十二鬼月 上弦の壱・黒死牟の使用する「月の呼吸」は、その独特な刀から三日月型の斬撃を繰り出す攻撃を仕掛けてくるのが特徴的。
今回は他の呼吸とは異様な「月の呼吸の一覧」を、全てまとめてみました。
目次
月の呼吸一覧
では早速月の呼吸を分かりやすく一覧にしてみました。
壱ノ型 闇月・宵の宮
引用元:鬼滅の刃
壱ノ型 闇月・宵の宮は刀を抜くと同時に三日月型の無数の斬撃が襲い掛かる技!
月の呼吸の基本形とも言える技で、横薙ぎの一閃とシンプルに見えて、実は不規則な斬撃は相当な戦闘経験がないと避けることは不可能な攻撃です。
この攻撃によって、霞柱・時透無一郎の左腕を切断されているため、無一郎の実力を以てしても追いつくことが出来ない速さだったと考えられます。
弐ノ型 珠華ノ弄月
引用元:鬼滅の刃
弐ノ型 珠華ノ弄月は上に向かって三日月型の斬撃を生み出し、三連撃で攻撃する技!
まるで華のように華麗に舞う攻撃ですが、こちらも威力が強く、岩柱・悲鳴嶼行冥の「肆ノ型 流紋岩・速征」に対して放ち、自身の刀は折れるも嶼行冥の顔に大きな一筋の斬撃を浴びせました。
参ノ型 厭忌月・銷り
引用元:鬼滅の刃
参ノ型 厭忌月・銷りは右回転する斬撃を左側から撃ち、左回転する斬撃を右側から撃つ二回攻撃技!
三日月型の刃も二倍になるため、攻撃範囲は広く、ほぼ避けることは不可能な攻撃です。
瀕死の風柱・不死川実弥にとどめとして撃った攻撃で、間一髪のところで岩柱・悲鳴嶼行冥が助けに入り攻撃を防ぎました。
伍ノ型 月魄災渦
引用元:鬼滅の刃
伍ノ型 月魄災渦は自身を中心として、360度まわりを取り囲むように斬撃を放つ技!
刀を振るう事無く出せる斬撃で、前後左右広い範囲に攻撃することができます。
陸ノ型 常夜孤月・無間
引用元:鬼滅の刃
陸ノ型 常夜孤月・無間は対象に向けて攻撃を集中させ、無数の斬撃を浴びせることができる技!
無間という名の通り、絶え間ない斬撃が相手を切り刻んでいく攻撃で、この攻撃を受けた風柱・不死川実弥は、動けば内臓が出てしまうほどの大きなダメージを負ってしまうものの、助っ人に入った岩柱・悲鳴嶼行冥が相手をしている間に自信で傷の治療をしました。
漆ノ型 厄鏡・月映え
引用元:鬼滅の刃
漆ノ型 厄鏡・月映えは一振りで自身の全面に地面を抉るような複数の斬撃を同時に5つ出す技!
付与されていた三日月型の斬撃はありませんが、自身の血鬼術によって刀伸ばしているため、攻撃範囲も格段に伸びています。
共に戦っていた岩柱・悲鳴嶼行冥と風柱・不死川実弥は餌食となりました。
捌ノ型 月龍輪尾
引用元:鬼滅の刃
捌ノ型 月龍輪尾は変形した刀から、巨大な三日月型の斬撃を撃つ技!
三日月型の斬撃も同様に巨大化しており、広範囲を一気に攻撃できます。壱の型「闇月・宵の宮」よりも強化されており、格段に攻撃力、範囲ともにパワーアップ。
作中では、「漆ノ型 厄鏡・月映え」から「捌ノ型 月龍輪尾」の連続攻撃で、岩柱・悲鳴嶼行冥が足に攻撃を受けてしまいます。
玖ノ型 降り月・連面
引用元:鬼滅の刃
捌ノ型 月龍輪尾は上空から、無数の巨大な三日月型の斬撃が降り注ぐ技!
絶え間なく降り続ける無数の攻撃で、それぞれの斬撃も交錯しながら連なっており、ほぼ避けるのは不可能な攻撃。頭上からの斬撃の雨は、視認もしづらく、大きさの違う斬撃によって風柱・不死川実弥は背中に攻撃があたってしまいました。
漆ノ型「厄鏡・月映え」、捌ノ型「月龍輪尾」そして玖ノ型「 降り月・連面」の三連撃で、岩柱・悲鳴嶼行冥と不死川実弥を追い詰めたのです。
拾ノ型 穿面斬
引用元:鬼滅の刃
拾ノ型 穿面斬は三日月型の斬撃を、何枚にも重ねノコギリのような歯が高速で回転する技!
