石田宗弦はマユリの実験でグロい死に方をした?見えざる帝国との関係は?

BLEACH本編では既に故人だった石田宗弦は、孫の石田雨竜の師匠であり、優しい心の持ち主でしたが、悲惨な最期を遂げたキャラの一人です。

そこで今回は、

  1. 石田宗弦の死亡理由
  2. 石田宗弦のグロい写真
  3. 石田宗弦のプロフィール
  4. 石田宗弦と石田家の関係
  5. 石田宗弦と見えざる帝国の関係

など、宗弦にまつわる背景を紹介したいと思います。

石田宗弦は涅マユリの手回しで死亡

石田宗弦はある日、幼少期の雨竜の目から見ても死神の援護なくして戦える相手ではない五体の巨大な虚を相手にしており、雨竜の杞憂通り死神の対処は遅く、宗弦は2時間程奮闘した結果死亡しました。

死神が虚を倒しに現れたのは宗弦が死亡して1時間程後の事で、宗弦の「死神と滅却師とで力を合わせて戦う術」という願望は実現されず生涯を終えたのです。

この一件のせいで孫の雨竜は「もし死神達が師匠の考えを認めていたなら、滅却師の力を認めていたなら、もっと早く助けにきていただろう。師匠は死なずに済んだだろう」と抱え込んでおり、死神代行となった黒崎一護に目を付け、死神の目の前で滅却師の力を証明する為に虚の撒き餌事件を引き起こしました。

しかし、単行本14巻123話「Pledge My Pride To」にて、高校生となった石田雨竜が黒崎一護達に同行し朽木ルキア奪還に尸魂界へ侵入した際、護廷十三隊十二番隊隊長涅マユリと邂逅すると、虚と戦う宗弦の許に死神の到着が遅れた理由がマユリの裏工作だったと知らされます。

監視役を手懐けた涅マユリの裏工作

涅マユリが技術開発局の局長になった時には既に滅却師は希少種であり、数少ない生き残りには監視がついていました。

マユリはその監視役の死神を手懐ける事で石田宗弦の救援をわざと遅らせ、そうして連れ帰った宗弦の魂魄を研究体にしたのです。

マユリの実験体となった石田宗弦のグロ写真

同じく単行本14巻123話「Pledge My Pride To」、涅マユリは滅却師を研究し尽くしたと発言しており、その研究内容は「精神と肉体にあらゆる刺激を与え反応を調査し、生きたまま頭蓋に穴を開け、自分の手で我が子を焙り殺させ、切り刻み擂り潰し、ドロドロになるまで研究した」と述べています。

また、研究中の滅却師が「滅却師の誇りにかけてもそれだけはできない」「滅却師の誇りにかけてもそんなことはさせない」と訴えた事も五月蠅かったと語っており、疋殺地蔵で刺せば麻痺効果でどんな抵抗の言葉も無意味だったと語りました。

これらのマユリの研究内容が石田宗弦に適用されているのかは定かではありませんが、マユリ曰く宗弦は研究中に雨竜の名前をずっと呼んでいたらしく研究後は殆ど頭部程度しか原型を留めていない姿となり、その当時の悲惨な研究後の記録写真を孫の石田雨竜に見せつけています。

一応少年誌である為、直接的な宗弦の描写こそされませんでしたが、雨竜の瞳に映る様にして血だらけの宗弦の生首らしきものが描かれており、読者から涅マユリが千年血戦篇で有能扱いされる一方で、石田宗弦や滅却師に対して行った非道の数々やクズ行為は未だに許されていません。

尚、変わり果てた宗弦のグロ写真を見た雨竜は怒りに満ち溢れて滅却師最終形態(滅却師の力を失う)を解放し涅マユリに一矢報いる事が出来ましたが、倒すには至りませんでした。

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BLEACHの表紙

石田宗弦のプロフィール

【名前】 石田宗弦いしだそうげん
【年齢】 不明
【身長】 162cm
【体重】 52kg
【星座】 おひつじ座
【誕生日】 3月22日
【種族】 滅却師
【家族】 妻 / 石田竜弦 / 石田雨竜
【初登場】 単行本6巻
【声優】 丸山詠二

