【呪術廻戦】誰の領域が最強!?領域展開最強ランキングを紹介!

今冬に映画化が決まり益々盛り上がる呪術廻戦ですが、その中でも見所はやはり呪術師の技の極意とも言える領域展開ではないでしょうか。

今回はそんな領域展開の最強ランキングを独断と偏見で紹介していきます。

領域展開最強ランキング

第150話時点で登場する6つの領域展開をランキング順に解説していきます。

今回は強さ、バランス、インパクトの3つの要素を5段階に分けてランキング付けをしました。

第6位 蕩蘊平線(たううんへいせん)

第6位は、特級呪霊陀艮の領域展開「蕩蘊平線です。

陀艮は海(水)を発生源とする呪霊で、単行本12巻にて受胎から呪霊に成長していました。

禪院直毘人の攻撃で術式を発動できずに防戦一方だった陀艮は、手で印が結べないためお腹に印を描き領域を展開します。

陀艮は発生源でもある海に紐づく術式を扱い、その領域自体も凪いだ海が目の前に広がり対象者の心を和ませる南国楽園風で、単行本2巻時の際には、陀艮の領域展開内でパラソルの下で真人は読書を楽しみ、陀艮は海で気持ちよさそうに泳いでいたのが印象的ですね。

そんな陀艮は大量の水や海洋生物型の操る式神使いで、津波や防壁など攻守のバランスが取れた術を持っていて、その中でも、奥の手である術式開放「死累累湧軍」は無限に湧き出る圧倒的物量の式神が攻撃してくるというものです。

そして、領域展開蕩蘊平線はその死累累湧軍が必中となり、1級術師の七海健斗でも防戦一方になりかなり苦戦しています。

この領域展開自体、攻守ともにバランスの取れた術でもっと上位でも良い気はしますが、領域展開の質は伏黒恵と同等程度であり未成熟なことや、体術に秀でた術師と相対した場合は、陀艮本人が防戦一方になり死累累湧軍を発動できないことなどリスクが考えられるため6位となりました。

  • 強さ:★★☆☆☆
  • バランス:★★★★☆
  • インパクト:★☆☆☆☆

第5位 嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)

第5位は、伏黒恵の領域展開「嵌合暗翳庭」です。

伏黒恵は、呪術高専の1年生で十種影法術という影を媒体にした式神を操ります。

現在調伏している式神は、玉犬、鵺、大蛇、蝦蟇、満象、脱兎の6種類で、それぞれの式神を合わせて拡張術式なども使用していました。

印の組み方は、両手を軽くグーの状態にし、両手の指を交互に組みを合わせ、親指はクロスさせて完成です。

そんな嵌合暗翳庭の効果は、領域全体に影の沼を作り、式神の即座顕現やコピーなど、影法術を存分に使用することができます。

式神で対象の動きを制限し、自信のコピーを精製したりと術者の創造次第でいくつもの攻撃の展開ができる効果です。

伏黒が領域を展開したのは7巻と13巻の時で、7巻は勢いでやったのもあり未成熟な出来でしたし、13巻も陀艮の領域展開に穴を開けるために発動しただけでしたので、洗練された嵌合暗翳庭が発動される時が楽しみですね。

伏黒本人も発言している通り、様々なイメージが必要になることや更に場数をこなすことで色々な応用ができるようになり、今まで以上に強い敵と相対しても戦えるようになると考えられます。

まだまだ未成熟という点と、これからもっと洗練された嵌合暗翳庭を見たいという期待というを込めてこの順位となりました。

  • 強さ:★★☆☆☆
  • バランス:★★★☆☆
  • インパクト:★★★☆☆

第4位 蓋棺鉄囲山(がいかんてっちせん)

