石上(第20巻197話)
  • 石神と誕生日が一緒で落ち込む藤原(第20巻200話)
  • つばめ先輩に振られて落ち込む石上の言動に耐えられない藤原(第21巻205話)
  • 藤原を異性として見れないことをオブラートに包んで言おうとするが結果的に煽る石上(第21巻206話)

とはいえ藤原は基本的には石上のことを信頼しており「好きだ」と口にすることもありますし、女性に免疫が無いながらもその言葉を聞いて照れる石上も藤原のことを若干意識しています。

藤原千花の可愛い登場回

当初は高度な頭脳戦を繰り広げる御行とかぐやに挟まれる天然系女子でしたが、徐々にずる賢い面や、それでいて憎めないポンコツさが露わになり、皆に愛される可愛いヒロインの地位を築いていくことになります。

そんな藤原の可愛い登場回をいくつか紹介します。

NGワードゲームでかぐやと御行を翻弄する藤原

第2巻18話では、生徒会の備品の買い出しに休み返上でいかなければいけないということでNGワードゲームが繰り広げられました。

隣の人が書いた単語を渡された人が見ないままその単語を言わずに会話をするというものですが、御行はかぐやと一緒に買い物に行きたいと考えたため、藤原に勝たせようと思い藤原が言わなさそうな「チェケラ」と書いて藤原に渡します。

いつも喋っている口癖を書かれたら駄目だと思った藤原はいきなりラッパーのような喋り方を始め「このままだと普通にチェケラとか言いそう」と焦った御行は、まずかぐやに勝負を仕掛けました。

かぐやのNGワードは「好き」というものでしたが、それを言わせるのに半年以上難儀していた御行は遠回しに会話を始め藤原にバトンをパス、すると藤原は急におとなしくなり「私実は嫌われてるんじゃないか」と語りだします。

焦ったかぐやは「藤原さんの事…好きですよ」と言ってしまい、罠にかかったとばかりに藤原が勝利宣言、かぐやの悔しそうな顔と藤原の嬉しそうな顔を見た御行は藤原のセコイ部分に怯えながらも、かぐやと一緒に行きたいからわざと負けようとしていた事、買い物に邪魔な藤原を除け者にしようとした事を反省し「ここからは本気で行かせてもらうぞ!」と気合を入れ直しました。

しかしかぐやの書いた御行のNGワードは「本気」という言葉であり、藤原は何もせずにドヤ顔で勝利宣言、かぐやと御行は二人で買い物に行けることを喜びながらもかなり悔しい負け方をしたことに微妙な表情をせざるを得ませんでした。

かぐやを爆笑させるために女を捨てる藤原

藤原以上に箱入りで性教育などほとんど施されてこなかったかぐやは初体験のことをキッスだと思っており、それゆえにとても恥ずかしい思いをしてしまいます。

今後そういう事が起きないよう独学で勉強を始めますが、それでもまだ知識が小学生レベルのかぐやは第3巻27話で藤原がペスがやる「ちんちん」が変だという話を聞いて吹き出してしまいました。

御行の前という事もあり幼稚な下ネタに反応しては大変なことになると何とか堪えるかぐやでしたが、かぐやの笑顔が好きでいつかゲラゲラ笑うかぐやを見てみたいと願っていた藤原は「ちんちん」という発言でかぐやが爆笑することに気付き、御行にクイズを出して御行に「ちんちん」と言わせようとします。

路面電車のことを「トラム」という感じで、御行が答える前に「ちんちん」以外の答えを導き出すかぐやと藤原の争いですが、知識量の差から藤原が先に音を上げてしまい「かぐやさんが邪魔するから会長ちんちん出さないじゃないですか!!」と絶叫、驚いた御行は「そんなものここで出さないだろ!痴女なのか!?」と言い逃げ出してしまいました。

この回はアニメや実写映画でも問題作となっており、声優の小原さんも「大変だった」と語っています。

テーブルゲーム部の女子三人で青春をする藤原

藤原は生徒会以外でも仲の良い友人が多数おり、修学旅行などでは主要メンバー以外と班を組んでいます。

部活ではテーブルゲーム部に所属しており、藤原に勝るとも劣らない問題児女子三人でいつも楽しく遊んでいました。

第17巻171話では一度生徒会に試作品を持ってきたハッピーライフゲームの製品化に向けて、一年生ながら部長のマッキー、一年ダブってるメガ子、なんだかんだ仲良しのマス部エリカの四人で冬休みに泊りがけで制作活動に勤しんでいましたが、TG部を危険視しているかれんが様子を窺うために電話してくるところからアンジャッシュが始まります。