眼鏡をかけた白髪頭に口髭を生やした老人で、尸魂界が監視する最後の滅却師の生き残りです。

息子に石田竜弦、孫に石田雨竜を持ち、年老いても滅却師として虚退治を続けています。

尚、単行本59巻に収録された20年前の過去篇では一切登場しなかったものの第5練場(フュンフト・ツェルト)に籠っていると思われる発現を竜弦の母がしていた事から、当時から修行に余念がない事が窺えました。

石田宗弦は死神に滅却師の必要性を訴えていた

平時では尸魂界に死神達はどうしても現世での虚への対処が遅れる為、常時現世で虚に目を光らせ俊敏に対処する滅却師のような存在が必要だと、死神達に対して力を合わせて戦う術を模索して訴えていました。

しかし、宗弦の訴えに対する死神側の返答は「我々の仕事に手を出すな」の繰り返しであり、宗弦が戦死する最期まで分かり合えなかったのです。

石田宗弦と石田雨竜の関係

石田宗弦は雨竜の祖父でありながら滅却師として修行をつけた師でもある為、雨竜からは師匠(せんせい)と呼び慕われています。

「人でも死神でも悲しい顔を見るのは、わしゃつらい」という程の善人で雨竜曰く優しい人であった宗弦からは人を憎むとか嫌うとかそういった負の類の事は一度も教わらなかったそうです。

また、滅却師伝統の衣装を雨竜に授けた人物でもあり、幼少期の雨竜は授かった衣装を前に「カッコ悪い」と言い放ちリニューアルを願っていましたが、成長後は無事に滅却師の誇りに目覚めて伝統衣装を重んじています。

竜弦に滅却師の修行を止められていた雨竜に対しては、竜弦が守りたいものは何れ分かる時が来ると諭しており、それでも何れ竜弦の気持ちを知り自分が守りたいものを見つけた時、まだ滅却師の道を歩み続けたいと願った時の為に「散霊手套」を授けました。

また、宗弦の滅却十字を雨竜は引き継いでいます。

石田宗弦が雨竜に血装を教えなかった理由

石田宗弦は千年血戦篇のキルゲの台詞通り200年前に死滅した滅却師最終形態などの過去の遺物に執心し、新たに開発された滅却師完聖体などの研鑽と進化を拒んだ滅却師のはみ出し者です。

そして、千年血戦篇開始時に護廷十三隊の隊長達が「血装(ブルート)」について予備知識が無かった事から見ても血装も200年前か1000年前にユーハバッハが護廷十三隊に敗北してから開発された新たな力である可能性が高く、同時期に開発された完聖体は聖文字を与える為に滅却師十字の上にユーハバッハの血を注いだ盃を飲む儀式が必要です。

血装は血管内に霊圧を流し込んで能力を上昇させる技であり、純血統滅却師は全員が生まれつき備えている能力とされていますが、鍛える事で混血統滅却師でも習得できると説明されています。

更に、小説で判明した通りユーハバッハが分け与えた力を回収する「聖別」を受けた星十字騎士団が滅却師完聖体を使う事が出来なくなった事から、聖別の対象者は血装の発現=血の儀式をする又はユーハバッハの血が目覚める事に加え、世代に関係あるのではないでしょうか。

つまり、石田宗弦が200年前の滅却師の修行法に拘り、宗弦が見えざる帝国に在籍した当時から浸透し始めた血装を雨竜に教えなかったのは、何れ行われるであろうユーハバッハの聖別の対象外にして助ける為だったと考えられます。

混血とは言え滅却師である以上、黒崎一護の中に1000年前のユーハバッハが居た様に全ての滅却師の血にはユーハバッハの血が流れていますが、宗弦は血装を鍛えない事で雨竜が死なない可能性を見つけていたのかもしれません。

滅却師殲滅後も存続し続けていた石田家が特殊なのかもしれませんが、石田宗弦にはまだまだ秘密が多いですね。

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石田雨竜のアイキャッチ用画像

 

他の混血統滅却師は全員血装を使えた?