第4位は、特級呪霊漏瑚の「蓋棺鉄囲山」です。

漏瑚は大地を発生源とする呪霊で、宿儺の指8本分程の強さを持っていますが、毎回相対するキャラクターが強すぎて中々報われません。

そんな漏瑚の術式は、自信の掌や地面、壁に設置した火口から高熱の炎やマグマを噴出し、標的を一瞬で焼き尽くしたり、音と爆発の2段構えで攻撃する火礫蟲です。

更に、四方一町が灰塵となる程の巨大隕石を落とす、極ノ番「隕」という奥義を持っています。

そして領域展開蓋棺鉄囲山は、活火山の火口内部の様な灼熱の空間となっており、必中効果以前に並みの呪術師なら領域に入った時点で、その肉体が焼き切れるほど危険な領域です。

かなり精度も高く攻撃に特化した領域ですが、特級術師が相手になった場合、引き込んだ時点で勝ちになるような無量空処や自閉円頓裏とは違い、引き込んでから瞬殺とはならないと想定できます。

つまり、領域内に引き込んでからある程度、技のラリーとなることが想定でき、対五条の時の様に、蓋棺鉄囲山よりも更に洗練された領域を展開された場合、負ける可能性があるため、今回は4位という結果に至りました。

  • 強さ:★★★☆☆
  • バランス:★★★☆☆
  • インパクト:★★★☆☆
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第3位 自閉円頓裏(じへいえんどんか)

第3位は、特級呪霊真人の「自閉円頓裹」です。

真人は人間を発生源とする呪霊で、その手で触れた者の魂の形状を変形させる術式を使います。

大半の呪術師は魂を呪力で守ることに慣れていないため、並みの呪術師は真人に触れられた瞬間に形を変えられてしまうでしょう。

相対した呪術師の力が同等かそれ以上の場合、無為転変で作った改造人間を使用して如何に相手に触れるための隙を作るかを考えながら戦っています。

そんな真人が展開する自閉円頓裹は、必中効果が対象者に触れずに無為転変を発動するというもので、領域対策の無い者に確実な死をもたらすという技です。

この領域展開は、領域内に引き込んだ時点で勝ちが確定するものなので、攻守のバランスというよりかは一瞬で勝負を決める最終奥義のようなものと捉えられます。

対象者の魂に触れ形を変えてしまう、とても並みの術師では回避できない大技ですが、欠点としては虎杖悠仁や自閉円頓裹よりも洗練された領域展開を発動する術師には使用することができないという点です。

まず、単行本3巻にてあったように、虎杖悠仁の中には両面宿儺がおり、虎杖悠仁の心に触れること即ち両面宿儺の生得領域内に土足で踏み入るということに当たり返り討ちに会うため、虎杖悠仁に向けて領域展開をすることはできません。

また、自閉円頓裹は領域対策を持つ者には回避できる可能性があるため、五条など自閉円頓裹よりも洗練された領域展開を発動する術師であれば回避することが可能でしょう。

以上のことから、今回は3位とさせていただきました。

  • 強さ:★★★★☆
  • バランス:★★★☆☆
  • インパクト:★★★☆☆

第2位 伏魔御厨子(ふくまみづし)

第2位は呪いの王である両面宿儺の「伏魔御厨子」です。

両面宿儺の術式は、現段階で斬撃系の解と捌、炎系の■(開)の3つが確認されています。

そもそも呪術師の生得術式は1種類のみとされていますが、両面宿儺は最低2種類の術式を使用しており、その規格外の強さは領域展開にも表れているのです。

領域展開とは、生得領域に術式を付与し呪力で具現化したもので、結界を張り外から対象者を逃がさないようにしていますが、宿儺の領域展開は生得領域に呪力を付与し具現化するまでで、結界で対象者を閉じ込めません。

空間を分断せず相手に逃げ道を与えるという縛りを与えることで、必中効果範囲を底上げし、その範囲は最大で半径約200mにも及びます。

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そして、その広大な範囲の中で必中となる効果は、呪力を帯びたモノには捌を、呪力の無いモノには解を伏魔御厨子が消えるまで絶え間なく浴びせ続けるというものです。

