遊郭編に登場する美しい花魁、実はその正体は上弦の鬼であり、陸の位を授けられた実力の持ち主だったのです。
- 堕姫の正体
- 血鬼術の帯は厄介?
- 梅という名前の由来
- 堕姫の最後
- 謝花兄妹について、読み方とキメツ学園での生活について
今回は可愛くも美しい堕姫の正体や梅の名前の由来についてご紹介します。
目次
上弦の陸・堕姫(だき)の正体
引用元:鬼滅の刃
- 京極屋の蕨姫(わらびひめ)花魁
- 花魁として活動する時には、必ず「姫」とつく源氏名を名乗る
- 納得のいかない事があると、首を傾けて下から睨めつけて来る独特の癖がある
吉原遊郭「京極屋」の看板として蕨姫花魁の名で活動しており、容姿の美しさから評判を得ていますが、その性格は残忍で、自分の納得ができないことがあれば癇癪を起こし、その度にけが人や足抜けなどが後を絶えないため常に周囲を人々を恐怖に陥れていましたが、一番の売れっ子であったこともあり、彼女に逆らえる者など誰もいなかったのです。
堕姫は自分の正体を隠しながら、江戸時代の頃から吉原を初めとした全国各地の様々な遊郭界隈を転々として名を馳せていました。
老いが訪れない美しい容姿を疑われる頃には他の狩場に身を移して、自身の事を覚えている者が消えた頃を見計らって、かつての狩場にまた戻ってくるという行動をローテーションで繰り返していたのです。
真の姿である鬼の堕姫がかわいい
引用元:鬼滅の刃
- 十二鬼月・上弦の陸
- 妓夫太郎の妹
- 帯を使った血鬼術
美しさへの執着が非常に激しく、食べる人間は美しくなければ食べないという価値観を持っており、必ずしも遊女に限った話しではなく、鬼殺隊の隊士であっても、美しくなければ食べないことを公言しています。
赫灼の瞳を持つ炭治郎の目玉だけを食べようとするなど、部分的に美しければ食べるという徹底ぶり。
美しくて強い鬼は何をしても許されるという傲慢さを持っており自身の美しさと強さに酔いしれています。
百年以上もの長い時間を生きている鬼ですが、本来の性格は非常に幼く、手に負えないことがあれが兄を頼る、わがままな甘えん坊お兄ちゃんっ子なのです。
鬼滅の刃の遊郭編に登場する鬼でありながら、100年以上も上弦の陸としての地位を守り続けた実力の持ち主です。 上弦の陸の死亡!最後はどうなった? 上弦の陸との戦いは? 妓夫太郎と堕姫の最後は悲惨?童磨との関係は? […]
素直で染まりやすい性格として何事も信じてしまう純粋さが、考えるという事を知らない子として育ってしまった為に、兄の妓夫太郎や無惨からも「頭の足りない子」として認識されています。
「梅」の名前の由来
引用元:鬼滅の刃
- 堕姫が人であった頃の名前が「梅」
母親が「梅毒」を患っていることから付けられた名前ですが、原作ではその描写がないので推察となります。
また、兄の妓夫太郎の体にある黒いシミのような痣もこの梅毒による症状だとされているため、母親が梅毒ではないかという説はほぼ合っているのではないかと思います。
梅毒とは、性行為から、梅毒トレポネーマが粘膜に感染することで引き起こされる病気のことで、性行為による感染だけでなく、妊娠中の母子感染によって子どもにうつるケースもあるようです。
血鬼術「帯」
帯を自在に操る能力の他に、帯を切り離して操作することも可能で、操るときは帯に目と口が浮かび上がり、また、武器や遠隔操作の役割以外にも、保管庫としての能力も備わっています。
血鬼術・八重帯斬り(やえおびぎり)
引用元:鬼滅の刃
無数の帯を交差させるように操り、逃げ場を塞いだ上での斬撃。
また、帯には分裂させ操作させることもできるので、この時点で遊郭を支配するためにいくつか切り離した状態での攻撃をしているため、全ての帯が戻るとこれまでの比にはならない硬度と反射速度での攻撃が可能になります。
貯蔵庫としての役割もある
引用元:鬼滅の刃
梅の帯は自由に操作する能力の他にも帯の中に人間などを取り込み、保存しておくことも可能であるため、遊郭に食料である人間を閉じ込めておく貯蔵庫を作っていたのです。
帯に取り込まれたら二度と出られない訳ではなく、保存されている人間は、日輪刀で帯を斬ることで解放することが可能なので、遊郭を密かにつなぐ秘密の抜け道を作るなどの細工を施したり、自分に対して少しでも不信感を抱いた遊女は監視し、容赦なく始末すると言った手を使い、鬼殺隊士を翻弄していました。
遊郭に巣食っていた長年の経験から身の隠し方は折り紙付きで、宇髄とその妻の3人のくノ一でさえ、その正体を掴み切れなかったほどの実力を持っています。
来世は「謝花(しゃばな)兄妹」として登場
引用元:鬼滅の刃
- 学校随一の不良兄妹
- 妓夫太郎(ぎゅうたろう) 18歳
- 梅(うめ)16歳
2人は同じ苗字を授かっており、読み方は「謝花(しゃばな)」です。
揉め事が絶えない兄妹で、よく炭治郎と衝突しています。
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兄の妓夫太郎は喧嘩が強くシスコンで、妹の梅は学園三大美女の1人で、1日に20人以上の男から告白された経験があり、いつも改造制服を着ている面食いな女の子。
この二人で組んでいる兄妹バンドは他校からも人気が高く、ライブをすればファンが詰めかける程の人気ぶりです。
まとめ
- 堕姫は遊郭の売れっ子花魁という表の顔を持っている
- 梅は堕姫の人間だった頃の名前
- 帯を使った血鬼術は攻撃や遠隔操作が可能の他に、人を保管することも可能
- 転生した二人は謝花という苗字を貰い兄妹として生きていた
100年以上も生きているのにその中身は小学生かのような堕姫ですが、兄が頼りになるが故のことだと思うと、2人がどれだけお互いを信頼しているのかがよく分かります。
それに加えて当然恐ろしさが際立つ堕姫ですが、人間の頃の梅は可愛く、また鬼となってもその美貌は鬼滅の刃の中でも際立った存在です。
堕姫は来世の様子も描かれており、相変わらず可愛さが突出した存在のようなので、可愛さだけを目的に堕姫を楽しむのもまた一興だと感じました。


