【BLEACH】キルゲオピーをグリムジョーが倒すことになった経緯

千年血戦編の導入で初の滅却師の敵として登場したのが「キルゲ・オピー」であり、キルゲの奇抜なキャラデザに感興を覚えたと思いますが、序章のキャラにしては極端に強く一護も苦戦を強いられました。

しかし、当時そんな強敵のキルゲを倒したのは誰なのかと一時期騒がれたことがあります。

  • キルゲを倒したのは誰なのか
  • キルゲの戦歴から強さをみる
  • キルゲのプロフィール

そこで、キルゲが倒されるまでの経緯と強さについて見ていきましょう。

キルゲ・オピーを倒した人物はグリムジョー

キルゲ・オピーを倒したグリムジョーが姿を現した場面

引用元:BLEACH 原作69巻

原作でキルゲを肩口から縦半分に両断して倒したのは、当初戦場に居ないはずのグリムジョー・ジャガージャックでした。

しかし、グリムジョーの姿やセリフが描写されることがなかった為、週刊連載中は誰がキルゲを倒したのか考察が交わされ話題となり、当然戦場が虚圏であったため十刃のグリムジョーも初期から考察の対象に挙げられていて多くの読者が再登場を待ち望んでいたのです。

それから、小出しされる情報は「黒崎」と一護の事を苗字で呼ぶというセリフと好戦的な口調、そして黒腔を利用した描写でグリムジョーが登場したところ、原作69巻で漸く発覚に至ります。

では、次にグリムジョーが奇襲でとどめをさすまでのキルゲの戦闘を振り返り、一連の経緯とキルゲの強さを見ていきましょう。

キルゲ・オピーの戦闘からみる強さ

キルゲの戦闘は連戦に次ぐ連戦であり、まるで勝ち抜きバトルのように破面と完現術者、死神と相手にしていきます。

キルゲ・オピーの戦闘①vsロリ&メノリ

ロリとメノリを容易く倒すキルゲ・オピー

引用元:BLEACH 原作55巻

この戦いではロリ達が帰刃していないとはいえ、霊子の矢二本でメノリを仕留め、ロリに至っては柄尻で頬を殴打して撃退しており、戦闘描写と言えるほどではありませんでした。

キルゲ・オピーの戦闘②vsハリベルの従属官3獣神(トレス・ベスティア

この3名に関しては戦闘前から強く素晴らしいと賞賛し、ユーハバッハの上質な手駒となることを確信して降伏を推奨しましたが、3獣神が滅却師の麾下に加わる事を拒絶したことで交渉決裂となり戦うことになります。

しかし、戦闘描写は省かれ場面転換後には既に敗北した3獣神が転がっており、そこへ黒崎一護とネリエル(幼女)がやって来るのでした。

キルゲオピーvs黒崎一護

開幕からキルゲが霊子の弾「神聖滅矢」を撃ち込んで一護を攻撃しますが素手で受け止め、打ち払い、投げ返しており、自分の未熟さにキルゲは表情とは相反して眩暈が起きると吐露します。

そんなキルゲに一護は石田よりは強いと言い放つのですが、キルゲは自分より石田が弱いはずはないと訝しみ、一護も怪訝な表情で聞き返すものの、キルゲはユーハバッハから直々に一護の制圧を命じられ「滅却師完聖体」を解放しました。

キルゲの戦闘は主にサーベルを使った白兵戦と血装を用いた攻防一体型の肉体操作で、一護を圧しており、滅却師の真骨頂である霊子の集束で周囲の霊子を取り込んで大技を繰り出そうとしていたようですが、アヨンの奇襲を受け盛大に吹っ飛んでいくのです。

キルゲ・オピーの戦闘④vsアヨン(3獣神の合成獣

キルゲ自身アヨンを初見で化物と呼んだのは容姿なのか潜在能力なのかは不明ですが、アヨンは滅却師完聖体のキルゲを正面から殴り飛ばし、更に握り潰し、頭を掴んで何度も地面に叩きつける等、狂戦士のように容赦なくキルゲに追い打ちをかけ、頭から地面へ突き刺すのです。

ところが、血装の力の範疇なのか、起き上がったキルゲは首が折れても己の手で曲げ直し、聖隷」と呼ばれる霊子の集束を極限まで高めた力でアヨンから霊子を強制的に奪い取り撃破するとともに、アヨンの能力を取り込んだため、ゴリラのような肉体美へ変貌を遂げるのでした。

キルゲ・オピーの戦闘⑤vs黒崎一護(二戦目

虚圏と尸魂界の全ては霊子でできているため、3獣神や織姫とチャドの肉体も霊子で構成されており、聖隷の力を発動したキルゲによって肉体ごと霊子に変換され吸い取られるといった絶体絶命な状況下にありました。

その苦境を打ち破ったのは外でもない卍解した一護であり、聖隷がキルゲの頭上に浮かぶ円盤によって発動されていると見破り、聖隷を使う暇を与えないよう攻撃を仕掛けるのです。

