【BLEACH】ユーグラム・ハッシュヴァルトの最後と死亡した理由やバズビーとの関係

聖十字騎士団のユーグラム・ハッシュヴァルトと言えば、強すぎる能力のせいで一体どうやって倒すのかと週刊連載中は考察されていました。

そんな無敵に近いハッシュヴァルトがどのようにして負けたのか、

  • ハッシュヴァルトの最後と死亡理由
  • ハッシュヴァルトの人物像と能力
  • ハッシュヴァルトとバズビーの関係

以上の重要点を紹介していきます。

ユーグラム・ハッシュヴァルトの最後と死亡した経緯

ハッシュヴァルトが石田に裏切り者ではない証明を迫る場面

引用元:BLEACH 原作72巻

ハッシュヴァルトの最後は、原作72巻から開幕した石田雨竜戦からになります。

雨竜の裏切りを予見していたハッシュヴァルトは、ユーハバッハの就寝中を利用して雨竜に裏切り者ではない証明をするよう求めますが、雨竜の返事より早く、全知全能の力を以って雨竜の答えを未来視していました。

そして、石田もまたユーハバッハの就寝中は全知全能がハッシュヴァルトに移っている事を好機と思い、黒崎一護にユーハバッハの討伐を任せ、自身はハッシュヴァルトの足止めを買って出るのです。

ユーグラム・ハッシュヴァルトvs石田雨竜

倒れた雨竜を見下ろすハッシュヴァルト

引用元:BLEACH 原作73巻

ハッシュヴァルトと雨竜の対決は実に一方的なもので、朝までにハッシュヴァルトを討とうと画策する雨竜でしたが能力を使っていない状態でも手も足も出ずにズタボロになります。

その勝負の最中に雨竜はハッシュヴァルトが扱う未来視は変化すると解析しますが、借り物の能力に過ぎないハッシュヴァルトと違い、ユーハバッハの全知全能の真の恐ろしさは未来視ではないとヒントを与えるのでした。

ハッシュヴァルトが雨竜の完全反立にやられる場面

引用元:BLEACH 原作74巻

聖文字の能力「世界調和」を使い、更に雨竜を追い詰めていくハッシュヴァルトでしたが、雨竜の聖文字「完全反立」によってこれまで蓄積していた負傷を逆転させられ初めて怪我を負ってしまいます。

雨竜の完全反立は指定した2点の間に起きた出来事を逆転させる事が可能で、ハッシュヴァルトの世界調和を超えて発動することができたのですが、この希少な能力を身をもって味わったハッシュヴァルトは漸くユーハバッハが雨竜に目を掛けていた理由を把握し、また、ユーハバッハに刃向かえる素質があるのは雨竜だけだと賞賛するのでした。

ハッシュヴァルトが世界調和によって負傷を雨竜に跳ね返す場面

引用元:BLEACH 原作74巻

ただし、雨竜の能力によるダメージは、ハッシュヴァルトの世界調和によってそのまま返されてしまい、更にはハッシュヴァルトの傷は身代わりの盾に移し取られ傷を完治させるに至り、身代わりの盾に移し取られた不運を更なる追い打ちとして雨竜に与え、形勢逆転します。

この能力をもってハッシュヴァルトは雨竜に勝ち目がないと断言していたのです。

雨竜に命を捨てるよう迫るハッシュヴァルト

引用元:BLEACH 原作74巻

ハッシュヴァルトは勝機のない戦いに挑む雨竜を新世界城へ乗り込んできた人間達(一護達)と比べよく似ていると罵倒し、そして雨竜の今際の際になぜ一護達側につくのか疑問を投げかけると、

  • 黒崎一護達はバカだから助けたいと思ったら助けに行くような人間
  • そんなバカな連中と同じに見えているなら嬉しい
  • 黒崎達は友達だから

と一護達との関係に利害は無く、また、正解不正解もないただ友達だからという理由を雨竜は述べた事で、ハッシュヴァルトは表情を険しくした後、ユーハバッハに認められておきながら何も捨てる事ができない雨竜に命を捨てるよう言明し剣を振りかざすのでした。