呪術師であっても絶え間なく浴びせられる術式をすべて対応することはまず難しいでしょう。

これが両面宿儺が呪いの王と称される由縁だと思いますが、ただ、逃げ道があるため対象者が必中範囲から離れてしまうデメリットもあります。

そのため、圧倒的な強さではありますが、今回は2位となりました。

  • 強さ:★★★★★
  • バランス:★★★☆☆
  • インパクト:★★★★★

第1位 無量空処(むりょうくうしょ)

第1位は、特級術師で呪術界最強、五条悟の「無量空処」です。

五条は、無下限呪術を相伝とする五条家の現当主で、無下限呪術と六眼を持っています。

無下限呪術は相伝するだけでは本来の力を出すことはできませんが、悟の持つ六眼があれば繊細で複雑な無下限呪術を扱うことができるのです。

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そんな五条の領域展開無量空処は、対象を無下限内部へと引き込む技で、真人と同じく結界内に引き込んだ時点で勝ちが決まります。

知覚や伝達といったあらゆる生命活動に対し、無限回の作業を強制するというもので、全て見えているように感じるが本当は全てが見えていない状況にあり、無限の情報を流し込まれた対象者は緩やかに死へと誘われるのです。

五条の領域展開は、漏瑚の領域を凌駕するほど洗練されており、領域を展開した時点で勝ちは決まるでしょう。

また、五条の圧倒的場数やその場の状況を踏まえたうえでの選択、頭の回転の速さから、咄嗟に出した0.2秒の領域展開はセンスと才能の塊と言っても過言ではありません。

全くもって隙の無い領域展開ではありますが、渋谷事変の時の様に非術師が大勢いる状況、尚且つ多数の呪霊がいる場合、非術師に与える影響を考慮すると0.2秒という時間でのみ領域を展開することが可能となります。

この状況と同じ状況になった場合、五条にかかる負荷も相当なものになるため、非術師を巻き込む可能性がない状況で使用すると安心でしょう。

以上のことを踏まえて五条悟の無量空処を1位とさせていただきました。

  • 強さ:★★★★★
  • バランス:★★★★☆
  • インパクト:★★★★★

番外編

単行本12巻で登場する疱瘡婆の領域展開についても紹介しておきます。

こちらは領域名が不明のためランク外となりましたが、並みの呪術師であれば負ける可能性もある強力なものです。

疱瘡婆(疱瘡神)は夏油扮する羂索が1級術師の冥冥に対し放った呪霊で、領域展開の直後相手を棺桶に閉じ込め、墓石を落として棺桶を地面に埋蔵、3カウントが始まるまでが必中効果となります。

3カウント以内に外に出るができなければ死に至る重い病に罹らせる効果となり、脱出できたとしても続けて同じことが繰り返されるため、確実に標的を弱らせ追い詰めることができるのです。

ただ、この必中効果は範囲内にいる呪力の高い者を標的とするため、範囲内に2人以上いる場合、呪力の高いほうは棺桶から脱出しつつ、もう一方は本体の呪霊に攻撃をすれば簡単に祓うことができます。

今回はランキング外となりましたが、羂索の手持ちの呪霊で他にも領域展開を使用する呪霊がいたら面白いかもしれませんね。

領域展開最強ランキングのまとめ

今回は私の独断と偏見でランキングをつけさせていただきました。

  • 1位 五条悟:無量空処
  • 2位 両面宿儺:伏魔御厨子
  • 3位 真人:自閉円頓裹
  • 4位 漏瑚:蓋棺鉄囲山
  • 5位 伏黒恵:嵌合暗翳庭
  • 6位 陀艮:蕩蘊平線

現在単行本は16巻まで発売されていますが、その中でも6つしか登場していない領域展開のため、ラストに向けて出てくる数も少ないと思われます。

ただ、呪術における極意とも言われる通り、一つ一つの技のインパクトや強さは圧倒的なため、主要キャラクターたちの領域展開が描かれることを期待したいですね。

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