ただキルゲの焦りは円盤を破壊されることよりも、滅却師完聖体になりアヨンを吸収した状態だと言うのに平然とその力を凌駕する力で圧してくる一護の底力にありました。

静血装を全開にした状態でも一護の斬撃速度に追いつくのがやっとであり、かといい静血装状態では動血装が行えず、加えて動血装でなければ卍解状態の一護に勝てないという葛藤を抱いています。

そして、一護は前に戦った滅却師の使い走りである破面が卍解を封印しようとしていた事を疑問に思い、キルゲへ卍解が怖いから封印しようとしているのかと問うたところ、これまで冷静で上品な振る舞いをしていたキルゲの態度が急変し反論しようと立ち上がった刹那、背後から鬼道の攻撃を受け腹部に風穴を空けたキルゲはそのまま倒れるのでした。

【完結済み】BLEACH
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黒崎一護・15歳・ユウレイの見える男。その特異な体質のわりに安穏とした日々を送っていた一護だが、突如、自らを死神と名乗る少女と遭遇、「虚」と呼ばれる悪霊に襲われる。次々と倒れる家族を前に一護は!?

キルゲ・オピーの戦闘⑥vs全員

油断した浦原達に霊子の矢を放つキルゲ・オピー

引用元:BLEACH 原作56巻

キルゲを打ち抜いたのは浦原喜助であり、キルゲ撃退後は尸魂界の技術開発局と通信し、現在瀞霊廷が滅却師の侵攻に遭い大混乱だと報告を受けすぐさま一護が尸魂界へ迎えるように準備を施します。

滅却師側は卍解を奪うが一護の卍解は奪えなかったという事実から一護は黒腔へ飛び込み尸魂界へ目指すのですが、ここで息を吹き返したキルゲが聖文字Jの能力「監獄」を使って一護をその場に閉じ込め、虚圏に残っている浦原や織姫達を神聖滅矢で打ち抜き致命傷を与えるのです。

一護は尸魂界の凄惨な声を通信機越しに耳にし、且つ虚圏に残した浦原の異変に気付き監獄からの脱出を試みるもいかなる攻撃をもってしても弾かれるばかりで焦りが生じてきます。

キルゲ・オピーの最後と倒した謎の人物

虚圏では、キルゲが一護の足止めに成功したのを見届け、深手を負わせた織姫達に止めをさそうとし、浦原が「待て」と叫んだことで状況の緊迫さが伝わってきました。

キルゲがサーベルを構えた刹那、上空から巨大な霊圧と共に何者かが攻撃を仕掛け、血装が扱えるはずのキルゲの肉体を容易く両断したのです。

そして、その何者かはキルゲを殺害した後、浦原へ接近し刃を突きつけるといった描写でキルゲとの戦闘は終了します。

この幕引きにより誰がキルゲを殺害し、尚且つ浦原にまで刃を向けたのかと考察が始まったのですが、この人物の正体について判明するのは滅却師の一次瀞霊廷侵攻が終了した原作58巻までお預けとなりました。

それにしてもキルゲの強さと耐久性は恐ろしく厄介でしたね。

キルゲ・オピーを倒した人物とは

キルゲ・オピーを倒した人物と会話する一護

引用元:BLEACH 原作58巻

大きな被害を出した滅却師の第一次侵攻が終わり瀞霊廷は後処理と対策に駆られ、負傷者は治療と療養に専念し、一護もまた折られた斬魄刀の修理のために霊王宮へ赴くことになった際、コンに仕掛けられた映像伝達装置によって虚圏に居るはずの浦原と通信することになります。

織姫やチャドも至って元気にしており一護も安心したのも束の間、奥のほから誰かがやってきて音声のみで「あァ?何やってんだ」と態度の悪い聞き覚えのある声が聞こえ、一護も「もしかして」と誰かの姿が脳裏を過り浦原達を心配しました。

謎の人物は一護の声を耳にすると「黒崎か!てめえそこに居やがるんだな」と随分と興奮気味に騒いでいたようですが、浦原の道具を用いてチャドと織姫が執拗に追い払い映像に映らないように妨害します。

そして、浦原はその人物と契約を結んだと言い通信を切ってしまうのです。

とまあ、口調や虚圏という場所、更に一護の事を苗字で呼ぶキャラは限られるのでほとんどの人は既に誰か目星がついていると思いますが、漫画はまだまだその人物の登場を引っ張ります。

ようやくキルゲ・オピーを倒した人物がグリムジョーだと明かされる

記事冒頭で紹介した通りキルゲを殺害したのはグリムジョーであり、正式に登場したのは原作69巻624話のラストでした。

上述でキルゲとの戦闘後に浦原と契約したと語っている通り、グリムジョーは破面編で死亡しておらず一護との再戦を待ち望んでいたようで、たまたま邪魔だったキルゲを殺害したのです。