ユーグラム・ハッシュヴァルトの最後

ハッシュヴァルトが聖別を受ける場面

引用元:BLEACH 原作74巻

ハッシュヴァルトの直接の死因はユーハバッハの聖別による力の吸収でした。

ユーハバッハに力を奪われて瀕死状態になったハッシュヴァルトを見て、雨竜は鎮痛な面持ちで見つめていると、ハッシュヴァルトは雨竜の言いたいことを読み取り、ユーハバッハに選ばれたのだと歓喜します。

陛下が……お前から……力をお奪いにならなかった事を……誇らしく思う……

私から……力をお奪いになった事を……誇らしく思う……

私だけが…………陛下のお役に立てるのだから……

引用元:BLEACH 原作74巻

そして、立ち去ろうとする雨竜に「お前の傷を私に移して行け」と促し、もうじき死に絶える己の運命を受け入れたハッシュヴァルトは最後に雨竜の後押しをする事を決めました。

雨竜の完全反立によって傷はハッシュヴァルトに移され、友人を助けに向かう雨竜を見送り、一人仰向けに倒れたまま独白を続けるハッシュヴァルト。

嘗てユーハバッハと邂逅した時点で友人のバズビーを捨て、忠誠を尽くした事を自身を顧みて、結果が変わらずとも思うままに選択し思うままに進む事に意味があると悟り、最終的には何一つ後悔がないとし、事切れていくのです。

ハッシュヴァルトの剣の柄にバズビーのボタンが隠されていたと判明する場面

引用元:BLEACH 原作74巻

絶命するまで剣を握りしめていた拳から握力が無くなっていくと、柄の部分には子供の頃にバズビーがくれたボタンが埋め込まれていた事が分かりました。

ハッシュヴァルトは友人を捨て更に打ち倒したのに対し、雨竜は裏切り友人を護るために戦うという、まさに対照的な二人ですが、最後には雨竜を後押しすることでハッシュヴァルトの心も多少なり救われたことでしょう。

ユーグラム・ハッシュヴァルトのプロフィール

ハッシュヴァルトが自己紹介する場面

引用元:BLEACH

  • 名前:ユーグラム・ハッシュヴァルト
  • 所属:聖十字騎士団団長
  • 聖文字:B
  • 固有能力:世界調和
  • 武器:両刃の剣

見えざる帝国の皇帝補佐、聖十字騎士団最高位である団長を務める長い金髪の優男で、ユーハバッハの次期後継者候補としてまことしやかに囁かれていました。

ユーハバッハ同様に霊子の集束が使えない体質である為、他の滅却師の面々が扱う霊子兵装の具現化などの攻撃ができませんが、それを補う剣術と戦闘術を修めており、聖文字固有の能力を合わせれば聖十字騎士団きっての実力になります。

また、大戦後には自身の死後、腹心の部下に生き残った滅却師の回収と治療を頼んでいた事が小説「BLEACH Can't Fear Your Own World」にて明かれており、滅却師の存続にも気を割いていたと判明しました。

名前の字面と発音が酷似している事から読者の間では「ハッシュドポテト」とからかわれ「ポテト」の愛称で親しまれており、ハッシュドポテトの売上に少なからず、局地的に、僅かながら貢献しているのではないでしょうか。

ハッシュヴァルトの叔父

ハッシュヴァルトの叔父の登場シーン

引用元:BLEACH 原作69巻

ハッシュヴァルトには両親が居らず叔父と暮らしていると話していますが、幼少期のハッシュヴァルトが一人で森深くまで立ち入った際には激怒した様子で迎えに来ており、その後も子供に依存し表面上溺愛する親のような口ぶりでハッシュヴァルトを嗜めていました。

