【薬屋のひとりごと】全巻が安い電子書籍サービスは？漫画が二種類あるのはなぜ？

「薬屋のひとりごと」は日向夏先生原作のライトノベルで、2024年にはシリーズ発行部数3100万部を突破した話題沸騰中の人気作です。

そして、2023年10月22日からTOHO animation STUDIO、OLMによりアニメ放送が開始された為、更に話題となり、シリーズの売上はこの短い放送期間で更に伸びていきました。

そこで今回は、

など、「薬屋のひとりごと」の電子書籍サービスとサンデー版とガンガン版の違いを紹介したいと思います。

漫画「薬屋のひとりごと」の紙版と電子書籍全巻の値段の比較

「薬屋のひとりごと」のコミカライズはガンガン(スクウェア・エニックス)版とサンデー(小学館)版の二種類ありますが、今回は紙版とデジタル版と原作小説版の一冊あたりと全巻の値段を調べてみましたので比較したいと思います。

「薬屋のひとりごと」が他の漫画作品と異なる一番の要素は紙版とデジタル版に価格の違いが無いという事です。

その為、「薬屋のひとりごと」においては基本的に紙版とデジタル版の値段は一緒だと考えて下さい。

また、レーベルによって一冊あたりの平均価格が違うようですが、それぞれの進み具合がバラバラなので「薬屋のひとりごと」を全巻揃える場合サンデー(小学館)版が既刊数の関係上一番高くなっています。

因みに小説版にはドラマCD付き限定特装版が存在するようです。

これらの商品は電子書籍サービスではありませんのでご注意下さい。

漫画「薬屋のひとりごと」全巻を安く買えるおすすめの電子書籍サービス

漫画「薬屋のひとりごと」を全巻買う場合、今回ご紹介する電子書籍サービスで一番安く買えるのはズバリ「Amebaまんが」です。

Amebaまんがの強みは何と言っても全マンガ対象100冊まで適用される50％即時還元クーポンです。

こちらは無料会員登録するだけで貰えるクーポンなので、煩わしい事が苦手な方でも安心してご利用出来るのが利点ですが、Amebaまんがではサービス内での独自の通貨「マンガコイン」を使用します。

比較4社の詳細はこちらも合わせてご覧ください。

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商品を購入するにはマンガコインを使用する必要がある為、マンガコインを単発購入または月額プラン登録して揃える必要がありますが、結果的には50％還元されるので新品の紙版を全巻購入するよりもAmebaまんがで全巻購入すれば半額で済むのです。

Amebaまんがが初心者にも分かりやすいのは特に難しい操作も無く自動で50％還元クーポンが配布される点ですので、どの電子書籍サービスを利用するか困った際にはとりあえずAmebaまんがを試してみてはいかがでしょうか。

勿論、その他の電子書籍サービスも初回特典や割引・還元が充実していますので紙版を買うよりもお得に全巻揃える事が出来るのでおすすめです。

また、定価で購入する場合、各電子書籍サービスの価格は以下の通り差はありません。

※「ガ＝ガンガン版」、「サ＝サンデー版」の略

このように新品でも紙版とデジタル版の価格に差は無いので、割引や還元が適用される電子書籍サービスで購入した方が断然お得なのです。

コミックシーモア｜月額メニュー登録のポイントだけで「薬屋のひとりごと」が全巻買える

コミックシーモアは月額メニュー300～20000のいずれかに登録すると登録分のポイントを後日返還されるキャンペーンが実施されています。

例）「コミックシーモア20000」に登録した場合、22,000円で本来20,000pt＋6,000ptの計26,000ptで終わる所、全額ポイントバックにより＋20,000ptの加算で合計46,000pt獲得。

つまり、ガンガン版の1~12巻7,968pt/8,764円(税込)、サンデー版の1~17巻11,730pt/12,903円(税込)、原作小説の1~14巻9,000pt/9,900円(税込)を全て購入しても16402pt残るのです。

月額メニューは300～20000までのプランが用意されているので、必要額に応じたプランを選択すると良いでしょう。

なお、「薬屋のひとりごと」をガンガン版、サンデー版、原作小説の全てを取り揃えたい場合は合計29598pt程度かかる予想なのでコミックシーモア20000に登録するとよりお得に購入出来ます。