正面に向けて撃つ攻撃で、近距離技の中でも最強の威力を誇っており、驚異の三連撃によって身動きの取れない風柱・不死川実弥、トドメとして黒死牟に攻撃をくらいそうになりますが、戦線に復帰した霞柱・時透無一郎によって助けられます。
拾肆ノ型 兇変・天満繊月
引用元:鬼滅の刃
拾肆ノ型 兇変・天満繊月は広大な範囲に、右回転する斬撃を左側から、左回転する斬撃を右側から渦巻くように繰り出す技!
月の呼吸の中で最も攻撃範囲が広く、参ノ型 「厭忌月・銷り」の上位互換にあたる攻撃で「厭忌月・銷り」よりも格段に殺傷能力も上がり、螺旋状の攻撃には無数の三日月型の斬撃が襲ってきます。
“透き通る世界”に足を踏み入れる事ができた無一郎は間一髪のところで、この大技をかわし黒死牟の肉体に刃を突き立てました。
拾陸ノ型 月虹・片割れ月
引用元:鬼滅の刃
拾陸ノ型 月虹・片割れ月は刀を大きく振りかぶり、上空から地を穿つほどの威力をもった斬撃を複数食らわせる技!
玖ノ型 「降り月・連面」と同じく上空からの攻撃だが、拾陸ノ型 「月虹・片割れ月」は標的を狙って撃つことができる為、速度、威力も格段に違います。
十二鬼月最強の剣士・黒死牟はなぜ月の呼吸が使えるのか
引用元:鬼滅の刃
十二鬼月の頂点である上弦の壱で、自身の血鬼術と「月の呼吸」の使い手です。
その見た目も特徴的で、
- 長い黒髪を後ろで束ね、6つの鋭い眼を持つ
- 額や首にかけて揺らめく黒い炎の痣がある
十二鬼月の中でも特に見た目の印象が強いキャラクター。鬼である黒死牟はなぜ「月の呼吸」が使えるのでしょうか。
そもそも呼吸とは、鬼殺隊の剣士が戦闘の際に用いる呼吸法で、鬼である黒死牟は呼吸のことを知らないはず。
しかし、黒死牟は人間だった頃に鬼殺隊に所属していたため、元・鬼殺隊だから呼吸法の事を知っており、また人間だった頃に使っていたから鬼になっても「月の呼吸」を使用できるのです。
月の呼吸だけじゃない黒死牟の強さ
十二鬼月の中でも唯一の剣士である黒死牟は、「月の呼吸」を使った鬼殺隊さながらの攻撃を仕掛けてきますが、黒死牟の強さはそれだけではありません。
黒死牟の血鬼術
引用元:鬼滅の刃
血鬼術とは、鬼が持っている死ぬことのない能力と怪力以外に現れる異能の力のことで、弱い鬼には出現せず、多くの人間を喰った鬼や十二鬼月など実力のある鬼にしか血鬼術は使えません。
黒死牟の血鬼術は「武器精製」で、自身の身体から刀を生み出すことができるので、この能力により、剣士の武器である刀を壊し戦闘不能状態にしてもまた生成することができてしまいます。
黒死牟の使う刀は通常の刀とは違い、血管のような管の模様と瞳が無数についた刀身をしており、何度でも作ることが可能です。また、三日月型の斬撃を生み出す能力も保有。
攻撃範囲の拡張
黒死牟の斬撃には、衝撃波として攻撃を飛ばすほか、剣の軌道に三日月型の斬撃を加えて攻撃することができます。
人間であった頃から剣技の才には長けており、鬼となってからはこの二つの能力を組み合わせることで、黒死牟にしか出すことのできない戦技を完成させました。
透き通る世界
相手の行動を先読みし、次の攻撃を潰し、先の先にある現実を可能にします。
痣を発症させた上で身体能力が高くなければ見ることができない視界で、限られた者しか使うことはできません。
まとめ
今回は黒死牟の使用する「月の呼吸」について紹介しました。
鬼だからこその合わせ技であったり、剣士の武器である刀を精製できてしまったりと他の十二鬼月とは違った強さを持った鬼でした。あの柱が三人がかりでようやく倒すことができたので、その強さは異次元並ですね。
黒死牟との戦闘シーンは、単行本19巻から最新刊の20巻まで描かれています。