単純にゲームの駒などを作っているだけですが「子供を作っている」「一万円札を刷っている」「これはゲームなんだよ」などのマッキーの発言を勘違いしたかれんは警察に通報してしまいあのマッキーすら涙目になるほどの大事になってしまいました。

藤原が中心の話ではありませんが、普段周りの人とどのような会話をしているのか楽しめる回になっています。

 

ポイント

テーブルゲーム部メンバー紹介

  • 寺島(メガ子):秀知院学園の校長の孫で、成績不振ながらなんとか卒業することのできた一年ダブっている三年生。卒業後はプロゲーマーのチームに就職するなど石上の憧れの先輩でもあった。
  • 槇原こずえ(マッキー先ハイ):多分部内ゲームで獲得した永久部長の肩書を持つ一年生。年上でもタメ口を使う度胸とかなり鋭い観察眼を持つ彼女は煙たがられているTG部を簡単には廃部にされないほどのネタを持っているのかもしれない。

マスメディア部メンバー紹介

  • 紀かれん(カプ厨):本作第1巻1話で最初にセリフがあったキャラであり御行とかぐやの恋物語を妄想するのが趣味。推しとワンチャン繋がりたくて外部進学に変更し、無事同じクラスになった。
  • 巨瀬エリカ(ミソちゃん):箱入りのお嬢様特有の純情と天然を併せ持つが、味噌とかぐやに対する情熱が半端ない。かれんの横にたまに出てくる線目の七三分け気味の女子とは別人で、エリカの前髪はパッツンである。

かぐやから御行と付き合っていることを告げられ、受け入れられない藤原

石上やミコちゃん、柏木や翼、眞妃ちゃんや帝、早坂や圭ちゃんなど主要メンバーの多くがかぐやと御行の関係について知っていましたが、藤原だけは半年近く気付かず報告も受けませんでした。

このままじゃ不味いと思ったかぐやは御行と関係を持った直後に藤原を呼び出し御行と付き合っていることを報告しました。

やましいことが多い藤原は何か怒られるんじゃないかと身構えましたが、人間不信だったかぐやが人を好きになったこと、人に好きになってもらえたことを祝福します。

しかし改めて生徒会メンバーに報告したところ、既に石上とミコちゃんは気付いており二人をはやし立て始め、藤原だけがこの半年間なにも気付いていなかったという現実を突き付けられてしまいました。

終いには「私が先に好きだったのに寝取られじゃないですか!」と文句を言ったり「二人の関係は何が何でもぶち壊してやりますからね!」と息巻いたり四宮家より厄介な敵として立ちはだかります。

それでも最終的には、好きだった二人が自分の元を離れて二人だけで楽しくしているのを受け入れられなかっただけなんだと二人の関係を受け入れ応援することができました。

大好きなラーメンを四天王と一緒に食べる藤原

富豪の家に生まれ世界の美食を数多く食べてきた藤原ですが、日本でしか食べられないラーメンが大好物であり、女子一人では入りにくそうなところでも気にせず訪れて楽しんでいます。

「かぐや様」の作品全体の緩急はとても素晴らしく、特にシリアスで次の話が気になる場面でこのラーメン回が挟まれるので、読者をやきもきさせてきました。

ラーメン回は四天王や店員目線で描かれており、たまたま藤原が居合わせる構図になっていますが、生徒会室と同じように藤原の可愛いド天然がいいアクセントを加えていますので是非ご確認ください。

ちなみにもう一人の「高円寺のJ鈴木」はタクシードライバーとしてちょくちょく出てきますが、まだラーメンを食べている場面は出てきていません。

渋谷のサンちゃんととんこつラーメン

第5巻43話では海外旅行から帰ってきた藤原がとんこつラーメンを食べに来たところにラーメン四天王の一人・渋谷のサンちゃんが居合わせます。

ラーメンだけでなくコーヒーや紅茶などあらゆる食に妥協のできない質で、心の中で語るうんちくが少々ウザかったりしますが、それでもラーメンを愛しているサンちゃんが藤原の食いっぷりを称え、過去を懐かしむシーンは涙を誘いました。