浦原との契約は、ユーハバッハの目的が三界の統一及び排除にあり、そうなれば虚圏が無くなり一護と全力の戦いが出来なくなることになるため、グリムジョーとしてはそれは困りますね。

恐らく、浦原は一護との再戦の約束を勝手にしたのだろうと推測でき、その後は再戦を条件にグリムジョーと協定を結び滅却師討伐の戦力として加勢することになったようです。

キルゲ・オピーのプロフィール

キルゲ・オピーが翼を広げた立ち姿

引用元:BLEACH

  • 名前:キルゲ・オピー
  • 所属:聖十字騎士団、虚圏狩猟部隊統括狩猟隊長
  • 聖文字:J
  • 固有能力:監獄(ザ・ジェイル)
  • 初登場:原作55巻

テクノカットに近い髪型と丸眼鏡をかけた基本的に敬語で話す気品のある男性滅却師で、部下を戸惑いなく処断するなど冷酷な一面を持ち、ユーハバッハからそれなりの評価を受ける実力の持ち主です。

虚圏では虚と破面の残党を連行し手駒にするかどうか選定する統括狩猟隊長として登場し、実力のある破面には投降を提案する慈悲を見せていることから、ユーハバッハの利益になることは総じて受け入れる姿勢を見せています。

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聖十字騎士団集合扉絵

新章開幕の序盤の敵としてはかなり強い部類であり、一護を始め、浦原や破面などの実力者を一人で相手にした活躍を見せました。

キルゲ・オピーの能力一覧

次に、キルゲの滅却師としての基本的戦術と固有能力を見ていきましょう。

神聖滅矢(ハイリッヒ・プファイル

滅却師の基本的な戦術である霊子の集束で造る霊子兵装であり、石田同様に霊子の矢を複数打ち出す事が可能です。

血装

血管の中に霊子を流し込むことで身体能力を向上させる滅却師の中でも聖十字騎士団特有の能力で、防御に特化した静血装攻撃に特化した動血装が存在し、同時行使が不可能とされています。

一護との戦いでは始解状態の斬月の一太刀を首で受け止めるほど肉体の強度を飛躍的に高めていました。

乱装天傀(らんそうてんがい)

石田がマユリ戦で見せた能力と同様、負傷や加齢で動かなくなった肉体を霊子の糸で強制的に動かす能力で、キルゲは浦原に胸を打ち抜かれた後に使用し起き上がりました。

聖文字「監獄(ザ・ジェイル)

キルゲの聖文字Jによる固有能力で、脱出不可能な霊子による檻の中へ敵を閉じ込めることができ、本編では一護の足止めに使用されました。

一護の卍解状態の月牙天衝でさえ撥ね退ける頑丈な牢獄であり、その性能は恐らく作中最強クラスかと思われますが、同胞である滅却師は捕らえられないようです。

滅却師完聖体「神の正義(ピスキエル)

滅却師に於ける最終段階の能力解放であり、天使を思わせる両翼と頭上に星型の装飾がある円盤が出現するとともに、手足に煌々とした霊子の装飾が発現し、瞳は監獄の能力に相応しい格子状の模様が入ります。

これまで以上に霊子集束能力があがったことでサーベルに霊子を集め、十字状の光の剣を造り出し、本編では一護へ繰り出そうとしていましたがアヨンの妨害を受け不発となりました。

聖隷

キルゲ・オピーの能力「聖隷」によって霊子を吸収される織姫達

引用元:BLEACH

滅却師完聖体状態で使用する霊子の集束を極限まで高めた霊子の絶対隷属であり、吸収した霊子の影響を肉体に受けるようで、キルゲ曰くあまり使用したくない能力だそうです。

本編ではアヨンの霊子を吸収した為、見た目がゴリラのような醜い姿になってしまいましたが、アヨンの力を吸収してパワーアップしています。

キルゲ・オピーを倒した人物とプロフィールのまとめ

  • キルゲ・オピーを倒したのはグリムジョー・ジャガージャック
  • キルゲは一人で一護や破面などと応戦するなど有能すぎる強さをもっていた
  • キルゲの「監獄」は卍解した一護でも脱出不可能なほど強力

千年血戦編序盤の敵としたキルゲでしたが、およそ人間とは思えない身体能力と強さを持っており、破面との連戦に一護や浦原の足止めなど、単独でユーハバッハの任務を遂行する実力を持っていました。

しかし、さすがのキルゲも連戦により消耗で隙が生じ、グリムジョー襲撃を察知できずに体を真っ二つに両断されるといった最後を迎えてしまいます。

もし、キルゲが尸魂界侵攻に参戦していたら監獄の能力がどの隊長まで通用するのかは分かりませんが、瀞霊廷の被害はもっと凄惨なものになっていたに違いありません。

【完結済み】BLEACH
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黒崎一護・15歳・ユウレイの見える男。その特異な体質のわりに安穏とした日々を送っていた一護だが、突如、自らを死神と名乗る少女と遭遇、「虚」と呼ばれる悪霊に襲われる。次々と倒れる家族を前に一護は!?