詳しい経緯は不明ですが、ユーハバッハがバズビーの一族が住んでいたとされる城若しくは領地を燃やした事で、叔父の住む森も焼き払われ亡くなったと話しています。

結局、叔父との関係は表面上芳しくない事しか描写されていないので、生前の実力や役職はどのようなものだったのかは不明のままです。

ハッシュヴァルトとバズビーの関係

ハッシュヴァルトとバズビーの出会い

引用元:BLEACH 原作69巻

ハッシュヴァルトとバズビーは幼少期からの友人で、その出会いは狩りの下手なハッシュヴァルトを見兼ねてバズビーが獲物を横取りしたことから始まりました。

ガキ大将を彷彿させる口悪いバズビー少年と、寡黙で淡々としたハッシュヴァルト少年は、互いに名乗り終えた後は自然と対話する流れとなり、ハッシュヴァルトが神聖弓が作れない事を知り、バズビーは自分が天才だからと上から目線で励まします。

初見からハッシュヴァルトの事を「ユーゴー」と愛称で呼ぶバズビーは自分の事も「バズ」と呼ぶよう強制しますが、話の流れでハッシュヴァルトが愛称が嫌いだという事、両親がおらず叔父と暮らしている事、先ほどバズビーが横取りした獲物を獲って帰らないといけない事を聞き、獲物を譲渡。

バズビーがハッシュヴァルトを子分に決めボタンを投げ渡す場面

引用元:BLEACH 原作69巻

バズビーはマントの取り付けボタン剥ぎ取りバズビーに投げ渡すと、ハッシュヴァルトを子分にすると言い、大人に何を言われても気にするなと励まし、最強の滅却師になろうと一方的な約束を交わすのでした。

ハッシュヴァルトとバズビーはユーハバッハに復讐を誓う

ハッシュヴァルトとバズビーがユーハバッハに復讐を決意する場面

引用元:BLEACH 原作69巻

ユーハバッハがバズビーの一族が住む城を焼き払った事で、ハッシュヴァルトも叔父を失い孤独な身となり、バズビーの誘いで騎士団に入ることを目指しユーハバッハの側近となっていつしか殺害する計画を企みます。

そして5年後、尸魂界侵攻の為に設立される聖十字騎士団の人員を集うべく戦う意志のある兵を求めていた事で、バズビーが立候補し、この場で実力を示す為に憲兵を挑発して臨戦態勢に入るのですが、ユーハバッハの登場によってその場の全員が霊圧に抑えつけられる形で地面にひれ伏す事となり、その只中でハッシュヴァルトのみが平然と立っていました。

ユーハバッハは全知全能の力をもってハッシュヴァルトの事を既に知っている様で、バズビーではなくハッシュヴァルトを側近としてその場で招き入れることになり、困惑しながらも早期に側近になる事が叶いそうなハッシュヴァルトはバズビーへ視線を移すも、才能も実力もあるバズビーではなく滅却師として何もできないハッシュヴァルトが選ばれた事に対しバズビーは憤りと対抗心を覚えるのです。

ハッシュヴァルトとバズビーの関係に亀裂が入った瞬間

引用元:BLEACH 原作70巻

ハッシュヴァルトは自身をバズビーと比較しても滅却師の才能がない事を自覚していて自ら側近の話を断ろうとしますが、ユーハバッハによって「分け与える力を持つ滅却師」という200年誕生しなかった希少な素質の持ち主だという事を知らされ、バズビーもまた、自身の力がハッシュヴァルトが周囲に与えた力の一部だと突きつけられたのでした。

ハッシュヴァルトとバズビーの確執

ハッシュヴァルトがバズビーの私怨による決闘を断る場面

引用元:BLEACH 原作70巻

ハッシュヴァルトがユーハバッハの側近となったその日から、バズビーとの間に確執が生まれ、バズビーが3年かけて聖十字騎士団へ入団を果たした頃にはハッシュヴァルトは団長に就任しており、そこから現在まで悉くバスビーの挑発を受け流してきました