血装の習得条件がユーハバッハの聖別を逃れる唯一の手段だとすれば、片桐叶絵を始めとする使用人の混血統滅却師や石田家以外の混血統は全員血装を使えたのかという疑問が生じます。

中には全く修行もせず、血装を習得していない雨竜と同条件の混血統も居そうですが、作中では石田家以外の滅却師が登場していません。

それとも200年前に行われた尸魂界の滅却師殲滅作戦で血装の有無以前に混血統滅却師も全員狩られたのか、若しくは残存する混血統滅却師も純血統滅却師同様に軒並み涅マユリの実験体にでもされたのでしょうか…?

石田宗弦と石田竜弦の確執

宗弦の息子・石田竜弦は、宗弦から滅却師の能力を全て受け継いだ実力者ですが、やる気が無く金にならないという理由から滅却師を廃業し医者になりました。

竜弦曰く滅却師は祖父(=宗弦)の代で終わりであると発言している通り、雨竜が幼少期の頃から滅却師には否定的で修行もしないように忠告しています。

単行本59巻収録の20年前の回想時点では「お父様」と格式を重んじていた竜弦ですが、やはり真咲の一件や、9年前の聖別でユーハバッハの脅威を知った、若しくは石田家を継いだ時点で宗弦から見えざる帝国について一切合切話されて滅却師を終わりにする考えに至ったのかは分かりませんが、雨竜の育成方針の違いから関係はあまり良くないのかもしれません。

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BLEACHの表紙

石田宗弦と見えざる帝国の関係

尸魂界と現世にある魂魄の量は常に均等に保たれておりそのバランスが崩れると双方の崩壊を招きかねませんが、死神が両世界の魂魄の量を調整する事を仕事にするならば、滅却師は虚を完全に消滅させてしまう為に両世界のバランスを傾かせ世界の崩壊に繋がる傍迷惑な存在でした。

事の発端はユーハバッハ率いる滅却師と死神との戦争から傾き始めた事であり、本編開始の200年前に生き残った滅却師に対して尸魂界は「虚の対処を全て死神に任せるように」と訴え続けていた所、滅却師達は拒否し、苦渋の決断として200年前に滅却師殲滅の決定が下されています。

そういった歴史や頑として死神と協力しない滅却師達の思想が宗弦には合わず、宗弦は「散霊手套」「太陽の門の通行証」を持ちだして見えざる帝国を出奔し現世で暮らす様になりました。

また、滅却師殲滅の一件に関しては「悪かったのは死神達の言葉に耳を傾けなかった滅却師の方」と雨竜に言い聞かせており、千年血戦篇ではキルゲ曰く滅却師の研鑽と進化を拒み200年前の滅却師の技術に執心する変わり者として蔑まれています。

石田宗弦が見えざる帝国から持ち出した物

石田宗弦が見えざる帝国から持ち出した物は、「散霊手套」と「通行証」の二つ存在します。

散霊手套さんれいしゅとうは、正式名称を「苦難の手袋ライデンハント」と呼び、霊子を分解・拡散する機構が用いられたもので、装着すれば拡散力に邪魔をされて並の滅却師では弓を成す事すらできません。

しかし、仮に弓を成し、更に七日七夜保つ事が出来れば限りなく滅却師の高見に近づける代物である一方で、高みに至り散霊手套を外せば瞬間的に絶大な力を手にする「滅却師最終形態」なりますが滅却師の力の全てを失います。

雨竜は単行本15巻の涅マユリ戦で散霊手套を外し滅却師最終形態となり、一度滅却師の力の全てを失いました。

通行証とは見えざる帝国(=真世界城)各所に設置された現世侵攻用に用意された太陽の門同士の間を移動できる「太陽の鍵」の別称であり、石田宗弦が見えざる帝国から出奔する際に盗み出したものです。