ちなみにこの前後では夏休みで会う事の出来ないかぐやと御行が悶々とした日々を過ごしています。

巣鴨の仙人と激辛ラーメン

第16巻157話ではダイエットがてら電動自転車でサイクリングをしていた藤原がランチに激辛ラーメンを食べるお話で、そこに齢93の四天王・田沼尊彦(翼との関係は不明)と出会います。

藤原は発汗作用でカロリーゼロ理論で食べ始めますが、あまりの激辛ぶりに涙が止まりません。

仙人の方も激辛ラーメンを注文しますが、これまで食べてきた唐辛子山盛りの激辛と違い、唐辛子の品種改良で次元の違う辛さを誇る地獄ラーメンで天国が近付いてしまいます。

それでも四天王としてのプライドで完食しますが、藤原がバニラアイスを食べながらというチートを受かったことを激怒、仙人には認められませんでした。

ちなみに後日エリカが同じ店に訪れた際に仙人も訪れ、二人で挑戦するものと思ってもう一度激辛を頼んだ仙人でしたが、エリカは普通に味噌ラーメンを食べるという話がスピンオフで語られています。

神保町のマシマシママとJインスパイア系ラーメン

かぐやと御行の将来に暗雲が立ち込め始めた頃、ヤンジャン連載200話記念で巻頭カラーを飾った「かぐや様」は第21巻210話で藤原が二郎系ラーメンを食べるという強烈な緩急を見せました。

拒食症で倒れた妹みたいになって欲しくないという思いから女性をデブらせるためだけに大盛りラーメンを強引に食わせる店主と、サンちゃんと付き合っていたが少量でも食にこだわるサンちゃんとフードファイトの為ひたすら食うマシマシママのスタイルの違いから別れることにした二人の喰い合いが物語を盛り上げます。

山盛りのラーメンを何とか完食する藤原を見て、ラーメン屋を始めた頃の事を思い出し邪気が抜ける店主と食う幸せについて思い出したマシマシママはお互いを認め合い、感動のフィナーレを迎えました。

色んなコスプレで着飾った可愛い藤原

藤原も一般的な女子高生らしく可愛いものが大好きで、自分を着飾るのも大好きです。

そんな藤原が可愛い装いで登場した回を見ていきましょう。

ラブ探偵千花

虫眼鏡の色はピンク色!これがホントの色眼鏡!ラブ探偵千花は人の恋バナに交じって根掘り葉掘り聞いちゃいますが、解決力はそんなに高くありません。

第2巻16話では探偵っぽい恰好をするためだけにわざわざ演劇部まで衣装を借りに行き、探偵の格好をします。

謎解きが大好きな彼女は有名な探偵が被っている「鹿撃ち帽」をことあるごとにかぶり、パイプを片手に混ざってくることもありました。

かぐやを巻き込み困らせることもありましたし、眞妃ちゃんの寝取り作戦に加担させられそうになったこともあります。

味王・藤原

第10巻96話では生徒会ガチンコチャーハン対決と称して、御行、石上、かぐやの料理対決が開催され、藤原は「味王」と書いた帽子をかぶり実況と解説を、ミコちゃんは審査委員長を務めることになりました。

家が裕福で食にうるさいと思われがちな藤原ですが、案外バカ舌で適当な解説をドヤ顔でするため恥ずかしい思いをしっぱなしです。

かぐやとしては御行にて料理を振る舞いたかっただけだったのに、一口も食べさせることができず全てミコちゃんの胃袋に消えていった悲しい回でもありました。

定番!サンタコスの千花が可愛い

藤原家の実家で開催されたクリスマスパーティーで藤原が披露した、定番ながらに可愛いサンタ姿は外せません。

第15巻149話では正月とクリスマスをごっちゃにしたような装いのクリパを御行、かぐや、千花、圭ちゃん、萌葉の五人で楽しみます。

少し素直になった氷かぐやと弱みを少しずつ見せ始めた御行の友達以上恋人未満な関係に終止符が打たれようとする中、気の抜けるパーティーを進行する藤原家とのギャップが印象的な回です。

ちなみに石上とミコちゃんはつばめ先輩に呼ばれた少し大人なクリパに参加して、こちらも大事件が発生しているので第16巻、第17巻は見逃せません。

ちょい役の藤原も可愛い!

