鬼滅の刃に登場する日輪刀をつくるスペシャリストである、刀鍛冶の里の鍛冶師たち。
- 鉄地河原鉄珍の正体
- 鉄地河原鉄珍の特殊な読み方
- 刀鍛冶の里の鍛冶師について
- 刀鍛冶の里の大正コソコソ噂話まとめ
その長を務める鉄地河原鉄珍に続き、個性豊かな鍛冶師がいます。
目次
鉄地河原鉄珍とは何者?名前の読み方
引用元:鬼滅の刃
- しのぶや甘露寺の特殊な日輪刀を担当
- 刀鍛治の里の里長
- 鋼鐵塚の名付け親
名前の読み方が非常に特殊で、鉄地河原鉄珍と書いて、(てっちかわはら てっちん)と読みます。
非常に高度な技術を持っているため、鬼殺隊の中でも特殊な日輪刀を使うしのぶや甘露寺の担当。
性格は温厚で、若い娘が大好きなお爺さん。しのぶや甘露寺の担当をしているのは、特殊が故という理由に加え、自身の性格もあるのかもしれません。
しかし、刀鍛冶師としてのプロ意識は凄まじく、鋼鐵塚が作った炭治郎日輪刀のが折れてしまった際には「折れるような鈍(ナマクラ)を作ったあの子が悪い」と謝罪しました。
鉄珍の作った日輪刀
引用元:鬼滅の刃
甘露寺蜜璃の日輪刀がこのような特殊な形状へとたどり着いたのは、「速さ」を追求したからです。
刀というより体操に使うリボンのような形状をしているので、鞘に収める際も通常の刀ようには納めることはできなので画像のように折り返して鞘に収めています。
鬼滅の刃に登場するピンクの髪型が可愛らしい甘露寺蜜璃。鬼退治を専門とする部隊の中でも最強クラスの「柱」に属していますが、柱のなかでも特殊な日輪刀を使用しています。 今回はそんな甘露寺蜜璃の、 甘露寺蜜璃の日輪刀の解説 […]
引用元:鬼滅の刃
蟲柱・胡蝶しのぶが使う日輪刀は特殊で、彼女は他の隊士に比べ振る筋力が弱いため鬼の首を切断することができないが、押す筋力=突きの筋力が特に強く、スピードに乗せるとその威力は岩を貫通することができる程の威力を持っているようです。
そして水の呼吸の雫波紋突きよりも速いとされています。
ちなみに、しのぶの剣先以外の刀身は半分になっており、毒の調合もできる特殊な形状の日輪刀になっています。
刀鍛冶の里の個性的な鍛冶師たち
普通の刀とは作り方がちがう日輪刀を製造している刀鍛冶の里の鍛冶師は、優秀ながらも個性的な面々が多く、少ない登場回でも多くの印象を残しています。
鋼鐵塚蛍(はがねづか ほたる)
引用元:鬼滅の刃
- 炭治郎の日輪刀を担当
- 年齢は37歳
- 里長の鉄珍が育ての親
かなり変わった性格をしており、自身の作った日輪刀に対しての想いは異常なもので、作中で何度も刀を折ったり、無くしたりする炭治郎にブチギレて包丁を刺そうとしたり、拗ねて日輪刀を作ろうとしないなど、なかなか大人げない部分のある人物です。
鬼滅の刃と言えば鬼殺の剣士が日輪刀という刀を使って鬼の頸に刃をふるいますが、その刀は使う剣士によって色が変わる「色変わりの刀」と言われています。 炭治郎も最終選別のあとに始めて自分の剣士が使う日輪刀を手にし、刀鍛冶の鋼鐵塚蛍に渡された[…]
しかし、刀鍛冶師としての腕は本物で、継国縁壱が昔使っていた刀を三日間不眠不休で研磨し、十二鬼月上弦の伍の玉壺の襲撃を食らうもその集中力は途切れることなく磨き続けました。
なかなかの変わり者ですが憎むことのできないキャラクターで、その素顔はなかなかのイケメンです。
鬼滅の刃は鬼殺隊という名前の組織名で活動していて、鬼と戦う剣士以外にも重要な役割を持ったたくさんの人達がいて、鬼殺隊の剣士は支えてくれるサポートの人達のおかげで安心して戦う事が出来ています。 そんな剣士たちに欠かせないサポートをしてく[…]
鉄穴森鋼蔵(かなもり こうぞう)
引用元:鬼滅の刃
- 伊之助の日輪刀を担当
- 年齢は26歳、鉛という2つ年下の奥さんがいる
鋼鐵塚とは違って落ち着いた性格の鉄穴森ですが、自身の作った日輪刀を伊之助がアレンジ(石で刀をボロボロにした)すると、「ぶっ殺してやる!このクソガキ」と怒りの感情が爆発。
この怒りは当然のものと言っても過言ではありませんね。これは伊之助が悪い。
また、時透無一郎の刀を担当していた鉄井戸の遺言のもと無一郎の日輪刀も作っています。
