【薬屋のひとりごと】壬氏と猫猫のキスは何話?小説5巻ネタバレ

日向夏先生による小説「薬屋のひとりごと」は小説家になろうから生まれた人気小説で、2つの月刊誌でコミカライズされたことでも話題になりました。

中国王朝の世界観と生き生きと展開するストーリーが人気の薬屋のひとりごとですが、小説5巻もワクワクとみどころの詰まった展開で、中でも注目のキスシーンは5巻の終話に登場。

壬氏と猫猫の関係が前進することでも注目の小説「薬屋のひとりごと」5巻を感想も交えながら見どころを解説します。

小説5巻薬屋のひとりごとのあらすじ

猫猫誘拐事件、壬氏の子昌一族討伐、玉葉妃の出産などてんこ盛りだった薬屋のひとりごと小説4巻。それに続く5巻は猫猫の花街の生活から始まります。

子の一族の反乱もおさまり平和な日常が返ってきたかと思われた猫猫の日常でしたが、猫猫はやはり謎の事件や問題に巻き込まれることになり物語は動き続ける。

毒菓子事件、蝗害の問題、紙の村の所有権の問題、それらに猫猫はどのようにかかわっていくのか?

小説5巻薬屋のひとりごとの見どころ

相変わらず目まぐるしく展開するストーリーから目が離せない5巻。今回はそんな5巻の見所を、猫猫と壬氏の絡みに注目して解説します。

壬氏を寝かしつける猫猫(3話)

蝗害の問題を解決できるかもしれないと壬氏に相談を持ち掛けた猫猫だったが、壬氏は何やら疲れた様子。猫猫はこのままほおっておくと倒れると懸念し、緑青館で休んで行ってもらうことに。緑青館のサービスを提案するも壬氏にすべて断られてしまい、代わりに猫猫は壬氏に子守唄を歌う。

この話は、壬氏に緑青館のサービスを畳みかけるように提案する猫猫が面白かったです。そして、壬氏と猫猫2人の距離感が何とも言えないし、自然と距離が近い2人には思わず微笑んでしまいます。

寝て言ってはどうかと提案する猫猫に「1人では寝れない」と返す壬氏、部屋から出ていこうとする猫猫に「子守唄を歌ってくれ」と頼む壬氏、そんな壬氏に付き合う猫猫、住む場所も立場も以前より遠くなっても心の距離は近くなってきていると感じるやり取りはにやにやせずには読めません。壬氏を寝かしつけた猫猫の挿絵も入っていて、それもまた素敵でした。

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猫猫の「あーん」(6話)

猫猫は蝗害の解決方法に「皇帝料理に蝗料理を出せばいいのでは」と思い付き、緑青館で食事をすることになった壬氏の前に蝗料理を置いてみた。そうして、ふと出来心で壬氏に蝗料理を「あーん」と言いながら差し出してみたのが事の始まり。

猫猫は蝗料理を壬氏に食べさせるつもりはなかったのですが、ちょっと迷い話したものの猫猫の差し出した蝗料理を素直に口に入れる壬氏。その後も、猫猫に「あーん」をしてもらい続ける壬氏に周囲はいろいろな意味で衝撃を受け、なかなかの惨事に。

この場面は、5巻の中でも面白いシーンでした。人目もはばからず猫猫にご飯を食べさせてもらいたい壬氏と、猫猫の差し出した飛蝗なら嫌がりながらも進んで食べる壬氏と、それを見てしまった外野のギャップが面白く、笑ってしまうこと間違いなしです。

猫猫壬氏に再び化粧する(9話)

西部へ向かう道中、やぶ医者の故郷紙の村に立ち寄った壬氏の一行。そこでは、穀物の税があげられたことをきっかけに農民と紙職人の間で紙の村の土地の権利をめぐる争いが起きていた。

壬氏はほおにできた傷をカモフラージュして火傷を負った根暗な従者という設定で忍んで来たのだが、化粧が薄くなってきたため夜猫猫に化粧を直してもらいに訪れる。

この場面は、あまりない2人きりの長い尺のシーンで、2人の力の抜けたやり取りがほほえましいです。猫猫に化粧を落としてもらいながらまどろむ壬氏、ふざけて顔に赤い化粧を塗る猫猫、それを見て腹を抱えて笑う壬氏、距離が近くほのぼのできる場面です。

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壬氏、猫猫をかばう(9話)

土地の権利をめぐる話し合いの場で、猫猫は農民に飲み比べの賭けを持ち掛ける。農民をあおってしまった猫猫は農民に殴られそうになるが、変装をした壬氏が猫猫を助けに入ります。

普段とは違う声色を使って場を圧倒する壬氏、そんな壬氏にのって農民を刺激する猫猫、2人の息もあっていて心地の良い場面ですね。

壬氏と猫猫のキス(終話)

4巻では未遂でしたが今回のはガチです!

今まで、なかなか関係が進展しなかった猫猫と壬氏ですが、ようやく大きく進展しましたね。猫猫も、目をそらし続けていたであろう壬氏の気持ちを受け止め、正式ではないにせよ壬氏が猫猫に求婚したという形に。

キスシーンはかなり緊迫した雰囲気で、ピンク色ではなかったですがそれがまた猫猫と壬氏らしい感じで迫力もありました。かなり艶っぽい描写で、ドキドキしてしまいますよ。

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まとめ

小説薬屋のひとりごと5巻の見所を紹介しました。

壬氏と猫猫の絡みはほのぼのもあり笑いもありドキドキもあり、素敵なシーンばかりで、壬氏の猫猫に対する振る舞いがだんだん吹っ切れてきているのも面白いところ。漫画化されるのが楽しみです。

前の話を読まなくても話の流れはわかるように書かれているので、コミックス派の方が読んでも十分楽しむことができますよ!

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