一つのレーベルに絞りたい場合はコミックシーモア5000かコミックシーモア10000でも事足りますが、ポイント獲得はおひとり様一回のみと定められていますので、今後の利用を考えているなら断然コミックシーモア20000で最大限のポイントバックを貰った方がお得ですね。

また、コミックシーモアには以下のような特典が用意されています。

コミックシーモアでは新規無料会員登録すると70％OFFクーポンがプレゼントされますが、こちらのクーポンの対象となるのは一冊だけである為、全巻購入には向いていません。

また、有効期限が新規無料登録から一ヵ月間となっているので、失効前に使い切りたい所です。

注意事項としては、

1. 「新規無料会員登録」実施月の翌月末までに月額メニュー(コミックシーモア300～20000)登録することが必要
2. 「月額メニュー登録」実施月の翌月1日まで継続することが必要
3. 登録で貰える特典ポイントは翌月・翌々月以降に進呈
4. ポイント獲得はおひとり様一回のみ

となりますので、他にも買いたい漫画がたくさんある場合など、充分に下調べした上でご利用ください。

まんが王国｜ポイント購入・使用で最大50%還元、月額コースでお得に買える

まんが王国はその都度ポイント購入と月額コースの二種類の購入方法があります。

ポイント購入ではその都度ご利用額にあったポイントを購入する事で金額に応じた還元率が反映され、少々お得となっていますが、その還元率は高額になるにつれて増える仕組みです。

また、ポイント購入の他、ポイント使用額においても最大20％還元される仕組みである為、ポイント購入・使用で最大50％還元というのがまんが王国最大の売りとなっています。

しかし、もっとお得に「薬屋のひとりごと」を全巻買えてしまうのが月額コースです。

ポイント購入との大きな違いは月額コースには「5大特典」が付いている事であり、これらの特典の有無と月額登録の継続ボーナスによる加算で通常のポイント購入よりお得に買い物が出来るプランになっています。

ポイント購入では、例えば10,000pt購入すると還元率15％で1,500pt加算の合計11,500ptでしたが、月額まんが10000に登録すると13,000pt貰えるので3,000pt得します。

つまり、毎月1,000ポイント以上購入の方はこちらの月額コースが非常にお得になっているのです。

月額まんが10000であれば、漫画「薬屋のひとりごと」のサンデー版もガンガン版も全巻購入する事が出来ますので、これから作品の購入を考えている方はまんが王国の検討もいかがでしょうか。

因みに「5大特典」は以下の通りです。

また、その他の「特典」も盛りだくさんなので是非ご活用下さい。

ただし、まんが王国は漫画専門の大手になりますのでライトノベルは取り扱っていません。

漫画版の「薬屋のひとりごと」を購入するにはお得ですが、原作小説も希望であれば注意が必要です。

ebookJapan｜70％OFFクーポン×6や不定期配布のクーポン活用で安い

ebookJapanはその他の電子書籍サービスと違い月額コースやポイント購入などによるボーナス付与システムはありません。

しかし、初回ログイン時に配布される6回使える70％OFFクーポンは唯一無二であり、まとめ買いよりも少量購入で最も安く済むのがebookJapanとなります。

注意事項としては、

1. 使用期限は初回ログイン時より60日間
2. 購入金額(税込)の70％分(ただし最大500円分まで)割引

となっている為、まとめ買いには不向きです。

ですが、715円(税込)相当の買い物ではどのサイトよりもお得に購入出来るので是非活用して欲しいサイトになります。

この70％OFFクーポンは初回ログイン時より60日間で失効してしまいますが、親切にも失効前には登録時のアドレスにお知らせが届くので安心です。

ebookJapanではこの70％OFFクーポンの他にも曜日別対象のキャンペーンや不定期で割引クーポンを配布しており、上限額は定められているものの紙版よりも断然お得に「薬屋のひとりごと」を全巻買い揃える事が出来ます。

つまり、ebookJapanの最大の強みは単品購入の安さになりますが、まとめ買いでも対象となる割引クーポンが配布されていますので、「薬屋のひとりごと」を購入する際によく検討される電子書籍サービスなのです。