ヒロインというよりツッコミどころの多いマスコットキャラになっている藤原の可愛い一コマも紹介します。

萌えキャラについて語る藤原

第11巻110話で好きな漫画がアニメ化してテンションの上がる御行をアニオタだと決めつける藤原の言動がとてもブーメランです。

ギリギリなメタ発言も笑いに変える本作の魅力が詰まった回となっています。

教師も震える将来の夢を語る藤原

第11巻111話では保護者との三者面談が開かれ、物語が大きく動く御行の進路、そして登場人物全てにイジラレまくるかぐやが楽しめます。

そんな中藤原は将来の夢を「総理大臣です」とにこやかに語り、藤原的には冗談のつもりでしたが家系を考えると冗談に聞こえない為、先生も返答に詰まってしまうのでした。

思春期男子の夢を打ち砕く藤原

第18巻181話で修学旅行に来ていた御行は、悪友の風祭と豊崎と共に浴場の外のベンチで濡れ髪のまま出てくる女子を見るというマニアックな時間を過ごしています。

眞妃ちゃんや柏木の普段見せない表情にテンションを上げる男共は男子人気の高い藤原にかなりの期待を寄せていましたが、人目をはばからず髪にタオルを巻いて牛乳を飲む姿は「おかんみたい」という評価でした。

藤原千花の好きな人は?

藤原は自分が恋愛するより恋バナを友達とする方が好きみたいで、藤原千花が好きな異性は現段階ではいません

とはいえ藤原にも大事な人がいますのでその人たちを紹介します。

藤原千花は四宮かぐやが大好き

自由奔放な藤原にも自分より大切な存在はおり、それは四宮かぐやです。

藤原はかぐやのことを「一番の親友で、かぐやのためなら命を投げ出せるほど好き」だと思っていて、この話は8巻77話で詳しく扱われていました。

また、

  • かぐやの家庭が複雑であること
  • 幼少期から学校でも大変な思いをしていること

を知っているので、テンション高く明るく場を盛り上げる振舞いによってかぐやが学園内で孤立しないようにし、藤原千花はいつでも傍でかぐやに寄り添って支えていこうとしています。

そしてかぐやが本当に嫌がる「人の秘密を簡単にばらす」ことを、あの藤原千花がかぐやの件に関しては絶対に漏らすことはありません。

かぐやも場をかき乱す藤原に対してたまにイライラしていますが、それでも二人で出かけたりパジャマパーティーをしたりするなど心を許してはいます。

とはいえかぐやにとっての一番は残念ながら藤原ではなく御行です。

藤原千花は伊井野ミコが大好き

もう一人の藤原の好きな人は伊井野ミコです。

自分のことを慕う後輩のミコちゃんを、はじめは玩具のように扱っていましたが、生徒会で一緒に活動して(遊んで)いるうちに仲良しになっていきました。

一般的な友人や先輩後輩でしたが、距離が近付くにつれ面倒くさい彼女の機嫌を取る彼氏のようなものに変化していきます。

  1. 周りが引くほどイジリ倒す藤原と、強烈なイジリに逆に安心感を覚えるミコちゃん
  2. イジリが過ぎて陰口を言い出す藤原と、タイミング悪く聞いてしまって機嫌を損ねるミコちゃん
  3. 可愛い可愛いと甘やかして機嫌を取る藤原、藤原のやったことは結局すべて許すミコちゃん

石上は二人の関係を「お手本みたいな共依存」だと警告しているほどです。

第22巻213話では御行とミコちゃんが知らぬ間に仲良くなってイジリ合う関係になっていた事に衝撃を受け「私と会長どっちが好きですか?」と聞いたりするなど、自分のいない所で盛り上がられるのを嫌う藤原の面倒くさい一面も明らかになります。

ミコちゃんは御行の事を「お兄ちゃんみたい」「会長が女の子だったらいっぱい甘えるのに」と言うなど、かぐやが少し危険視するような関係に進みつつあり、御行もワルイイノにタジタジです。

藤原千花の理想の恋愛観

ここまでは藤原千花の同性に対する強い愛はは分かりましたが、異性との理想の恋愛観などはどのようになっているのでしょうか?

