鬼殺隊の恋柱・甘露寺蜜璃は刀鍛冶の里編で登場し、独特な形状の刀で半天狗の分裂体・憎珀天を相手に大活躍しました。
そこで今回は、
- 恋の呼吸の型と名前の一覧
- 恋の呼吸の技の使用相手・話数と詳細
- 恋の呼吸は何の派生なのか
- 恋の呼吸の斬られ心地
など、甘露寺蜜璃が扱う「恋の呼吸」について紹介したいと思います。
恋の呼吸の型と名前の一覧
| 型 | 技名 |
| 壱ノ型 | 初恋のわなななき (はつこいのわななき) |
| 弐ノ型 | 懊悩巡る恋 (おうのうめぐるこい) |
| 参ノ型 | 恋猫しぐれ (こいねこしぐれ) |
| 肆ノ型 | 不明 |
| 伍ノ型 | 揺らめく恋情・乱れ爪 (ゆらめくれんじょう・みだれづめ) |
| 陸ノ型 | 猫足恋風 (ねこあしこいかぜ) |
恋の呼吸の型は全部で6種類あり、劇中で使用されたのは5種類となります。
特徴としては新体操のリボン競技を意識したような極めて薄く曲がる日輪刀をリボンに見立てて振るう柔軟な型であり、甘露寺蜜璃の特異体質が無ければ実現できない技です。
なお、恋の呼吸に目覚め始めたエピソードは「鬼滅の刃 煉獄杏寿郎外伝 後編」で描かれており、燃えるような恋心を剣に込めています。
壱ノ型「初恋のわなななき」
- 使用相手：水生動物
- 使用話数：13巻112話
しなる刃の一太刀で大型の敵をも一撃で斬り刻む事が出来る技です。
刀鍛冶の里編で里長・鉄地河原鉄珍らを守る際に使用し巨大な水生動物を一太刀で斬り刻み討伐しました。
弐ノ型「懊悩巡る恋」
- 使用相手：憎珀天
- 使用話数：14巻123話
流れるような刃をしならせながら瞬く間に斬り刻む高速の斬撃技です。
劇中では憎珀天の血鬼術の木の竜の攻撃を斬り刻みました。
参ノ型「恋猫しぐれ」
- 使用相手：憎珀天
- 使用話数：14巻122話
猫のように飛び跳ねながら血鬼術事態を斬り攻撃を防ぐ防御技です。
劇中では半天狗の分裂体・憎珀天の血鬼術「狂鳴雷殺」の攻撃自体を斬る事で術を無効化させました。
伍ノ型「揺らめく恋情・乱れ爪」
- 使用相手：憎珀天
- 使用話数：14巻123話
関節の柔らかさを利用した広範囲に刀を振るい斬り刻む攻撃技で状態を仰け反らすようにして繰り出します。
劇中では憎珀天が使用した広範囲の血鬼術「無間業樹」をこの技のみで全て斬り刻んで受けきりました。
陸ノ型「猫足恋風」
- 使用相手：憎珀天、鬼舞辻無惨
- 使用話数：14巻123話、21巻182話
身を翻して突風の如き速さで襲い来る攻撃を斬る技です。
劇中では防御技として使用し、憎珀天の木の竜が放つ連撃を全て斬り落とす事で防ぎ切りました。
しかし、無惨に使用した所、手応えはあったものの実際には無傷だった為に未だ嘗てない衝撃を覚えガビーンと変なリアクションをしています。
恋の呼吸は何の派生？
恋の呼吸は炎の呼吸の派生になります。
また、恋の呼吸自体が甘露寺蜜璃のオリジナルになりますので、蜜璃以外に恋の呼吸を扱える剣士はいません。
元々は煉獄杏寿郎に弟子入りした継子でしたがオリジナリティが溢れすぎたため独立しました。(公式ファンブック鬼殺隊見聞録、外伝より)
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恋の呼吸の技名に猫がついている理由は？
残念ながら技名に「猫」を取り入れている理由は分かりませんが、子供の頃から家で猫を飼っていて猫好きだと判明しています。
そこから猫を技名にもじっているのでしょうが、好きな動物・飼育している動物の回答では「うさぎ」と答えているため、謎は深まるばかりです。
恋の呼吸の斬られ心地は？
例えば、竈門炭治郎が那田蜘蛛山で累の母役の頸を斬った技・干天の慈雨は優しい雨に打たれたような極力痛みが少ない斬られ心地ですが、各呼吸にもその特徴にそった「斬られ心地」があります。
恋の呼吸で斬られた鬼の感想としては、
- ときめいた
- ドキドキする
- 甘酸っぱい
- 恋がしたくなる
と言った感想が上がっており、斬った直後に申し訳なさそうに見つめる事から「俺に気がある」と勘違いする鬼も居ました。(公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐より)
恋の呼吸に斬られた鬼はただ頸を斬られるだけではなく、心が洗われているような印象です。
恋の呼吸の継承者はいるの？
恋の呼吸を扱えるのは甘露寺蜜璃のみである為、継承者は居ないと考えるのが妥当ですが、公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐の大正コソコソ噂話にて未来編ではヒノカミ神楽と同様に他の呼吸も受け継がれて一年に一度舞いとして奉納されていると書かれています。
劇中では恋柱の継子は登場しませんでしたが、もしかしたら恋の呼吸を扱う剣士が居たのでしょうか？
もしくは竈門家が日の呼吸の型を受け継いで後世に遺したように、恋の呼吸の型を知る者が甘露寺蜜璃の死後に後世に遺したのかもしれませんが、恋の呼吸も受け継がれている呼吸に含まれているのかは謎です。
恋の呼吸についてのまとめ
- 恋の呼吸は可動域の広さ・音感・柔軟性が必要かつ甘露寺蜜璃の特異体質があって初めて扱える
- 恋の呼吸は炎の呼吸から派生
- 恋の呼吸の型は全部で6種類あるらしいが、肆ノ型だけは明かされていない
- 恋の呼吸の斬られ心地は「恋がしたくなるようなドキドキや甘酸っぱさ」を感じる
- 恋の呼吸は誰かに受け継がれている可能性があるが真相は不明
恋の呼吸は、甘露寺蜜璃のオリジナリティが溢れすぎたため炎の呼吸から派生したものですが、恋心を剣に込めているため斬られるとドキドキしちゃうそうです。
鬼としては水の呼吸の干天の慈雨に並ぶ心地良い斬られ心地っぽいので、ある意味で甘露寺蜜璃に倒された鬼は穏やかに死んでいるんでしょうかね。
また、公式ファンブックでヒノカミ神楽以外の呼吸も未来に受け継がれていると書かれていますが、恋柱や蛇柱のようなオリジナリティ溢れる呼吸はどうやって受け継いでいったのかは分かりませんでした。
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