「薬屋のひとりごと」はやや単価が高く設定されている為、70％OFFクーポンを最大限利用するのは難しいですが、本サイトはライトノベルも取り扱っていますので漫画版の他に小説版の購入にも向いています。

Amebaまんが｜50％即時還元クーポンで「薬屋のひとりごと」が半額で買える

電子書籍サービスで最も操作性が単純で手早くまとめ買い出来るのが「Amebaまんが」です。

こちらは何と無料会員登録するだけで100冊まで全マンガ対象50%即時還元クーポンが進呈されます。

つまり、漫画版「薬屋のひとりごと」がまるまる半額で購入出来ちゃう訳ですね。※ライトノベルなどは対象外

Amebaまんがではサービス内通貨としてマンガコイン(通常100コイン＝110円)が採用されており、商品購入にはマンガコインを購入及びチャージする必要があります。

全マンガ対象50%還元は購入後即時適用される仕組みで、例えば、ガンガン版の「薬屋のひとりごと」既刊1~12巻は合計7,968コインかかる為、合計額かそれ以上のマンガコインを用意する必要があり、購入後に支払ったコインの50%が還元されるのです。

マンガコインを用意する必要性からどうしても一定額の出費はありますが、サービス内通貨としては半分残るシステムなので実質半額で買い揃える事が出来ます。

また、Amebaまんがでのコイン購入は二種類用意されており、コインの購入額によって特典が付与されるので、なるべく高額プランを選んだ方がよりお得です。

上の表の通り、その都度購入のポイントチャージでは10,000円以上から特典(ポイント増量サービス)が適用されますが、月額プランだと500円から加算されていきます。

月額プランも高額になるほど加算コインが増量するので一度の出費で安く抑えたい場合は月額プラン33,000に登録するのが一番お得です。

なお、安心ポイントとして

1. いつでも解約可能
2. 解約後も購入作品は継続して読める
3. 未使用のマンガコインは最大半年間まで繰り越せる

以上の通り3つの要項を固めていますので、安心してご利用出来ます。

薬屋のひとりごと｜コスパ重視ならガンガンがおすすめ

漫画「薬屋のひとりごと」はガンガン(スクウェア・エニックス)とサンデー(小学館)がありますが、先の価格表をご覧いただいた通りガンガン版の方が一冊あたり約30円ほど安くなっています。

• ガンガン版：一冊あたり730円(税込)
• サンデー版：一冊あたり759円(税込)

少しでも安く浮かせたいならガンガン版がおすすめです。

漫画「薬屋のひとりごと」がサンデー版とガンガン版で二種類ある理由は不明

さて、漫画「薬屋のひとりごと」は原作：日向夏先生が手掛けるミステリーとラブコメ要素を盛り込んだ中華風フィクション作品であり、「小説家になろう」から書籍化されたライトノベルですが、なぜか漫画化するにあたり二種類存在することになりました。

上記の通りガンガンとサンデーで絶賛連載されています。

どちらも日向夏先生の原作を忠実に描いたものであるためシナリオは原作に忠実ですし、キャラクター原案もしのとうこ先生のデザインを作画担当の絵風に改めているだけであまり違いはありません。

発表期間に多少のズレはありますが、同じ年に漫画化が発表されているので、なぜ時期もこんなに重なっているのにわざわざ二種類になったのかは誰も分からないのです。

漫画「薬屋のひとりごと」がなぜ二種類あるのか、それはこの作品を手に取った事がある読者全てが疑問に思った事でしょうが、実は日向夏先生のTwitterで「なぜふた作品あるのですか？」と質問した方がいます。

その時の日向夏先生の回答は「私にもわからないから困惑していたのです」でした。

原作者も分からないということは、小説の出版社「主婦の友社(株式会社イマジカインフォス)」のレーベル「ヒーロー文庫」さんが決断したものと思われますが、果たしてその真意は何だったのでしょうか。