好みの男性のタイプやシチュエーションについても見ていきましょう。

藤原千花の理想の男性像

藤原は好きなタイプについて第12巻114話と第24巻235話で語っており、そこからいくつかの条件が確認できます。

  • 音痴じゃない人
  • ある程度の資産を持っていること
  • 見た目はそこまで重視していない
  • できないことがあってもひたむきで、みっともなく挑戦し続ける頑張り屋さん
  • ある程度の収入(自分でビシバシ稼ぐつもりなのでそこまで重視はしない)
  • 優しくて頭が良くて犬っぽくて兄っぽい人
  • ゲーム好きでツッコミ側で陽キャっぽくなくてサッカー好きな人

藤原の好みドンピシャな白銀御行と石上優

話をしているとどんどん条件が出てきますが、その条件に合う人物が白銀御行でした

藤原も自分で言語化するまで気付かなかったようですが、確かに御行は勉学一つで生徒会長に上り詰めるほど頭脳明晰で、持ち前の根性と努力で様々な問題を解決してきました。

かぐやが好きなタイプを語る藤原を「相談にカコつけて人のカレにアピールしてる?」と疑うのも無理はありません。

また後半の発言からは石上優に当てはまるのではというところもあったことから、ミコちゃんが物理的に石上から距離を取らされていました。

とはいえ藤原的には壮絶な特訓のせいで尊敬の気持ちはあっても恋愛感情が一切なくってしまった御行と、前述したように精神年齢の低い争いを繰り広げる石上は論外らしく、二人を異性としては見ていません。

 

壮絶な特訓とは?
  • 目を開けたままジャンプもできずボールではなく自分の頭を打つほどの運動音痴だった御行を、バレーボール大会でかっこよく活躍するまでに育てた(第3巻23話)
  • 音程が取れずナマコの内臓ほどの音痴で校歌を口パクで歌っていた御行が、みんなと一緒に歌えるように育てた(第4巻33話)
  • 生の魚と血が苦手で触ることのできなかった御行に、スプラッタ映画を見せたりアジと触れ合う機会を作ったりして、生きている魚を〆ることができるように育てた(第5巻49話)
  • リズムが取れず太鼓の音に合わせてもがき苦しむ人のようだったソーラン節を、引っ張られる網の気持ちも表現できるほどに育てた(第9巻84話)
  • 音程とリズムがどちらも取れておらずナマコの内臓のようだったラップで、早坂にフリースタイルを挑むことができるほどまでに育てた(第11巻107話108話)
  • バルーンアート用の風船を膨らませただけで割ってしまうほどだった御行を、何個も掛け合わせて複雑なものが作れるプロ並みに育てた(第12巻118話)
  • 社交ダンスでリズムが取れず相手の足を踏んでしまう御行に、これまで特訓してきたことを思い出させてかぐやと人前で踊れるようになるまで育てた(第23巻224話)

毎回付き合わされトラウマになるほど嫌気がさしている藤原にとって御行は「しつけの必要な駄目な子供」に映っており、一切男らしさを感じていません。

特訓の末に自分のものにしていきマスターするので加点方式ではいい男だと認識しているようですが、減点がすさまじいので恋愛対象にはならないようです。

ちなみに藤原は御行の歌を「こんな歌を歌う人の人間性を受け入れられない」とまで言っており、交際相手の条件に「音痴じゃない人」が追加されました。

藤原の条件に合致するもう一人の有力人物である四条帝

お金持で成績が良く、スポーツも万能でツッコミ気質でもある四条帝は、藤原から見ても「超優良物件」です。

しかし幼い頃に「かぐやを四宮家から連れ出す」と約束をしたまま10年も音信不通だった帝を少し恨んでおり、大切な藤原と帝が付き合うのを良しとしません。

帝自身、四宮家だけでなく四条家からもかぐやに会えないようにされ片想いのまま御行に取られて引きずっている可哀そうな人ですので、どうにか幸せになってほしいです。

藤原千花の理想の恋愛シチュエーション

少女漫画の強引な男に惹かれたり、早坂(男装)と御行のカラミを見て興奮したりと箱入り娘の割にフェチが偏っている藤原は、異性に「少し強引に迫られたい」という願望があります。