千年血戦篇では、宗弦が盗み出した200年前の「太陽の鍵」を竜弦が使って真世界城に塗り替えられた霊王宮に侵入し、雨竜に静止の銀の鏃を受け渡しました。

石田宗弦の手記とユーハバッハを討つ為の静止の銀

アニメBLEACH千年血戦篇第3話「MARCH OF THE STARCROSS」の補完追加シーンでは、竜弦の書斎の引き出しに宗弦が書き記した手記が置かれており、雨竜が目にしています。

そこには見えざる帝国やユーハバッハの事が綴られている事までは判明しましたが、アニメでは竜弦が戻ってきた為、雨竜が何処まで読み進めたのかは不明です。

そして、単行本74巻684話「The Blade」で雨竜がユーハバッハに静止の銀の鏃を放った際に竜弦の独白で宗弦から聞いた話だが「聖別により現れる銀は静止の銀と呼ばれ、聖別を発動させた者の血と混ぜる事でその者の能力の全てをほんの一瞬無にできる」と書かれていました。

つまり、宗弦は見えざる帝国から出奔した後にユーハバッハに対抗する手段を研究しており、ユーハバッハも知らない「静止の銀」を作り上げる術を見つけ出していたと考えられます。

一体いつどの段階でユーハバッハに通用する事が分かったのか、聖別を発動させたものの血=ユーハバッハの血はいつ回収したのか、滅却師の中に流れるユーハバッハの血でも問題ないのか、そもそも静止の銀に辿り着くまでに実験等も行っていたのかさえ分かりませんが、石田宗弦というキャラが最終巻で更に謎に包まれてしまいました。

石田宗弦の声優「丸山詠二」さん

【名前】 丸山詠二
【所属】 アーツビジョン
【誕生日】 1930年10月23日 / 2015年9月24日(没)
【代表作】
  • 「悪魔くん」→妖虎役
  • 「美少女戦士セーラームーンR」→ワイズマン役
  • 「テイルズ オブ エターニア THE ANIMATION」→ナレーション役
  • 「明日のナージャ」→プレミンジャー公爵役
  • 「Yes!プリキュア5」→ブラッディ役
【来歴】 東京都出身の俳優・声優で、俳優としては刑事ドラマや時代劇に数多く出演経験があり、特撮では怪人役を担当する機会が多かったそうです。

残念ながら2015年9月24日に84歳で死去されていますので、千年血戦篇でもし追加シーンがあれば後任の声優さんが宗弦を演じられることでしょう。

石田宗弦のグロい死に様と見えざる帝国との関係についてのまとめ

  1. 石田宗弦の死亡理由は五体の巨大な虚に襲われて負けた
  2. 死神が救援に遅れたのは涅マユリが尸魂界の監視を手懐けてわざと遅延させた為
  3. 石田宗弦の魂魄は涅マユリが回収して原型が無くなる程実験された
  4. 石田宗弦の実験後の姿は首以外殆ど無くなったグロい姿
  5. 石田宗弦は嘗て見えざる帝国に所属していたが思想が合わずに現世に出奔した

石田宗弦は優しい性格から雨竜に慕われていましたが、その最期はBLEACHのキャラの中でも最も悲惨な死に方を迎えており、死神と滅却師とで力を合わせる術を模索していた宗弦はくしくも死神の手で生涯を終えました。

しかし、物語序盤の故人として登場した宗弦が最終章のボスであるユーハバッハを倒すための鍵となるとは誰も予想しなかった筈です。

ただ、宗弦が嘗て見えざる帝国の所属であった事が判明してから漫画を読み返すと、純血統滅却師が老いていたとは言え虚ごときに負けるものなのかという疑問が生じてしまいますが、恐らく涅マユリが救援を遅延させた意外にも何かあったように思えてなりません。

アニメBLEACH千年血戦篇で宗弦についての補完があると面白いですね。

【完結済み】BLEACH
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黒崎一護・15歳・ユウレイの見える男。その特異な体質のわりに安穏とした日々を送っていた一護だが、突如、自らを死神と名乗る少女と遭遇、「虚」と呼ばれる悪霊に襲われる。次々と倒れる家族を前に一護は!?