漫画「薬屋のひとりごと」はガンガン版とサンデー版の違い

漫画版「薬屋のひとりごと」が二種類存在する理由は不明ですが、次に気になるのは「ガンガン版とサンデー版はどちらが面白い」のかです。

先ず、どちらの作品にも共通しているのは「キャラクターデザイン」と「本筋の内容」になります。

では、二つの作品の違いとは何なのでしょう。

どちらも原作小説が下地になっているので本筋に違いはありませんが、原作小説からどの部分に重きを置いて描いているか、そして何処を割愛しているかで大きく違いが生じている他、ストーリーの進行具合で言えばサンデー版がやや進んでいます。

また、ガンガンとサンデーの二つを読み比べてまず抱くであろう感想は、

• 絵柄はガンガンが圧倒的で作品の世界観に引き込まれる
• 謎解きやストーリー、進行具合はサンデーの方が違和感がない

ではないでしょうか。

勿論、個々で受け止め方は違うでしょうが、ガンガン版は絵柄で「薬屋のひとりごと」の世界観に引き込んで情報量を与えると共に演出の見せ方が非常に上手いですが、削るべき所は大胆に削っている印象です。

対してサンデー版はシンプルな作画で若干の改変は見受けられますが、ガンガン版と比較しても原作の謎解きを忠実に表現して描いている他、進行具合も早いので飽きが来ません。

どちらも原作小説から情報量の取捨選択をしていますが、結局は読者の受け止め方次第である為、どちらが合う・合わないかは読んで判断して頂くしかないでしょう。

薬屋のひとりごと｜ガンガンとサンデーどっちが面白い？

上記で述べた通り、ガンガンとサンデーでは本筋にこそ違いはありませんが、どちらも原作小説を下地に取捨選択して削っている部分と力を入れている部分は異なります。

どちらかと言えば原作に忠実なのはサンデー版ですが、どちらが面白いか、と問われると即答出来ません。

ただ、どちらも読んだ事がある者としては、

という印象です。

元々原作小説を読んだ事が無ければ好きな絵柄を選ぶのが最善ですが、コスパで見れば一冊あたりが約30円安いガンガン版の方が結果安く買い揃えますし、原作小説に忠実で割愛の少ないサンデー版の方が漫画版を読んだ後でも小説に入りやすいと思います。

漫画「薬屋のひとりごと」のガンガン(スクウェア・エニック)版の特徴

正直、漫画作品の中では圧倒的な作画能力を持っているので漫画の見せ方に関しては文句ないレベルで高水準です。

ただし、原作を読んでいる方ならガンガン(スクウェア・エニック)版を読み進めていると「あれ？あのシーンは？」と首を傾げたくなる部分があり、中には必要だと思われる部分も割愛されているといったレビューも見受けられる為、原作信仰の強い方には向かないかもしれません。

また、短所としてはストーリーの進行具合が遅いので、早く続きが読みたい方には不向きです。

しかし、絵が綺麗な分、猫猫と壬氏のラブコメシーンは圧巻なので、ミステリー作品というよりも後宮を舞台にしたラブコメ作品として楽しみたい方にはおすすめできます。

漫画「薬屋のひとりごと」のサンデー(小学館)版の特徴

こちらはガンガン(スクウェア・エニック)版とは違い、絵はスッキリした仕上がりなのが特徴です。

しかし、謎解き要素に重きを置いているようで原作との違いをあまり感じさせないストーリー構成となっています。

ガンガン(スクウェア・エニック)版と比較しても見せ方の違いに好みは出ますが、話の進行具合はサンデー(小学館)版が早く内容的にも割愛が少ないので「薬屋のひとりごと」という作品を漫画として読みたい方におすすめです。

漫画「薬屋のひとりごと」の電子書籍サービスについてのまとめ

今回ご紹介した「薬屋のひとりごと」は何故か漫画版が二種類存在しますが、小説版も含めて紙版とデジタル版の値段の違いはありません。

その為、割引や還元などのサービスがある電子書籍で購入した方が断然お得となっています。

漫画版のどちらを購入するか迷っている方は、原作小説に忠実でミステリー要素が強いサンデー版がおすすめですが、アニメ視聴から入った方はアニメの作画に近くラブコメ要素や演出に長けたガンガン版がおすすめです。