そして千年血戦編の中盤、ユーハバッハによる聖別で多くの聖十字騎士団が犠牲となる中にバズビーも含まれ、霊王宮侵攻に選ばれなかったメンバーは死神と協力関係を結びユーハバッハへ復讐に出ます。

ハッシュヴァルトとバズビーの戦いの決着

引用元:BLEACH 原作70巻

バズビーはもとよりハッシュヴァルトとどっちが強いか決着を付けたかったようで、霊王宮でバズビーと対峙したハッシュヴァルトは再三の警告を与えたのにもかかわらず向かってくるバズビーを斬り捨てるのでした。

事切れる寸前のバズビーに何も告げることなく立ち去るハッシュヴァルトですが、戦闘中何度もやめるよう求めたり攻撃をいなすだけにとどめたりなど、本心では敵対したくなかったことがうかがえます。

しかし、前述の石田雨竜と違い、ハッシュヴァルトが選んだのはユーハバッハへの忠誠でした。

ユーグラム・ハッシュヴァルトの能力「世界調和(ザ・バランス)」

ハッシュヴァルトの固有能力の紹介シーン

引用元:BLEACH 原作74巻

ユーグラム・ハッシュヴァルトの能力「世界調和(ザ・バランス)」は、範囲世界に起こる不運を幸運な者へ分け与えることで世界の調和を保つとされる能力で、ハッシュヴァルトに降りかかった不運(攻撃)をそのまま相手へ送り返す事ができる反撃技のようなものです。

加えて、ハッシュヴァルトが愛用する「身代わりの盾(フロイントシルト)」は身代わりとして不運を全て引き受ける力が宿っていて、如何なるダメージも肉体を傷つける事ができません。

また、身代わりの盾に移し取られたダメージは更なる不運となり相手へ降り注ぐので、最大のカウンター能力となります。

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聖十字騎士団集合扉絵

ユーハバッハが眠っている間は全知全能を使用可能

ハッシュヴァルトが全知全能を使う場面

引用元:BLEACH 原作72巻

ユーハバッハと天秤の両翼を担うハッシュヴァルトには、ユーハバッハが就寝する間に限り支配者の仮面が預けられており全知全能の一端を行使する事が可能となり、ハッシュヴァルトの限界は未来視までとされています。

因みに、本来の持ち主であるユーハバッハは未来視の上位互換として、未来を改変する能力を行使できるようです。

ユーグラム・ハッシュヴァルトの最後と死亡理由のまとめ

  • ハッシュヴァルトは石田との戦闘中に聖別を受け瀕死に陥るがユーハバッハの力になれた事を光栄に思う
  • 死ぬ前に石田の怪我をハッシュヴァルトが引き受け、後悔なく死亡
  • 死の間際まで握っていた剣の柄には幼少期にバズビーがくれたボタンが埋め込まれていた

ハッシュヴァルトの無敵の能力を破ったのは外でもないユーハバッハという展開に読者たちは騒然としたことでしょう。

正直、ハッシュヴァルトを殺すメリットがユーハバッハにあると思いませんが、親衛隊を始めとした聖別の被害者となって退場したハッシュヴァルトに対しどこか物悲しさを覚えます。

しかし、ハッシュヴァルトにもユーハバッハへの忠誠以外の感情があることが、死後手放した剣の柄に埋め込まれていたバズビーのボタンから知ることができ、バズビーの存在がハッシュヴァルトの中で大きなものだったと分かりました。

何れにせよ、聖十字騎士団はユーハバッハに使い捨てにされる未来しかなかったと思うと、浮かばれませんね。

【完結済み】BLEACH
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黒崎一護・15歳・ユウレイの見える男。その特異な体質のわりに安穏とした日々を送っていた一護だが、突如、自らを死神と名乗る少女と遭遇、「虚」と呼ばれる悪霊に襲われる。次々と倒れる家族を前に一護は!?