小鉄(こてつ)
引用元:鬼滅の刃
- 刀匠見習い
- 絡繰技師の家系で、戦闘用絡繰人形の縁壱零式を所
実は頑固で毒舌な一面もあり、一度根を持つとなかなか忘れない執念深さを持っていますが、分析能力に長けており、人の才能を瞬時に見極める能力を持っています。
また、小鉄は絡繰技師の家系で、戦闘用絡繰人形の縁壱零式を所有、鬼殺隊の戦闘用訓練に使用されました。
刀鍛冶の里の鍛冶師がひょっとこのお面を被る理由
本誌ではなぜつけてるのかは明かされることはありませんでしたが、そもそも刀鍛冶師はあまり素顔を晒さないことが多いようです。
鬼にバレないようにするため
日輪刀の作り方を鬼に知られてしまうことはあってはならないことであるため、刀鍛冶の里に行くことも気軽にできないほど厳重に管理されています。
そのため、鍛冶師も身バレしないようお面を付けているのではないかと考えるのが妥当でしょう。
火などから守るため
刀を作るには、800℃~最高で1400℃にもなる火の温度の中で鉄を打ちながら作ります。
火の粉や熱風などによる肌や目などへの影響を避けるために、お面を付けているのではないかとする説も有力ですね。
大正コソコソ噂話に登場する刀鍛冶師
鬼滅の刃では、本編では入らなかった裏話や細かい設定が「大正コソコソ噂話」として紹介されており、その中でも刀鍛冶師たちをまとめてみました。
鋼鐵塚蛍の好きな食べ物はみたらし団子
引用元:鬼滅の刃
半天狗との戦いの後に炭治郎のもとを訪れ、研いでいた刀を途中で持ち出したことに怒っていた際にも「死ぬまで俺にみたらし団子を持ってくるんだ」と言っていました。
刀鍛冶の里の小鉄少年の驚きの素顔
引用元:鬼滅の刃
刀鍛冶の里の刀鍛冶師の多くはひょっとこのようなお面で顔を隠しています。
小鉄もまたしっかり太眉毛とほっぺたが赤いひょっとこをつけていますが、素顔もお面と似たような顔なので、「お面いらないんじゃ」とまで言われていました。
刀鍛冶の鋼鐵塚が鉄地河原に育てられる理由が凄い
引用元:鬼滅の刃
炭治郎の担当をしている刀鍛冶師の鋼鐵は、幼少期に親のもとから刀鍛冶の里の長である鉄地河原のもとに預けられていました。
これは、鋼鐵塚が生まれながら相当に性格がなかなかのくせ者であり、親がノイローゼを起こしてしまったという理由があります。
ちなみに「蛍」という名前も鉄地河原が名付けましたが、鋼鐵塚からは「可愛すぎる」と罵倒されていたとか。
里長の3のお目目が可愛いですね。
鉄穴森さんの妻・鉛さんは夫婦仲が良すぎて夫に顔が似てきた
引用元:鬼滅の刃
伊之助や時透無一郎の担当をしている刀鍛冶師の鉄穴森鋼蔵には、鉛(えん)という名前の美人な奥様がいます。
この夫婦は結婚して5年になるそうですが、夫婦仲が良すぎるあまり鉛さんの顔は鉄穴森さんに似てきてしまったようです。
ちなみに鉛さんは首が柔らかいんだそう。
引用元:鬼滅の刃
これは5年目の鉛さんで、この頃は丸顔のくりくりお目目をしています。
鉄穴森の一目ぼれから始まったようです。
伊黒の日輪刀は鉄珍の息子、願鉄(がんてつ)が作成したもの
引用元:鬼滅の刃
伊黒が用いる日輪刀は特殊で、刀身が蛇のように波打っていて、通常の鞘に収めることができません。
そのため、革製の磁石で留めるタイプの鞘を使っているのだとか。
刀を抜く時は鞘についている磁石の留めている部分を開いて抜くという変わった刀です。
ちなみにこの刀を打ったのは、しのぶや甘露寺の特殊な日輪刀を打った鉄珍の息子、鉄地河原願鉄(てっちかわはらがんてつ)が担当して、本誌では名前だけの登場でした。
鉄地河原鉄珍の読み方と秘話のまとめ
- 鉄地河原鉄珍は長でありながら、特殊な日輪刀を作り上げる最高の刀鍛冶師
- しのぶや蜜璃の日輪刀を作り上げる
- 実の息子と激しい癇癪持ちの鋼鐵塚を育て上げる
鉄地河原鉄珍の読み方は(てっちかわはら てっちん)です。
初登場はちょこんと座った可愛らしいお爺さんに見えますが、その腕は確かなものであることが分かります。
鬼殺隊を支える鍛冶師たちはくせ者ぞろいではありますが、多くの活躍を見せてくれる頼もしい味方でした。