「俺のものになれ」と言われながら少し強引にキスを迫る少女漫画のシーンを松竹梅の松だと評価していて、不意打ちで無理やり唇を奪われたいという気持ちもなくはない、とも語っているのです。

この強引さに弱い藤原は、御行の特訓を断り切れずに大変な思いをし、毎回ボロボロになっています。

御行「こんな話、他の奴等に出来ないからな、つい…」

藤原「どうして出来ないんですか?」

御行「そりゃ…俺がこんなみっともない姿を見せられるのはお前だけだからだ」

藤原「わ…私だけ…?」

御行「他の奴じゃ駄目なんだよ。お前じゃなきゃ…俺…」

藤原「えー、ん…えっと…どうしようかな」

藤原「じゃあ…一回だけですよ…」

引用:かぐや様は告らせたい 第5巻49話

御行としては好きな人(かぐや)には完璧な姿を見せたいという思いを持っており、関係ない藤原に何を思われてもノーダメージだと思っている為、「頼られるとNOといえない系女子」の藤原は深く考えずに言われたセリフにタジタジになりました。

藤原は母性をくすぐるタイプが好きなのかもしれません。

藤原千花のことが好きな人はいるのか?

「かぐや様」のヒロインである藤原のことが好きな人は実際どれくらいいるのでしょうか。

かぐやとミコちゃん以外で藤原に近付いた人を見ていきましょう。

藤原千花に告白をした男子生徒

第13巻130話では文化祭で藤原に告白した男子生徒がいますが、人気があるので珍しい光景ではないようです。

藤原は楽しいことを精一杯やっている途中ですし、名前もないモブですのでサラッとフラれてしまいました。

しかし告白から断りの流れがかなり特殊であっても、フラれた男子もなぜかスッキリしています。

かぐやによると藤原を好きになるような人は元々ズレているので、こんな流れでもスッキリするようです。

藤原千花にキスを迫る二人

自称ラブ探偵でありながら自身の恋には疎い藤原にキスを迫った人が二人います。

どちらも未遂で終わったのですが、藤原にとってはなかなか強烈な体験だったようです。

早坂から強引に唇を奪われそうになる

第17巻162話で御行と冬休みの間に付き合い始めたかぐやにあれこれ報告される早坂愛は、かぐやがどのようなお付き合いをしているか、どんなキスをしたか事細かに聞かされています。

24時間マウント取られ続ける焦りからつい近くにいた藤原に強引に迫ってしまい、藤原から少し避けられるようになってしまいました。

「無理やりが松」な藤原ですが同性からキスされそうになって困惑してしまい、以降早坂から友チョコを貰うだけで身構えてしまったり、かぐやから「性別を問わないなら早坂はどうかしら」と正式な席を用意されそうになったりと早坂を警戒するようになります。

しかしかぐや奪還作戦の際に早坂のカッコいいところを見て「全部終わったら一回くらいならチューさせてあげてもいいです…」と爆弾発言をしてしまいました。

柏木にキスしてみたいと言われる

第16巻152話では藤原に強引に迫ってしまい誤解を解こうと必死な早坂と、捕まったら今度こそキスされると焦る藤原の元へ柏木がやってきます。

事の顛末を聞いた柏木は「二人とも素敵だから私でよければどうぞ」と唇を差し出してきましたが、キス上級者の柏木からの提案に、二人は尻尾を巻いて逃げ出してしまいました

ちなみに柏木は「サクランボの茎を結べるか競争」でミコちゃんも狙っていることが判明します。

藤原千花の好きな人のまとめ

藤原千花の好きな異性は現状いませんが、愛嬌良く見た目も可愛い彼女は常に多くの人に囲まれています。

白銀御行や石上優など生徒会メンバーとは親しい友人として仲良くやっており、なんだかんだで優しい二人のことを「大好き」と伝えることもありました。

同性では四宮かぐやのことを一番の親友だと思っており、伊井野ミコや早坂愛などとも交流している様子が伺えます。

超優良物件である帝と関係を持ち始めるのか、それとも早坂との関係を深めていくのか、これからもヒロインの藤原千花の周辺の恋バナが楽しみですね。

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「週刊ヤングジャンプ」連載。累計発行部数は1400万部突破。3期のアニメ化決定。実写映画化され、2021年に続編を公開。四宮かぐやと白銀御行のW主人公で、ヒロインは藤原千花。